ではvol7ゆっくりみていってね!
「時雨いる?ちょっと用があるんだけど」
そう咲夜は時雨の部屋である扉の前で尋ねるが返事はない。
「…いないのかしら?」
「はぁ…なんでだろ…」
と屋根の上に座り込み一人で呟いている時雨の姿。
「やっぱりいた、昨日のこと気にしてるの?」
「咲夜か…。聞いてたのかよあんまりアレは聞かれたくなかったかな」
「駄目だった?」
「駄目だったね、咲夜ってあんまりあの時のこと覚えてないでしょ?」
「それはそうね…」
「だからなんだよな聞かれたくなかったのは」
「教えてって言ったら教えてくれる?」
「嫌だね。もうあんなの思いだしたくないから」
「そう…じゃあ時雨の姿みて安心したわ。じゃあ行くわね」
「待って…」
そう言いその場から立ちあがる。
「何?」
そして咲夜に近づき抱きつく。
「…ちょっと時雨?!」
「ねえ、前から思ってたんだけどやっぱり好きなんだよ、咲夜のこと」
「え?」
「咲夜は俺のことどう思ってるか知らないけどこれだけは伝えとく…俺は君のことが好き」
「うん…」
「すぐに答えを出せとは言わないでもいつか返事は待ってる…それだけ」
「うん…」
「ありがと、なんかスッキリした。じゃ行くね」
と言い離れベランダに降りる。
「ふぅ…今言えるのはこれが限界かな?」
「伝えちゃったのね…」
「お前も盗み聞きか?ここの奴はほんと好きだなそれ」
「見えてたからその運命」
「そっか…じゃあ折角の運命だ邪魔はされたくないな」
「そんなつもりは満更ないけど?」
「……ならいい。じゃあ1つ伝えといてくれないかな?咲夜に」
「何を?」
「答えが出るまで休んでろって。その間の世話は俺がしてやっから」
「…分かったわ。じゃあしっかり働いてね?」
「勿論。この汐月時雨我が主のため出来ることならば精一杯尽くしましょう」
「無理に使わなくていいわよ、慣れてないくせに」
「おっと?その言葉は酷いな。これからはそうさせてもらうけど?」
「じゃあこっちが慣れなくちゃね」
俺はその言葉に何も言わず首を縦に振り部屋を出ていく。
一方その頃咲夜は…。
(私も前から感じてたのはこれだったのかしら…時雨の事が…好き?)
そう心の中で思いただ一人屋根の上でつっ立ったまま空を見ている。
「答え…ね。私だったら答えちゃうのかしら…」
言葉に発し言い、服をギュッと掴む。
「こんな苦しいのって初めて…でもどこか温かい気分…」
(あ…こんなところでつっ立ってちゃ駄目だわ、仕事に戻らなきゃ)
とやっと我に帰ったように気づき移動し始める。
(夢…じゃないのよね、これ。頑張らなきゃ)
今回は進めとくだけなのでかなーり短いです。
何を進めるかって?勿論二人の関係ですよ^^
では次回もみてください!感想待ってます