「元」一般学生の鉄道建設記録   作:名無しの音

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どうも「名無しの音」です!

新章!私!頑張ります!!

それではどうぞ!


レイの町ーシャラの町間
50話「駄目じゃん」


「いや〜ドラン-シャラ駅間に宿の誘致には失敗しちゃったけどドランの町で十分に宿として機能しているっぽいし良かった良かった」

 

「ひ、Hikari!マズい事になったぞ!」

 

「え、なになに…………へ?ドランの町がカラの町と戦争するの?」

 

「まだ確定じゃなくてピリピリしてる段階らしいがな」

 

「マズいじゃん!どうするの!戦争が起きちゃったら実質放棄する事になるし……てかなんで戦争になろうとしてるのよ…ドランの町の町長さん何も問題はないって言ってたのに…」

 

「それは……どうやら言い難いんだが鉄道の所為らしい」

 

「だよね…開業前は戦争するだなんて一言も聞いた事無かったもんね、詳しい事って分かる?」

 

「…簡単だ、鉄道によってカラの町より宿泊料が安いドランの町に宿泊客が流れただけだ」

 

「え、なんでお客が奪われただけで戦争になるか知ってるの?Kiriya君」

 

「それはカラの町は今までシャラの町に旅行に来た旅行客を頼りに生活してるからだな」

 

「だったらカラの町まで鉄道を延伸して利便性を上げてあげれば戦争しなくて済んだりする?」

 

「いや、無理だな、カラの町は少しでも客単価を上げようと距離を離して馬車の料金を高くしたり、道中の川に橋をかけずに船で渡らせて料金を徴収するとかしてるから鉄道の建設は断られるのがオチだな」

 

「え、そんな事してるんじゃ鉄道が出来なくてもいつかお客が流れるんじゃない?」

 

「カラの町も生活する為には仕方ないんだろう……」

 

「シャラの町とくっ付いちゃえば解決なのにね」

 

「それもカラの町の町長が反対してるから無理だな」

 

「えー、どうせ反対理由って権力を手放すのが怖いとかそんな事でしょ」

 

「いや、町民の生活を守る為らしい」

 

「いや、別にくっ付いても宿屋なんだから問題は無いでしょ」

 

「まぁそうだが」

 

「それでドランの町は戦争する気はあるの?」

 

「やる気満々っぽいな」

 

「駄目じゃん」

 

「ドランの町って結構好戦的だからね」

 

「一体誰がこの町を安心だと思い込んで鉄道を敷設してしまったんだ!」

 

「Hikariだろ」

 

「うっ現実を突きつけないでKai……と、とりあえず戦争に備えてシャラの町まで新規路線を計画しないと…」

 

「でもどうするんだ?平原は戦争で通れなくなるから無理だぞ」

 

「……いや、ある。山を越える事になるけど」

 

「だけど鉄道って坂が苦手なんじゃないのか?あそこを越えるのは無理に等しいぞ」

 

「確かに今までみたいに直線的に路線を敷設する事は不可能だけど大事なのは繋げる事だよ!」

 

「そうだね……それじゃあまずは資金集めと建設計画を立てないとね」

 

「うんっ!よ〜し!がんばるぞー!えいえいおー!」

 

「「「「?」」」」

 

「あ………わ、忘れてください…………」

 

逃げるように部屋を出るのだった




いかがでしたか?

異世界……怖いね…………


それでは次回!

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