体育祭編のエピローグ。これで多少の区切りが付いた気がするぞ!
「今年度雄英体育祭一年の全日程が終了!それではこれより表彰式に移ります!」
人々の頭上。観客達の声によって会場が覆い尽くされ晴天の青空に緑、桃、黄と言った煌びやかな花火が上がっていく。これより勝ち上がった優秀なヒーローの卵達が全国から讃えられるのだ。
舞台が迫り上がって行き、表彰台に立つ四名が生徒と観客達の前に姿を現した。
……いや、現れてしまったのだ。
「うわぁ」
「こりゃ酷い」
「凄いなあれ」
「起きてからずっと暴れてんだと。しっかしまぁ締まんねえ一位だな…」
「〜〜〜ッッ!」
「くうき おいしい」
「さすが来正と爆豪、成績上位なだけであって面構えが違う」
「いや、お前が思ってるような感じじゃないぞアレ」
それはまさに混沌を体現した上位陣であった。三位の表彰台には切島と轟が並んで立っており精々、面食いの女性陣とそっちのケがある男性に受けが良い眼福な並びだ……しかし問題はここからである。
二位は良くも悪くも体育祭を盛り上げて来れた来正恭成。そんな彼だが瓶に詰められたシンビオートを抱えて虚を視ているのだ。
何も無い空間 何もない場所をただ、ただ視ているのだ。時折掠れた声で「こきゅう たのしー」と呟くが相変わらず虚な目である。
「〜〜っ!〜〜〜〜〜っ!!」
『べー』(瓶の中で挑発)
「んんんん゛っっっ!!!!」
そして最もヤバいのが一位を取ったにも関わらず、来正と瓶詰めのシンビオートに突っかかろうとする爆豪勝己である。
マッドマックスめいた拘束具を取り付けられたその姿はもはやヒーローでは無く今にも暴れ出しそうな凶悪な
こんなヤバい奴等が報道陣の写真、映像により収められる姿はもはや衝撃映像ものだ。
そのような光景に対してミッドナイトは"敢えて何も言わず"メダル授与に移る。教師にだって触れたくないものもあるのだ。
「そ、それではメダル授与よ!今年メダルを贈呈するのはもちろんこの人!」
「ハーハッハッハッハ!!」
会場上空から表彰台に向かって一気に飛んでくる人影が現れる。笑い声と共に登場したその人物は観客達を騒がせるのに十分なファクターであった。
その人物こそ現No.1ヒーローにして平和の象徴。
「私がメダルをm「我らがヒーロー オールマイト!」って来たぁーーーッ!」
…………………。
スーパーヒーロー着地の直後に訪れる暫しの静寂。被った。お約束の決め台詞が思い切り被ったのだ。
そこら辺は事前に打ち合わせしておけと言う話だが、オールマイトファンからは「少し抜けている部分がお茶目だから良いんじゃないか」という話である。
「さて、おめでとう。強かったな〜切島少年は!」
「あ、ありがとうございます!」
「肉弾戦で攻めて攻めまくる!シンプルながら良い戦法だ。しかしもう少し格闘技術を磨いたりすると選択の幅が広がるぞ」
「ウッス!参考になります!」
三位のメダル授与。まずは切島に銅メダルを首に掛けるとオールマイトは隣にいる轟に向き合った。
「轟少年おめでとう。しかし惜しかったなぁ、もう少しで勝てたと思ったんだが」
「…緑谷との戦いでキッカケを貰って 来正戦で俺の未熟さを知りました。あなたのようなヒーローになる為にはこれから鍛え直すよりも先にまずは俺自身の事を清算しなきゃいけません」
「うん…顔が以前と全然ちがう。深くは聞くまいよ。今の君ならきっと清算できる」
「はい…」
「来正少年おめでとう。宣誓通りにはならなかったが最後まで健闘したよ」
「恐縮です。僕自身があそこまでいけたのはクラスメイト達の激励、シンビオートがあってこそのものだと思います」
「うん、謙虚だな君は!(変わり身はやっ⁉︎)」
「あと、良ければシンビオートにも一言お願いします。トラブルメーカーですけど僕と一緒に戦ってくれた相棒ですから」
「そうだな。良くやったよ来正少年、シンビオート。ただ相手の逆鱗に触れるのは程々にな!」
「いや、シンビオートが勝手n『ハハッ、褒め言葉』お前は黙っとれ(半ギレ)」
これ以上は何も言うまいと続いて一位のメダル授与を行う事にしてオールマイトは爆豪の口元に取り付けられた拘束具を外す。
口元が自由となった爆豪勝己はマグマの如く煮え滾る怒りを露わにする。
「おめでとう爆豪少年!君が掴み取った栄光は「オールマイトォ…、こんな一位意味がねぇんだよ!世間が認めても自分が認めてなきゃゴミなんだよ!」
ビキビキと怒髪天を突く勢いに押されてながらもオールマイトは愛想笑いを見せる。
「相対評価に晒され続けるこの世界で不変の絶対評価を持ち続けられる人間はそう多くない。己が戒めとしてこのメダルを持ち続けるといい!(シンビオートみたいな表情で怖ぇ……)」
「要らな───んがッ⁉︎」
頑に受け取りを拒否する爆豪に対して口元へ金メダルへ引っかける。
「今回の勝者は彼らだった!しかし皆さん!この場の誰にもここに立つ可能性はあった!競い、高め合い、さらに先へと登っていくその姿!次代のヒーローは確実にその芽を伸ばしている!」
ヒーローの卵である雄英生一年達に、人々に、敵達にオールマイトの言葉が放たれる。
それは次世代に向けた期待か、人々を安堵させる為のメッセージか、それとも敵に対する警告なのか…その真意は知る由も無い。
「てな感じで最後に一言!皆さんご唱和下さい!せーのっ!」
『Puls Ultra!!!』
「お疲れ様でしたぁあーーーーッ!!」
グダグダした終わりに会場内でブーイングが響く中、生徒達の心にヒーローとしての意識が芽生え、スタートラインを踏み始めた。
次世代のヒーロー達の戦いはこれから始まるのだ。
『イェーイ、お茶の間の奴等観てるー?オレ様がすぐに負けると思ってたヤツどんな気持ち?ねぇねぇ、どんな気持ち?』
「シンビオートォォ!!」
尚、テレビカメラに向かって挑発行為をしてる輩についてはノーコメントとする。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
やぁ皆、主人公だよ!休みの日は何をするかな?ちなみに僕は振替休日では休養を取りチョコポテト片手にヒーローアニメを一気見してたよ。厳しい学校生活だからこそ自堕落な休養が必要だと思うんだ。
あーあ、連休だったら何処か買い物に行けたんだけどなぁ。
『……で?ストリートギャング的な奴等に囲まれてどうするつもりだお前』
うん、そうだね。現実逃避してる場合じゃなかったね。
ハハハ助けて
何故に?なんで僕 囲まれてるの?僕、変な事した?
なんで世紀末で怒りのデスロード的なファッションの方々がどうして僕を囲んでいるの?
「雄英生の来正恭成で間違いないな」
「ヘイ、間違いないですぜ」
「ほ〜〜う、コイツがか?」
やばい怖い。もうアレだ、隙が出来たら一気に逃げよう うん、そうしよう。こんな時の為に無意味に鍛えて来たセクシーコマンドーを披露する日が来るとは思わなか─────
「泣いて喜べ!貴様のサインを貰おうか!いや、無理矢理でも貰う!いや、サインくださいお願いします!」
………ゑ?
「ハハハ、俺のサインを見ろォ!特製イラスト付きだぁ!」
「へへへですがこっちは手判付きですぜ!」
「おっと残念ながらこっちは妹用にも書いて貰ったヤツだ!負けるつもりはない!」
「こっちはシンビオート直筆のレアもんだぜ!」
なんだこれは…?幻術か……イヤ、幻術じゃない!
……いや、幻術か?また幻術なのか?
『ハハハ!泣いて喜べ!オレとキョウセイにな!』
「「「「アザーーッス!シンビオートサンにキョウセイサンッ!!」」」」
また幻術なのか!?
やばい、あまりの事態に頭が痛くなって来た……!雨降ってるけど一緒に僕のモヤモヤした気分も早く流れ落ちてくれないかなぁ!
てか、本当にどうなってんのコレ!?
「おい、あれ…雄英の……!」「あぁ 二位を取った…!」「おい話かけて来いよ」「い、いやお前が言って来いよ…!」「オイオイオイ、本物だわアイツ」「抱きしめたいなぁシンビオート!」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ(脳内処理限界突破)」
おおっ、オち、おおちっち落ちつけぇ!こういう時こそ素数を数えて……あっ、やばい素数ってなんだっけ(ド忘れ)
クソ、こうなったら…助けて!僕の脳内に棲まうヒーロー達!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※ここからは全て主人公の脳内における妄想です。
「おや、どうしたんだい真っ黒ボーイ」
ヘイ!アイアンマン改めてトニー・スタークさん!こう言う事態はどう対処すれば良いでしょうか!
数あるヒーローの中でも妻所帯であり、モテモテであり、ファンも一定数以上、浮気なんかしょっちゅうで娘に愛想を尽かされるんじゃないかと色々と心配な貴方ならばきっと良いアイデアをくれるに違いない!
「おい、それ以上は戦争だぞ……そうだな。こう言う時だからこそパフォーマンスは欠かさない。僕だったら何処かの堅物真面目ダサいピチピチの人と違って市民の期待に応えてるだろう」
成る程、それは名案ですね!
よしそれじゃぁそっちの案で────
「待ってもらおうか、トニーの言う事も一理あるが君の本分を忘れるな!」
「おや、噂をすればだな」
あ、貴方は僕の最も推したヒーロー!キャプテンアメリカ!キャプテンアメリカのスティーブ・ロジャースさんじゃぁないかッ!
「確かに市民の期待に応えるのはヒーローとして大切だ。だが君の本分は学業だ。このままでは遅刻してしまうぞ」
た、確かにッッ!!キャップの言う通り!僕はあくまで学生。そんな僕がこのままファンサービスをしていれば遅刻……いや、相澤先生にドヤされる可能性だってある!
道を正してくださってありがとうございます!やっぱキャプテンは最高やな!
「オイオイオイオイそれは本気か 君はもうヒーローなんだぞ。何故ファンの期待に応えない?見てみろそこの
「トニー、彼はまだ学生だ。時間をクラスメイト達と共有しヒーローとして成長する必要がある」
「違うなキャプテン、彼は既にヒーローだ。クラスメイト?そんなもの授業の合間に話したり、昼休みチーズバーガー片手に会話するので事足りる」
「ふざけてるのか」
「やろうって言うのかアメリカのケツ」
やばい。喧嘩し始めたよ相変わらず二人は言い争ってるな……。喧嘩するほど仲が良い殴り愛宇宙、ただし片方スーツ纏ってもう片方が超人と言う事実。
……コレどうしようか…あ、キャプテンのボディブローが入った。
「どうした、何があった また喧嘩か?」
あ、貴方は…ッ!アスガルドの戦士マイティ・ソー!やった!メイン神来た!これで勝つる!
無敵のムジョルニアとストームブレイカーでなんとかしてくださいよーーーッ!!
「成る程な、よし任せておけ」
よーし!これで二人の喧嘩は何とか納められそうに……あれ、ちょっと?いきなり崩れ落ちてどうしたんです?
「うぅっ、すまん。急にナーバスになって来た……」
やっべ!
ちょっと⁉︎貴方ぐらいしかあの二人止められないんだからしっかりしてくださいよ!
「無理だ…、止められそうにない……」
駄目だこのクソ雑魚メンタル神、何とかしないと……!
このまま僕はどうすればいいんだ、教えてくれ五飛。僕はあと何回現実逃避すればいい……。
『キョウセイ…キョウセイ…』
あ、シンビオートの声!悪いけど今回ばかりはいつも問題起こしてばかりの君の話は聞かないからね!どうせ蹴散らして進めとか片っ端から殴りかかれって言うんだろ騙されんぞ!
『いや、フツーに握手や写真程度に済ませてさっさと学校行けばいいだろ』
…………。
…………………。
………………………。
確かに!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と言う訳ですれ違う人達に握手や写真求められてながらも学校に到着。しかしあまりの事態に困惑、胃がキリキリしてる主人公です。いや、本当にどう言う事だってばよ……。
「お前知らねーのかよ」
「何が?」
「結構お前のファン居るんだぜ。あの悪役ぶりがネットで賑わってるんだってよ」
マジで?……マジで⁉︎(二回目)
何回目か分からない驚愕する僕と上鳴君の元に耳郎さんが耳のイヤホンジャックを弄りながらやって来る。
「あんたさ掲示板見てないの?」
「そうそう、騒がしいぜあそこ」
『アンチヘイトの巣窟だろオレ知ってる』
「いや、スレッドとかはあまり見ないからなぁ」
あれ未だに仕組みすら理解できてないからなぁ。と言うかどう調べれば掲示板見れるの?(真顔)
……え、私のスマホ見ろだって?ありがとう耳郎さん。
どれどれ……?
276:名無し
録画再生したけど草生えるわw
277:名無し
やりたい放題で怒られねぇのこれ?
278:名無し
怒られる覚悟でやりたい放題してるんやで
279:名無しの電気使い
ちなみに俺、コイツをあと一歩のところまで追い詰めたから
280:名無し
>>279
思い上がるな
281:名無し
>>279
お前如きがシンビオートに勝てると思うな
282:名無し
シンビオートが榊遊矢に勝てると思うな
283:名無し
それ以上は言うなー!
284:名無し
ヤメロー!
285:名無し
ホウジョウエムゥ!
286:名無し
軌道修正ナイスゥ!
287:名無し
訓練されたコメントww
288:名無し
お前等好きだわw
289:名無し
何この一体感……!
290:名無し
俺達は一つだ
291:名無し
ところでシンビオートってなに?
292:名無しの解説役
>>291
おっ、さては初心者だな。シンビオートは雄英体育祭一年のステージのトーナメント戦で二位を取った来正恭成の個性だゾ。
見た限り独立行動可能な個性だけど身に纏えるし意思も持っているしかなり特殊なものだと推測できるゾ
293:名無し
解説サンクス
294:名無し
ほえー、ますます不思議っすね
295:名無し
融合するタイプの個性……シェルブリットかな?
296:名無し
自慢の拳って本人も叫んでたね……
297:名無し
シェルブリットってなんぞ?
298:名無し
スクライドやぞ
299:名無し
スクライドってなんだよ
300:名無し
恐竜にもなれるし弾丸も放てる…もう訳わからねぇなコレ
301:名無し
シンフォギア語録も使ってて嬉しい…嬉しくない?
302:名無し
シンフォギアって何?教えてエロい人!
303:名無しの解説役
>>299
熱い!とにかく熱くなるアニメ。男なら必修のアニメやゾ
>>302
おにゃのこ達が裸になってキャッキャッフフフするアニメやゾ
304:名無し
ガタッ
305:名無し
ガタッ
306:名無し
ガタッ
307:名無し
お前等座れww
308:名無し
落ち着けお前等w 気持ちは分からんでもない
309:名無し
早速視聴しに出かける!後に続け!
310:名無し
やはり百合か…いつ出掛ける?私も同行する
311:名無し
>>310
百合アニメ視聴院
312:名無し
ネットに上がってる?
313:名無し
この後亡くなったんだよね…
314:名無し
死人が出るぞ…画面の中的な意味で
315:名無し
つーか、どんな内容なの?
316:名無し
開始から大虐殺、萌を装った燃アニ、ちなみに5期までやってるゾ
317:名無し
ちょっと、何言ってるか分からないです。
318:名無し
一体…どう言う事だってばよ……!
319:名無し
分からん、全然分からん
320:名無し
誰でもいいからスクライドにも触れてクレメンス。熱くて熱くて仕方ないから一見の価値大いにアリやぞ
321:名無し
それで?最終的にシンビオートって?
322:名無し
マスコットやぞ
323:名無し
癒し枠やぞ
324:名無し
嫌死枠ですね分かります
325:名無し
そんな癒し系ヤダわww
326:名無し
伝説上の生き物さ
327:名無し
伝説って?
328:名無し
ああ!
329:名無し
ああ!
330:名無し
ああ!
331:名無し
ああ!
332:名無し
それってハネクリボー?
333:名無し
つまりシンビオートとは遊戯王だった…?
334:名無し
全く意味が分からんぞ!
スマホを耳郎さんに返した僕は思わず頭を抱えてしまった。
なんぞコレ。色々ツッコミたいけどなんぞコレ。
「これ、もしかしなくとも僕ネタ枠だよね。完全にネットの笑いモノとして扱われてるよね⁉︎」
「お、落ち着けって!たまたま開いた掲示板がそっち方面だっただけだ!」
「つーか、別にいいんじゃないネタって事は愛されてるって意味でしょ?」
いや確かに耳郎さんの言う事にと一理あるよ?でも、うーん…なんか違うんだよ。なんか、こうホラ違うんだよ。僕の扱いが赤い彗星だと思ったらチョコの人だった的な…?
んんんんんんんんんんッ、なんか腑に落ちないな!
と言うかなんだろう?
気の所為か、掲示板に僕の知り合いが書き込んで居たような……。
いやガッツリ知り合いだコレ。名無しの電気使いって完全に上鳴君だよね?
……まぁ、いいか(脳内リセット)
つまりネットが賑わってたから色んな人からサイン求められたって事ね。うん僕理解した(白目)
「やっぱりテレビ中継を見ると有名になるもんだね」
「なんかジロジロ見られるのって恥ずかしいなぁ〜〜」
芦戸さんと葉隠さんが疲れたように呟く。うーん、葉隠さんの場合は全身が透明だから見たところで……ってなるけど。と言うか葉隠さんって羞恥心残ってたんだね(失礼)
「ねーねーシンビオートォォ。どうやったら有名になれるのさぁぁ」
『そりゃ簡単だ。まずはガソリンとハンマーを用意してだな』
「おっと、放火と暴動で有名か?ホントやめて(懇願)」
「さすがシンビオート、ツッタカターにトレンド入りは伊達じゃねぇな」
「シンビオートのイケイケアイスも話題になってたからな」
「へー、それは知らn えっ?イケイケアイスって…え?」
何そのハルク的なコラボ作品。でもスパイディの不出来なアイスみたいになりそう(小並感) 着色とかどうなるんだろ。味は……
「おはよう。今日のヒーロー情報学ちょっと特別だぞ」
直後、僕等は一瞬の内に着席し口を閉じる。
こうなったのも相澤先生の教育の賜物によるものですね。ははは(乾いた笑み)
と言うか特別かぁ……休み明け早々からテストとかなんだろうなぁ。満点取れなかったら除籍するって言うんでしょ、僕知ってる。
はー、つっかえ。こう言う時に限って教師はクソだわー。
もう少し心が踊るような内容にして欲しいわー。
「コードネーム。ヒーロー名の考案だ」
「「「「「「胸膨らむヤツ来たぁああ!!」」」」」」
やっぱり相澤先生サイコーです!よっ、教師の鏡!
……え、手の平返しだって?うっせぇレンガブロック投げ付けんぞ。
まぁそんな話はさておき。
ここから僕達のヒーロー活動が本格的に始まる。やっとだ、やっとここまで来た。恐らくこの先も長く険しい地獄のような道が待ち受けているに違い無い。
これまでの敵連合や生徒同士の戦いではなく、本気で命のやり取りをする日が来ると、来てしまうんだと僕は感じている……。
……停滞していた平和が崩れ、当たり前だった日常が壊される。そんな不気味さを僕は心の奥底に追いやるのだった。
掲示板形式は初めて書いたんですけど、こんなもんでいいんですかね?
〜〜キャラクター紹介〜〜
『来正恭生』
体育祭を引っ掻き回した挙句、お茶の間に向かって挑発行為を繰り返し一生ネットの笑いモノとしてネタを提供し、視聴者に笑いを届けるある意味でのヒーローらしい姿を披露する。
最近では『来正恭生の絶叫集』と言う動画の再生数が1万回を越え、BB素材としても出回り動画素材として愛される事であろう。
『シンビオート』
大体コイツの所為。宣誓通りにいかず爆豪を弄る事でストレスを発散してる性根が腐った黒塗り畜生寄生生物。掲示板では大量の考察班がシンビオートの正体について模索しているらしい、
『主人公達のファン達(荒くれ)』
世紀末ファッションをその身に纏った一般市民()
彼等に居場所は無く、爪弾きとして周りの人々から敬遠されて来た。
……だが、そんな彼等の目に傍若無人の悪役に徹するヒーローの姿が飛び込んで来た。
…嗚呼、そうか。俺達は周りを気にする必要なんて無い。あるがままの自分自身で良いんだ。
ファンである彼等はそんな主人公の活躍に胸を打たれたと言う……。
〜〜用語紹介〜〜
『脳内に棲まうヒーロー達』
主人公がシンビオートが度々起こす問題によって来正が己の精神を落ち着かせる為に作り上げた
彼の妄想力次第でヒーローの数は増えるぞ(白目)
『赤い彗星』
「機動戦士ガンダム」よりシャア・アズナブルの通り名。MSを真っ赤に染め3倍の速さで動く人。ロリコンだったり母性を求めたりとヤバい性癖を付けられている。
『チョコの人』
「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」よりマクギリス・ファリドを主人公の三日月オーガスが付けた名前。
二期ではバエルになったりバエルになったりバエルになったりする。
つまり……全てバエルだ(???)
『シンビオートのイケイケアイス』
元ネタは「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」よりウォンが「俺はハルクのイケイケアイスが好きだ」と言う台詞から。
感想コメントを見て面白そうなのでやってみたネタ。
『スパイディの不出来なアイス』
元ネタは「スパイダーマン・スパイダーバース」より、映画序盤のピーター・パーカーの自己紹介で出て来た色合いが凄いアイス。
シンビオートは色合いが簡単なので本格的に販売されるとオレオみたいになりそう(小並感)
ヒーローネームを決定するのは次回に持ち越しです。
……主人公と
【挿絵表示】
いい…笑顔です(武内P)