プリキュア新伝説 導きの少女 〜lost Story〜   作:萊轟@前サルン

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ロスト・ストーリーは導きの少女の真の最終話です!

導きの少女 本編との違いはエコー編を通ってるか通ってないかです!


1話

 七月の後半の今日は猛暑日である。靉とルークが二階の部屋のエアコンの送風の強さをマックスにして快適に過ごしている中、仲間達は一階で微量の汗をかきながら過ごしていた。

 

「あっちぃーなぁ…」

 

「千丈、我慢よ…我慢」

 

 靉達はスター☆トゥインクルのウォッチまで集め終わっており、残すはオーマクロック、フュージョンとの戦いだけだった。

 

「今日の天気や気温でも見ようか…」

 

 桜木藍子はそう言いながらリモコンの電源と書かれた赤いボタンを押してテレビの電源を入れる。すると、テレビに流れていたのはいつものお天気コーナーではなく、今、時ノ眼町の人々が何者かに襲われているという緊急のニュースだった。

 

「何だこれは…」

 

「分からない。だけど、駆けつけたほうがよさそう!私は靉ちゃん達呼んでくる!」

 

 テレビから流れてくる焦るリポーターの声を聞いた千丈も起き上がり、テレビを見る。

 

 

「何!?町が何者かに襲われてるって…!?」

 

「行かなきゃ!町が壊されちゃう前に!」

 

 町が何者かに襲われている事を知った靉はルーク、ウォズリンそして仲間達と共に現場に向かっていく。

 

「これは…!」

 

 現場に行くとそこには荒れ果てた町が広がっていた。荒れ果てた町の中心には5人の人物がいた。

 

「魔王、久しぶりだな」

 

「あなた達は…!」

 

「我らはヒストリア!歴史の観測者で結束した組織だ!」

 

「ヒストリア…!あなた達にこれ以上町を壊させない!!」

 

 靉はそう言いながら腰にドライバーを巻き、変身用ウォッチとグランドクロックウォッチを両スロットに挿し、バックルを一回転させて変身する。

 

【プリキュアタイム!】

 

〈キュア・クロック!!!〉

 

【グランドタイム!】

 

〈Max Heart!S☆S!5!フレッシュ!ハートキャッチ!スイート!スマイル!ドキドキ!ハピネスチャージ!Go!プリンセス!魔法つかい!アラモード!HUGっと!スター☆トゥインクル!祝え!グランドキュア・クロック!!〉

 

 グランドキュアクロックに変身した靉はミラクルドラゴングレイブという武器を持つ敵の1人の元へ向かう。

 

「何が目的なんだ!」

 

「私達の目的は君を正しい方へ導く事…君にはオーマクロックになってもらわなければいけないのだ」

 

「私は絶対オーマクロックになんかならない!!」

 

 靉は敵の1人にそう言い、サイキョーギレードとジカンギレードを取り出し、サイキョーギレードの巨大なリボンのパーツを切り替え、"プリ"キ"ュア"という文字を"クロックサイ"キ"ョウ"という文字へと変化させる。そして巨大なリボンのパーツをジカンギレードのライドウォッチ装填部へ装填し、サイキョーギレードとジカンギレードを合体させて必殺技を発動させる。

 

サイキョー!

 

【フィニッシュタイム!】

 

《クイーンギリギリスラッシュ!!》

 

 必殺技は決まったと思われたが、敵は素早い動きで靉の必殺技を避け、ミラクルドラゴングレイブで靉を一突きする。三種の神器の一つである武器なだけあって攻撃力が高く靉は一発受けただけで変身が解けてしまった。

 

「うぐっ…」

 

「やはり、正しき道を行かぬ魔王の力では我らには敵わない…さぁ、我が協力者よ、魔王から自分達のウォッチを奪い返すのだ!」

 

「分かった」

 

 敵はどこかを見ながら自分達の協力者であろう者を呼んで靉のグランドキュアクロックウォッチを奪わせる。敵の呼ぶ声で現れたのは靉が予想もしない人物だった。

 

「あなたは…ユニ…!!」

 

「私達の力返してもらうニャン」

 

「ユニ、何であなたがアイツら(ヒストリア)に手を貸すの?」

 

「アイワーンというノットレイダーの一員がレインボー星に攻めてきたという歴史を消す為よ。歴史を消せば私や皆が被害に遭う事なくずっと平和に暮らせたという新たな歴史が作られる…これって良くない?」

 

「良くないよ…歴史を消すなんて間違ってる。歴史を消すんじゃなくて未来を変えていこうよ!」

 

「あなたは甘いわ。未来を変えても過去の事は残り続ける。過去の事で苦しんでいる人は幾ら未来を変えようが苦しみ続けるだけ。だからこそ過去の歴史を消して新たな歴史を作る。それを考えられないあなたは本当に甘いわ!!」

 

「ユニ…」

 

「まぁいいわ。私は目的達成したからとっとと皆の元へ帰るわ。じゃあね、魔王さん」

 

 ユニはそう言い、華麗な動きをしながら私とまだ敵と戦っているルーク、ウォズリンを残してどこかへ去っていってしまう。

 

「グランドキュアクロックウォッチがない今、私達に勝ち目はない…我が魔王、ルークここは一旦、退くよ!」

 

 ウォズリンは2人にそう言い、マフラーのような物に自分と靉とルークを包み、靉の家へとワープするのだった…

 

「キュアコスモ…何故、ヒストリアに協力したんだ…?」

 

「分からない。だけど多分、何かしらヒストリアに吹き込まれたんだと思うよ」

 

 靉はユニが何故、ヒストリアに協力したのかを自分で予想し、ウォズリンにその予想した内容を伝える。

 

「とりあえず、スター☆トゥインクルプリキュアの元に向かおう。何か分かるかもしれない」

 

「そうだね」

 

 ルークは靉とウォズリンにスター☆トゥインクルプリキュアの元に向かえば何か分かるかもしれないと再び星奈ひかる達の元へ向かう事を提案する。

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