ソードアート・オンライン~両手剣使いの進む道~ 作:嘘つき魔神
では、どうぞ!
翌日、ソードアート・オンラインを手にいれ、かなりテンションが高くなっていた俺は、7時に起きてしまった。だが、よく考えれば、いつも学校に行く前の準備だったりで、だいたいこの時間に起きていることに気づいた。それすら忘れるほど興奮しているらしい。さて、早起きをしたのだし、今日は学校もない。昨日もなかったけど。なら、やることは一つ。
「SAOの情報収集と行きますか。」
そう、情報収集である。俺は完璧初心者だし、正義はベータテスターだ。足を引っ張ってはいけない、そう思い、パソコンを立ち上げ、SAO、ベータ版と調べる。
「ふーん、ベータ版じゃあ、10階層までしか行けなかったのか。」
となると、100階まで行くには、うん、めっちゃ時間がかかるな。まぁ、いつかはクリアできるだろう。
そして、俺は、SAOの情報収集をしていくのであった‥‥‥
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「ふぅ、今‥‥‥げぇ!?12時かよ!?」
ヤバい、確か正式サービス開始は13時からだっけ?とにかく、さっさと昼飯食うなりして準備だ!
「なんかこう、腹にたまりやすいのがいいよな?よし、ヨーグルトかきこんどこう。」
結局ヨーグルト最強という結論に至るのであった。
「あいつ、驚くかなぁ‥‥‥」
行くかどうか返事をしてない奴が来たら、驚くだろうか、迷惑に思われるだろうか。
「今からでもやるって電話した方がいいかなぁ‥‥‥」
そう思っていたら、突如アラームがなる。はてなんだっけかと思い、アラームを鳴らす時計を見ると‥‥‥
「12時半!?は、早く準備ぃ!」
なんでここまでになるまで一人で駄弁ってたんだ俺。後悔しながらベッドに横たわり、ナーブギアを持ってくることを忘れたことに気づいて、急いで取ってくる。そして、今度こそナーブギアを持ってきて、何故か家の鍵の点検をする。そして、問題がなかったので、ベッドに横たわり、ナーブギアを被る。そして、SAOのソフトを入れ、呟く。
「リンク・スタート‥‥‥」
そう呟くと、今まで見ていた景色はが青一色になり、ナーブギアの設定をするよう言われる。さて、さっさと設定を済まし、ソードアート・オンラインを楽しむとしよう。
「なんで体触らなきゃいけないんだ?」
一つ疑問があったのは、なんで体を触るんだというものだ。まぁ、気にしないことにした。断じて茅場がソッチであるなんてことはあるまい。まぁ、そこら辺の設定をさっさと済ませておく。
そして、待ちに待ったソードアート・オンラインを起動する。
「お、まずはメイクアップからか。さて、どういう風にしたものか‥‥」
俺をベースにどういう改造をしたものか。意外と悩むな。このままやってもいいんだが‥‥
「あ、そうだ。髪を銀色に、目は赤色にしよう。」
なんとなく思い付いたが、思い付きは吉というやつだ。そのままメイクを終わらせ、名前を決めようとするが‥‥‥
「名前ねぇ‥‥‥うん、シュンでいいや。」
メイクで結構唸っていたからか、もう頭が働かない。そのまま自分の名前をいれて、ログインする。そして、俺は、このソードアート・オンライン、正確にはその舞台である、アインクラッドに降り立ったのだが‥‥‥
「うっわぁ‥‥‥すげぇ‥‥‥」
圧巻、その一言だった。煌めく太陽は現実と変わらないようにみえ、空も青くすんでいる。雲もふわふわ浮かんでいる。そして、はじまりの街は、かのローマを思わせる建造物が立ち並び、そこに多くの人がいた。
「もうこんなにログインしてるのか、正義‥‥‥今はジャスティスか、見つかるか?」
ネットゲームでリアルネーム出しちゃいけないと学んだ俺が通りますよ。さて、あいつがいそうなところには心当たりがある。俺は、そこに向かってひたすら走る。そして‥‥‥
「オーイ、ジャスティス!」
「お、シュン‥‥‥え、お前プレイヤーネームそのまま!?」
「え、そんな変か?別にいいと思うんだけどなぁ。」
「いや、大抵の奴は名前で遊んだりするからなぁ‥‥‥」
「ほーん、ところで一人か?」
「‥‥‥ははっ。」
これは触れてはいけない話題と察し、すぐになにか別の話題を探す、結果。
「えーと!そうだ、序盤のレクチャーお願いしていいですかジャスティス先生!」
結果は媚びる。この手に限る。
「はぁ、ま、いいか。それじゃあ‥‥‥」
こうして、俺たちははじまりの街、その周りの草原を探索するのであった。
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「あぁ、遊んだ遊んだ!いやぁ、にしても、筋いいよお前。」
「そうか?確かに、猪が一撃で逝ったことには驚いたが‥‥‥」
「うーん、あれ、なんだったんだ?」
「さぁ?それより、見ろよ。この夕焼け!きれいだよな‥‥‥」
「そうだな、ホントに現実じゃねぇかと錯覚するよな。」
「だが作り物である。」
本当に現実じゃないかと錯覚するほどの景色、だが、俺たちのいる木陰の近くにうろうろしている猪たちがここがSAOの世界であると告げている。
「ていうかもう夕方か、フレ登録したっけ?」
「したぞ。もう帰って飯食うのか?」
「おう、お前はどうするんだ?」
「俺はもうちょっとしたらな。」
「そうか、じゃあ、また明日!」
そういって、ジャスティスがメニューを開き、顔を怪訝なものに変える。
「なぁ、ログアウトボタンねぇんだが‥‥‥」
「お前は何を言っているんだ。ログアウトボタン‥‥‥無いわけ‥‥‥」
ない。本来あるべきのログアウトボタンがない。
「おいおい、なんでないんだよ。今頃アーガスにクレーム殺到だな。」
「違いねぇ、しかし、なんでサービスで天下を取ったアーガスがこんなへまをするんだ?」
「わからない‥‥‥でも、すぐにログアウト‥‥‥」
そう言いかけたとき、はじまりの街方面から鐘の音が鳴る。その重苦しい響きは、嫌な感じを背に這わせる。
そして、青いエフェクトと共に、俺たちははじまりの街に戻された。
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「ここは、はじまりの街‥‥‥だよな?」
「それも転移門広場だな、しかも人が多い。」
たぶん、今SAOにログインしているものが集められているのだろう。しかし、なぜそんなことを。
「おい、運営なにやってんだよ。あくログアウトさせろよ。」
「帰してくれよもう‥‥‥」
「いったい何が始まるんです?」
「第三次大戦だ!」
あちこちから不平や心配そうな声がする。しかし、それはすぐに静まった。
空が赤く染まり、そこから謎の赤いローブが現れたからだ。
「おいおい、なんだよあれ!」
「なんだ?やっぱりどっきりとかか?」
しかし、赤ローブが告げた言葉は、いかなる希望も打ち砕くものだった。
「諸君、ごきげんよう。私が、茅場晶彦だ。」
「か、茅場ぁ?どういうことだ?」
「しっ、まぁ、話を聞こうじゃあないか。」
そして、茅場が話した内容は、俺たちを絶望に追い込んだのであった‥‥‥
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「おい‥‥‥どういうことだよ!なんだよ!ここで死んだら向こうでも死ぬ!?もう200人ぐらい死んでる!?信じねぇぜ俺はぁ!」
ジャスティスが叫ぶ。当たり前だ。今や、運営に不平をあげる声は少なく、現実に返せと叫ぶ声の方が多かった。
「なぁ、ジャスティス、いや、正義、俺たちはどうすればいいんだ。」
「どうしろってさぁ‥‥‥信じれねぇよ、俺は。絶対少しすりゃ帰れる。そうだ、絶対帰れる。そうだ、なぁ、瞬?お前もそう思うよな!?」
「‥‥‥いや、多分無理だ、茅場がここを自分だけのジオラマにしてるってんなら、周りから手出しできないようにしてる可能性が高い。ここで死んだら向こうでも死ぬってのが分からんが‥‥‥」
しばらくすると、またあの赤ローブが話し出す。
「さて、諸君にプレゼントがある。インベントリを開くといい。」
言われた通り、インベントリを開くと、手鏡というアイテムが入っていた。手鏡を実体化させ、それを覗くと、突然手鏡が光を放った。
「うおぉ!?」
そして、光が収まると、鏡を覗いていたのは。
「お、俺か?俺なのか?」
「うおぉ!?なんじゃこりゃ!な、なんで俺の顔が?」
正義の声を聞き、そっちを向くと、そこにいたのはリアルの正義だった。
そして、察した。ここが俺の、いや、俺たちの現実なんだと……
また薄いスープです。ごめんなさい。
次回もお楽しみに!