紅魔館の黒一点   作:アクト

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文字数増やすのなかなか大変。他の方の凄さは書いてみてようやく分かる。
目指せ1話4000文字!!
頑張っていきます。





紅魔郷後
執事とメイドと能力と


「黒夜、あなたは紅魔館の執事になりなさい。」

 

今日で僕、晦 黒夜は吸血鬼の館に拾われてからちょうど8年になるらしい。紅魔館の主、レミリア・スカーレットの自室に呼ばれていた。

僕の身長は、まだ低い。吸血鬼のレミリアと比べても僕の方が低い。多分あと10センチ伸びてくれれば追いつくと思うんだけどなぁ。さて僕の身長の悩みは置いとこう。同じ人間のあいつより少し高いんだ。なら普通なはず。

次は今の言葉について考えよう。日頃の悪戯がばれて怒られるかと思ったけど、どうやらちがったみたい。執事ということだけど、僕は多分そこらの同年代より優秀だ。これは別に傲慢になってるとかじゃない。図書館でパチュリーさんが色々教えてくれるおかげだと思っている。

 

「執事ってあれだよね。なんか家事をやったりするやつ。妖精メイドもいるしなんで?必要?」

 

「紅魔館に住んでいる皆には、役職があるわ。門番とか庭師とかが美鈴。パチュリーは多分司書。小悪魔も司書かしら?」

 

なんか曖昧だなぁ。美鈴さんは役職が多すぎるし、パチュリーさんは図書館からほとんどでてこないから、小悪魔さんと一緒に司書ってことなのかな。っていうかレミリアも把握してないじゃん。

「で、僕とあいつにも何かやらせようってことなの?」

 

「そうよ。でも今は特に仕事はないわ。今まで通り能力を高めなさい。仕事は美鈴が教えてくれるはずよ。ちなみに咲夜はメイドよ。あとなんで普段私は呼び捨てなのかしら?」

 

やること自体は今とあんまり変わんないのか。

ならいいかな、うん。レミリアを呼び捨てにしてるのは、普段何してるかあまり知らないからなんだよね。特に何か教わった記憶もないし。

 

「普段何を、やってるか知らないからだよ。これからはお嬢様って呼べばいいの?」

 

「そうよ。あと、私が紅魔館の運営をやってるのよ。」

 

へぇ。そうだったんだ。普段から忙しそうだったから知らなかったんだよね。

 

「了解しました。お嬢様。ってこんな感じでいいの?」

 

「それでいいわ。もう話は終わりよ。戻っていいわよ。」

 

「失礼しました。」

 

あぁ、なんか疲れたー。今日から僕は執事で、あいつがメイドかぁー。色々頑張んなくちゃな。まあ今日はもう少ししたら寝ようかな。

紅魔館の中には、僕とあいつの部屋がある。普段からここで寝泊まりしているんだ。ただなんで部屋が共通なのかがわかんないけど。

部屋で、今日パチュリーさんから出された課題や学んだことの復習をしていると、ドアが閉まる音がした。開いた音に気づかなかったのは、多分それだけ集中出来ていたのかな。

顔をあげると、月明かりに照らされて綺麗な銀髪が視界に入る。身長は、僕の方が少し高い。ここ重要。

 

「咲夜か。お前もメイドになったんだよな?」

 

―――――――――――――――――――――

 

「咲夜か。お前もメイドになったんだよな?」

 

「うん。そうだよ。」

 

私はさっきまで、お嬢様の部屋にいた。そこでメイドに任命されていた。黒夜にもほとんど同じ説明をしたと言ってたから、多分執事にでもなったと思うんだけど。

黒夜が課題から顔をあげて目が合う。

こいつの顔の善し悪しは比較対象がそもそもほとんどいないので分かりずらいけど、食料としてみた人間と比べたら、暫定1位。私から見ても悪くない。

艶のある黒い髪で赤い瞳。私の髪は銀髪で瞳は青色だ。なので、美鈴さんが

「2人で並ぶとなんか反対の色っぽいのでお互いの良さ目立ちますね。」と、褒めてくれたのは嬉しかった。美鈴さんの紅い髪も鮮やかで綺麗だと思うけど。妙な空気になったので話題を探す。ちょうど黒夜が、パチュリーさんからの課題をやっていたのでラッキーだ。

 

「あなた、まだ課題やってなかったの?やる時間はあったでしょ。」

 

「やろうと思ったときに、お嬢様から呼ばれたんだよ。」

 

まだ課題を終わらせてないところから話を広げる。

 

「呼ばれる前は、あなた何もしてなかったじゃない。」

 

「うっ。考え事してたんだって。」

 

私達は同じ部屋で暮らしているので黒夜が、何をしていたかは私にも分かるのだ。逆もまた然りだけど。こいつが、呼ばれるまでの間寝る訳でもないのにベッドの上で目を瞑っていたのを、私は覚えている。どうやら考え事をしていたらしい。

 

「何を考えていたのよ?」

 

「…さぁ何考えてたか忘れちゃった。そんなことより明日もまた話があるみたいだけど、今度は2人一緒だよね。しかもパチュリーさんと小悪魔さんもいるときに。」

 

「そうだね。何を話されるかは知らないけど。」

 

そうなのだ。さっきお嬢様から、明日は夕食後に残ってくれと言われたのだ。お嬢様といえばさっきこいつもお嬢様と呼んでたか。なんか違和感あるけど執事になったことで呼び方を変えようとしてるのかな。

明日のことは私もかなり気になる。メイドのことは今日言われたから、他にも何か重要なことがあるっぽい。パチュリーさんが図書館から動くことから想像出来る。最近色々変なことがあるし。まあ考えても仕方ないか。

いつの間にかもう寝る時間になっていた。今夜は晴れていて、月が綺麗に見える。

 

「まぁ明日もまたやることが沢山あるから早く寝ましょ。」

 

「りょーかい。」

 

黒夜はたまに夜更かしをして何かしているが、女の子には、夜更かしは敵だと美鈴さんから教わったのだ。私は、最近起こる変なことを考えてる内に眠気に襲われ眠りにつくのだった。

 

―――――――――――――――――――――

 

昨日、執事に任命されてから丸1日たった。ん?なんか変な表現だな。まあいいや。

今は夕食後、テーブルに全員集まっている。お嬢様からすれば朝食だけどね。あれ?朝食でいいのか?一応夜なんだけど夜が朝だし。なんて変なことを考えるってことは、僕は緊張しているようだ。

 

「さて、ではそろそろ話し始めましょうか。今日あなた達に集まってもらったのは黒夜と咲夜の能力を知るためよ。」

 

お嬢様が、いうには能力とは、生命に宿ることのある不思議な力のことらしい。

僕と咲夜を拾ったのは、お嬢様の運命を操る程度の能力で僕らが面白い運命を持っているのが見えたからと聞かされた。

それで何か能力の兆候は、ないかということだった。もしあるなら早めに制御できるようにした方がいいらしい。

僕には心当たりがあったが、どうやら咲夜もそうみたい。

僕がちょうど昨日考えていた内容だ。最近変なことがあるのだ。例えば行こうと思った場所に気づいたらもう着いていたりとか。そのときはボーッしてたんだろうって納得したけど、昨日またそれがあったのだ。

 

「能力自体は、霊力と同じような感じで自分の内側に凄く集中すれば見つかると思うわ。」

 

集中。集中。美鈴さんから教わったことに似てるなと思いながら、集中しているとそれらしきことが頭に浮かんだ。咲夜も見つかったらしい。

 

「僕の能力は空間を操る程度の能力です。」

 

「私の能力は時間を操る程度の能力です。」

 

 

 

 




強そうな能力ですが、主人公の強さは弾幕ごっこだと良くて上の下。
タグ通りそこそこってことだね。

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