こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン~新紺碧の棺・女海賊たちの宝物~   作:Dr.クロ

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コナン達と旅行に行く事になった伊御達。そこでまさかの再会を果たす。


DETECTIVE.Ⅰ~旅行の始まりと再会の英霊~

ゆらりゆらりと揺れる中、正邪は照りつける太陽を見て呟く。

 

正邪「あちぃな…」

 

つみき「暑いわね…」

 

ジュースを飲みながら同意するつみきの後に隣に猫を頭に乗せた伊御は良い天気でもあるよねと呟く。

 

榊「つか付いてきちゃったのかその猫」

 

バディア「と言うか今もカモメが来そうで来ない距離で伊御の近くを飛んでるな;」

 

そんな伊御の猫に榊は呆れ、バディアは周りを見ながら呟く。

 

確かに止まりたそうだが止まれない感じに羽ばたいてるカモメたちにどんだけだよとコナンは呆れていた。

 

元太「すげぇな音無のにいちゃん」

 

歩美「ホントだよね!出発する時だって猫さん達が見送りに来てたし!」

 

真宵「伊御さんの動物ホイホイスキルはEXランクじゃからね」

 

姫「あの時のは可愛かったれふ~」

 

蘭「姫ちゃん。鼻血が出てる出てる!!」

 

思い出して言う元太や歩美にそう言う真宵の隣で思い出し鼻血を出してる姫に蘭が慌てて介抱する。

 

園子「…うん。あんた等って本当にぶっ飛んでるわね。特に鼻血ブーしてる人とか」

 

京谷「あーやっぱりそう思うよなー;」

 

咲「まぁ、あれがつみきさんと姫ちゃんの特徴だし」

 

嫌な特徴よそれと冷や汗流しながら園子はツッコミを入れる。

 

阿笠「それにしても毛利君から君達も来ると聞いた時は驚いたよ」

 

針妙丸「私たちも驚きました」

 

佳奈「だよね~みいこさん経由で聞いた時は驚いたよね~」

 

海を見ていた阿笠のに針妙丸は頷き、佳奈も楽しげに言う。

 

さて、なぜ伊御達とコナン達がここにいるかと言うと3日前に遡る。

 

事の発端は小五郎が日売新聞の週一で載っている賞金が出るパズルを正解したのだ。

 

正確に言えばコナンがになるが…

 

とにかくそれによって得た賞金30万を使って小五郎は自分と娘の蘭とコナン以外に蘭の親友の園子に阿笠や少年探偵団の面々も一緒に旅行に行こうと提案した。

 

そこに紫からマリオネット事件での伊御達が世話になりましたと言うお礼のお金が振り込まれ、ならばとみいこ経由で伊御達も来ないかとお誘いしたのだ。

 

夏休みだったので伊御達はすぐさま受け入れ、全員でこうして目的の神海島行きの船に乗っているのだ。

 

真宵「にしても神海島ってどんな島なんじゃろうね」

 

正邪「確かに向かう観光先の島ってだけで調べてなかったな」

 

首を傾げて呟く真宵に正邪もそう言えば…と同じ様に気づく。

 

バディア「神海島か…」

 

その中でバディアだけは困った顔をする。

 

いかんせん、彼女は()()()()()()()()()()()()()

 

だからこそ起こる事態を知っている。

 

それにより困ったのだ。

 

知ってるからこそ起こる事態を回避はしたいが、その事態で亡くなってしまう相手が相手だけに困っているのだ。

 

しかも、今朝方、夢の中での神様のメッセージから転生者がいる事も聞いたのだ。

 

バディア「(やれやれ、大変な旅行になりそうだな…)」

 

うーむうーむ…とバディアは唸っていると歩美が声をあげる。

 

歩美「あ、島が見えたよ!」

 

光彦「あの島が神海島(こうみじま)なんですね!」

 

伊御達も見ようと前を見ておおとなる。

 

姫「自然豊かな島ですね!」

 

伊御「どんな動物がいるんだろうな」

 

榊「お前の事だから引き寄せ易そうだからフラグしか聞こえないな」

 

そう述べた伊御に対して言った榊のに確かにとコナン達も含めて頷く。

 

伊御「君達、俺の事をなんだと思ってるのかな?」

 

一同「動物ホイホイ」

 

伊御「おい;」

 

異口同音で返された事に伊御は大きく持ち上げ過ぎと返すが誰もがどんな動物も来そうだと思っている。

 

実際に海に潜ったら魚が沢山来そうだともバディアは思っている。

 

バディア「(まあ面白そうでいいけどな)」

 

そう考えながら一行は神海島に足を踏み入れた。

 

まぁ、そこでバディアの予想通りの事態があったが…

 

予想通りの事態、予約がないと言う。

 

針妙丸「別の所ってオチじゃないよね;」

 

榊「ん~どうだろうな…」

 

正邪「こんなに人が居るしな…」

 

針妙丸のに榊も困った様に顎を摩る隣で正邪は自分達と周りの同じだろう観光客を見て予約が届いてなかったのではと考える。

 

元太「野宿するのか俺達」

 

佳奈「野宿できる場所あるかなー?」

 

光彦「この島、亜熱帯ですから毒虫がいるでしょうし…」

 

姫「ど、毒虫ですか!?」

 

げんなりする元太と首を傾げる佳奈に言った光彦のに姫はビビる。

 

真宵「困ったことになったんじゃね…」

 

伊御「そうだ…ん?」

 

頷こうとしてふと、ある集団が目に入る。

 

と言うか色々と見覚えのある面々であった。

 

あれ?となった伊御に榊は?マークを浮かべる。

 

灰原「まぁ、なんとかなるんじゃない?ここは言葉の通じない外国じゃないんだから…」

 

光彦「…大人ですね、灰原さん」

 

つみき「…ねえ伊御。さっきの人たちって…」

 

灰原と光彦のを聞きながらこそこそと話しかけるつみきにつみきも見えたと伊御は聞いてこくりと頷かれる。

 

正邪達も気づいたのかこそこそ話しかけて来る。

 

正邪「あいつら、転生者だよな…」

 

榊「だよな…普通にFGOの鯖達がこんな所にいる訳ないもんな」

 

榊のにだよな…と伊御は頷く。

 

服装を変えてたり、サングラスをかけてたりしてるが普通にサーヴァント達であった。

 

絶対に転生者だと伊御達が思っているとその集団の1人である金髪の女性が視線に気づいたのか振り向き…顔を輝かせる。

 

女性「あらやだー!久しぶりね!!まさかこんな所で再会するなんて~」

 

元気よくそう言って伊御達へと駆け寄って来る。

 

いきなりそう言われてえ?となる伊御達と訝しげな針妙丸やバディアにコナン達を知らずに女性はそんな伊御達の反応にあら?となる。

 

女性「覚えてないの?土屋かムッツリーニって言えば分かる?」

 

京谷「あーもしかして…!」

 

咲「あのマンションの時の…!」

 

出て来た言葉にえー!?となる。

 

???「どうされましたアンナ殿?」

 

???2「おや、知り合いでもいたのかい?」

 

すると一緒にいた面々も近寄って来る。

 

最初に話しかけたのは風魔小太郎でもう1人は坂本龍馬だ。

 

アンナと呼ばれたのに偽名かと察する。

 

阿笠「おや、知り合いさんですかな?」

 

みいこ「私は初対面ですけど、弟の知り合いの様です」

 

榊「(な、なんでムッツリーニのサーヴァントたちが此処に居るんだよ!?)」

 

真宵「(なんか理由があるんじゃろうか;)」

 

聞く阿笠にみいこが返す中で榊と真宵は小声で話し合う。

 

他にも加藤段蔵や岡田仁蔵にお竜さんもいるので伊御達は戸惑っているとどーも、お待たせしました!と言う声に誰もが入り口を見るとメガネをかけた茶髪の男性が慌てた様子走って来るのが見えた。

 

男性「毛利小五郎さんですね?名探偵の…ぶへあ!?」

 

その直後に躓いてこける。

 

仁蔵「…大丈夫かあの男?」

 

誰もが呆気に取られる中で仁蔵が呆れた顔で呟く。

 

 

しばらくして起き上がった男性と共に受付から離れた場所で話す。

 

男性→岩永「すいません、観光課の岩永です!まさかもう一組の加藤様と一緒にいてくださったのは幸いでしたよ。いやぁ、今月に入って急に観光客が増えまして…どこの宿もいっぱいで嬉しい悲鳴をあげてる所なんです!!」

 

お竜「(だからと言って宿について伝え忘れてるのもどうかと思うぞ(ぼそり))」

 

龍馬「(まあまあお竜さん;)」

 

正邪「(報連相ってホント大切なんだよな…)」

 

つみき「(ホントにね)」

 

走って来たので汗を拭いながらそう言う岩永にお竜さんはジト目で見ながら小声で呟き、正邪とつみきは改めて報連相の大事さを噛み締める。

 

段蔵「岩永城児さんですか。私達の泊まる宿は毛利小五郎さんと同じ所なんでしょうか?」

 

岩永「あ、はい!なんとかあなた方も含めて皆さんの宿を確保しました。毛利小五郎さん達と一緒の宿になります」

 

以蔵「なんじゃあ、その言い方だと儂らはオマケみたいな言い方じゃけぇの…」

 

メアリー「ちょっと気分悪いね」

 

不愉快そうに顔を歪める仁蔵とメアリーにいえ、そういう訳ではと岩永は慌てて頭を下げる。

 

まあまあとアンと竜馬が宥める。

 

バディア「(まあ仕方ないだろうな…。毛利小五郎はこの世界で有名な探偵だ。一般人との扱いにはつい差が出てしまうからな)」

 

伊御「(けど、少しおかしい気がするな…)」

 

ふうと息を吐くバディアだが伊御は違和感を持っていた。

 

岩永がどこか小五郎のご機嫌を取ろうとしてる感じがするのだ。

 

伊御「(もしかして小五郎さんに何か依頼でもするつもりなのかな?)」

 

岩永「さあ、どうぞ!ご案内します!」

 

考えてる間に岩永がそう言って案内しようとし…

 

ドン!

 

岩永「おっ!?」

 

褐色肌の男が岩永とぶつかる。

 

岩永はよろける中で男は謝りもせずに仲間であろう2人と一緒に歩いて行く。

 

ぶつかった男は肩の所まで茶髪を伸ばしており、右側の男も同じ茶髪だがこちらは首の上位、左側の男はネージュ色のツンツン髪だ。

 

小五郎「なんなんだ、あいつ等…?」

 

小太郎「礼儀がなってませんね…」

 

咲「全くね。けど、何者かしら?」

 

ぶつかった事を気に留めずに喋ってる3人組に小太郎と咲はむっとしながら呟くと…

 

コナン「トレジャーハンターじゃない?」

 

龍馬「トレジャーハンターだろうね」

 

男たちを見ていたコナンと竜馬がそう言う。

 

コナン「お兄さんも分かったんだ」

 

龍馬「まあね、後、本坂(ほんさか)と呼んでね。んで彼は田岡さんね」

 

以蔵「ち…田岡じゃ…」

 

元太「なんだよとレジャーハンターって?水道工事の人か?」

 

ニッコリ笑って偽名を名乗る龍馬に勝手に決められたのが不満なのか不機嫌そうに名乗る岡田に怖い奴だなと思いながら元太がそう聞く。

 

段蔵「?どうして水道工事と?」

 

元太「トイレでジャーッとかするんじゃないのか?」

 

以蔵「くはっ!なんじゃそれは、おまん面白い事言うのう!」

 

真宵「元太くん、トレジャーハンターと言うのは遺跡でお宝を探したりする人のことじゃよ」

 

出て来た回答に先ほどとは打って変わってくはっと笑う以蔵の後に真宵が説明する。

 

灰原「でも、どうしてわかったの?彼らがそうだって?」

 

龍馬「ああ、彼らを見てみなよ。かなり日焼けしてるけど、手首から先の日焼けが薄くなってるでしょ?」

 

そう言われて元太達は男たちを見る。

 

確かに龍馬が解説した様に見えてる手首から先の肌が肌色にまだ近い。

 

姫「あ、確かに!」

 

佳奈「よく気づいたねコナンくん!」

 

コナン「説明の方は本坂さんにして貰ったけど、あれはいつもウェットスーツを着てるって証拠でもう1つ、髪の毛も海水で脱色しているのが潜っていると言う証拠になる」

 

褒める佳奈にコナンは苦笑してから付け加える。

 

龍馬「んでなんでただのダイバーではなくトレジャーハンターって言ったのかと言うとね…」

 

コナン「あんなポスターを見せられちゃ、そう思ってもおかしくないだろ?」

 

そう言って2人が見る方へと他の皆も顔を向けるとポスターがあった。

 

そのポスターには絵と共にキャッチフレーズとしてこう書かれていた。

 

-―――――――――――――――――――――――――――

 

神海島は海底宮殿の眠る島

 

あなたも古代の財宝を見つけに行きませんか

 

                 神海島村役場観光課

 

-―――――――――――――――――――――――――――

 

光彦「お~~~~~!」

 

元太「お宝!!」

 

榊「海底宮殿に眠る財宝…ロマン溢れる良い響きじゃねえか!」

 

興奮する3人にコナンは頷く。

 

コナン「榊さんの言う様に夢見てるんだろーぜ…海に眠る財宝ってヤツをな…」

 

アン「(まぁ、それは…)」

 

メアリー「(こっちも同じだけどね)」

 

ふふっと笑うアンとメアリーを見ながらバディアはこそこそと伊御に話かける。

 

バディア「なあ伊御。この二人ってもしかして…本物か?」

 

伊御「うん。しかも他の5人も本物…実はバディアと針妙丸と会う前に紫さんのお願いで別世界に行った事あるんだ。その時に俺達の様に仮面ライダーに変身するバカとテストの召喚獣の皆と知り合って…」

 

なんと!?と驚くバディアにまぁ、驚くよね…と思っていると…

 

龍馬「ま、僕達も2人の知り合いがここにいるのに驚きだったけどね」

 

そう言って割り込んで来た龍馬にバディアはギョッとする。

 

龍馬「すまないね。男女の会話に割り込んで」

 

バディア「いや、いい。それよりお前たちの目的と言うのはもしかして()()か?」

 

伊御「アレ?」

 

そう言ったバディアのに龍馬は少し驚いた顔をした後にふっと笑う。

 

龍馬「うーん、それについてはノーコメントで良いかな?お楽しみはネタバレしたら面白くないと思うしね」

 

バディア「む、そうか…」

 

口に指を当ててそう言う龍馬にバディアは確かにそうだと伊御達を見て同意する。

 

龍馬「ま、とにかく楽しもうじゃないか僕もそのつもりで来たからね」

 

バディア「うむ、そうだな」

 

案内しますと言う岩永のに歩き出すコナン達に続いて歩いて行く。

 

なお、人数が多かったのでみいことアンがそれぞれレンタカーを借り、伊御達はそれぞれ分かれて乗る事になった。

 

ちなみに龍馬と以蔵はそれぞれバイクに乗って付いて来ると言うのだが、それに伊御達はええとなった。

 

まず、龍馬のバイクがマシンフーディーで以蔵のが角のない黒い所を緑色に染めたマシンゴーストライカーであった。

 

歩美「うわぁ!カッコイイ!」

 

光彦「仮面ヤイバーのバイクに負けてませんね!」

 

以蔵「ヤイバーちゅうの知らんがワシのは当然じゃ!」

 

お竜「本坂のもだぞ~と言うか本坂のがカッコいい」

 

バイクを見て興奮する子供達の反応にかんらかんらと笑う以蔵に突っかかるお竜を見ながら伊御達は龍馬を見る。

 

はははと笑いながら龍馬はちゃっかりとある物、スペクター眼魂をチラッと見せてから仕舞う。

 

榊「あーなるほど…」

 

真宵「だからバイクがマシンフーディーなんじゃね」

 

ぼうとしてると置いて行かれるぞと言う小五郎のを聞きながら各々に乗る。

 

なお、乗ったメンバーはこうである。

 

みいこの方:伊御、つみき、正邪、榊、真宵、姫、佳奈、小太郎

 

アンの方:メアリー、バディア、お竜、京谷、咲、段蔵、針妙丸

 

ちなみに小太郎がみいこの方なのは京谷にお願いして変わって貰ってなのだ。

 

理由としては伊御達と話をしたいからとの事だ。

 

小太郎「すいません。変わって貰って」

 

京谷「いやいや、別にいいぜ。そっちこそ母親と一緒じゃなくて良かったのか?」

 

謝る小太郎に京谷は手を振って質問する。

 

小太郎「別に分かれる訳ではないですからね。話をしたかったのもあります…後、2人から聞きましたが咲殿と一緒の方が良いのではと思いまして」

 

京谷「ぶっ!?」

 

出て来た言葉に京谷は噴く。

 

2人と言うのでアンとメアリーを見るとピースサインで返された。

 

京谷「(あの二人ぃ!)」

 

咲「?」

 

顔を赤くする京谷に咲は首を傾げる。

 

 

 

 

出発して到着するまでの間、会話に話を咲かせる。

 

小太郎「ホントに偶然でしたね。アンさんが選んだ世界がかつて話を聞いた伊御さん達の世界だったとは」

 

真宵「こっちもまさかアンさん達がこの世界に来てるとは思ってもみなかったんじゃよ」

 

姫「ですね。小太郎さんはどうして一緒に?」

 

なぜ一緒にいたかの問いに小太郎はああと答える。

 

小太郎「母上、段蔵殿の新しい体の調子を確かめる小旅行を理由について来たんですよ」

 

榊「あーなるほどな」

 

正邪「? どういうことだ?」

 

答えられた事に納得する榊や伊御に正邪やつみき達は首を傾げる。

 

伊御「えっとね。段蔵さんの身体はからくり人形…ようするにロボットでね」

 

榊「んで今はサーヴァントして現界してる訳で…あれ?そういや肩の部分…」

 

言ってる途中でん?となる榊の後に伊御もあれ?と首を傾げる。

 

思い出す限り、段蔵は肩だしのワンピースを着ていたのだが…それにより露出している肌の部分が、普通に肌色であった。

 

その様子に小太郎はくすっと笑う。

 

小太郎「ええ、本来は段蔵殿はからくり人形なんですが…とある魔女殿がそんな段蔵殿の為に外出用の人の体を用意してくださったんです。今の段蔵殿は人間と寸法変わらない状態になっております」

 

榊「へー、そうなのか」

 

真宵「その人凄いじゃね…」

 

理由を言う小太郎に誰もが感嘆する。

 

小太郎「それと、コナン殿達の前では僕の事は風太と、段蔵殿は霧風とお呼びください」

 

つみき「…ええ、わかったわ」

 

正邪「そっちもアタシのことは蛇正(じゃせい)神那(じんな)で呼んでくれ」

 

分かりました神那殿と小太郎は笑って返す。

 

小太郎「所で…バディア殿と言いましたか…彼女は何者でしょうか?何やら普通の方とまた違う雰囲気を感じるのですが?」

 

その後に首を傾げて聞くのに伊御達はあーとなる。

 

伊御「バディアはちょっと色々とあってね…」

 

榊「そこは深く聞かないでくれないか」

 

小太郎「…分かりました。不躾でしたね」

 

すいませんと謝罪する小太郎にいえいえと返す。

 

小太郎「後…伊御殿は獣使いなのでしょうか?車に乗る前まで色んな鳥たちが来てましたね」

 

榊&真宵&正邪「動物ホイホイです」

 

伊御「まだ言う!?」

 

言うよと返されて困った顔をする伊御に小太郎はくすくす笑う。

 

佳奈「あ、笑った!」

 

小太郎「ホント楽しい人達だと思いまして」

 

そう言いながら会話は続く。

 

 

 

 

メアリー「(じーーーーー)」

 

バディア「な、なんだ…我をじーとみて」

 

一方でメアリーがバディアを見ていて、見られてるバディアはたじろく。

 

メアリー「……胸大きい」

 

バディア「む?」

 

出て来た言葉にバディアは首を傾げる。

 

メアリー「高校生って結構発育良い人がホント多いよな…」

 

京谷「(男子高校生としてこれは答えない方が良いよな…)」

 

咲「あー…」

 

落ち込むメアリーに誰もが困った顔をする。

 

針妙丸「え、ええっと…」

 

バディア「さ、サーヴァントだからこその悩みであるな;」

 

アン「ホント困ったわよね…薬に頼ろうかとも言ってたわよねメアリーは」

 

段蔵「すいません。段蔵には適切な助言が…」

 

困った様に笑うアンに段蔵も困った顔をする。

 

メアリー「羨ましいと思うよ。真宵と咲を見ると」

 

お竜「そうだな~お竜さんよりあるから分けて欲しいもんだ」

 

咲「そ、そうかしら?」

 

針妙丸「あ、分かる分かる!2人とも大きいもんね」

 

そう言ってワイワイ話し出す中で京谷は居心地悪く体を縮めて早く着く様に祈っていた。

 

京谷「(はやく宿についてくれー!!)」

 

 

 

 

しばらくして目的の場所に着いて、それぞれ背伸びする。

 

伊御「んーやっと着いた」

 

京谷「此処が俺達が泊まる宿か…」

 

げっそりとした様子だったが目の前の建物を見て京谷は他のメンバーと共にほうとなる。

 

目の前の建物は一軒家で全員が止まれる大きさなのは確かだ。

 

岩永「すいませーん、美馬さーん?観光課の岩永ですぅ!!美馬さーん!!いませんかぁ?」

 

元太「さっきのホテルとずいぶん違うな…」

 

光彦「ですね…」

 

呼びかける岩永の背を見ながら元太と光彦はそう漏らす。

 

以蔵「わしとしてはさっきの煌びやかなとこよりかは気に入ったぞ」

 

龍馬「確かにこういう民宿も一種の醍醐味だと思うよ」

 

佳奈「田舎のお爺ちゃんの家に帰ったみたいでいいよね!」

 

伊御「普通に落ち着ける感じで良いよね…けど、全員泊まれるのかな?」

 

ご機嫌に笑う以蔵に龍馬と佳奈も笑い、伊御は気になった事を呟く。

 

岩永「すいません。いないようですねぇ…電話しといたんですけど…」

 

???「なんじゃ騒々しい!!」

 

謝罪する岩永だったが別の声がした後に初老の男性が来る。

 

岩永「あぁ、美馬さん!さっき電話で話した毛利さん御一行に加藤さん御一行です…!」

 

美馬「……全く、ちゃんと人数を言え、流石にこの人数を全員、泊められんぞ」

 

呆れた様に息を吐いた後に美馬は左側のポケットを探り、そこから鍵を取り出して龍馬に近づいて手渡す。

 

美馬「1泊2食付きで5000円…それと左に見える建物…そこを貸してやる」

 

それだけと言ってから美馬は建物の中へと入って行く。

 

岩永「ちょ、ちょっと美馬さん!?」

 

小五郎「偉そうな奴だな…」

 

龍馬「そうかい?お客さんの事を考えて一件貸してくれるんだしさ」

 

姫「良い人ですね!」

 

真宵「ツンデレなおじいさんじゃね!」

 

コナン「(いやそれは違うんじゃね…;)

 

そんな美馬の態度にそう述べた小五郎へと龍馬は鍵を見せながら言い、真宵のにコナンは冷や汗を掻く。

 

岩永「すいません…良い人なんですがちょっと偏屈な所がありまして…」

 

以蔵「変に偉ぶるよりかはマシじゃけえの…おい本坂、さっさと休みたいから鍵かせい!」

 

龍馬「分かったよ田岡さん」

 

そう言って鍵を投げ渡された後に以蔵はそのまま隣の建物へと足を運ぶ。

 

園子「協調性ないわね」

 

お竜「それがあいつだからな」

 

そんな以蔵に園子は呆れる中でお竜は興味なさげに返す。

 

岩永「そう言えば毛利さん達に伝えたんですが、今宝探しゲームをやってるんですが、そちらの皆さんの中で参加される方はいますか?」

 

小太郎「宝探しですか…僕も参加したいです」

 

龍馬「暇潰しに良いかもね。僕も参加させて貰うよ。お竜さんは?」

 

お竜「んーのんびり海を泳ぎたいからパス」

 

思い出して言う岩永のに小太郎が参加を表明して、龍馬も乗った後に君達は?と伊御達に話しを持ち掛ける。

 

伊御「それじゃあ参加でお願いします。皆はどう?」

 

榊「俺も参加するぜ!」

 

つみき「伊御がやるなら私も…参加する」

 

姫「はひ!それなら私も!」

 

正邪「私も参加で」

 

針妙丸「私も宝探しするー!」

 

咲「私は止めとくわ。ダイビングしたいと思ってたから」

 

佳奈「私は参加するよ!」

 

京谷「俺は釣りをするから今回はスルーで」

 

バディア「我も咲と同じダイビングの方に行く」

 

みいこ「私はのんびりしようと思います」

 

真宵「あ、私は田岡さんの所に行くんじゃよ」

 

宝探しので伊御、榊、つみき、姫、正邪、針妙丸、佳奈が参加を言い、咲とバディアはダイビングで京谷は釣り道具を見せながらそう言い、みいこと真宵は宿に行く事にする。

 

真宵が参加しないのに珍しいなと呟く正邪に真宵はまあねんと返す。

 

小太郎「母上やアンナ殿達はどうしますか?」

 

段蔵「私はだいびんぐと言うのをやろうと思います」

 

アン「私達は観光館って所に行こう思ってるわ。ね、アリー」

 

メアリー「だから途中まで一緒だね」

 

予定を聞く小太郎に段蔵はそう返し、アンとメアリーは観光と返す。

 

歩美「あ、伊御さん達も一緒なら心強いね!」

 

光彦「そうですね!」

 

元太「俺達少年探偵団も参加するんだぜ!」

 

元気よく言う歩美達にコナンと灰原も参加するんだなと考えて本人達を見るとコナンのなんとも言えない顔から強制の様だ。

 

岩永「それでは加藤切風様達もお嬢さん達と同じダイビングですね」

 

段蔵「そうでしたか、宜しくお願いします」

 

蘭「いえ、私達も初めてなので」

 

バディア「全員初心者と言うことだな」

 

確認する岩永のに蘭たちへと頭を下げる段蔵へ蘭は慌てて手を振り、バディアもそう言う。

 

岩永「すぐに行かれるなら車でお送りますけど?」

 

蘭「お願いします!」

 

咲「んじゃ京谷、行ってくるわね」

 

気を付けろよなと返す京谷に咲は笑う。

 

岩永「お2人はどうされますか?お宝探しゲームも面白いですよ?」

 

阿笠「ワシはみいこさんと同じ様にのんびりするからご心配なく」

 

続けて阿笠と小五郎に対して聞く岩永に阿笠はそう返す。

 

岩永「毛利さんは宝探しに参加しますか?」

 

小五郎「いや、それよりもどこか地酒があって、美人女将のいる店を教えてくれ!」

 

笑顔で酒を飲む場所を聞く小五郎に岩永は呆気に取られる。

 

ただ、伊御はどことなく岩永が予定外な感じの反応に見えた。

 

伊御「(もしかして宝探しに小五郎さんを参加させたかったのか…?)」

 

なぜ子供の遊びに?と首を傾げる伊御だが岩永は気を取り直した様子で、で、では行きましょうと宝探しに行く者やダイビングに行く面々へと言う。

 

伊御達は知らなかった。

 

自分達があるお宝によって事件に巻き込まれる事に…




コナン「次回!ダイビングと事件の始まり!」
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