「元」一般学生の鉄道建設記録   作:名無しの音

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はいはいはーい「名無しの音」でーす

30話突破!やったぜ☆

これからもこの作品をよろしくお願いします(≧∀≦)

それではどうぞ!


31話「会議を始めます」

鉄道開業から早3ヶ月、鉄道事業は大成功を収めている。

 

正直、北の大地の新幹線の様に開業当時は黒字でその後赤字となるかもと不安だったのだがその心配は要らなかったらしい。良かった...本当に......

 

因みに一番利益が出ているのはやはり貨物だ。

 

貨物輸送は大体の場合行き満杯で帰り空気輸送なのが殆どなのだが意外にもどちらの方面にも貨物の需要があったらしい。これは私も予想外。

 

ケイの町→レイの町へは木製家具など、レイの町→ケイの町へは西の町の方から運ばれてくる商品を輸送している。

 

貨物輸送にはルールがあるのだがそれでも馬車よりは早く、便利な為鉄道を使っているらしい。(私自らの調べ)

 

貨物列車に乗せる荷物のルール

 

・パレットの上に収める事(パレットからはみ出さない)

・生物は持ち込み禁止(魚、肉)

・生き物の持ち込み禁止

・割れやすい物、色が移りやすい物は包装して破れにくい、移りにくい様にする事

 

この4つを守って貰っている。

でも将来的には冷凍車を導入して生物の輸送も可能にする予定だ。

 

ほんと、先人の知恵ってすごい....

 

「Hikariさん、そろそろ開業の時間です」

 

「ん、ありがとうYuiさん、今行く」

 

Yuiに礼を言い会議室へ向かう。

職場ではメリハリをちゃんとしようと言う事で友人であっても「さん」を付けるようにしてもらっている。

 

階段を上がり、直ぐに会議室に到着。

室内へ入り席に座る。

他の座席には各部署の長達が座っている。

 

この事業を開始してから効率化の為にグループを分けている。

 

部は7つあり

本部を総括として、主に・運輸部・貨物部・車両部、保線部・サービス部・保安部で構成されている。

この他にもあるが今回は省略する。

 

それぞれの主な役割は

運輸部が列車の運行の管理、運転士、車掌の運用管理

貨物部が貨物の取り扱い

車両部が車両の点検、整備

保線部が線路、線路周りの点検、整備

サービス部が駅業務(駅員)清掃業務(清掃員)

保安部が駅、列車内、乗客乗務員の安全管理、駅業務の補助

をしている。

 

「それでは会議を始めます。よろしくお願いします」

 

「「「「「よろしくお願いします」」」」」

 

「まず何か問題点などありましたか?」

 

「サービス部です。お客様から列車の発車時刻表が見づらいと来ています」

 

「それでは壁に掲示する時刻表の数を増やしましょう。」

 

「駅員を増やすのはどうでしょう?」

 

「駅員を増やすとなると人件費と育成期間が必要です。そもそも入りたいと言う人が集まるかどうかも分からないのに...」

 

「そうですね...」

 

「では壁に掲示する時刻表の数を増やす。を回答にしても大丈夫ですか?」

 

「「「「異論ありません」」」」

 

「それでは他に問題点などはありましたか?」

 

「保線部です。そろそろ時期的に森の動物達が大移動をする時期らしいのですがどうしますか?」

 

「....一応、橋、監視塔の点検を、問題があれば即報告を、問題が無ければ保安部の方は監視塔を稼働させて事故の早期発見、報告をするようにして下さい」

 

「「分かりました」」

 

 

その後も会議を続け、時間となり解散となった。




いかがでしょう?

実はこの先3話分(5000文字)を没にしていて頭抱えてます......

それでは次回!

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