人修羅×まどマギ まどマギにメガテン足して世界再構築 作:チャーシュー麺愉悦部
14話 魔法少女の虐殺者
東京都江東区の倉庫街。
とある倉庫の二階をガレージ事務所にしている私立探偵事務所が存在している。
事務所名は聖探偵事務所という。
倉庫部分には事務所の社用車として使われる業務用パネルバンと所員の自家用車が並ぶ。
内装は改装されており白黒タイル床に赤レンガ風の壁、天井はペンダントライトで照明を灯す。
奥には所長席の大きなモダン机と椅子が置かれ、その前の左右には所員の机と椅子が並ぶ。
所長の趣味なのかアメリカンインテリアが飾られているカジュアルな事務所雰囲気であろう。
黒いトレンチコートを着た男が事務所の階段を登ってくる。
その人物とは風見野市から旅立った嘉嶋尚紀の姿であった。
「おう、尚紀。依頼人の金銭トラブルの調査はどうだった?」
「金を貸した相手の知人を吐かせた。相手の寝泊まり先を掴んだ情報は依頼人に渡してある」
「お疲れさん。あとは弁護士の仕事だし、コーヒー飲むか?」
「…ああ、貰うよ」
尚紀に話しかけてきたのは探偵事務所の所長である中年探偵。
名前は
警視庁刑事部捜査第一課に務めた刑事であり、とある理由で独立して探偵事務所を立ち上げる。
「探偵見習いとして板についてきたな…それでこそ投資した甲斐がある。あの出会いに感謝だ」
「…あれからもう随分立つな」
淹れてもらったコーヒーを飲みながら尚紀は当時の出来事を思い出す。
東京に戻って来てからは暫くホームレス生活をして日銭を稼いでいた日々を生きる。
そんなある日、魔法少女絡みの行方不明事件の依頼を受けて調査中の丈二と出会う。
自分を嗅ぎ回る丈二に対し、魔法少女が襲っていた場所に出くわし彼が丈二を救ったようだ。
「あんた、若いのに凄い実力だな?助けてくれた恩もある…うちで働かないか?」
聞けば事務所を立ち上げた時にいた探偵の一人を不幸な事件で亡くしたばかりだそうだ。
「…俺は探偵の知識や資格もなければ戸籍すら持たないんだ。他を当たってくれ」
「この国の探偵業は欧米と違い資格制度ではないんだが…事情があるんだろうな?」
戸籍も無いというのは不味いため免許証ぐらいは必要だというが持ち合わせていないという。
「そういう訳だ。他を当たってくれ」
「詳しい事情は踏み込まないが…何よりお前の未来のためにも戸籍が必要だろう?」
「それは…そうなんだが……」
「もしうちに雇われるつもりなら…戸籍については助け舟を出してやろう」
「何か宛があるのか?」
「昔の刑事時代に知った杵柄を使うことにする。東京には伝説のニンベン師がいるんだよ」
「ニンベン師か…俺も偽造屋を探そうとしたんだが…ネットでは見つからなかった」
「違法業者だからそれは仕方ない」
丈二が知るニンベン師は複数人のカットアウトを使う人物だと聞かされる。
依頼人とニンベン師との関連がもれないようにリスクヘッジを行う存在のようだ。
「偽造屋と関わった人物は相手の事が何も分からないよう工夫をしてるわけなんだな?」
「腕前は確かだ。プロでも本物と見分けがつかないものを用意してくれるぜ」
依頼を受けたら相手が誰であろうが必要な公的証書を偽造してくれると聞かされる。
「……安くはないんだろ?」
「まぁな。だが俺を救ってくれた恩人だ。お前の力を見込んで金を出してやる、どうだ?」
「……あんたの世話にまたなるなんてな」
「また?過去に会った事があったのか?」
「いや、何でもない。俺でもやれる探偵業なら…その申し出を受けさせてもらう」
「交渉成立だ。偽造屋と必要な戸籍情報のやり取りもある…お前はどんな日本人になりたい?」
「嘉嶋尚紀という名前の日本人にしてくれ。それと注文はまだあるんだ」
17歳の未成年でしかない彼では社会生活上の契約が出来ない。
そのため3歳ぐらい年齢を偽って20歳の成人男性にして欲しいと尚紀は注文してくる。
用意された偽造戸籍によって尚紀は日本人である事を書類上で証明出来るようになるだろう。
それ以来、この聖探偵事務所の世話になっているようだ。
「仕事で必要な普通自動車の運転免許証も投資してやる」
「東京で車は必要ないと思うが…証明書としても利用出来るし必要になるか…頼むよ」
「それにこれは俺の探偵的コダワリなんだが…お前の背丈に合うトレンチコートも必要だろう」
「何から何まで……悪いな、丈二」
「投資をした分はガッポリ稼ぐ。お前の働きに期待をするぜ、尚紀」
「ああ…失望させないよう努力させてもらうよ」
こうして探偵見習いとして丈二から知識や技能を学びつつ探偵業法の勉強生活を送っていた。
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コーヒーを飲み干し、トレンチコートを事務所のコートハンガーに掛けて椅子に座り込む。
ポケットからタバコを取り出し、咥えたタバコに右手の人差し指と中指から小さな火を灯す。
タバコの煙の紫煙が事務所を舞うが、換気扇と空気清浄機によって煙は直ぐに感じなくなる。
「相変わらず見事なマジックだな?俺も出来るようになりたいよ」
「これは教えられるマジックじゃないんだ。俺が出来るようになりたいのは老け顔だな」
「お前の戸籍上の年齢は21歳でも顔はまだ高校生だしなぁ。タバコを買う時も苦労するだろ」
「飲み屋でもそうだが…一々運転免許証の提示が必要なのも面倒臭いしな」
(そもそも悪魔の俺が人間のように年齢を重ねる事が出来るのか…?)
タバコを吸いながらも丈二の後ろ姿を見つめてしまう。
(それにしても…また聖丈二と出会う事になるとはな。かつての世界でさえ思わなかったよ)
人修羅として生きる尚紀はボルテクス界で生きた聖丈二という人物の事を思い出していく。
オカルト雑誌の記者として生き、コトワリの神となった氷川という男を追っていた人物だ。
そして東京受胎に巻き込まれてからは二人で協力関係を築いて旅をした関係性があった。
(だが…丈二は変わり果てた…変わり果てたんだ…)
世界の深層と繋がり、世界の情報や巨大な力を引き出せる
その果てに知るべきでない真実を見た者として創世を目論む者となる変貌を遂げてしまう。
ボルテクス界のアマラ転輪鼓とは通称アマラ車と呼ばれ、表面に文様を刻んだ円筒状の物体。
チベット等で見かける経文を内に巻いたり表に刻んで回転させながら鳴らすマニ車と酷似する。
素養を持つ者が扱えば世界の情報や巨大な力を引き出し利用する事が出来るという。
また世界の深層に繋がっており、ターミナルとしても利用出来る。
数々の並行世界にさえ移動する事が出来る程の呪的道具であった。
(丈二は…コトワリの神を目指す勇によって生贄にされ…俺の目の前で殺されてしまった…)
それが尚紀の知るボルテクス界で死んだ聖丈二の末路。
しかし彼はアマラ深界という領域に堕ちた時、聖丈二の真実を見た者。
(聖丈二は唯一神に運命を弄ばれた存在…背負わされた業罪で転生の形さえ奪われた男だ…)
終わりない償いの苦しみを背負わされた者であり、世界に起きる全てを見届ける罰を背負う者。
あらゆる時代、世界の天秤を、その傾きを記すことを使命づけられた者。
救われぬ魂を持つ悪魔の如く、呪われた永遠の命で過ごすしか無い。
不幸な事に、その呪われた運命を与えられた記憶すら持つことは許されない。
見よ、そして記すのだ、世界の流れを、法と混沌の終わり無き戦いを余さず記すために。
(聖丈二はかつて在った世界で死に…この世界に転生させられたか…)
そうであるのなら、魔法少女が生きるこの世界の聖丈二は何を見届ける者なのか?
光と闇の戦いをもたらす可能性が魔法少女世界にはあるというのか?
そんな考え事をしていたらタバコが燃え尽きてしまっている。
灰皿で吸い殻を揉み消し、雲を掴むような顔つきのまま溜息をついてしまう。
「考えても仕方がないことだな。この世界でまた丈二と出会った事には…必ず意味がある」
「あら、帰ったのね?おかえりなさい、尚紀」
「おい…瑠偉、いつまでトイレでメイクしてたんだよ?」
「女は顔で勝負をするんですからメイクは時間をかけて当然ですよ、所長」
尚紀は瑠偉と呼ばれた女性に振り返る。
ブロンドロングウェーブの髪が美しい聖探偵事務所で事務員を務める看板娘。
スリット入りミニ丈スカートに黒ガーターベルトの下半身、黒いピンストライプスーツを纏う。
小さな探偵事務所には不釣り合いに見えるだろう、派手な女性事務員である。
右目には赤いカラーコンタクトを入れているのか真紅の瞳。
スーツの下襟には
(物腰は柔らかい奴なんだがな…人を誘惑したりからかったりして反応を楽しんできやがる…)
小悪魔系の女なのがたまに傷だが、そもそも彼女は大金持ちの大令嬢でもある。
そんな金持ち女が何故こんな事務所で事務員をしているのかと彼はいつも疑問に思ってしまう。
一階のガレージには瑠偉の車である白いポルシェ918スパイダーが駐車されているようだ。
そして瑠偉にはもう一つの秘密がある。
(まぁいい。こんな奴でも
なぜ自分の使命に協力するのか聞いたことがあったが曖昧な返事でからかうばかり。
全てにおいて謎の女であるが、彼は何処かでこの女と出会った事があるような気がしている。
(ただのデジャブかもしれないがな…)
「さて、今日の仕事はここまでだ。飲みに行こうぜ」
「またかよ?肝臓壊しても知らねーぞ」
「あら、いいですね~♪所長の奢りですよ」
「おいおい~、瑠偉は厳しいねー?割り勘でいこうや」
「女にお金を出させるですかぁ?所長のちょっといいとこ見たいですねー?」
聖探偵事務所からそう離れてない場所のアメリカンBARに飲みに行く事となったようだ。
丈二はベージュ色のトレンチコートに色合わせの中折ハットを身に纏いながら事務所を出る。
尚紀も自分のコートを着て瑠偉と共に所長の後に続いてくる。
二人の後ろを歩く形になる彼であるが、ふと冬空を見上げてしまう。
「……愛した人のいない未来を今、俺は生きている」
風華の意思を継ぎ、彼女が守ろうとしたかけがえのない存在を守り抜くため選んだ使命がある。
東京でその使命を果たす彼の姿とは、
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東京の夜。
ネオン渦巻く繁華街の路地裏へと若者達に連れて行かれるのは一人の少女。
その手には万札が数枚握られているようだ。
路地裏先の開けた隙間エリアには少女を囲む少年少女の不良グループ。
このお金はこの少女が援助交際をさせられて手に入れた金であり、今日はその集金日だ。
「援交で稼いだ金を出せよ」
少女は黙ってグループに売上を提供する。
「チッ…湿気てやがるな。サボってんじゃねーのかぁ?」
「おい、お前こんだけしか稼げてないって舐めてんの?」
「そうよ、どうせなら間抜けなオッサン共から財布ごと盗んできたらいいじゃん」
「お前は未成年なんだし、お巡りに捕まっても少年法とかで守られてるんだからやれよ」
年頃はまだ中学生と思われる少女は俯いたまま何も喋ろうとはしない。
これだけの理不尽をされても言われるがままである。
「もうパパ活みたいなキモいおっさん遊びに付き合うより稼げる方法やるっきゃないよね?」
「そうそう、売春ってやつ」
「お前彼氏とかいないんだろ?そろそろ女になる経験したっていいんじゃね?」
「まぁ、初めての相手は~お前みたいなガキの体に欲情する変態オッサンだけどなぁ♪」
少女を嘲笑い、玩具にして弄ぶ不良グループ。
他人がいくら傷ついても心の尊厳をどれだけ踏みにじっても心が痛くない悪魔連中である。
全ては自分さえ良ければそれでいいだけの傲慢で強欲な若者達。
この東京では珍しい存在ではないのだろう。
「ふっ……ふふふ……あははは………」
俯いた表情の少女は何がおかしいのか気が触れたように笑い出す。
「あんた達さぁ……いつまでも私を玩具にしてられると思わないことだよ」
「あ?テメーなんだその口の聞き方は?あぁ!?」
少年の一人が少女の胸ぐらを掴み上げて持ち上げる。
少女は自分を掴む少年の手を右手で握り締めてくる。
「ぎゃああああああーーーーッッ!!?」
肉と骨を潰す嫌な音が響く。
少年の右手首は握り潰され、肉が裂けて大量の血が吹き出す。
ありえない光景に対して周りの不良少年達は何が起こったのかも分からず呆然としている。
「私さぁ…力を手に入れたんだ。あんた達に復讐してもお釣りがくるぐらいの力をさぁ…」
理不尽に搾取されてきた少女は左手を構えるとソウルジェムが出現して眩い光を放ちだす。
「ヒィィィーーーーッッ!!?」
手首を握り潰された少年の首が宙を舞う。
切断された首から大量の血が噴き上がり、倒れた少年の体は痙攣したままだ。
「な…なんだよ…お前…なんだよ…そのコスプレみたいな姿は!?」
「あんた…何したの?何したって言ってんだよ…おい!?」
魔法のマチェーテをクルクルと回転させながら邪悪な笑みを浮かべるのは魔法少女である。
返り血を浴びた顔は晴れやかで実に清々しい表情を浮かべてくる。
「もっと早くキュウべぇと出会いたかったなぁ…そうすれば……」
横にいた少女の首が飛ぶ中、復讐者が雄叫びの如き叫びを上げてくる。
「お前達に復讐出来たんだよぉぉぉーーーーッッ!!!」
次々と少年少女の不良グループを襲い始める魔法少女と呼ばれる荒々しい復讐者。
悲鳴を上げながら逃げようとする子供達を次から次に斬り捨て、体を両断していく。
おびただしい血と撒き散らされた臓腑の海が広がっていく。
返り血塗れの自分に対して心底愉快な表情で殺しを楽しむ魔法少女の姿がそこにはあるのだ。
彼女が稼いだ援助交際の金が血の海に転がっている中、嘲笑いながらこう吐き捨ててくる。
「魔法少女は最高だよねぇ!稼いだ金はくれてやるわ、命の代金にしちゃ~汚い金だけどね♪」
愉悦に満ちた表情をしながら満足気にはしゃぐのだが、未だに血に飢えた表情を浮かべる。
「これで復讐は果たし終えたけど…まだ足りない!もっとこういう連中の悲鳴が聞きたい!!」
彼女と同じような被害者の子供達を助けてあげたいと彼女は言いだし、殺戮を正当化していく。
壊れた正義の世界にどっぷり浸かりこみ、独善と私刑を心から楽しみたい魔法少女なのだ。
「
魔法少女に刃向かえる人間などこの世にはいない。
もし魔法少女に襲われたならばこの場に転がる無数の死骸と同じ末路になるだけだろう。
魔法少女の力とは狂気の力にもなりうるのだ。
「さぁ、正義の変身ヒロインになった私の活躍が待っている先は~~……」
路地裏を照らしていた街灯が明滅する。
灯りが消えて灯りがまた灯った時、さくらの背後には黒衣の男の姿が立つ。
「えっ……?」
頑丈な黒いエンジニアブーツ、破れにくいバイク用の黒い革パンを纏う下半身。
上半身はパーカーフードがついたウィザードローブの黒いジャケットコートを纏う。
黒いパーカーを頭部に被る奥には金色の瞳が輝く。
感じた事もない恐ろしい魔力と殺気を感じた魔法少女が振り向く時、逃れられない死が訪れる。
「…お前のような魔法少女は人間社会には必要ない」
パーカーが首裏の角によって跳ね上げられ、悪魔の素顔を晒す。
鈍化した世界。
魔力の光剣が正義に狂った魔法少女に振り下ろされる。
「あっ…?」
魔法少女の体は頭から下まで唐竹割りによってソウルジェムごと両断されてしまう。
返り血が悪魔の顔と体に飛び散り、漆黒の服が返り血の色を闇で覆う。
悪魔は炎の魔法を使って魔法少女の死体を燃やす。
死体が残ってしまった場合は死体を焼却して証拠を隠滅してきたようだ。
「……………」
罪人を焼く地獄の業火の如き炎に焼かれる魔法少女の骸を悪魔は静かに見つめ続ける。
そんな時、ビル風が彼の背中を吹き抜ける。
かつて愛した女性が背中に触れたような気がしたが無言のまま。
ここまでしなくても説得する事が出来たのではないか?と、風は悪魔を戒める。
「俺は人間を殺す罪を犯す魔法少女を……決して許しはしない」
世界の優しさなど悪魔は信じていない。
警察のパトカーの音が近づいてくる中、ビルの上に跳躍してその場から去っていくのであった。
♦
事件現場には警察が残したキープアウトの黄色いテープが張られている。
そんな路地裏に向かって一人の男が歩いてくる。
葬式などで使われる白い花束を持った男は聖探偵事務所で働く尚紀の姿のようだ。
黄色いテープをめくり上げて事件現場に入り込む。
遺体が転がっていた場所には人間の白い線が無数に残されている。
白い人間の線の中に花束を置いてから事件現場から去っていく。
「死んだ人間は全員クズ共だろう…それでも…こんな死に方は人間の死に方ではない」
生きていれば人間の法によって裁かれて更生する道もあったかもしれない。
そんな道を独善的狂気を纏った魔法少女が理不尽に奪っていく。
魔法少女はそれを正義だと言いながら自分の我欲と殺戮を正当化していく魔女そのものだろう。
「正義の味方気取りで魔法の力を使い、人間が理不尽に殺される社会が…ここにある」
この花束は魔法少女という絶対者に踏み潰された人間達に送る彼なりの手向けであった。
♦
東京の暗闇の中を生きる悪魔がいる。
探偵として生きながらも東京の魔法少女社会と深く関わっていく存在こそが本物の悪魔だ。
人間社会を脅かす悪に堕ちた魔法少女を殺戮する者。
東京の街で暗躍し、人間に危害を与えて殺す魔法少女の元に現れては殺害を繰り返す。
魔女と戦う魔法少女には手を出さず、その使命から逸脱した存在を敵として狙う。
東京の魔法少女達が見向きもしないだろう使い魔を狩ることも生業としている。
魔法少女の使命である魔女との戦いや、縄張り争いには不可侵を貫く立場を堅持していく。
魔法少女社会問題では終わらない無関係な人間を巻き込む案件を魔法少女に代わり処理する者。
東京の守護者を貫く人なる悪魔、人修羅の物語が今ここに始まるのであった。
読んで頂き、有難うございます。