違う!シンビオートが勝手に!   作:ゴランド

4 / 46
「さーて、現状の小説評価どうなってるかなー」ポチ

 赤 バ ー

「ファッ!?」

単純に驚きました。そんなに続きが見たいかのかよォ!
おら投稿したぞ あくしろよ(早く見ろよ)




3話 違う!シンビオートが勝手に記録を!

 

 やぁ画面の前の皆、主人公だよ。

爆豪君とシンビオートの仲が滅茶苦茶悪い事以外は順調に進んでいるけど、そのせいで爆豪君が怖くて直視できない。

 

そんな事をしていると次は麗日さんの番らしい。さっきから見ていたけど麗日さんの個性ってどんな感じなんだろう。

 

「それ!」

 

気の抜けるような声を上げながら麗日さんのボールはどんどん距離を伸ばしていく。

おお!凄い。どこまで飛んでいくんだろう!

 

 

…………あれ?本当にどこまで飛んでいくのアレ?

 

 

麗日お茶子 記録 (無限)

 

「「「「「無限出たぁぁぁああッ!?」」」」」

 

 いや、本気でどこまで飛んで行ったのアレ⁉︎もしかして宇宙の果てまで飛んで行ったと言うオチじゃないよね?

そんな驚いている僕だけど隣にいる約2名が最も驚いていると思う。

 

「」

『』

 

 ほら、驚きすぎて口が塞がらなくなっているよ。爆豪君とシンビオートがすっごい表情見せてる。

いや、それもそうだよね。自分が一番だと思っていたらそれ以上の記録を易々と越えられたんだし。

 

「やったぁ!見た見た?来正君!」

 

「うん、ちゃんと見ていたよ。でも彼等の傷口を抉るから今言うのはやめておいて」

 

「え?……あっ(察し)」

 

 麗日さんは何も言わずその場から離れる。そんな傷に塩を塗る結果となった麗日さんの次は……緑谷君の番だ。

なんか見るからにガチガチに緊張してる感じだね、それに……"個性"を使っている様子も見られなかったなぁ。

 

「緑谷君はこのままだとマズイぞ」

 

「ったりめぇだ!無個性のザコだぞ」

 

『お前、緑谷(アイツ)の事になるとムキになるよな。意識してんのか?』

 

「ガチで殺すぞテメェ!!」

 

………ん?()()()

 

「えっ、無個性って。緑谷君、無個性なの?」

 

「いや、流石にそれは無いだろう」

 

 

「緑谷君は入試時に0pの大型敵を殴り壊したからな」

 

「へぇ、成るほd……待って今なんて?」

 

 殴り壊した?……あー!なんか連撃による蓄積ダメージで大型敵を破壊したのね。うん、そーゆーことか。

 

「いや、パンチ一発だぞ」

 

「えっ」

 

 僕の腑抜けた声と共に必死の形相を見せる緑谷君がボールを投げ飛ばす。上空高く投げ飛ばされたボールはそのまま失速していき……

 

緑谷出久 記録48m

 

「……え?」

 

「な…今確かに使おうって…」

 

 絶望で立ち尽くしている緑谷君。どう言う事だろう?飯田君の話が本当ならあんな記録は出ない筈だけど……。

いや緑谷君自身、何が起きたのか理解できてないって感じの顔をしている。

これって一体……?

 

「"個性"を消した。つくづくあの入試は『合理性』に欠くよ。お前のような奴も入学できてしまう」

 

 そう思っていると、先程とは打って変わって髪が逆立った状態の相澤先生が立っていた。

……と言うか、さっき個性を消したって……?

 

「消した…!!あのゴーグル……そうか……!」

 

知ってるのか雷電…じゃなかった緑谷君!

 

「視ただけで人の個性を抹消する"個性"!抹消ヒーロー【イレイザーヘッド】!」

 

「イレイザー?俺…知らない」

 

「名前だけは見た事あるけど……」

 

 チラチラとクラスメイト達からイレイザーヘッドについての声が上がる中、シンビオートが口を開いた。

 

『イレイザーヘッド……聞いた事がある』

 

「知ってるのかシンビオート!」

 

常闇君がシンビオートに問いかける。

え?いや、お前知ってるの?

 

『あぁ……詳しくはキョウセイが代わりに説明してくれる』

 

さては知ったかぶりだなオメー。そんな僕に期待の視線が突き刺さる……。

いやなんで皆、緑谷君そっちのけでコッチ見てんの?今、相澤先生が大事な話しているんだよ?

そっち注目してあげてよ、ねぇ!

 

 

………………

 

 

 あぁ!分かったよ!説明してやるよ!どうせ後戻りは出来ないんだ!

お前を!お前等を!イレイザーヘッドについて詳しくさせてやるよ!

 

「イレイザーヘッド……アングラ系でマイナーなヒーローの為、然程有名とは言い難い。本人自身メディアの露出を嫌ってて情報は少ないけど、その個性と捕縛武器を合わせた相手を無力化させるのに優秀なヒーローと言える」

 

『……と言うワケだ』

 

「「「「「成る程……」」」」」

 

 うん、とりあえずさ。シンビオート、今後こう言うのはやめてくれない?僕は凄まじい戦闘を目で追えるような解説役じゃないんだから、それにそんな語彙力あるワケでもないし。

 

……あ、続きやって大丈夫ですよ相澤先生。

 

「……個性が制御できないんだろ。また行動不能になって誰かに助けてもらうつもりだったか?」

 

「そんなつもりじゃ……!」

 

先生の言葉に緑谷君の表情が弱々しくなっていくのが見て分かる。

会話の内容はあまり聞き取る事が出来ないけど、これってもしかしてアレだよね?

 

やべーぞ!『教育的指導(教師の立場を利用したパワハラ)』だ!

 

しばらくして、意気消沈した緑谷君が二回目のソフトボール投げを行う事になった。

やばい、見ているだけでちょっと胸が苦しくなって来た。

 

「指導を受けていたようだが……」

 

「除籍宣告だろ」

 

「彼が心配?僕は全然」

 

『まぁ所詮はザコ。オレ達には遠く及ばないと言うワケだ』

 

「いや、雑魚って酷くない?……ところで君、誰?」

 

あ、どうしよう。このクラスの生徒、ドライな人が多い。

いや一番酷いのはザコ呼ばわりしてる身内だけども。

と言うか緑谷君……、せっかく知り合いになれたと思ったのに。

 

「しかし奴は災難だな、死神に運を刈り取られたと同義」

 

「常闇君」

『相変わらず何を言ってるか分からないなこのトリ』

 

「ちょっと黙っていようか」

 

「……奴のプレッシャーは計り知れない。奴は凄まじい記録と言う名の枷に縛られているのだからな」

 

 枷?縛られる?待って。それってつまり前の人の計測がヤバくて緊張してるって事?

確かにそれは災難だね。前が麗日さんと爆豪君に………。

 

 

 

…………

 

………………

 

……………………

 

 

 うわぁああああッ僕もだぁああああッッ!!

ごめんよ緑谷君!僕のせいでプレッシャーがぁぁぁぁぁあああッッ!!

 

神様お願いします!どうか、彼に力を!力を貸してあげてください!もう罪悪感がハンパじゃないんでお願いします!何でもしますから!(ん?今、何でもって……)

 

 

 すると僕の願いが通じたのか緑谷君が腕を大きく振りかぶると凄まじい轟音と衝撃を伴いボールが天高く投げ飛ばされたのだ。

 

 

SMASH!

 

ドォンッッ!!

 

 

 

……………

 

 

 えっ、何?緑谷君って理知的なタイプかと思ってたけど実はゴリッゴリの近距離パワー型タイプの個性持ちなの?

何故か、指がえげつない色になってるけど、ドォンッって……生身で出しちゃダメな音とソニックブームが出たんだけど、どう言う事?

それにさっきの、オールマイトの一撃に匹敵……

いや、それ以上の威力が出てない?

 

え、やだ何アレ怖い。

緑谷君怒らせたら確実にヤバいタイプじゃん。

喧嘩したら事故で首から上が消し飛ぶヤツじゃん。

 

「み、緑谷君…大丈夫?」

『凄いな、お前。ザコだと思ってだけどザコじゃなかったんだな。ザコ呼ばわりは撤回してやる』

 

「え?あ、うん。ありがとう……?」

 

思わず緑谷君の所に近寄ってしまったけど……うん、コレ重症だね!

肉がグッシャグシャだもん。内出血どころか骨も砕けてるね!

 

「とりあえずさ、保健室行こうか」

 

「えっ!?い、いや!でもこの後もまだ測定あるし!」

 

「いやいや、でもこのまま怪我を放っておいたら余計に悪化するかもしれないし……」

 

「いやいやいや!」

 

『いやいやいや喧しいぞ、語彙力0なのかお前等。そんなに怪我を治したければ怪我を無くしてやる』

「えっ、無くしてやるってどう言う意味───

 

 

がちゅっ

 

 

するとシンビオートは口を大きく開き、そのまま緑谷君の右腕に喰いついた。

……えっ、()()()()()

 

 

「「「「「うわぁぁぁああああッ!?」」」」」

 

 

 

 広がるは阿鼻叫喚の地獄絵図。

緑谷君の負傷した指どころか腕に喰らいついたシンビオートの姿にクラスメイト達の悲鳴が上がる。

シャンクス!響ショックで腕がァ!

 

……いや冷静に分析している場合じゃないよね⁉︎

何やってんだミカじゃなくてシンビオートォ!!

※錯乱中

 

「何やってんだよ来正お前ーーーッ!」

「ぎゃぁぁぁああああああああッッ!!遂に恐れていた事態にーーーッ!」

「違う!シンビオートが勝手n………ちょっと待って峰田君。遂にってどう言う事?どう言う事なの、ねぇ?」

 

「うわぁぁぁ……あ、あれ?」

 

 困惑する緑谷君の腕からシンビオートが離れる。グロテスクな映像が視界に入ってしまう事に警戒していたけど……あれ?腕がある。って言うか無事?……そもそも怪我が治ってる?

……あぁ!シンビオートが治癒させたのか。

あー、そーゆー事ね完全に理解したわー(白目)

 

とりあえずはまだ混乱してる彼の状態を確認しないと。

 

「大丈夫?緑谷君?」

 

「だ、大丈夫……あれ?本当に大丈夫だ!」

 

「いや、どっちなの?」

 

 困惑する緑谷君に対してシンビオートが「してやったり」って感じの表情を浮かべてるけど……。あー、本気でびっくりした。

 

「もしかして治してくれたの?」

 

『その通り。オレ様に感謝しな』

「正確にはシンビオートの能力で自然治癒力を高めただけだよ。多分体力消耗してると思うけど……」

 

「あ、確かに言われると思いの外、疲れt「デクァ!」ひぃっ⁉︎」

 

そこに鬼のような形相で手の平から爆破を起こしながらこちらに向かって駆けて来る爆豪君の姿があった。

怖っ!?凄ぇ怖ッ!?

 

「何ださっきのはよォ!」

 

「ちょ、ちょっと⁉︎どうしたの爆豪君、落ち着きなって!」

 

「うっせぇ!そこどけや殺すぞ!」

 

何に気が障ったのか狂戦士と化した爆豪君。そんな彼の前にシンビオートが立ちはだかる。

 

「シンビオート?……お願いだから刺激しないでね」

『…………』

 

「なんだァ、テメェ………」

 

するとシンビオートは爆豪君の胸に指を当て、こう呟いた。

 

『お前、コイツ(緑谷)より下だったな』

 

シンビオートお前コラァ!!

なんか予想は出来たけど、コラァ!!

 

 ぶ っ 殺 す 

 

「違う!シンビオートが勝手に!やるならシンビオートだけn「ついでにテメェもぶっ殺す」なんて日だッッ!!」

 

 

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 

 

 

「んじゃパパッと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ」

 

その後、無事に個性把握テストは終了し先生の声と共に皆の結果がデータ化されて投影される。

僕の順位は……上から数えて二番。良し!2位だ!

1位は……八百万と言う大砲とか万力とかを持ち出していた女子生徒。3位は轟君と言う氷を操っていたクールな男子生徒だ。

ちなみに4位は爆豪君で悔しそうにこちらを見ているが絶対に目を合わせないようにしておこう……。

 

『2位かよ…!あの"ハッピャクマン"ってヤツ、相当のやり手だな』

「いや名前は"八百万(やおよろず)"って読むみたいだよ。確かにとんでもない個性だったね」

 

 倒れるだけで腹筋ワン○ーコアとか最後の方はバイクに乗っていたし……あれ?一応僕達、まだ学生だけど免許云々とかは大丈夫なのかな?

 

そして順位の一番下を確認すると、そこには『緑谷』と言う知っている名前が……。

そうか、緑谷君……ダメだったのか。

 

「緑谷君……」

 

「大丈夫……だよ」

 

 大丈夫には見えない。

それは当たり前だよね、先生は最下位を除籍にすると宣言した。もし先生の言うことが本当ならば……。

 

どんな言葉をかければ良いか分からない僕だったが、突如として、僕に代わりシンビオートが緑谷君に向かって口を開いた。

 

『安心しろよ緑谷』

「シンビオート…?」

 

『お前の出した【結果】は確かに良いものじゃないな。だがお前がその結果に至った【過程】は決して無駄なモノじゃない』

 

「「え?」」

 

……あれ、シンビオート?

君、シンビオートだよね?こんなカッコ良いこと言って偽物じゃないよね⁉︎

そんな僕の思いを尻目にシンビオートは言葉を続ける。

 

『お前が歩んだ道である【過程】。それは今のお前に大きな影響を与えた。今が駄目なら次は今よりも もっと大きな自分になれ。この程度の挫折でお前は【結果】を捨てるのか?』

 

「シンビ…オート……!」

 

緑谷君の瞳に光が灯る。

……シンビオート、僕が間違っていた。そしてやっと気付いたよ。

彼にかける言葉。それは「ヒーローになれる」って言う言葉だったんだね。

そんな僕の思いを感じ取ったのかシンビオートはニヤリと笑みを浮かべる。

 

『だから………』

 

 

 

 

 

 

 

『安心して除籍されてオレ達の踏台になれ』

 

 

ああ、良かった。いつものシンビオートだ。

 

 

 

………

 

……………

 

…………………

 

………………………

 

 

 

シンビオートお前コラァ!!

 

 

 

「なんなんだお前、空気読むという言葉どころか概念が存在しないのか!」

『空気を読む?AIRと言えば良いのか?』

 

「翻訳しろとは言ってないんだよ!お前!お前お前お前お前ッーーーーーッッ!!」

 

 コイツ!珍しく感動させたと思ったらこうだよ!そんな僕達だが不意に先生の声が耳に入って来る。

 

「…と、そこで喧嘩している者を含め君達に言い忘れていた事がある。除籍と言ったな、ありゃ嘘だ

 

あぁ、そうですか!ですけどコイツに言い聞かせることがあるので後にしてくれませんk………今、何て?

 

「君らの個性を最大限引き出す合理的虚偽

 

 

………

 

……………

 

…………………

 

………………………

 

 

「「「「はぁっ?!?」」」」

 

 

緑谷君、麗日さん、飯田君。そして僕の声がグラウンドを木霊する。

待って?え、嘘?USO?偽り?

すると横で見ていた八百万さんが口を開いた。

 

「あんなの嘘に決まってるじゃない。ちょっと考えれば分かりますわ」

(((気付かなかった……)))

 

絶望したッ!先生の悪どいやり方に絶望したッッ!!

さすがに初日から除籍とか!先生嘘を吐くのも大概にしてくれませんか!?

 

『なんだよ、されないのか除籍処分』

「ハハハよし、お前はホントもう黙ってて」

 

シンビオートがこれ以上余計な事を言う前に体の中で静かにしているよう言い聞かせておく。

 

それにしても除籍処分にすると言った時の先生の眼差し……アレって本当に嘘だったのかなぁ?

 

『結局、全員ハッピーだから問題無しだろ』

「さっきまで自分が何を言ってたか覚えてる?」

 

とにかくこれ以上考えないようにしておこう。

初日から疲れた……帰ったらココアを飲んでリラックスしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 雄英高校初日。

 この日は午前中で終わり、次の日から本格的に授業を受ける事になる。もちろん雄英の校則などの説明も少しだけしてもらったが「詳しくは各自プリントに目を通しておけ」との事。

 

いやぁ、本当に疲れた。

爆豪君と…轟君だっけ?何故か二人がずっとコッチ見てるんだもん。怖いよ。僕の想像していた高校生活ってこんな殺伐としたものじゃないのに……。

 

『なぁに、心配は要らないぞ。オレ達なら奴等がかかって来ても返り討ちにできるさ』

「うん、その原因を作ったのが君だって事を自覚してね(半ギレ)」

 

「おーい!一緒に帰らないーー?」

 

 シンビオートと話していると後ろの方から麗日さん、飯田君、緑谷君といった良識のあるメンバーがやって来た。

僕は三人と同じ位置に並び立つように歩く速さを遅くする。

 

「来正君。今日の個性把握テストの結果見事なものだったよ!」

 

「うん、まさしく圧巻って感じだね!」

 

『当たり前だ。なんせオレ達にできない事はないからな!』

「それは言い過ぎだよ。ところで緑谷君、指は平気?」

 

「うん、リカバリーガールに治癒してもらったけどシンビオートの処置のお陰で大事には至らなかったって」

 

「いやー、凄いね!デク君の指をホントに治したんだね!」

 

 それは良かった。ハッキリ言って初日からクラスメイトが大怪我って洒落にならないからね。……あれ、デク君って緑谷君の事?

それって蔑称じゃないの?と緑谷君に聞くと顔を赤くして「それで良いんだ」と言った。

……それで良いのか(困惑)

 

すると機嫌を良くしたシンビオートはフフンと笑う。

 

『そうだ、オレ様を褒め称えろデク。お礼はチョコでいいぞ』

「調子に乗らないの。帰ったらちゃんと食べさせてあげるから」

 

と言うか何気にシンビオートも緑谷君の事をデクって呼んでるし……。

 

「そうそう、シンビオート君も凄かったよね」

 

「うん、……シンビオート君?」

『シンビオート……君』

 

「そうだよ?どうかした?」

 

 驚いた。シンビオートに君付するのって初めてだから……。麗日さんって何というか表裏の無い性格なんだね。

 

「いや、ありがとう。そう言ってくれたのは麗日さんが初めてだよ」

 

「そうなのか!それならば俺も言わせて貰おう!シンビオート君と!」

 

「よろしくねシンビオート君!」

 

うん、なんか僕も一緒に褒められてる感じで嬉しい

 

『いや、君付されても嬉しいと思わないが……』

「シンビオート!?」

 

 

 

 

『……けど、悪い気はしないな』

「……全く」

 

「うん、それじゃよろしくね!デク君!飯田君!来正君!シンビオート君!」

 

 僕はシンビオートと一心同体だ。シンビオートから伝わる温かな気持ちを確かに感じながら"僕達"は友達と言う存在に喜び合うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば、あの時 僕に踏台になれって言ったけどアレは一体……(震え声)」

 

「違うッ!あれはシンビオートが勝手にィ‼︎」

 

 

 

 





キャラクター紹介

『緑谷出久』
誰もが知ってるであろう主人公(原作)

 初期スパイディの如くナード(オタク)って所がアメコミ意識してる感がすごい。
感覚で戦うよりも理論的に考えながら戦うタイプ。
中の人がナランチャだったり愈史郎だったりする。
主人公への印象は「あ、苦労してるんだなぁ」と自分と似通ったものを感じ取ったらしい。


『麗日お茶子』
ヒロイン(えっ、梅雨ちゃんがヒロインじゃn
大衆の面前でブチ撒けた事に共感を抱き、そのまま友達となった。
シンビオートや主人公については「怖いけど愛嬌のある個性を持った人」と言う認識。


『飯田天哉』
メガネが本体のいい子ちゃん。
真面目で騙されやすいキャラクター。爆豪に主人公と揃っていい子ちゃんコンビと呼ばれる。コスチュームがクソカッコ良い。
主人公への印象は「好成績の切磋琢磨し合える仲間」と真面目な評価。
原作でも、もっと活躍して良いのよ(チラッチラッ


『爆豪勝己』
真ヒロイン(えっ
クソを下水で煮込んだような性格。実技1位の来正に突っかかる。
シンビオートとは馬が合わず口喧嘩が絶えない。

…………

ねぇ、知ってる?かっちゃんはシンビオートとトラウマ(ヘドロヴィラン)を重ねているみたいで、過剰に反応してるんだって。

<マ-イ-ニィ-チ-ヒト-ツーマ-メチシィ-キ〜


『八百万百』
チート個性持ちのお嬢。
僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!での個性把握テストにて『握力1.2t』『ボール投げ28km』と言うトンデモ記録を出していたが、測定結果を少しだけ低くする事に。(※それでも一位である)
すげぇよモモは……。


『常闇踏影』
中二病患者。
主人公と初日で知り合った生徒。シンビオートから『トリ』と呼ばれている。主人公とは個性が似ているらしく親近感が湧いたらしい。




3話まで投稿したがこのまま短編で終わらせて良いのだろうか?
それとも連載化して続きを投稿した方が良いのだろうか……?

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。