貴方のためだけに   作:死告天使

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この9月と10月はいろいろあるので更新は今より遅れる可能性があります。本当に楽しみにしている方は申し訳ない。


8話

「あたたたた.......いつの間にか朝か.....1人部屋か......逆に女子と相部屋になったら虚ちゃんに......いや!朝からこんなことを考えるのをやめよう!」

 

昨日、部屋で虚ちゃんに気絶させられていた俺は首が痛いのを我慢して時計を見ると、まだまだ時間があった。

 

「.......さてと.....どうすれば良いのか.....」

 

悩んでいたのはやはり「簪さん」についてだ。中学で勉学や訓練してる合間に毎回考えていた。友達やTLTの人達に相談をしてみたのものの

 

「ん~、お前は好きな人がいたから断ったんだろ?じゃあ、何も心配する必要ないじゃないか。その女の子も時が過ぎればお前のことを忘れてちゃんとまた別の好きな人が出来ると思うよ?」

 

と、言っていたが......自分の心がモヤモヤしたままだった。まだ時間があるしもっと考えようとしたが

 

ぐ~

 

「......飯....食いに行くか...」

 

人間の欲求には勝てなかった。

 

 

 

 

 

 

「よぉ!勇介!」

 

「ん?あぁ、織斑君おはようございます。」

 

食堂に向かっていると後ろから織斑君がこっちに向かってきた。相変わらず距離が近い近い。見ろ、周りの女子を....

 

「ねぇ、あれが噂の...」

 

「うん....BLコンビ......ネタが尽きないわ!」

 

「でもさ、二人目はさ3年の虚先輩の恋人じゃないの?」

 

「一夏→勇介→←虚の関係......嫌いじゃないわ!」

 

「勇介に惚れた織斑先生の弟...一夏は告白しようとした....だが、既に勇介には恋人がいた....諦めきれない一夏は......ハァハァ....良いわ!良いわ!」

 

なんつう学園なんだよ.....ここは。いや、そりゃ人の性癖なんていろいろですぜ!俺も弟に影響されて百合好きだが、ノーマルだ!BL本を出されればそりゃ、渋るがR18以外だったら見ることもあるさ.....

 

「なぁ、周りの人らどうしたんだ?顔を赤くして....大丈夫かな?」

 

お前はどこまで純粋なんだよ......さらに、後ろから女子が後からやって来て新手か?と思ったが違った。

 

「全く!私を置いていくとは酷いではないか!一夏!」

 

「いや、勇介がいたからさ。まぁ、ごめん箒。」

 

どうやら一夏の友達のようだった。

 

「ん?貴様が.....」

 

「えっと、どうも初めまして。知ってるかもしれませんが、私は岡本勇介と言います。すいません、失礼ですが貴女は?」

 

「え?あ、あぁ、私は篠ノ之箒と言う。よろしく頼む。名字で呼ばれるのは少し嫌でな...箒で頼む。」

 

「分かりました。箒さん」

 

「よし!二人の自己紹介も終わったし!ご飯食べに行くか?」

 

「ん?いいんですか?自分も」

何か凄い目で箒さんが俺と一夏を見てる。「おのれ!私の時間を邪魔しやがって!」と「私だけじゃ駄目なのか!?」という気持ちが読み取れる目であった。だが、

 

「な?良いだろ箒?」

 

「.....はぁ、良いだろ」

 

諦めたのか了承した。.....同じ女子だから聞いてみるか....そして、3人で食堂へ向かって行った。

 

 

 

 

「ほぅ、それは大変ですね.....」

 

「ふん!それはこいつの自業自得だ。」

 

「えぇ!?あれは俺のせいなのかよ!?」

 

食堂でそれぞれ食事を取って話をしていたのだが、俺が理系という悪魔から苦戦している時に織斑君は、何人かにクラス代表に推薦されそれに、反発した女子と決闘することになったという......あれ、そういえば

 

「勇介はクラス代表にならなかったのか?」

 

「.....そういえば、誰でしょうかクラス代表...」

 

「「いや!知らないのか(よ)!?」」

 

そういえば、理系に苦戦し過ぎてあまり、そういったことを聞いてなかったな.....すると

 

「何言ってるの?勇介君が代表でしょう。既に担任の先生から決まったって報告があったわよ。」

 

後ろから声がして振り向くと、「おはよう」とかかれた扇子を持っている会長がいた。

 

「あ、おはようございます更識会長。」

 

「はい、おはよう勇介君。」

 

「なぁ勇介、この人誰だ?」

 

「え?あぁ、この方はこの学園の生徒会長だよ。」

 

「そうなのか?」

 

「そうよ、更識楯無って言うの、宜しくね織斑君。」

 

会長....一夏と近付くのは良いけど....

 

「......」

 

箒さんがヤバい目で見てるから!「お前を消す」という殺意みたいなものがこっちまでビンビンにしてるから!なんとか、話を変えないと.....そうだ!

 

「え、ゴホン!会長、その俺.....私が代表って言うのは?」

「え?さっきも言った通り担任先生からも報告があったし、勇介君も承諾したって聞いたわよ。」

 

・・・・あ!あの時か!昨日の2時間目に苦戦していた俺は良く話を聞かずに皆が「岡本君で良いよね?」と満場一致の状態で聞こうにも無理だと感じて頷いた.....あの時か!

 

「その様子じゃあ自分も知らずになっていたようね....」

 

「あ、あははは.....やはり、理系は悪い文明....」

 

「「いや、理系は何も悪くないだろ....」」

 

いや、取り消すということは.....出来ないだろうなぁ....

 

「自分が聞かなかったのも悪いですし、何より頼まれたからにはしっかりやらせて貰います!」

 

「うんうん、良い顔良い顔」

 

「凄いなぁ、勇介は....」

 

「気持ちの切り替えが早いな....」

 

それから、生徒会長と別れてご飯の再開してる時に、箒さんに聞きたかったことを思い出した。会長でも良かったが....自分の第六感が余計にややこしくなると感じてやめていた。

 

「あの.....箒さん」

 

「ん?どうした?」

 

「あ、いえ、昨日昔の知り合いに出会いましてね....」

 

「ん?勇介の初恋の人か?」

 

「何!?そうなのか!?」

 

箒さんが机から身を乗り出してきたが

 

「違いますよ....まぁ、初恋の方は大丈夫だったんですけど....問題はその後なんですよ....」

 

「その後?」

 

昨日のこと少し嘘交えて二人に説明した。

 

「知り合いと引っ越す前に喧嘩してそのまま.....と....」

 

「普通に謝れば良くないか?」

 

普通の喧嘩だったらなぁ.....

 

「......そう簡単にはいかない喧嘩をしてしまいましてね.......」

 

「ふむ......わ、私ならそいつ好きな物を作って話をしにいくが...」

 

箒さんが一夏を見ながらそう提案してくれた。てか、箒さん....一夏のことが好きなのかなぁ?あからさまに頬を赤く染めてるし.....まぁ、提案はそれにしようとしたんだがな

 

「好きな物か....なんだろう」

 

「む、お前....知り合いなのだろう。そいつの好きな物を知っているのではないか?」

「いや、知ってるけどもう何年も前だから変わってるかもだし....」

 

簪さんが好きな物と言えば....やはり、あれしか....

 

「勇介!男なら度胸!バシッと行ってこい!」

 

「そうだぞ!男なら怯えてどうする!」

 

二人が後押しをするので

 

「そう....だよな、やるしかないよな...」

 

怯えて誰かを救えないなんて......あの時で十分だ....

 

「そうだぜ!そのいきだ!」

 

「ふぅ......ありがとうございます。箒さん、織斑君....よし、それなら授業があるからその後に行動しよう!本当にありがとうございます!」

 

と、席を立とうとするが

 

「お、おい勇介!ご飯は!?」

 

「?もう既に食べ終わりましたが?」

 

二人を見るとまだまだあり、自分のは考えながら食べていたので既に終わっていた。すると、織斑先生が食堂に現れ遅れてるやつに忠告しに来た。

 

「や、やばっ!おい箒!さっさと食べるぞ!」

 

「あ、あぁ!」

 

「.....すいません、お先に失礼します。あ、後織斑君」

 

「ん?」

 

「織斑君が代表の人と戦うんですよね?だったら、同じ国の生徒もしくは先生に聞くか代表ならテレビに出てるでしょうから映像にも動きがあると思いますから、それを参考にすれば何か突破口が見つかると思いますよ。」

 

「!そ、そうか!悪いな!」

 

「いえ......箒さんもまた何か奢りますよ....二人のお礼ですから」

 

「す、すまないな。」

 

「いえいえ....では」

 

そして、俺は二人に感謝しながら2組に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし!親に例の物を速達で送って貰ったから.....明日には届くな!」

 

授業が終わり、生徒会に「先に山田先生との練習があるから」と伝えて山田先生の元へ向かっていた。その時更識会長から

「あら、虚ちゃんを放って山田先生との用事?」

 

と言って来たので......流石に言ってはいけないことなので真面目に怒らせてもらった。

そして、山田先生に待っていてくれと言われたので、親に連絡をいれて簪さんが好きそうなアレを送って貰った。

 

「喜ぶかなぁ?」

 

「あ、お待たせしました。」

 

山田先生も仕事が一段落したのか自分の所へ来た。

 

「では、いきますか。」

 

「よろしくお願いします。」

 

そうして、練習をしに練習場へ向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ.....なんとか....飛ぶ時に狙いをつけて撃てるようになった。」

 

「お、お疲れ様です。」

 

一面には的を外して凸凹になっている地面があった。

 

「歩きや走りはそこまで苦労はしなかったんですがね.....そういえば、岡本君は銃に慣れていたのですか?」

 

「え?えぇ、これと同じやつを」

 

と、杖変わりにしているディバイントランタャーを見ながら。

 

「最初の頃はまずあの人たちに身体を鍛えられましたからねぇ....身体を鍛える理由の一つがこれなんですがね...」

 

そう打鉄を装着している山田先生にディバイントランタャーを渡して撃ってもらうと

 

ドゴンッ!

 

的に少しかすった。

 

「~っ....これ....反動が凄いですね」

 

そう、このディバイントランチャーはもともとビースト専用にしていた大抵のビーストならこれを食らわせれば消滅出来るとあの人たちが言っていた。つまり、性能をそのままにIS用に仕立てあげている。祖父がこれを狙いつけるのはとても大変だったと言っていたのを思い出した。

 

「自分はもう慣れましたから、立って撃つならまだしも、浮きながら撃つのは初めてで......」

 

反動も強く、地面ならまだ体勢などで耐えるということが出来るが空中だと軽く後ろ飛ぶことになる。

 

「.....大変ですね」

 

「いえ、でも流石山田先生ですね、流石元代表選手です。」

 

「い、いえ.....え?なぜ知ってるんですか!?」

 

「?他の先生が言ってましたよ。」

 

自分の担任の先生も「あの先生は見かけはああだが、代表になるほど実力がある.....舐めてたら駄目よ」と言っていたのだ。

 

「そ、そうなんですか....は、恥ずかしいです。」

 

「やはり、山田先生は凄いですよ。」

 

「いえいえ!岡本君も経験も積めば!」

 

「......」

 

経験を積めば......か.....もっと積んでいたらあぁならなったのか.....いや、あれは俺にはどうすることも.....

 

「...君...岡本君?」

 

「!は、はい!どうしましたか?」

 

「あ、いえ、その岡本君の顔色が少し暗くなったので.....もしかして!私何か駄目なことを!?」

 

「いえ!山田先生は何も関係ないです!ちょっと考え事をしてしまって。でも、大丈夫です!」

 

心配をかけてしまいとなんとか笑顔で誤魔化しをした。

 

「あ、では私はこれで!今日はありがとうございました!」

 

「あ、岡本君....」

 

心配をかけまいと、すぐに打鉄を解除して更衣室に向かった。

 

 

 

「俺は....」

 

『た、助けて!!!!!』

 

「俺は....」

 

『あ、あああああ!!!!!』

 

「俺は!!!!!」

 

「きゃっ!」

 

「おわっ!」

 

あの出来事を思い出して、少し鬱のような状態で歩いていると誰かにぶつかってしまっていた。

 

「す、すみません!大丈夫ですか?」

 

ぶつかってしまって尻餅をついた相手に手を伸ばした。その人は

 

「ん?本音か....」

 

「あ、ゆー君だ!」

 

ぶつかってしまった相手は本音だった。

 

「どうしたの?何か顔色が悪いよ?」

 

「い、いや!大丈夫だ!本音こそだったか?」

 

「う、うん......ねぇ、ゆー君」

 

「ん?」

 

「もしかして、かんちゃんのことで悩んでた?」

 

「.....?」

 

突然のことで?が浮かんだが、あぁ、昨日のこともあってかそれで悩んでいると勘違いしたのか.....自分の気分を変えるためにそうしよう....すまない、簪さん!

 

「そ、そうだな」

 

「.....口調も前の時に戻ってたから....もしかしてってね!」

 

「あ」

 

口調も戻るほど.....焦っていたか....

 

 

「...その....ゆー君とかんちゃんの関係......聞いたよ....」

 

「.....誰から...」

 

「かんちゃんから....」

 

「......そうか....かんざ「私ね!」!」

 

「お姉ちゃが幸せになって欲しいし、かんちゃんも幸せになって欲しいってずっと思ってたの.....でも、話をきいてたらね.....わかんなくなっちゃってね.....」

「......」

 

「でも、それを決めるのは本人で、ゆー君もお姉ちゃんが1番好きでしょ?」

 

「..あぁ、大好きだ....とっても...とっても...自分の命を変えるほど大好きだよ....だから...」

 

「そうだよね....かんちゃんが前に目を腫らして帰って来たから「どうしたの?」って聞いたら「何でもないよ」って笑顔で答えたの....ゆー君家に行くって聞いたから...悲しくて泣いて帰ってくると思ったら違ったの.....とても....笑顔だったの」

 

「.....」

 

「私自身、「あぁ、良い別れかたしたんだな」って思ってたけど....違うんだね.....」

 

「.....そうだ」

 

「かんちゃんね.....あの後、いろんなことを取り組んだんだよ....ISや勉強や運動....いろんなね.....私達は凄いやる気だと思ったの....昨日、聞いたらあれはゆー君の気持ちを諦めるためだって.....実際、ゆー君と昨日会うまで耐えて....いた...んだって....」

 

途中から我慢が出来なかったのか、だんだんと涙を浮かべていった。

 

「私......かんちゃんの友達.....失格....だよ....」

 

「そんな...」

 

「本当だよ!私!かんちゃんの気持ちを良く知ってたと思ってたの!でも....でも....うぅっ....」

 

「本音......俺は.....簪と同じかもしれない」

 

「え?」

 

「俺は訓練して強くなったって言ったな......でも、あの頃と比べ何も変わってないよ.....弱い俺のままだよ」

 

「ゆー君は変わったでしょ?」

 

「それは外見とかだろ.....自分も訓練訓練で簪の気持ちを忘れようとしてたのかもしれない.....そして、そんなツケがまわったのか.....あんな....」

 

自分の拳に血が出るかもしれないほど力で握ってるのが分かる。

 

「でも、だからこそ......俺や簪は前に進まなくちゃいけないかもしれない」

 

「......」

 

「明日、もう一度簪と会うよ.....そして、どんなに叩かれようが何を言われようが.....俺の気持ちは変わらないって伝えるよ....」

 

「......」

 

「本音.....お前は友達失格って言ったけど、失格どころか最高に頼もしい人だよ」

 

「え?」

「あいつが1人だったら多分、俺みたいに......いや、それはないか....でも、諦めれずにいたんだろう....でも、本音や周りの人がいたから簪も耐えれたんだよ.....」

 

「.....」

 

「ごめんな....本音.....こんな気持ちさせて....」

 

「ううん....大丈夫だよ.....」

 

「......よし!今度、お前と簪に何か奢るよ!」

 

「ふぇ?良いの?」

 

「迷惑かけた分だよ.......ほら」

 

本音にハンカチを渡して涙をふかした。本音も落ち着いたのか、いつもの笑顔に戻っていた。

 

「ありがとう.....ちゃんと奢ってね。」

 

「あぁ、何か考えてろよな」

 

「うん、それじゃあね。」

 

そして、本音と別れて生徒会に行こうとした......ん?

 

「....待て、本音さん」

 

「.....」

 

「君.....生徒会だよね」

 

「そうだね」

 

「仕事はどうした?」

 

「ゆー君のような勘がいい人はきら....「逃がさん!」やだぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

本音を捕まえて生徒会室に一緒に行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜になり俺は夢を見た.....それは....

 

 




仮面ライダーのキャラやセリフを出そうと思うけど、なかなか機会得られない。申し訳ないです。

勇介が見た夢は何が良いでしょうか?

  • 勇介の過去
  • ネクストと真木さんとの出会い
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