「元」一般学生の鉄道建設記録   作:名無しの音

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どうも!「名無しの音」です!

今回はアルルの町へ向かいます!

目的?…観k(殴)、、、地理調査です。

それではどうぞ!


34話「……出来そうだわ」

 

ガタンッ

 

「痛っい!」

 

どうもHikariです。今私はKaiと数名の従業員と共に延伸先であるアルルの町へ線路敷設予定ルートに添って向かっている途中なんですけど、アークの村以降、道が大して整備も何もされていないので馬車が揺れたり跳ねたりでお尻が痛いです……あれぇ?この馬車サスペンション(バネ)入れられてるよね?それでも跳ねるってどんだけの道なの(怖っ)………

もしかしてYuiが来なかった理由ってこれを読んでたから?……まっさか〜そんなの出来る訳ー、、、出来そうだわ(Yuiサンパネー)

 

「…ねぇKai、さっきから馬車が跳ねてて痛くない?私は痛いんだけど」

 

「そんなに跳ねてるか?こんな感じゃないのか?」

 

「え、Kaiは痛くないの?」

 

「別に?結構揺れて面白いな〜くらいだろ?…なぁみんな!」

 

「「「おう(そうだな)」」」

 

「あっ、そうなのね……」

 

この揺れで大丈夫って……男性って強っい(元男性)(てかもう打ち解けてるの!?)

 

「お、見えて来ました!」

 

従業員の一人が言う

 

「え、マジ!俺にも見せて!」

 

「ちょっとKai!少し落ち着いて、狭いんだから!」

 

「おいおい、そう言ってるHikariも身を乗り出して前を見ようとしてるじゃん」

 

「うっ、だって楽しみじゃん!鉱山だよ!鉱山!レアな鉱石が出て来るかもしれないんだよ!トレジャー心がこんなに擽られる物はないよ!」(トレジャー!\(☆∀☆)/)

 

「分かる!!めっちゃ分かる!!出来るなら見るだけじゃなくて実際に掘ってみたい!」

 

 

ガシィ

 

「………Kai、私は君が私の友達でいてくれてとても感謝している」

 

「……お、おう!俺もHikariと友達で良かったと思ってるぞ!」(何か偉人みたいになってる…)

 

 

あの、社長って女性ですよね?何かすごく男っぽいんですけど」ヒソヒソ

 

何言ってんだ、社長は我々にとって時に癒しであり男心を理解してくれる数少ない「女性」だ」ヒソヒソ

 

すいません、男心を理解してくれる女性に会うのは初めてで」ヒソヒソ

 

あぁ、正直俺も初めてだ。こう言う話を妹とかに話しても「何言ってるの?」って蔑まれて終わるからな…」ヒソヒソ

 

やっぱりそうですよね…俺この会社に入って正解だったな、少々グレーな時があるけど」ヒソヒソ

 

会社ってのはこんなもんだろ、他はめっちゃブラックな所もあるらしいしそこに比べたら全然いいだろ」ヒソヒソ

 

そうっすね」ヒソヒソ

 

そうしているうちにアルルの町に到着した




いかがしたか?

トレジャー心、忘れちゃアカンよ……


それでは次回!

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