こっちあっち…いや逆だ?!×名探偵コナン~新紺碧の棺・女海賊たちの宝物~ 作:Dr.クロ
その中で盾王は新たな力を見せる。
ストライカー「この!」
エクス「くらえッ!」
海底洞窟でコマンドドーパントへと同時に攻撃を仕掛けるストライカーのボールとエクスの銃撃にコマンドドーパントは避けると右腕を構えて2人に向けて銃弾を放つ。
ストライカー「おっと!」
エクス「よっと」
飛んで来る銃弾を2人は走って避けたりしているとコマンドドーパントは撃っていた腕を抑える。
ストライカー「!隙が出来た!」
エクス「今なら…!」
ストライカー!!
スカル!!
その隙を見逃さず、2人はメモリを抜いて、ストライカーはベルトのマキシマムスロットに、エクスはスカルマグナムにスカルメモリをセットする。
ストライカー!マキシマムドライブ!!
スカル!マキシマムドライブ!!
ストライカー「いっけぇ!!」
エクス「決まれ…ッ!」
同時に放たれたエネルギーボールと髑髏型銃弾にコマンドドーパントは避けようとするがそれより早く2人の必殺技が炸裂する。
コマンド「!!?」
ドカァァァァン!!
爆発四散した後、2人は煙が晴れるまで警戒していると煙の中から現れたのは……
岩永「う、うう……」
呻き声をあげる岩永であった。
エクス「! 岩永さん。あなたがコマンドドーパントだったんですね」
ストライカー「やっぱりな」
呻き倒れている岩永に確信を得た様子でストライカーは近づく。
ストライカー「さっきの右腕が痛んだ様に動いたからドーパントにされてるのはこの人だってのは分かってたが、あの女海賊もどき達に騙されてドーパントにされちまったんだな」
エクス「とりあえず岩永さんを安全な場所に運んでおく?」
呆れた声で岩永の右腕を見ながら呟いたストライカーにエクスはそう提案する。
ストライカー「その方が良いな。俺が運ぶからエクスは他の奴の援護に向かってくれ」
エクス「分かった。気をつけてね」
そう言って肩に岩永を抱き上げるストライカーと分かれてエクスはメンバーの元へと向かう。
☆
ハンマーヘッドドーパントと戦うジハドは苦戦していた。
地面を泳ぐ様に移動しながら攻撃を素早く仕掛けて来るハンマーヘッドドーパントに翻弄されているのだ。
ジハド「さっきから潜って攻撃、潜って攻撃の繰り返し…面倒ね」
ジハドマグナムで潜った所を攻撃してるが全然手ごたえがないのでジハドは仮面の中で眉を顰める。
ハンマーヘッド「!」
ジハド「っう…!」
続けて来たのに体のアーマーから火花を散らしながらホントどうすればと思った時……
エターナル!マキシマムドライブ!!
ハンマーヘッド「!!?」
鳴り響く音声の後にハンマーヘッドは体中から電撃が漏れ出して潜ること無く地面に滑る。
エクス「大丈夫か崎守さん」
ジハド「音無くん!」
駆け付けたエクスはよろめいて立ち上がるハンマーヘッドドーパントを見る。
エクス「奴のメモリの力を封じたからこれで好き勝手は出来なくなったよ」
ジハド「ありがとう。これでまともに戦うことができるわ」
今までのお返しと向かって来たハンマーヘッドドーパントにジハドは連続で殴り、続けざまにジハドマグナムでの銃撃を浴びせたりして行く。
ジハド「このまま決めるわ!」
その後に相手が逃げれない様に倒れた所をみつえながらマグナムフエッスルをセットする。
ジ・ハ・ド・マ・グ・ナ・ム・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ!
ジハド「ホーリ―ライズジハド!」
トリガーを引くと共に放たれた強烈な銃弾にハンマーヘッドドーパントは腕で防ごうとするが防げずに直撃し……
ドガーーーン!!
爆発四散する。
ジハド「ふぅ…音無君のおかげで勝てたわ。ありがとね」
倒れ伏した田山から目を外して言うジハドにいやいやとエクスは手を振る。
☆
少し時間を戻してバグラはハンマーヘッドドーパントと同じ戦い方をするシャークドーパントに溜息を吐く。
バグラ「まるでゾディアーツのピスケスみたいな奴だな」
バグラ「(さてこの面倒なのをどう倒すかだが……ゴールドではないから苦戦はしないがこうも動き回れると必殺技を出しづらいし、下手な場所に当たって洞窟が崩れたらいけないからな……)」
攻撃を捌いたり、かわしたりしながら思案していると……
シャークドーパント「!!?」
動き回っていたシャークドーパントは火花を散らして地面に落ちる。
バグラ「む?これは…エクスの仕業か」
突然の現象を察した後にならばとウェイクアップフエッスルを取る。
バグラ「この隙にやるぞバグラット」
バグラット「了解!ウェイクアップ・ワン!」
音声の後に飛び上がると共に天井に足を付けてから勢い良くシャークドーパントへと向けて突撃し……
バグラ「アストラルブレイク!!」
エネルギーを収束させた右足で強烈なキックを叩きつける。
シャークドーパント「!!?」
ドカーン!!
バグラ「転生者と関わったのが運の尽きだったな」
爆発を背にしながらバグラはそう呟いた。
☆
ソーシャークドーパント「!!」
盾王「おりゃぁあ!」
ソーシャークドーパントと戦う盾王は両腕を剣に変えて斬りかかってくる相手に防戦になっていた。
気合を入れてはいるが相手の猛攻で防御に回すしか出来ない。
……そう、
ソーシャークドーパントの距離を取った盾王はジュンオウベルトのシールドとアタックの両方のボタンを同時押しするとベルトから光りが放出された後に盾王の手に集まって1つの盾となる。
それは電光超人グリッドマンに出るバリアーシールドの赤い所を紫色に変えて、上部分に収納スペースを追加し、ゼロガッシャーのボウガンモードの奴を持ち手を長くして槍を収納しているので盾王は取り出したライダーパスを槍の持ち手部分にあるスロットに差し込む。
ガーディアンフォーム!
音声が鳴り響いた後に盾王のアーマーが消えてプラットフォームになった後に足から紫色に染まって行き、体に電王ライナーフォームのアーマーの赤い所を紫色に変えたのが装着され、最後に顔に右側が剣、左側が盾をイメージした複眼になったデンカメンが装着されると共に複眼が光輝いて変身完了となった。
盾王「盾王・ガーディアンフォーム!喋れない奴相手にだが、試運転的な意味でも試させてもらうぜ!!」
その言葉と共にソーシャークドーパントは両腕を振るうが盾王が持っている盾で防ぐとソーシャークドーパントは仰け反り、盾王はそのまま盾を突き出して吹き飛ばす。
転がるソーシャークドーパントを見据えながら盾王は盾の強度や使い心地に感嘆する。
盾王「こりゃすげぇ!この強度なら…!」
先程やった事をもう1回行い、向かって来たソーシャークドーパントの胸元に炸裂させて吹き飛ばすのを見ながら真宵に最初に見せて貰った時のを思い出す。
真宵『と言う訳でこれが新兵器、ガーディバリアとアンランスじゃよ。一応変身と必殺技発動の要でもあるアンランスがメインウェポンじゃけど、ガーディバリアもアンランスに引けを取らない様に攻守を同時に出来る防具でもあり武器でもあり、フォームの象徴で盾王の名に相応しいものに仕上げてるから京谷さんも満足な逸品に仕上げれて良かったじゃよ……あ、呼び出し方はベルトのボタン2つを同時押しじゃよ』
盾王「(流石だぜ真宵。アダムに頼ってばかりじゃない、俺が望んでいた攻撃もできる守る力!)」
そのままガーディバリアで攻撃し続けているとソーシャークドーパントは全身から火花を散らし、腕が元に戻る。
盾王「お、これもしかしてチャンスか。よし!」
それを見て決めようとする盾王にやられるかとソーシャークドーパントは飛び上がると鼻先の吻を突き出して急降下してくる。
盾王「おらあッ!」
それに盾王は慌てずガーディバリアを突き出して応戦する。
バキン!!
同時にぶつかり合った結果、ソーシャークドーパントの吻が折れて、ソーシャークドーパントは悶え苦しむ。
盾王「これでトドメだ!」
ソーシャークドーパントを見据えながらアンランスにセットされていたライダーパスを抜いて再びセットする。
フルチャージ!!
音声が鳴り響いた後にガーディバリアの表面にエネルギーが収束して行き……
盾王「喰らえ!ブラストブレス!」
ガーディバリアを中心に壁を作り出した後……
盾王「喰らえ!ブラストブレス!」
壁の中心となっているガーディバリアをソーシャークドーパントへ向けて殴り飛ばす。
迫る壁にソーシャークドーパントは逃げようとするがそれよりも早く壁にぶつかり、そのまま洞窟の壁に挟まれ……
ドカァァァァァァァン!!
爆発四散する。
盾王「よしゃぁあ!」
喜びの声をあげる盾王へとエクスとジハドが駆け寄る。
エクス「京谷も勝ったんだな」
ジハド「って何よその姿!?」
驚くジハドに盾王はへへっと笑う。
盾王「おう、壁にぺっちゃんこにしてやったぜ」
エクス「……え?壁に?」
聞き返すエクスに盾王は首を傾げる。
盾王「ん?どうしたんだ伊御?」
エクス「いや、ここって海の下にある洞窟だろ?洞窟の壁にそんな衝撃を与えたりしたら…」
あ……言われて盾王はソーシャークドーパントこと伊豆山のいる方を見る。
倒れた伊豆山の後ろの壁にひびが走っている所であった。
☆
スナイプ「はあ!」
ブレイブ「それそれ!!」
一方でリード眼魔とボニー眼魔を相手に2人は余裕で追い詰めていた。
リード眼魔「つ、強い…!」
ボニー眼魔「これが本物のアンメアのコンビネーション…!」
変身してるとはいえ、そのコンビネーションに2体の眼魔は慄く。
ブレイブが接近して斬り付けてる隙を突こうとすればスナイプがそれを妨害し、スナイプを狙おうとすればブレイブが妨害する。
背中合わせでなくても相棒と的確に連携を取る伝説の女海賊達に蘭と園子は感嘆する。
ブレイブ「モドキにボク達が負けると思う?」
スナイプ「そういう事♪」
ボニー眼魔「モドキとは言ってくれるじゃない」
リード眼魔「モドキでも本物に勝てたりするのよ!」
ガシャーン!
そう言って向かって来る二人を見ながらブレイブとスナイプはガシャットを抜き……
ガシャット!!
ガシャコンウェポンのキメワザスロットにセットする。
キメワザ!!
ブレイブ「確かにそう言う場合もある。けど、君達じゃあ無理!」
タドル!クリティカルアバランチ!!
鳴り響く音声の後にブレイブはリード眼魔とボニー眼魔へと連続斬りを浴びせて行き……
ブレイブ「アン!」
スナイプ「はいは~い」
バンバン!クリティカルスナイプ!!
最後にスナイプがライフルモードのガシャコンマグナムで狙いを定め……
スナイプ「バーン☆」
トリガーを引くと共に巨大な光弾が放たれて動けない2体の眼魔へと向かって行く。
ボニー眼魔「あ、これ…」
リード眼魔「ちょっとヤバ…」
迫る巨大光弾に2体の眼魔は呟いた後、光弾は炸裂して入り口まで吹っ飛んだ後……
ドカァァァァァン!!
爆発を起こす。
スナイプ「ミッションクリア……ってね♪」
ブレイブ「海賊をなめんなよってね」
そう呟いた後に2人は変身を解除した直後、地面が揺れる。
蘭「な、なに!?」
ストライカー「地震か!?」
盾王「あー…伊御。これってやっぱり…」
揺れに誰もが驚いていると盾王の技でひび割れた所から水が噴き出す。
ストライカー「やべぇ!」
エクス「早く脱出を…!」
ドーン!!
意識を失っている松本達と共に彼らを抱き抱えて行こうする前に入り口に落石で塞がれてしまう。
園子「入り口が!?」
ジハド「これじゃあ脱出できないじゃない!?」
誰もが驚く中でストライカーは何かが漏れ出すような音に気づく。
ストライカー「やべぇ!ガスだ!」
Cコナン「早く船に行こう!」
エクス「ってあ、そう言えば転生者の二人って…」
メアリー「丁度埋もれた入り口の方だから……運良く生きていると良いね」
それに気づいたストライカーとCコナンの後のエクスのにメアリーがそう言う。
とにかく喜美子含めた意識のない5人を船に運び終えると水かさが増して船が浮かび出す。
ストライカー「ヤバいな……このままじゃあガスもそうだし、水で満たされて窒息死しちまう……」
バグラ「だがどうする?どうやってこの海底の洞窟から脱出するのだ?」
増えて行く水を見ながら呟いたストライカーにバグラは周りを見渡しながら聞く。
同じ様にアンから回収されていた服をビキニの上から着た蘭と園子も不安そうに見ている。
しばらくすると水で付けられていた火が消える。
盾王「ゲッ、灯りも消えちまった」
エクス「真っ暗になったな…」
誰もが焦る中でストライカーは天井を見ながら考える。
ストライカー「(ガスはおそらくメタンガスだから天井に溜まっている筈……そのガスを使えば……)皆聞いてくれ!ここから脱出する方法を考えた!」
ジハド「ホント!?」
バグラ「どんなアイデアだ?」
聞くバグラに頷いてからストライカーは説明する。
ストライカー「今天井にはメタンガスが溜まっている。そこに火種をぶつける事でガスを爆発させてこの船ごと脱出しようって奴だ。海水が流れ込んでるって事はここの岩の厚さはそこまでないから爆発させればこの船も通れる大きさに出来る筈だ」
盾王「おお、なるほど!」
エクス「でも爆発させて落ちてくる岩にこの船が耐えれるかが重要なところだよね」
蘭「そこは大丈夫なの?」
アン「ああ、大丈夫よ」
説明を聞いて納得した盾王はエクスのにそう言えばと気づき、不安に聞いた蘭にアンが問題ないと答える。
誰もがアンへ顔を向けるとアンは胸元を弄ってそこから数枚の札を取り出す。
ストライカー「それは?」
アン「この船を無傷で手に入れる為に知り合いの魔術王さんに頼んで作って貰った防護札よ♪」
エクス「知り合いの魔術王?」
バグラ「おい、話している時間は無さそうだぞ」
聞こうとしたエクスはバグラの言葉に、水嵩が増して天井に迫っている事に気づきそうだねとアンから札を受け取ってメアリーとバグラと共に各所に張り付けに行き、ジハドと盾王は蘭と園子とCコナンと共に船室へと5人を運んで行く。
ストライカーは転がっていた鎖を手に取って天井へと蹴る場所へと角度を調整する。
ストライカー「準備は良いか?」
ジハド「ええ、OKよ」
盾王「準備ばっちりだぜ!」
確認するストライカーに船室の扉の前でジハドと盾王が答える。
ストライカー「行くぞ……!」
ストライカー!!
鎖をみつえ、ストライカーメモリをマキシマムスロットにセットする。
ストライカー!マキシマムドライブ!!
ストライカー「いけぇぇぇぇ!!」
駆け出してエネルギーを収束させた右足で鎖を蹴り上げると共に船室へと駆ける。
蹴り上げられた鎖は天井にぶつかり……
ドカァァァァァン!!!
ストライカーが船室へと入り、扉を閉めると共に船に張り付けられた札が輝くと船は光の膜に包まれて迸った爆風と衝撃から守って行く。
Cコナン「衝撃が来ない……」
メアリー「さっすが魔術王……女になってもその腕は変わんないね」
エクス「…ちょっと待て。今なんて言った!?」
ひゅ~と口笛を吹いたメアリーのにエクスは思わず聞く。
メアリー「ん?何か?」
盾王「今、とんでもないのを聞いた気がするんだが……」
エクス「魔術王が女になってってのを聞いたよな?」
え?と顔を見合わせる2人の隣でバグラも戸惑っており……
バグラ「(魔術王って言うとソロモンのことだよな?それが女性になったってどういった世界だ!?)」
心の中で思わず前世の口調に戻ってしまう程であった。
戸惑ってるライダー達に知らない面々は首を傾げる。
アン「その様子だと魔術王の事も知ってるのね」
エクス「あーうん。ちょっとね…」
困った様に返してる間、海上へと浮上するのを待つ。
☆
一方、暴風雨が収まった事で美馬の運転の元、島へと向かう小五郎達に続く様にネオサメヤミーを倒して合流した真風魔が作った大型イカダに乗ってつみき達も向かっていた。
つみき「……まさかこんな大きなイカダに乗ることになるなんてね…」
真宵「色々と忍術凄すぎなんじゃよ;」
真ん中で仁王立ちしている真風魔を見ながら呟くつみきにある道具を持ちながら真宵は冷や汗を掻く。
段蔵「あの、真宵殿。それは一体?」
真宵「ん?あぁ、これは万が一の時に使おうと思ってる秘密アイテムじゃよ」
榊「秘密アイテム?」
なんじゃそりゃあと思っているとスペクターがおっ?と声を漏らす
スペクター「どうやら来るみたいだよ」
正邪「ん?来るみたいって…」
針妙丸「何も見えない…え?」
誰もがスペクターの見ている方を見て海しか見えないと思った時、水疱が出ているのに気づく。
バシャーン!!
大きな水しぶきと共にそれは海から姿を現した。
太陽を背に飛び出したそれはまるで自らを示す様に勇ましさを見せつける。
目暮「おお……」
美馬「あ……あ……」
高木「か、海賊船……」
姫「ふぇえええええ!?」
佳奈「なんで海から海賊船!?」
その雄姿に大人達は言葉が出ず、真宵達も驚きを隠せなかった。
すると海賊船の舷へ近寄る蘭と園子、変身を解いた咲にCコナンの姿が見えた。
小五郎「蘭!」
姫「園子さんも無事みたいですぅ!」
佳奈「咲ちゃんもだ!」
誰もが大丈夫だったことに喜び、蘭も手を振る後ろでストライカーは盾王とエクスと共にこそこそ話をしていた。
ストライカー「(で、この先俺どうするべき?このままの流れで付いて行くのはあんまな……)」
エクス「(隙を見てコピーコナンくんと隠れてからコピーコナンくんを消して、変身解いてみる?)」
盾王「(けどよぉ、船の中でやったら不自然にならねえか?しかも毛利さん、絶対に降りるまで近くにいる可能性高いぞ?)」
うーーーむと3人は困り果てた時だった……
ドドーン!!!
突如船の近くで大きな水柱が出来上がって揺れが起きる。
榊「うおっ!?」
正邪「な、なんだ?!」
突然の揺れに誰もが慌てて落ちない様にする中でCコナンが船の正面を見て叫ぶ。
Cコナン「あれだ!」
エクスとストライカーも船の正面から見て驚く。
見えたのは沢山の砲門を搭載した幾つもの帆がある戦艦であった。
ストライカー「おいおい、どこの犬のホームズの映画に出た戦艦だよ!?」
エクス「あれって…!」
驚きの声をあげるストライカーの後にエクスがまさかと思った後、高笑いと共に船に乗ったリップとリスクが現れる。
咲「あの二人、生きていたのね!?」
バグラ「ってことはあの戦艦は……やつらの転生特典か!」
驚いた咲はバグラのにん?となり、バグラは前世の口調が戻ってるのを誤魔化す様に咳払いする。
リップ「さっきはよくもやってくれたわね!ライダー達!」
リスク「これから何十倍にして返してあげるから覚悟しなさい!」
その言葉の後に現れた戦艦の後ろに向かうと船尾の一部分が開き、そこにリップとリスクの船が入る。
リスク『さあトレジャークイーン号!大暴れの開始よ!総員戦闘配置につきなさい!』
その言葉と共に砲門が一斉に動き、海賊船の砲を向くと火を噴いた。
榊「撃ってきたぞ!?」
真宵「ば、バリアフィールド!周辺に展開じゃよ!」
揺れてる中で真宵がそう言って持っていたのを使用すると辺りが不思議な膜に覆われる。
お竜「おお、何したんだ?」
真宵「この辺一帯をバリアフィールドで覆ったんじゃよ。前の事件のように周りに被害が出ないようにと島の人達に知られない様にする為に開発したんじゃな~」
佳奈「おお、凄いねそれ!」
真風魔「とにかくアン殿達の船に合流しましょう」
そう言って真風魔は分身の術を使って小五郎達の乗る船に乗り……
真風魔「浮遊の術!!」
術を発動すると船とイカダが浮かびあがり、小五郎達の船は甲板に降ろされ、イカダも甲板に置かれるとイカダだけ消えて、イカダに乗っていた面々はすこしよろけながら甲板に降り立つ。
小五郎「な、なにが起きたんだ?」
高木「浮かびましたよね今?;」
つみき「と言うか船どっちも浮かばせるなんて凄いわね…;」
エクス「忍法、凄いな…」
船から降りて呆気にとられる小五郎達と冷や汗を流すつみきを見ながらエクスはそう呟く。
ズドーン!ズドーン!
感嘆している間も砲撃は止まず、船の周りに水柱が噴き出す。
ストライカー「くそぉ、このままじゃあジリ貧だ……」
エクス「なんとかしてあの砲撃を止めないと…」
真宵「それならこれを使うんじゃよ!」
呻くストライカーとエクスに真宵はにょほほと笑ってスマホを取り出す。
真宵「ほいっとな」
そのままあるアプリを押すと扉の様なのが出現した後にそこから何かが飛び出してエクスの前に来る。
それはバイクでエクスには見覚えのある、真宵がエクスの専用バイクとして開発したエクスサイクラーであった。
エクス「これって…エクスサイクラー!」
空中をも飛行できるエクスサイクラーに確かにこれならとエクスは跨り、ストライカーも後ろに乗る。
ストライカー「俺も行かせて貰うぜエクス(それと、終わったらそのまま島に行ってくれ)」
エクス「(ああ、わかった)落ちないよう気をつけろよ」
小声も交えて言葉を交わした後にエクスはエクスサイクラーのエンジンを始動させて飛び上がる。
真風魔「では、自分も!」
その後に美馬の船を安全な場所へと忍法で移動させた真風魔も舞空の術で後に続く。
榊「俺達はどうする?船から援護でもするか?」
姫「で、でも、今警部さん達いますよ?」
見送りながら問う榊に姫は目暮達を見て困った顔をする。
正邪「確かに警察にバレると色々厄介だよな…」
針妙丸「…ねぇ、正邪。あっちの戦艦から何か向かってきてない?」
腕を組んで唸った正邪は針妙丸のに他のメンバーともども見る。
すると海からサメヤミー達が迫って来るのに気づく。
ネクロム「なんじゃ、まだ出っとな……ゴキブリん様にしつけとう……」
咲「確かに増殖系のヤミーって1体いたら30体は必ず居るって言うわよね」
バグラ「…言うのかそれは?」
呆れたように言うネクロムのにそう呟いた咲のにバグラは唸る。
スペクター「とにかくやるしかないようだね」
そう言って乗り込んできたサメヤミー達を見て、スペクターが構えると共にネクロムと盾王、バグラも構える。
高木「皆下がって!」
目暮「ライダー達に任せてばかりはいかん!我々も出来る限りの援護をしよう!」
白鳥&佐藤「はい!」
榊「……おい、どうする?」
真宵「これは……やるきゃないと思うんじゃよ」
だよな……と自分達を護る為に前に出て銃を構えた目暮達と蘭達を守ろうと前に出る小五郎達を見て榊は出し惜しみしてる場合じゃないと他のメンバーと頷いてベルトを取り出す。
正邪「あ~警部さんたち。ちょっとこれからあることするから驚かないでくれよ」
佳奈「あと他の人たちには絶対内緒でね!」
高木「え?」
白鳥「それは一体?」
戸惑う目暮達を背に榊達はそれぞれ変身アイテムを手に……
ベアー!
レ・ディ!
榊達「変身!」
Complete!
HENSIN!チェンジ!ビートル!!
ベアー!!
フィ・ス・ト・オ・ン!
音声と共に姿が変わる。
榊はアヌビス、つみきはアファート、真宵はベアー、姫はG3-DX(デラックス)、佳奈はボイム、そして正邪は反鬼になる。
小五郎「お、お前等!?」
目暮「なんと!?」
アヌビス「ああ。俺達が巷でウワサのライダーだったんだよ」
ベアー「機密事項なので情報漏洩しないようお願いするんじゃよ!」
そうお願いして向かって来たサメヤミーにアヌビス達は飛び出す。
最終決戦は始まった。
真宵「次回!『海上大決戦!』に続くんじゃよ!!」