「――それでは決議を取ります」
それは世界の総意が決定される会議だった。これからの世界の行く末を決める為に各国の代表が集まり、議論を重ねた。そして、遂に世界は答えを出す事を決めた。
始めからわかっていた結果でも語らねば意味がない。例えどれだけ彼等が足掻こうとも絶対的な差は埋まらない。世界は揺れ動いている。天秤は既に傾いてしまったのだ。ならば抗う事はもう出来ない。
「――賛成多数により、篠ノ之 束率いるロップイヤーズの要求を快諾。彼等にIS学園での拠点を置く事を了承し、彼等からの技術協力を受ける事を了承します」
世界は、遂に答えを決めた。
* * *
「はー……随分と出し渋ってくれたよね? お陰できっとちーちゃんは多忙。各国の代表に悪態を吐いている頃だろうねー」
高天原の食堂では束が垂れきった様子で机にへばりついていた。空中に浮かんだディスプレイではロップイヤーズの存在を認知し、その要求を呑む事が世界的に発表されている。ちなみに今日はIS学園に束が向かうと定めた日の1週間前だったりする。
「丁度入学試験が終わった頃でしょ? 次は僕達の受け入れと。……これは千冬に殺されるかな?」
「それは逆恨みだよ……。でもありありと想像出来るから嫌だな……。IS学園行きたくない」
垂れきった束の正面に座って、煎餅を囓っていたハルが受け答える。ハルは想像した未来に顔を青くして身体を震わせた。束も同じだったのか、来るかもしれない未来を想像して同じく身体を震わせている。
「……でもこれで一段落かな?」
「これから先、凄く大変になるよ。世界はもっと騒がしくなるし、その中心になるIS学園はもっと、ね」
束の呟きにハルは返す。これは終わりであり、始まりでもある。ハルはよく理解している。今までの生活は終わりを告げて、また新しい生活が始まろうとしているのだから。
「あ、そうだ。ハル?」
「ん?」
「ハルとラウラとクロエ。皆もIS学園に通って貰おうと思ってるから」
「え?」
「いっくんと箒ちゃんも入学するから、良いでしょ?」
「でも、束の護衛とかはどうするのさ?」
「私は一人でも大丈夫だよー。それに完全に離れる訳じゃないんだし、それにこの前ラウラが拾ってきてくれた奴がいるからね。扱き使うさ。本人もやる気だしね」
「あぁ、クリスさんか」
ハルは高天原の住人となったクラリッサ・ハルフォーフ、名を改めてクリスと名乗っている女性を思い出す。丁重で面倒見の良い姉御肌な人だったとハルの中では印象に残っている。
ちなみに名乗っている名は短剣のクリスから取ったらしい。元の名前から語感が似ている事と、名を切り捨てるという意味で短剣であるクリスという名前にした、とクロエが言っていた。どうやらクロエの提案らしい。
今は一夏、箒、ラウラと一緒に束の父である篠ノ之 柳韻に剣を学んでいるらしい。最初は一夏と箒に稽古を付けているだけだったのだが、見ていたラウラとクリスが興味を示してそのまま、という流れらしい。
そんな皆の世話をしているのはクロエだ。タオルを用意したりなど甲斐甲斐しく世話を焼いている。
……余談だが、クリスが来る前、クロエは元気が出るようにと特性ドリンクを作ったらしい。成果の程と言えば、一夏、箒、ラウラの意識を吹き飛ばす劇物が出来たらしい。ハルは詳しくは知らない。当事者達は口を閉ざし、何も語ろうとはしないからだ。ちなみに柳韻は飲み干したらしいが、次からはしっかり断っていたとの事。
そんな話を思い出したからだろう。ハルは束に浮かんだ疑問を投げかけた。
「束。ご両親はどうするの?」
「好きにすれば良いと思うよ。お互い子供じゃないんだし。ただ高天原には置いておけない。流石に、ね。戻りたいなら篠ノ之神社に戻れば良いと思うよ。世界に存在が認められた今なら、ある程度、存在するだけで抑止力になるだろうからさ。もうあの人達が私に縛られる必要はないよ。まぁ、護身用のものぐらいは作ってあげるさ」
束は少し機嫌が悪くなりながらもハルの質問に応える。束が、ひいてはロップイヤーズの存在が世界的に認められたという事には意味がある。だからこそもう離れても大丈夫だろう、と。もしも自分を従わせる為に攫う等、身柄を狙うのであれば、その時には愚かな下手人に報いを受けて貰うだけだ。
しかし、とハルは思う。和解は見込めそうにもないか、と。わかっていた事だ。束と両親が和解するには余りにも離れている時間が長すぎた。その間に束は独り立ちしてしまっているし、今の家族と言うべきハル達がいる。
束には過去を許す、などと言う気持ちもない。そもそもどうでも良いのだ。好きにすれば良い、という他人として扱っている。親を親と思っていない。
それも束の境遇を考えれば仕方のない事だろう。それでもまだ箒が必要としているから守ろうとしている。ならば、せめてそれだけでも認めてあげるべきなのだろう。
「わかった。二人にはその旨は僕から伝えておくね」
「……うん。ありがと」
「いいさ。気にしないで」
申し訳なさそうに呟く束に、ハルは笑みを浮かべて返すのだった。
* * *
その夜、善は急げとハルは柳韻と陽菜に話を通すため、二人に宛がわれた私室へと向かった。ハルが向かえば二人は快く迎え入れてくれた。食堂から持ってきたお茶を振る舞いつつ、ハルは二人の話を切り出した。
「……お二人は今後どうするかは既にお決めで?」
「束は私達がここにいる事を望んではおらぬのだろう? 政府からの要人プログラムが解除されたのであれば、私は篠ノ之神社に戻るつもりだ。家内もそれで納得している」
「よろしいのですか?」
「何。お互いに子供ではない。箒は気にしているようだが……箒が言ってくれたよ。思うだけなら自由だと。ならば私は思うままに、あの子から離れよう。今更、親の顔など出来んよ。あの子もそれを望んでいまい。あの子の幸せを思うならば離れるべきだ。あの子には君達がいる」
普段は寡黙な印象を与える柳韻であったが、今は饒舌に語っていた。陽菜も僅かに気落ちした表情ではあるものの、既に納得の事なのだろう。
二人が既にそう決意しているならば何も言うことはない、とハルは思う。ハルは言葉を止め、茶を口に運んで啜った。
「……君は」
「え? はい」
「君は、束を愛してるのか?」
「はい。それは勿論」
柳韻の問いかけにハルは即座に返答する。淀みもなく、当たり前だと答えるように。ただ、確かな愛情を感じさせる笑みを浮かべながら。
そんなハルの顔を見つつ、柳韻は僅かに目を細める。微笑ましいものを見るように優しげな瞳だ。同時に過去を憂う後悔の色も見える。複雑な感情を込めた瞳でハルを見据えながら柳韻は問いかけを続ける。
「親の顔をするつもりはないとは言ったが、聞いておきたくてな。君はあの子のどこが好きに?」
「えーと……どこがとかじゃないんですよ。陳腐な言葉ですけど全部です。だから僕も、僕の存在全部で束を愛してます」
自分がどんな表情を浮かべているのかハルはわからなくなる時がある。感情が高ぶった時などが主だが、今もきっと形容し難い顔をしてるんだろうなぁ、と表情を窺ってくる柳韻と陽菜を見ながら思う。
「心配なさらずともあなた方の娘はお守りしますよ。一生愛します。約束しましたから」
「そうか」
「はい」
短い言葉のやりとりに全てが篭められていたようだった。柳韻はただ小さく頷いて瞳を伏せた。後悔と羨望を混ぜ込んだように吐かれた息はただ静かに、重く吐き出された。
陽菜はそっとハルの手を取った。そして小さく頭を下げたまま、ハルに願いを口にする。
「……私も、あの子に最早親として合わせる顔はないでしょう。許して欲しいとも言えません。それでも願わせてください。どうかあの子をよろしくお願いします」
「……必ず」
陽菜の手を握り返して、ハルは返答する。この人達にハルが出来る事はない。家族の問題には、支える事は出来ても、決めるのは全て当人達だから、と。
そして束は離別を選んでいる。彼等も既に納得しているようだ。ならば、せめて願われた事だけでも叶えよう、と。それがきっと彼等への誠意だと思うからこそ、ハルはしっかりと頷いた。
* * *
「ハル、少し良いか?」
「うん? 一夏? どうしたの?」
篠ノ之夫妻との話し合いを終えて廊下を歩いていたハル。歩いていると、後ろからかけられた声に振り返る。するとそこには一夏がいて、小走りでハルに駆け寄ってきた。
ここじゃちょっと、という事でハルの自室へと戻る。ハルと一夏は現在、同室で生活している。ちなみに部屋を確保する為、束は箒と、最近になって入ったクリスはラウラとクロエの部屋に厄介になっている。
「それで? 話って何かな」
「お、おう。……お前はさ、束さんと付き合ってるんだよな?」
「……そういう話題か。まぁいいや。付き合ってるよ」
「どうしてだ?」
「そりゃまた難しい質問だね。僕が束を愛してて、束もまた僕を愛してくれてる。だからお互い一緒にいる。それを付き合っていると言うなら、そうなんじゃないかと思う」
そうか、と頷いて、しかしまだ何かが掴めないように一夏は眉を寄せて悩んでいるようだった。
そんな姿を見てハルは小さく溜息を吐いた。一夏、と名前を呼んでハルは一夏に自分へと意識を向けさせる。
「君は頭が悪そうなのに意外と理屈で物を考えようとするんだね」
「頭が悪そうって言うな! 俺だって色々と考えてるんだよ!」
「そう。君は色々と考えてるね。どこか常に損得勘定を考えている自分がいる。違う?」
「……そんな事はねぇよ」
「だったら僕にはわからないな。君はどうしてそこまで思い悩む? 義理堅い、頑固、忍耐が強いも度が過ぎれば誰も頼らない、誰も信じないって言ってるようなものじゃないか?」
「……俺は、ただ」
「ただ?」
「……どうすれば良いかわからないだけだ。本当に。俺を思ってくれる人にどう応えたら良いのかも。それに嬉しいと思う自分がいても、お前と束さんのようにはなれない」
「あぁ、それで悩んでたの」
ばつ悪そうにハルは鼻の頭を掻いた。どうやら一夏が悩んでいるのは自分と束の関係性を目の当たりにしてしまったからなのだろう、と。そうなるとやっぱり箒が関わってるのかな、と推測をしてみる。
箒は、わかりやすく一夏へ好意を示している。だから最近、クロエが興味を示したのか、彼等を目で追っているのをよく見かける。ラウラにそういった傾向は無いが、情緒が発達したクロエが恋愛に興味を持つのは自然の流れだったのかもしれない。
「一夏はどうして僕と同じにならなきゃいけないと思うの?」
「え?」
「そこがまず違うさ。僕は僕で、一夏は一夏だ。僕には僕なりの愛し方と関係があって、一夏にそれは当て嵌まらないんだ。今まで参考になるような関係がなかったからなのかもしれないけど、僕達が絶対の正解じゃないよ」
「……そうなのか」
「恋い焦がれる、って言うだろ? いつか人を好きになれば嫌でも悩むんだよ。悩まないって事はまだ一夏はその人を好きになりきれてないんだよ。まだお友達以上、って所じゃないかな?」
ハルの返しを聞いた一夏はへにょり、と情け無さそうな顔で眉を寄せた。
「……辛いなぁ」
「だったら深く考えなきゃいいのに」
「大事なんだよ。大事だから傷つけたくない」
「……あの、一夏? 君さ、本当に鈍感だよね?」
「ん?」
「今、自分で言ってるんでしょ。傷つけたくないぐらい大事なんでしょ? 君を思ってくれる人の事が」
ハルの指摘に一夏は目を見開かせた。きっと一夏は理屈で身を縛る癖があるのだろう、とハルは思った。それが本人の性質なのか、それとも過去にそうさせてしまう経験があったのかは、ハルにもわからないが。
ハルの指摘に、一夏はゆっくりと噛みしめるように事実を自らに刻み込む。どこか苦しげなのは、逆に大事だと理解してしまったからこその苦悩なのだろう。ハルは心配そうに一夏を見る。
「大丈夫?」
「……俺ってすげー馬鹿だな」
「……そうかもね」
「もしさ、二人の女の子に告白されたらさ、どう思う?」
「困るね。どっちも本気だったら、尚更」
「どっちも好きになりかけてたら不誠実だと思うか?」
「気持ちに嘘はつけない。だけど、そこからの行動が不誠実かどうかを決めると思うよ」
「俺は、好きになって良いのかな」
「好きじゃないの?」
「わからない。まだ」
「ならいっぱい話せば良いと思うよ。そしていっぱい気付けば良い。良いところも悪いところも人はいっぱい持ってる。まずはそれを知らなきゃ」
一夏に向けてハルは微笑む。一夏はハルの顔を見て、悩ましげに眉を寄せながら問う。
「ハルも悩んだのか?」
「僕はあんまり」
「そうなのか?」
「それが僕の全てだと最初は思ってたから。けど、少しずつ違う事に気付いた。気付くのにかなりかかったけど。僕は勘違いしていたんだ。束が幸せになれば僕も幸せなんだ、って。でも足りなかったんだ」
「足りない?」
「束が幸せになって、僕も幸せになって初めて嬉しいんだ。それで初めて幸せだって僕は笑えるんだ。だからこそ束の幸せを願って行ける」
「そりゃ、そうだな」
「そうでしょ?」
「羨ましいよ、ハル」
「頑張りなよ、一夏」
互いに笑ってみた。何となくただおかしくて。互いに今更の事を再確認するように。
こうして誰かと話す時間も大切に思えるからこそ、ハルは束に願ったのだろう。
束の周りにも喧噪がある事を望んだのは、彼女の望みじゃなくて自分の望みだと、今なら言える。
それが何より実感させてくれる。ここで生きているんだと。自分が得た全てが束の幸福に繋がるように。そう生きていくんだと、ハルは強く思った。
* * *
「おぉー! 似合う似合う! クーちゃん似合ってるよー!」
「束様、苦しいです」
束はクロエがIS学園の白い制服を纏っている姿を見るなり、クロエを勢いよく抱きしめた。その隣では同じくIS学園の制服に身を包んだラウラが苦笑を浮かべている。
遅れるように姿を見せたのはハルだ。長い三つ編みを揺らして、着慣れないようにIS学園の制服を引っ張っている。束はハルを見つけると、クロエを離してハルへと抱きついた。
「ハルも似合ってるよ。制服」
「それはどうも」
束にそう答えながらハルは笑う。ふと視線を外してみれば、少し離れた所では一夏が箒におかしい所がないか確認して貰っている。
ネクタイの締め方が甘いのか、箒によってネクタイを直されている姿を見ると、狙ってやってるのかな、とハルは思ってしまった。
「いやはや……まさかラウラが学生になるとはな。まったく世の中はわからないものだ」
「クリスさん」
からからと笑いながら歩いてきたのはクリスだった。クリスは何故か和服を纏っていた。ドイツ人の筈なのに異様なまでに和服が似合っている。
日用品を買い揃えに行った際に大量に買い込んでいたようだ。尚、金は働いて返すとの事だ。何とも豪快な買い物をしてきたものだ。
「どれ。折角だ。保護者と一緒に記念の写真でもどうだ?」
「お、随分と気が利くじゃん。クリス」
「ははは、なぁに。可愛い妹分達の門出だ。思い出にして残したい思うのは当然のことだろう?」
束とクリスは仲が良い。高天原に来てからというもの、何かと自重を止めて好き放題しているクリスだが、束と波長が合ったのか、二人は意気投合した。
正直、この二人は禄な事をしない。その被害者は主にクロエとラウラだ。時たま、ハルや一夏、箒にも被害が来る事もある。
馴染めて良かった、と思う。反面、馴染みすぎだろ、と言いたい。だが、きっと良かったのだろう。軍人として、今まで溜め込んでいたものが解放された。そう思えばまだ笑って許せる範囲だ。
「……所でそのごついカメラは何?」
「束に作ってもらった。これがなかなか良い写真を撮れるものでな。良い物だぞ?」
「……はぁ、そうですか」
本当に、今はまだ。
「ほらほら、ハル! 早くこっちおいでよ!」
束の呼び声にハルは振り返る。そこには既に一夏と箒を呼び寄せて、クロエを胸に抱いている束の姿がある。
クロエはなんとか抜けだそうと藻掻いていたのだが、次第に諦めたように力を抜いた。そんなクロエの姿にラウラは哀れみの視線を向けるが、助け船を出す事はない。
束の隣には箒が立って、箒の隣に一夏が並ぶ。そして開けられている束の隣をアピールしながらハルを呼んでいる。
とん、と肩を押される。まるで行ってこい、と言うように微笑むクリスにハルも応じるように笑みを浮かべた。そして、束達の方へと歩み寄っていく。
「うん、今行くよ」
* * *
そっとフレームに収めた写真を棚に置いた。それは色褪せない思い出として今も残っている。
どこか緊張したように立つ箒と、隣でいつものように笑みを浮かべている一夏。
束に抱きしめられて、恥ずかしげに笑っているクロエ。隣に立つのは微笑を浮かべているラウラ。
中央には幸せそうに笑う束と、寄り添うように映る自分の姿。
これが入学前の思い出。そしてそれは思い出の中の1つでしかない。他にもフレームに収められた写真があって、その1つ1つにたくさんの思い出が詰まっている。
「――ハル」
呼ぶ声がする。何年も美しいまま、このまま変わらないように思える彼女の声が。
腕に収まった彼女の身長はすっかりと追い抜いてしまった。ハルは束を抱え込んで笑みを浮かべる。
「また見てたの?」
「あぁ」
「元気にしてるかな?」
「それはわからない」
ここは、1つの到達点。
「ねぇ、ハル」
ここは、夢の続き。
「ようやくここまで来たね」
「あぁ。もう少しで到着?」
「うん。後で一緒に見に行こう。これが始まりだから」
「終わりのない長い旅の、ね」
ここは、いつか辿り着く夢。
「行こう、ハル」
「あぁ、行こう。束」
今はまだ、届かない夢の果て。
たくさんの思い出と共に行く、長き旅の夢。
二人は、今もそこに寄り添っている。これは旅の途中。
繋いだ手をしっかりと握り、どうかその手を離さないように。
* * *
やがて、いつか辿り着く未来。それは約束された未来だ。
夢は続く。夢は息づく。夢はここにある。だからこそ続く事を望んでいる。
でも、いつかは叶う時が来る。だから約束だ。これは既に果たされる事が決まっている未来。
夢は終わらない。数多の夢を内包して、多くの思い出と共に。
これは1つの終わり。いつか来る、彼等が見た1つの夢の終わり。
彼等の旅はまだ続く。終わらない夢と果てのない旅路に向かって。
2014/1/14の活動報告に後書きがございます。出来ればお読みくださるようお願いを申し上げます。