天才兎に捧ぐファレノプシス   作:駄文書きの道化

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「なぁ、一夏」

 

 

 それは一夏が箒の稽古を申し受け、用意が整ったのと同時に、箒は一夏へと声をかけた。一夏は箒へと視線を向けて首を傾げた。

 

 

「……なんだよ」

「あのクロエの態度、お前はどう思う?」

 

 

 まるで問われたくない内容のように、逃げ出したくなるように、一夏は箒の問いかけに視線を逸らした。そんな一夏の姿を箒は静かに見つめている。

 

 

「……わからない」

「わからない? それは本当か?」

「……あぁ」

「お前に縋り付くように私は見えたぞ」

「……」

「昨晩、お前とクロエに何があったか私は知らない。お前が何を思い、クロエが何を思い、そして今日の行動に繋がったのかは私は知らないし、わかる事でもないだろう」

「……何が言いたいんだよ、箒」

「さぁな。ただ今日のお前を見ていて……どうしようもなく疑問が出来ただけさ」

 

 

 箒は一夏を真っ直ぐに見た。一夏は箒から視線を背けるように顔を俯かせる。

 

 

「なぁ、一夏。お前は守るために力が欲しいと言ったな」

「……あぁ」

「じゃあ何故、お前はクロエを守らなかった?」

「……なんで、って……」

「気付いていない筈がなかろう。アイツはお前に縋っていた。お前に求めていた。何があったかは知らないがよほどお前に縋っていたよ。お前がいなければ世界が閉ざされてしまうように」

 

 

 箒は目を細めて一夏を見る。見定めるように一夏の顔を見つめながら問いを続ける。

 

 

「私が鈴と一緒にお前を連れ去ろうとした時も、先ほどハルがクロエと話があると言った時もアイツはお前に手を伸ばしていた。一夏。お前は何故クロエの手を取らない?」

「……」

「守るべきものを定めたのか? だからクロエの手を取らなかったのか?」

「俺は……」

「何故躊躇ってるんだ? お前は」

 

 

 一夏は何も答えない。ただ言葉に詰まって何も言う事が出来ていない。箒はそんな一夏の姿を視界に収めながら疑問を投げかける。

 

 

「躊躇ってる? 俺が?」

「そうだよ。どうした? 一夏。お前は守るんだろう? その為に強くなるんだろう? なのに……お前の手は何も守ってないじゃないか」

「……ッ!?」

 

 

 一夏の目が見開かれるのを箒は静かな気持ちで見守っていた。ゆっくりと竹刀を構える。構えを取って一夏に竹刀の切っ先を向ける。

 どこまでも心を静かに一夏を見つめる。世界には一夏と自分しかいない。集中によって世界が研ぎ澄まされていく。そんな中で見つめる一夏の姿は――。

 

 

「一夏、構えろ」

 

 

 箒の言葉に一夏は思い出したかのように構える。互いに同じ構えを取り沈黙する。

仕掛けたのは箒。鋭い剣閃を描いて竹刀は一夏へと襲いかかった。一夏は箒の竹刀を避け、距離を取って逆に攻め返そうと迫る。それを箒は難なく避ける。

 ブレている。間違いなく彼はブレている。何故ブレているかなんて問うまでもないだろう。一夏は箒の投げかけた言葉に動揺したのだ。お前は何も守れていない、と。一夏にとって否定したい言葉を一夏は拭えていない。

 繰り返される剣舞。だが箒は心静かだった。箒には無駄な動きが一切無く、対照的に一夏の動きは荒れていた。肩で息をしている。それは一夏が無駄な動作を繰り返したからだろう。箒はまるでコマ送りのように一夏が見えていた。だから彼の姿はこんなにも――。

 

 

「今のお前は弱いな。……普段のお前はもっと強い。もっと鋭い。何も考えなければお前は誰よりも真っ直ぐで強い。だから……お前を迷わせる私が悪いのか?」

「……何言ってるんだ? 箒」

「じゃあ言ってやるぞ。――見損なったぞ」

 

 

 敵意すら滲ませて箒は吠えた。一夏は怯むように一歩下がった。箒は歯を剥くかのように一夏を睨みながら一歩、また一歩と踏み出す。

 

 

「お前の剣はこんなに鈍いものでもなかろう? なのにこの鈍った剣は何だ? 迷うからか? ならば何故迷う? 何故守る者を定められない?」

「……ッ……それは」

「私がいるからだろう?」

「なんでそんな事言うんだよ!」

「私がお前に好きだと言うから迷ったんだろう? お前に好意を向ける者が多いから、その手を全て取りたくて足掻いて、足掻いて、結局誰の手も取れていない」

 

 

 一夏が息を止める。目を見開かせて箒の姿を映す。箒はまた一歩、一夏に踏み出して距離を詰める。一夏の足が一歩、後ろに引いた。

 

 

「惑わせているのは私だ。私だったんだな……」

「何だよ……何言ってるんだよ!」

「ならば、今こそ断ち切ろう。一夏、私が否定してやる」

 

 

 覚悟は、もう出来た。

 小さな呟きを残して箒は一夏へと踏み出して疾走する。腹から練り上げた裂帛の気合いが空気を震わせる。一夏の足が蹈鞴を踏むようにブレる。だがそれでも箒は止まらない。前へ、前へ、前へ――ッ!!

 

 

「――貴様は弱い」

 

 

 振り下ろした一閃は一夏の竹刀を取り落とさせるには充分な一撃だった。竹刀を取り落として、衝撃に一夏は尻餅をついて箒を見上げる格好となる。箒は一夏を見下ろしながら、どこまでも穏やかな顔を浮かべていた。

 

 

「……だからな。一夏。もう良いんだ」

「……何が、だよ」

「私はお前に求める事を止めるよ。……すまない。私は鈴ほど強くはなれなかった。情けないお前を認められない。私が好きになったお前は――こんな弱いお前じゃない」

 

 

 箒から告げられた否定の言葉が一夏の心を切り裂く。一夏は箒を見上げていた瞳を大きく見開かせながら箒を見つめる。箒は憂うように笑みを浮かべる。儚い笑みは今にも溶けて消えてしまいそうだった。

 

 

「幻だったんだ。私が好きだったお前は不当な暴力を良しとしない、虐められた私を助けてくれたお前だった。だがお前は何だ? 誰の手も取れず、傷つけて、迷って、弱くて。情けない。だからお前じゃない」

「……箒」

「私が幻にしてしまったんだ。当然だな。それは私がお前に押しつけた理想像だ。今はっきりとわかったんだよ。お前の剣が迷う度に違う、違う、違うって。私の中で否定するんだ。私が、な」

 

 

 どうしても重ならない。鈴音と再会してからの一夏がどうしても自分の中の理想と重ならない。真っ直ぐに迷わなかった彼と錯覚していた。彼が好いた頃のままの彼だったと。

 信じたくなくて、違和感を認めたくなくて、いつも通りであろうとした。だが変わっていく。目まぐるしく世界は変わっていく。だから変化から目を背けられない。広がる景色すら変わってしまうから。

 

 

「元々いなかったんだ。お前など。私の中に」

「違う……箒、俺は!」

「言うな! 何も、何も言わないでくれ……! これ以上、囀らないでくれ……!!」

 

 

 やめてくれ、と。箒は拒絶するように首を振り、肩を震わせて一夏を見た。

 

 

「私がお前を弱くした」

「違う!」

「違わないさ。お前に理想を押しつけた」

「違う……!」

「好きだって言葉は嘘じゃない。でも……すまない、一夏。本当にお前に向けられたものだったのか、今となっては私にもわからないんだ。お前はそれを必死に受け止めようとしてくれた。お前には――受け止めるだけの強さなんてないのにな」

 

 

 それでも信じていたかったんだ。迷い無く竹刀を振るう一夏の姿が重なる事を。

 それでも夢見ていたかったんだ。守る為、強くなると言う一夏の姿が重なる事を。

 記憶の中の彼と、憧れた彼と、目の前の彼が。同じ織斑 一夏なのに違う。

 何も違わないのに。これも彼なのに。どうしようもなく箒には――受け入れられない。

 

 

「……お前は、なんで私に手を差し伸べたんだ? あの日、虐められた私を救ってくれたのは何故だ?」

「……それは」

「虐められた私が哀れだったからか? 私を助けて憧れられたかったか? ――きっとどれも違うよ。一夏。お前はきっとただ単純に許せなかっただけなんだよ。虐められている私が、虐めている者が。全てを許せなかったから立ち向かったんだろう?」

「……箒」

「そんなお前と、今の甘えた自分を許すお前など重なる筈もない――ッ!!」

 

 

 吐き捨てた箒の言葉に、一夏は力なく項垂れた。震える吐息で箒は息をしながら一夏を見た。

 

 

「……好きでいたかった。ただ駄目なんだ。お前がどうしても好きな姿と重ならない」

「……箒」

「私が好きなお前は、私の勘違いだったなんて笑い話にもならない……! 笑えよ、一夏! お前が笑ってくれよ! 勘違いしていた私を! 私は……またお前に守って貰えるなんて夢見てたんだ……!」

 

 

 でも違う、と。箒は声を大きくして叫ぶ。

 

 

「お前だって人間だったんだな? 弱くて、迷って、その果てに苦しんで。答えも決められないぐらいに追い詰められて、意固地になって。だから――すまない、一夏」

「……なんで、箒が謝るんだよ」

「私はお前を支えられない。……だって、私が支えて欲しかったんだ。それもずっと寄りかかれるぐらいに強く。重たかっただろう? だからすまない」

「やめろよ……! 謝るなよ……謝らないでくれよ……!! 俺が、俺が弱いから!! 俺が選べないから!! 俺が納得できないから!!」

「……一夏」

「それでも……失いたくなかったんだ……!!」

 

 

 まるで子供の駄々だな、と箒は笑う。だからようやく認めてあげる事が出来る。

 一夏は本当に子供なのだ。愛を与えられて、初めて触れて、大切に思って。

 だから手放したくないと足掻く。自分のものだと。大事なものだから離さないと。

 そんな強い力で握ったら壊れてしまうかもしれないのに。強く大事に抱きしめて。

 図体ばかりでかくなってからに、と箒は笑う。あぁ、何だ。自然と笑える自分がいるじゃないか。

 認めるだけでこんなに世界が変わるのか。ならそれも悪くない、と箒は笑みを浮かべる。

 

 

「一夏」

「……箒?」

 

 

 箒は一夏の側にそっと膝をつき、一夏の頭に手を伸ばす。ぺしり、と一夏の頭を軽く叩いて笑う。

 

 

「駄目だぞ。ちゃんと女の子の気持ちに答えてやらないと。お前は、男の子なんだから」

「……お前」

「私が叱ってやる。お前は間違ってる。良いんだ。弱くて。無理に強くなろうなんてしなくて良い。だから……周りをちゃんと見ろ。お前を見てくれる人は本当にお前を見ているか?」

「見てくれてるよ! だって俺を認めてくれたんだ! だから俺は誇れる自分になりたいんだ!!」

「弱い、情けない、優柔不断な駄目な奴が何を言う?」

「知ってるよ!」

「それでも愛してくれる人がいるだろう? それでもお前の答えを待ってくれる奴がいるだろう?」

 

 

 一夏は箒を見上げた。どうして、と。何故そんな事を言うのかわからないと言う顔で一夏は箒に問うのだ。

 

 

「私は違う。お前に与えていた愛は擦れ違っていたんだ。お前が私を守ってくれるから私はお前を愛せたんだ。だから幻なんだ。だって私はお前の答えを待つ事が出来なかった。……償いという訳ではないが、だから私はお前の背を押してやる」

「箒……」

「私の勝手に付き合わせてすまない。そして勝手に幻滅した愚かな女だと笑ってくれて構わない。――もう良いんだ。だから……お疲れ様。一夏。よく頑張ってくれた」

「箒……ッ……!」

 

 

 引き留める手を伸ばしたかった。だけどそんなの選べなかった自分にそもそも資格なんてないと一夏は拳を握りしめて嘆く。隣に並んでいた筈の温もりはいつしか背中に回って背を押してくれていた。

 頑張ったね、って頭を撫でてくれる。もう良いんだよ、と甘やかしてくれる。そんな箒の声を否定したいのに、否定の声を上げられないのはどうしてか。それは自分が受け入れてしまっているからだ。

 なんだこれ。なんだこの無様。一夏はただ慟哭する。ただ、ただ自分は――甘やかして欲しかっただけなんだと。

 

 

「……っ……ぁ……ぁあ……ッ!!」

 

 

 情けなくて声が出ない。こんな事で喜んで足を止めてしまう自分が許せない。あんなに意地を張って、決められないなんて叫んでいたのに。なのに、なのに振り払えないのはどうして。

 嫌だ、と言うように一夏は首を振る。これを認めてしまったらもう立ち上がれない。同じように走る事は出来ない。だから否定してくれって、嘘だと言ってくれって。諦める為の嘘なんだって言ってくれって。叫びたいのに声は震えて出ない。

 

 

「良いんだ。良いんだよ、一夏。もう走るな。疲れただろう? 自分が見えなくなるぐらいに走ってきただろう? もう諦めて良いんだ」

「良い筈あるか! 悩んで……悩んで……出した答えがこれだなんて……情けない……! 情けない……!!」

「何が情けないんだ? お前は……――愛して欲しいってずっと走り続けて来たじゃないか」

 

 

 誰にも我が儘を言わず、ただ認めて貰えるように走り続けた。どうしてそんな姿を否定する事が出来ようか。ただ……ただ一言言ってくれれば良かった。辛いんだって。愛して欲しいんだって。認めて欲しいんだって。

 そうすれば箒だってまた違った結果があったかもしれない。もっと早く彼が弱いという事実に気づけたかもしれないのに。だから、箒は決めたのだ。

 一夏の頭を抱え込むように抱きしめる。自らの心音を聞かせるように抱きしめて、同じリズムで一夏の頭を撫でる。労るように一夏の髪を撫でる。何度も、何度も。

 

 

「認めてやる。だからもう良いんだ。足を止めて、深呼吸をして。そして呼吸が整ったら前を向け。お前の背をずっと見守っててやる。疲れたら休ませてやる。転びそうになったら助けてやる。だからもう、勝手に突っ走るな。お前は一人じゃないんだから」

 

 

 箒の願うような言葉に一夏は声を震わせた。震えるような声にならない叫びを上げて。

 情けないぐらいに喚き泣いて。縋るように箒の背に手を回して震える一夏の姿を箒は涙が滲む瞳で見つめる。

 こんなに弱いのに。今までずっと走り続けてきた。そんな彼の背を労るように撫でた。

 

 

「これで良いんだ。……これでようやく私も変われたんだ。一夏。もうお前に守られる私はいない。姉さんに怯える私もいない。私も……ようやく私を認められそうだよ」

 

 

 私は、強くなっただろう――?

 箒の問いに答える者はいない。ただ己の弱さに震える男の子と、変わった自分を見つけた女の子が二人。寄り添って泣いていた。

 そして、一体どれ位の時間が流れただろうか。一夏は泣き疲れたように意識を失って箒に抱えられていた。一夏の頭を膝の上に頭を乗せて箒は吐息を1つ吐く。

 

 

「……いるんだろう? ハル」

 

 

 箒の呼びかけに申し訳なさそうに入り口からハルが出てきた。ハルは箒と一夏に歩み寄りながら頭を掻いてる。

 

 

「……ごめんね。ちょっとこっちも色々あってね」

「そうか。……クロエは?」

「束が慰めてる。……一夏は?」

「疲れたんだろう。ずっと、ずっと走り続けて。誰も止めてくれなくて。止めてやれなくて。間違ったまま走らせてしまった」

「……そうなの?」

「こいつは……そうだな。“母親”が欲しかったんだろ。自分が何をしても許してくれる。けれど叱ってくれる。自分を見てくれる存在が」

 

 

 一夏の頭を撫でつけながら箒は呟いた。ハルはそんな箒を見下ろしながら、眠る一夏の顔を覗く。

 

 

「……そういうもんなのかな」

「私も今、そう思っただけだ。だけど……認めて欲しかっただけなんだろうよ。間違ってないって。間違ってる事を指摘出来なかったからな」

「……そう言われれば、そうかもね」

 

 

 あの千冬でさえ、どこか一夏に遠慮していたのだから。そして自分で精一杯だった千冬に甘やかすなんて出来よう筈もない。恐らく千冬は甘えていた方なのだから。

 

 

「叱ってやらなきゃいけなかったんだ。……私も、甘えてしまった。甘えられる相手でもないのにな」

「箒は、それで良いの?」

「仕方ないだろう? どう思ってもこいつが私の理想と擦れ違うんだ。だったら諦めて別人として見てみれば……なんだ、この弱っちい奴は」

 

 

 冗談を飛ばすように箒は言う。

 

 

「真っ直ぐ走る事に目を奪われて勘違いしてたんだ。こいつは走れるんじゃない。走らないと、無謀にならないと自分を保てなかったんだ」

「……あー……」

 

 

 ハルはばつ悪そうに顔を歪めた。かつてモンド・グロッソの時の誘拐事件で、ハルは一夏に憧れた事がある。あの時はハルもまだ束に求められようと必死で、必死に千冬を守ろうとしていた一夏の姿に惹かれた事がある。あの時の事を思い出してハルは思う。

 

 

「……同病相憐れむ、か」

「私にはわからない。そう思うならそう思えば良い」

「……これからどうするつもり?」

「こいつを鍛え直す」

 

 

 はっきりと箒は告げた。余りにも厳しい口調にハルが目を丸くする程だ。

 

 

「今のままじゃ駄目だ。この誤った考えから徹底的に正す。それをすべきだったんだ。それが出来るのは今のところ、私ぐらいだろう」

「……良いの? 辛くないの?」

「何がだ?」

「だって……言ってしまえば裏切られたんでしょ?」

「私も裏切ったんだ。お相子さ。だから……今度は間違わない。こいつの先に行く者として。同門の弟弟子として見守るさ」

 

 

 厳しくも優しく見守るように。そんな笑みを浮かべる箒の姿にハルは束の姿を重ねた。

 それがなんだか気恥ずかしくなって鼻の頭を掻いた。箒を直視できずに視線を天上に上げた。

 

 

「女の人って本当、強かだね」

「あぁ。そうだとも。何故なら……女は母になるものだからな」

 

 

 

 

 




「母。私を生み出してくれた。私を愛してくれる。だから私も愛する。愛おしい人」 by雛菊」

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