天才兎に捧ぐファレノプシス   作:駄文書きの道化

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 りん、と音がなる。涼やかな音は無音の空間に木霊し、震えるように響きながら消えていく。

 鈴の音の発生源は扇。その両端につけられた鈴が再度、涼やかな音を響かせる。扇を振るのは箒だ。扇を握る彼女の手には鋼鉄の腕が備え付けられている。

 これは彼女のISだ。装甲は漆のような赤を基調とし、金色と白色の装飾を施された装甲は一種の芸術品とさえ言えた。

 左手に握られた鋼鉄の扇が箒の動きに合わせて揺れる。りん、と再び鈴が鳴り、合わせるようにして抜かれたのは刀。刃が抜かれる音すらもまるで1つの演舞のように響き渡る。

 箒が得意とする篠ノ之流の構え、“一刀一扇”。右手に刀を、左手の扇を。彼女は舞う。合わせるようにして揺れるアンロックユニットから漏れ出す光が、まるでヴェールのように彼女の動きを追う。

 

 

「――」

 

 

 余りにも神秘的であった。空を舞う箒の姿にデータ取りをしていた束ですら言葉を失っていた。空中での機動に一区切りが付いたのか、箒はゆっくりと束の下へと降下してくる。

 

 

「姉さん。調子は大丈夫です。次に武装のテストを……姉さん?」

「……え? ……あ、あぁ! ごめんごめん!」

「どうしたんですか?」

「うぅん、なんでもない、なんでもない! えっと、武装のテストだよね! うん、ばっちり取るから任せて!」

 

 

 ――第4世代型IS“神楽”。

 それが箒に贈られたISの名前だ。今まで作成された第4世代のデータの全てを集約し、箒の為だけに全ての仕様を組み上げたワンオフ機。

 

 

「それでは……――参ります」

 

 

 箒は虚空を睨むように扇を構えた。一度、箒の手によって閉じられた扇は、箒が手を振るのと同時に開かれる。開かれた扇は光を放ち、空に光の軌跡を描く。

 展開装甲の技術を応用して作成された扇型の武装だ。状況によってエネルギー光波を放ち、盾ともなる扇形兵装“織姫”。

 何度か確かめるように“織姫”を振るった箒だが、今度は一度、鞘に収めた刀を引き抜く。“織姫”を添うように引き抜かれた刃は光を放ち、空に斬撃の閃光が描かれる。

 展開装甲を組み込んだ汎用ブレード“彦星”。箒が扱いやすいバランスを何度も再計算し、最適な形で鋳造された刀はまるで箒の手に吸い付くような感触だった。“織姫”と“彦星”の感触を確かめた箒は空を見上げ、意を決したように空を舞った。

 箒の飛翔の軌道をなぞるようにアンロックユニットの展開装甲が開き、ヴェールのように箒の後を追う。箒が空中に滞空し、意識を研ぎ澄ませていく。すると、ヴェールのように揺らめいていた光が硬質化し、箒の周りを漂う。

 

 

 ――単一仕様能力“天衣無縫”。

 

 

 展開装甲によって放出されるヴェールは箒の軌道を制御し、漏れ出したエネルギーを硬質化させる事によって、自在に箒を守る盾となす。最大加速、瞬発力においては他の第4世代機に比べれば劣っているが、その操作の自由性と迎撃能力に関しては追従を許さない。

 束が箒に贈った箒の為だけのIS。それは箒の得意とする型を再現する事に特化し、搭乗者と、搭乗者を守りたい者達を守護する為の翼。“篠ノ之”が為にあるIS。

 

 

「――」

 

 

 箒は目を細めてISによって広がる世界を見据える。そして空中でゆっくりと舞う。それは篠ノ之に伝わる神楽舞だ。展開装甲から光のヴェールを揺らめかせながら舞う。その姿は余りにも美しい。

 地上から箒を見上げていた束はただ見惚れるように見上げ続ける。その瞳の端に涙を浮かべながら。ただ、ただ美しいと。静かな感動に打ち震えながら、いつまでも……。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「あれ? 束、箒。“神楽”のテストは終わったの?」

「うん。ばっちり無問題! ね! 箒ちゃん!」

「は、はい……。そうですね」

 

 

 食堂にハルと雛菊の姿があった。アルプス一万尺や手遊び歌で雛菊と遊んでいたハルだったが、食堂に入ってきた束と箒の姿を見て顔を上げた。よくよく見れば、箒のポニーテールの根本の部分には赤い簪が見えた。

 あれが“神楽”の待機形態なのだろうと察し、ハルは笑みを浮かべた。箒の顔を見れば満足げで、束もどこか嬉しそうだ。本当にこの姉妹の仲が修復された事をハルは心の底から喜んでいた。

 

 

「これで全員分のISが揃った事になるのか」

「そうだねぇ」

 

 

 ハルの“雛菊”。ラウラの“黒兎”。クロエの“天照”。クリスの“黒鉄”。一夏の“白式”。そして新たに箒の“神楽”。

 ロップイヤーズで実働部隊として働く人間にはISは行き渡った事となる。それでもまだ箒と一夏に関しては訓練が必要になるだろうが。

 

 

「最先端技術のISが6機か……。こうしてみると感慨深いもんだねぇ」

「これでハルの雛菊が一番、お姉さんになるのかな?」

「雛菊、お姉さん? 白式よりもお姉さん!?」

「えぇと……そうだね。でも白式は雛菊のお姉さんだよ?」

「イヤッ!」

 

 

 本当に嫌そうに歯を剥く雛菊。そのままぷぅ、と頬を膨らませてハルの胸に飛び込んだ。そんな様を見ていた箒は微笑んで、そっと自らの簪に手を伸ばした。

 

 

「……いつか“神楽”もこうして話す時が来るんでしょうか?」

「うん。もう神楽にはコミュニケーション・インターフェースは装備してるから。もしもISの意識レベルが達したら……――」

 

 

 束が喋りながら視線を箒に向けるとだ。箒の挿していた簪へと視線が奪われた。それが淡い光を放っていて、今にも起動しそうであったからだ。まさか、と束が驚愕に声を忘れていると箒も異変に気付いたのか、簪に手を伸ばす。

 瞬間、光が弾けるようにして眩き、箒は背にかかった重みに前のめりになる。突然の事にハルと雛菊、束すらも驚いて箒の背に乗っかる子供へと目を向けた。

 まるで箒のうり二つ。だが、目はどこか眠たげで吊り目の箒とはまったく印象が異なる。身に纏っているのは篠ノ之神社で神楽舞を踊る際の衣装。

 子供はきょろきょろと辺りを見渡して、束の姿を見つけた。そしてにやり、と。箒の顔には似つかわしくない笑みを浮かべていった。

 

 

「神楽、知ってるよ。神楽はもう目覚められるって」

「……やっぱり神楽なの?」

「そうだよ?」

 

 

 にまー、と浮かべた笑顔はやはりらしくない。束はその姿にただ呆気取られる事しか出来ない。

 

 

「どうして……だって今日が初起動だよ!?」

「神楽、知ってるよ。母は箒に夢を理解して欲しかった」

「……え?」

「神楽、知ってるよ。母が箒の夢が叶うように願ってるのを」

 

 

 唐突に語り出した神楽に束は目を見開く。すると、神楽はひょい、と箒の背の上から降りて箒を見上げた。唐突に重みが消えた事で体勢を立て直した箒は改めて神楽と対峙する。

 自分とそっくりな顔。いや、しかし目元が違う。この目元はどちらかと言えば自分の姉にそっくりだと、箒はそう思った。箒が神楽を見ていると、神楽はやはりニヤリと笑う。

 

 

「神楽、知ってるよ。箒が私を貰って嬉しいのを」

「え?」

「神楽、知ってるよ。母に言えないけど、いっぱいいっぱい、ありがとうって言いたいんだって知ってるよ」

「なっ!?」

「神楽、知ってるよ。箒は本当は母が大好きなんだって――」

 

 

 箒は慌てたように神楽の口を押さえた。もごもご、と口を押さえられた神楽の言葉は止まるのだが、にやにやと笑う神楽の表情は変わらない。

 こいつ、人の本音をべらべらと!? と箒はわなわなと震える。そう、神楽の言葉の通り、箒は嬉しかったのだ。こうも“篠ノ之”の動きを再現する為に生み出された神楽を貰い、初めて動かした時、言葉にならぬ感動を覚えたのだ。

 だが今まで確執があり、自分が素直ではない事を自覚している箒だ。素直に口に出して言う事が出来ない事が多かった。でも本当は声を大きくして言いたかった気持ちがある。

 

 

「ぷはっ。……神楽、知ってるよ! 箒は母が大好きぃぃぃいい!!」

「やめろぉぉおおおッ!?」

 

 

 箒の拘束を逃れた神楽が大声で叫びながら走り回る。箒は飛び込むようにして神楽を抱きかかえて抑え込む。もがもが、と再び口を塞がれた神楽が暴れているが、箒は顔を真っ赤にして神楽を抑え込む。

 一方で、突然に好意を叫ばれた束も顔を真っ赤にして動きを止めていた。神楽は箒のISだ。つまり神楽が叫んだのは箒の本心。そしてそれを咎めようとした箒の行動がそれを示している。

 それがどうしようもなく嬉しくて、そしてどうしょうもなく恥ずかしかった。だが、すぐにはっ、と何かに気付いたように神楽と箒へと詰め寄る。

 

 

「ちょ、ちょっと! 神楽、もうインターフェースが起動出来るの?」

「ぷはっ! ……神楽、知ってるよ? 箒の事をたくさん知ってるよ。母の妹。母の愛し子。母が託した夢を担う人!」

 

 

 にぃっ、と屈託無く笑う神楽の姿に束は呆気取られる。神楽の言葉を聞いたハルは納得したように笑みを浮かべた。神楽を抱きかかえる箒と、その前にいる束へと歩み寄ってハルは告げた。

 

 

「束、前例があるじゃないか」

「前例?」

「一夏だよ。千冬にとっての一夏で、束にとっての箒だ。だからこそコア達が箒への理解を深めるのが早くても何ら不思議じゃない。……それに気持ちを伝えられる“言葉”と“姿”を学習したISが、箒の思いを束に伝えたいって思っても何ら不思議じゃない」

 

 

 そうでしょ? と神楽に視線を送ってハルは言う。ハルの言葉を受けて神楽は穏やかな笑みを浮かべた。うんうん、と嬉しそうに何度も首を振って神楽は告げた。

 

 

「神楽、感動してるよ。父は理解が早いって!」

「……父?」

 

 

 ハルは思わず首を傾げた。父、と予想しなかった言葉が神楽の口から飛び出て来たからだ。神楽のハルへの呼称に誰もが動きを止めた。その中で動けるのはにやにやと笑みを浮かべる神楽だけだ。

 次いでわなわなと震えだしたのは雛菊だ。まるで敵を睨むかのように神楽を威嚇し出す。神楽は雛菊の視線に気付き、彼女へと顔を向けた。

 

 

「神楽、知ってるよ? 雛菊が嫉妬してるって事」

「してないもんっ! ハルを父なんて呼ばないで!」

「神楽は雛菊のデータで生まれた。ハルは雛菊の搭乗者。だったら私の父。……それともパパ?」

「ッ!! フシャァアアッ!!」

 

 

 猫のような威嚇の声を上げて雛菊が神楽へと襲いかかった。神楽はすぐさま箒の腕より抜け出し、全力で逃げ出す。その背を追いながら雛菊が叫ぶ。

 

 

「逃げるなッ!」

「神楽知ってるよ! 止まったら殴られる!!」

「だったら止まって!」

「神楽知ってるよ! 雛菊は横暴だって!!」

「うるさぁああああいッ!!」

 

 

 どたばたと食堂内を走る子供が二人。いつぞや見た光景がデジャブして呆気取られていた三人が顔を見合わせて苦笑した。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「……はぁあ、なんか最近驚く事ばっかりだよ」

「お疲れ様。束」

「ん。ありがとう」

 

 

 束とハルは高天原の研究区画にいた。先ほど、食堂で暴れていた雛菊と神楽が待機形態の状態で安置されている。あの後、箒から一時的に預かって神楽のデータを調査していたのだ。

 結果、意識レベルが雛菊や白式と同程度まで芽生えていた事が発覚した。搭載した当初はそこまでの意識レベルの向上は無かったから、これはやはり箒特有の現象だったのだろう、と。

 

 

「私が愛した子だから、コアも皆愛してくれる、か。……なんか恥ずかしいな」

「でも、悪い事じゃないでしょ?」

「まぁね。あーぁ。なんかさー、ハルがいて、皆がいて、私の研究がどんどん進んでいくよ。私が追いつけないぐらいに。こんな事なんてなかったのにさ」

 

 

 ハルにもたれかかるように束は身体を預ける。束の身体を支えながらハルは束の髪を撫でた。ハルの手の感触に束は目を伏せる。ハルの手の感触をいっぱい感じようとするように。

 

 

「こんなにも世界って輝いてるんだね。ハル」

「……そう思えるようになって良かったね。束」

「うん」

 

 

 自分の髪を撫でる手に束は手を添えた。握り合わせるようにして手を重ね、束はハルと向き合う。ハルもまた束の視線に答えるように視線を交わし合う。

 二人の距離がゼロになる。触れ合うように、そして啄むようにキスを交わす。何度かキスをして、顔を見合わせて二人は微笑む。

 

 

「……幸せなんだ。凄く、凄く」

「うん」

「ハルは幸せ?」

「僕は幸せだよ。こうして束が幸せに感じててくれて、側にいる事が出来て」

 

 

 束を腕の中に閉じこめるようにしてハルは抱きしめる。ハルに身を預けて束は再び目を閉じた。ハルと出会ってから3年。その間に積み重ねてきたものが、表舞台に戻ってから瞬く間に成果を出していく。

 それは冬が終わり、春が来るように。根雪の下で堪え忍んでいた種達が芽吹くように。束は抱えきれない程の幸せをいつの間にか抱えていた。それを思い返すだけで束の目尻には涙が浮かんできた。

 

 

「……ねぇ? ハル」

「ん? なに? 束」

「もう、我慢しなくていいよ?」

 

 

 ハルは束の言葉の意図が掴めず首を傾げる。ハル自身に別に我慢している事などない筈だ、と。すると束は腕をハルの首に絡めるように伸ばす。互いの吐息が近づく程の距離で見つめ合って、束は熱の籠もった吐息を吐き出した。

 

 

「……我慢、してるでしょ?」

「いや、してないけど……」

「ふぅん? じゃあ……あの時みたいなキス、して?」

 

 

 束の言葉に、ハルは一気に顔を真っ赤にさせた。よく見れば束の顔も赤くなっていて、ハルは身を硬直させてしまった。

 我慢しなくて良い。その言葉の意味を理解してハルは勢いよく首を振った。

 

 

「ま、待った! 束、待った! それは……駄目だって……!」

「どうして?」

「どうしてって……僕、まだ未成年で……!」

「元々、世間様から関係なく生きてきた私達じゃん。今はIS学園にいるけど、これから先ずっと、程々に付き合いながら自由に生きてくでしょ?」

「で、でも! 今は大事な時期でしょ!? 何かあったら……」

「良いよ」

 

 

 束は少し横に首を振って告げる。

 

 

「ハルがそれで幸せになれるなら、私の夢を少し遅らせても良い。もう充分すぎる程、進んだよ」

「でも……!」

「じゃあハルはいつまで我慢するつもり?」

 

 

 束はハルの瞳を見透かすように見つめる。ハルが仰け反るようにして束の視線から逃れようとする。一歩下がれば、束がハルを抱きしめたまま一歩を踏み出す。

 そのまま壁に行き着いてしまい、ハルは更に束に距離を詰められる結果となる。緊張なのか、ハルの瞳は涙を浮かばせていた。涙の滲んだ瞳が束を見つめている。

 

 

「……ッ……だ、め……だって」

「どうして?」

「……傷つけるよ……? 絶対、優しく出来ない自信がある」

「それって我慢のし過ぎだからだと思うんだけどなぁ。それに3年前、1回傷つけてるし、表舞台に出よう、って言った時も束さん、大分傷ついたよ? ねぇ? 今更でしょ? それに……」

 

 

 そっと。束はハルの頬に手を添えた。

 

 

「もうたくさん優しさを貰ったよ。だから……貰って良いよ? 束さんから欲しいもの。あるでしょ? あげる。いっぱい、いっぱい」

「……ッ」

「愛してるよ。ハル。だから……良いよ。むしろ――傷つけてよ。私がここにいる証を私に刻んでよ。ここにいる証を感じさせて?」

 

 

 

 * * *

 

 

 

「あれ? ハル。お前、昨日どこに行ってたんだ?」

 

 

 朝。一夏は朝の歯磨きをこなしながら部屋に戻ってきたハルを見た。そして思わず後退った。まるで幽鬼のように疲労しきった姿のハルがそこにあったからだ。

 今にも倒れてしまいそうな程、ふらふらになって一夏の前を通り過ぎていくハル。一夏は目を丸くしてハルの様子を窺う。

 

 

「お、おい? ハル?」

「……放って置いてくれ、一夏。僕は今、自己嫌悪と羞恥心で死にそうなんだ」

「は? お前、何言ってるんだ?」

「……ごめん。一夏、僕、今日学校休むから」

 

 

 じゃ、と言って私服姿のまま布団に入り込むハル。そして、そのまますぐに寝息を立て、死んだように眠るハルの姿を一夏はただ呆然と見つめる事しか出来なかった。

 

 

 

 * * *

 

 

 

「姉さんめ……。また徹夜したのか? 部屋に戻ってきた様子は無かったし」

 

 

 箒は朝、目を覚ましてみたら同室で寝ている筈の束の姿がない事に気付いた。仕方ない、と言うように箒は束に声をかける為に研究区画へと向かっていた。睡眠を取らないのも良くないし、身だしなみも崩れてしまっては勿体ない。

 昔、ハルから聞いた苦労話を耳にしてから、箒も束の生活習慣を改善に協力する同士だった。最近では束の世話はハルと箒で二分されていると言っても過言ではないだろう。

 そして箒がいざ研究区画に辿り着くと、入り口の前には神楽が座っている事に気付いた。自分のISが膝を抱えて座っている事に首を傾げながら、箒は神楽へと歩み寄っていった。

 

 

「おはよう、神楽。姉さんは?」

「神楽、知ってるよ。母は仮眠中だって」

「仮眠だと? 寝るなら部屋に戻って寝て欲しいんだが……」

「箒。今はそっとしておいてあげて?」

 

 

 入り口を通せんぼするように立つ神楽の姿に箒は首を傾げる。

 

 

「? 何かあったのか?」

「神楽、知ってるよ。こういう時にはこう言うんだって」

 

 

 

 

 ――さくやは おたのしみ でしたね って。

 

 

 不気味な笑みを浮かべて笑う自身のISにただ箒は不思議に思うしか無かったという。

 

 

 




「神楽、知ってるよ? お前モッピーじゃねぇかって言う人がどこかにいるって事。神楽は、知ってるよ……? クスクス……」 by神楽
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