よくあるネタをリアルでしたらどうなるか……という作品です。
注・この作品に尊さは一切ありません。
Twitterを見てたら思い付いたネタです。
尊い。
この言葉を使うときは男女がカップルのように過ごしたりしている漫画を読むときや、女子同士がイチャイチャとしてる漫画を読むときに使われるのが代表的だろう。
恐らくは
とあるアプリでも、そのような漫画を投稿するといいねとリツイートが付き『尊い……』とキャラクターが喋っている画像が上がるのも珍しくない。
そしてこの話はその『尊い』をネタにした作品である。
「ううっ……」
ある夏の日。
ある男性の元に一人の友人が遊びに来ていた。
勿論、その友人は男である。美少女が来るなんてことは無い。
至っていつも通り。そんな日が過ぎようとしていた頃に起こった事件である。
その友人がスマホを片手に急に心臓を押さえて倒れたのだ。
「お、おい。大丈夫か!」
当然男性は驚きその友人に近づく。
兎に角友人を介護しようと、スマホを離して横にさせようとする。
しかしその友人はスマホを取ることを拒んだ。
「おい離せ、心臓が痛いんだろ!」
男性は友人がスマホ中毒者になってしまったのか心配した。
友人は首を横に振り始めた。
もしかして無理をしてるのでは無いかと、自分に心配をかけたくないのかと思ったが……
「尊すぎて心臓が痛い……」
「お前殴っていいか?」
男性は心からの怒りを沈めるように、拳を力一杯に握りながらそう言った。
それもそうだ。具合が悪いと思った友人が『尊い……』と言う理由で心臓を押さえ始めたのだ。誰だって驚くし、シャレにならない冗談なのだ。そういうのは、ネット上で済ましてほしいものだ。
「ぐっ……!」
またかよ。
同じ時期の別の場所での出来事。
ある男が友達の家で遊んでいたときのこと。
勿論その友達は男だ、美少女なんて居ない。
その友達がスマホを使っていると急にお腹を押さえ始めた。
なお『男』と『男性』とように、先程の話と書き方が違うのは別人だと分かりやすくするためのものと言う、山よりも深く海よりも高い理由である。気にしないでくれ。
「一体何事かね!」
もしかして冷房が寒すぎてお腹を壊してのだろうか。
そんなことを考えながら友達へと近づく男。
「お腹が、お腹から……」
お腹から?
男は疑問に思った。
お腹が痛い。と言う文にしては何かがおかしい。
『~から』に続く言葉は一体なんだろうか。
そんなことを考えていた。
「お腹から……生まれる!」
「は?」
一体何が産まれるのだろうか。
赤ん坊な訳がないのは直ぐに分かった。
そもそもこいつは男だ。百合系が好きな奴だからBLに興味があることは無いだろう。もしもあったなら、今すぐにでも距離をとりたい。
「尊さが産まれる!」
「あ、俺帰るわ」
そうして男は帰っていった。
翌日、その友達がお詫びとして尊い漫画をプレゼントされて許したそうな。
そしてその尊い漫画を友人に貸して、その友人も似たようなことをしたそう。
つまりは最初の話に戻る。
今日気づきましたが短編のときって、サブタイトル付けなくて良いんですね。
初めて知りました(投稿初めてから3年位の人)
尊いって良いよね。