ファーストアラートから数日後俺はとある事を思い出していた。
「そういえばリインフォース?」
「なんですか?」
「リインフォースが管理してるこれ英傑の書、これが何なのか聞いてなかったね。」
「そういえば詳しい説明はしてませんでしたね、これは英霊ってのは昔あるいは未来あとは平行世界で偉大な事をした者が死後、座と言われる場所に祀られた存在で基本7つのクラスに分けられているんです、要は死ぬ前に偉大な事をした英雄だ、それでその英霊はこの本の中に入っています、しかし入っているというだけでこのままでは何にも起きないでしょう。」
「なんで?」
「それは中に入ってる英霊が許可を得ないと使えないからです。」
「許可を得るにはどうすればいいんだ?」
「それはこの本の中に主が入りそれぞれに許可を直接もらわないといけません、しかし簡単にはもらえません、なぜなら英霊達はそれぞれ試練を言ってくるでしょう、それをクリアしないといけません、その内容は難しいものから簡単なものまであります、例えるなら要求をを解決したり勝負して認めないとかもあります。」
「それは大変そうだね………………けどそれらを達成すれば強力な力を扱えるんだよな。」
「はい、それで選べれるのは今の所は七人だな。」
「その七人とは?」
「まずはセイバーのアルトリア・ペンドラゴン、アーチャーの衛宮士郎、ランサーのクーフーリン、ライダーのメドゥーサ、キャスターのメディア、アサシンの佐々木小次郎、バーサーカーのヘラクレスです。」
「その人達は凄いのか?こっちでは。」
「えぇ、それぞれ凄く有名な人達だ。」
「そうなのか、分かった、それで早速試してみたいんだけどいいかな?」
「いいですよ、それでは最初は誰にしますか?」
「それじゃまずはアサシンの佐々木小次郎からお願いできる?」
「分かりました、ちなみに主以外は送れませんので、行きます。」
「よろしく頼むな。」
そして俺は本の中に入った。
俺が中に入ったらいた場所は長い階段にデカい門がありその前に一人の男がいた。
「お主が英傑の書の主か。」
「そうだ、俺の名はオウカ・カグラだ、あなたが佐々木小次郎だな?」
「いかにも、それでここに来た理由は我から許可をもらいに来たのだろう?」
「そうだ、それで試練はあるのか?」
「あるぞ、我の試練は
秘剣燕返しの成功だ。」
「燕返し?」
「これから我はその技をお主に与え続ける、安心しろ、それによりお主は死んだりしない、だが痛みは来るから気を付けるがいい。」
「分かった、始めてくれ。」
そして俺は燕返しを受け続けた。
燕返しを受け続けて半年(外では時間は過ぎてないらしい)漸くできるようになった。
「完成したな。」
「あぁ、ありがとな、これで試練は突破したな。」
「そうだな、よく頑張ったな、それではこれからはマスターと呼ばせてもらう、それでは現実、又はこの書の中でとある事を叫べば俺の力をお前が十全に扱えるぞ。」
「言葉とは?」
「それはな、英傑の書を持って、「英傑の書よクラスアサシン、佐々木小次郎の力を俺に与えよ」、と叫べば我のこの服と刀が装備され我の力を扱える。」
「分かった、ありがとな、それじゃ戻らせてもらうよ。」
「あぁ、我に会いたくなったらまたこればいい。」
「分かった、これからもよろしくな。」
そして俺はもどった。
戻ってきたらリインフォースが入った状態と同じだった。
「主よお疲れさまです、それでどうでした?」
「うん、見事試練を突破したよ。」
「そうですかそれはよかったです、それで続けて行きますか?」
「そうだな、それじゃ行かせてもらうわ。」
俺は続けて行った。
俺はそのあとライダーのメドゥーサ、キャスターのメディアとランサーのクーフーリン、バーサーカーのヘラクレスとアーチャーの衛宮士郎の所に行ってメドゥーサは天馬を乗りこなすだった、それは一月程で出来た、次にメディアはとにかく魔法の練習でクーフーリンの所で試練は、クーフーリンの槍、ゲイボルクを一㌔先の的に当てるというもので二ヵ月かかった。
それとバーサーカーのヘラクレスは話が通じなかったけど何とか理解してみたらなんと12回殺せと言われて俺は様々な方法で12回殺したよ。
それで次はアーチャーの衛宮士郎なんだけどこれは彼の扱う無限の剣製-アンリミテッドブレードワークス-を自分のやり方で完成させる事だった。
それで無限の剣製のやり方を教わりやってみたけど剣は1ヶ月程で出来たけどそれを俺なりに完成させるのに苦労した、けど半年かけて俺なりのが出来た。
その名は無限の武器製-アンリミテッドウェポンワークス-となった。
そして最後にアルトリア・ペンドラゴンの所に来て試練を受けにきたら、最後に相応しい決闘だった、そして俺はこれまで得た力をフルに使い見事倒した。
そして現実に戻った。
「ただいま、これで皆の試練は突破したぞ。」
「はい、見事です、ですが、いますよ?」
「何?もう7人の筈だろ?」
「はい、7人出来たことで一人増えました。」
「それは?」
「クラスは不明で最古の王、ギルガメッシュ。」
「ギルガメッシュ………。」
「こいつは特に気を付けた方がいいでしょう。」
「…………けど、俺は挑んでいきたい。」
「…………分かりました、私は止めません、主が満足するまでお付き合いしますよ。」
「ありがとう、それじゃ行ってくるよ。」
俺はギルガメッシュに挑みに行った。
「お主が英傑の書の主か?雑種。」
これは確かに最古の王と呼べるだけの人物だな。
「はい、そうでございます、最古の王、ギルガメッシュ様。」
「ほう、それぐらいの事は出来るか、ならば今回の試練を教えてやる。」
今回?もしかして複数回あるのか?
「その顔は複数あるのか?と考えてるな、それはな、お主は7人を見事味方にしたことにより俺様が次に進めるか確かめる事だ、そしてお主が見事この試練を突破したならまた新たに味方にすることが出来るものが増えていく、そういうことだ。」
「そうですか、ありがとうございます。」
「ふむ、それで今回の試練は俺様が武器を出し続ける、それを見事防いだりかわしたりして見事俺様の所にたどり着け、ただしこれまで得た力は扱えないからな。」
ギルガメッシュ様がいうと豪華な椅子に座りその背後から波紋が浮かびその中から武器が出てきた。
「見事ここまで辿り着いてみろ、雑種。」
そして試練が始まった。
そして俺は一週間後、見事ギルガメッシュ様の所にボロボロになりながらも辿り着いた。
「見事辿り着いたな、褒美だ、今回はこの剣を渡そう。」
それで出したのは光輝く剣だった。
「これはクラウ・ソラス、これを扱うがいい。」
「ありがたき幸せ。」
そして俺はクラウ・ソラスを受け取り離れた。
俺はもどりリインフォースに報告してその日は寝た。