ちょっと読みにくくなるかもしれませんが意見等あれば教えていただけると嬉しいです。
あの頃は毎日が特別だった。
毎日笑って毎日騒いで、毎日楽しかった。
もちろん今は今で楽しいし悪くない毎日を送ってるつもり。
でもやっぱり時々あの頃は...と比べてしまう。
そんな自分が嫌い...
みんなは優しいからそんな私でも昔と同じように接してくれているけど、それに甘えている自分がもっと嫌い。
生徒会長になったのは興味があったのはあるけど、それ以上に特別な存在でいたかった。
だからこうしてみんなのために頑張ろうと思っているけどずっとぐるぐるしてる。
そんな時イロウスが現れたと聞いた、みきがそれを倒したと聞いたときこれだと思った。
でもそれと同時に気づいた...気づいてしまった。
アタシはやっぱり【特別】ではないことに...
どうしていつもみきなんだろう...
ミサキの時もそうだ、いつだってピンチを救うのはアタシじゃなくてみきだ...
そのことに気付いた時には既に先生たちに断りの言葉を述べていた。
自分を嫌悪した...
アタシはそんなことはどうでもいいって思ってた。
大好きなみんなを守るために一生懸命になれる自分に変わったと、そう思っていた。
どうすればいいのかわからなくてずっと同じことばかりが頭の中を駆け巡ってる。
大きくため息をこぼし整理を終えた資料を揃えファイルにしまう。
今日の作業はこれで終わり、くるみは一足先に帰宅しているためもうこの教室にはアタシ一人。
鞄を肩にかけ戸締り確認は問題ない、忘れ物も大丈夫。
生徒会室のカギを職員室に返せば今日の生徒会の仕事は終わり。
そう思うと少し足取りが軽くなった。
「失礼しまーす」
元気な声と共に職員室に入る。
いつもの場所に鍵をかけるとふと奥に目が行く。
そこには先生と何やら話し込むみきの姿があった。
何を話しているかまではわからないが深刻な面持ちな様子から星守活動について話していることが察せられた。
胸に鋭い痛みが走る。
やはり自分は...
そこまで思考がよぎったところで頭を左右に振り雑念を払った。
入った時とは逆に小さな声であいさつし職員室を後にした。
嫌なことばかり頭を駆け巡る。
立ち寄った公園のブランコに腰掛けまた大きなため息をもらした。
「アタシ...こんな嫌な奴だったんだなー」
思ってた自分とは違う自分に嫌気がさす。
そのたびにあの頃は...と考えてしまう。
頭からこんな気持ちを振り払おうとするが何度やっても落ちてはくれない。
そんな中住宅街の方から甲高い悲鳴が鳴り響いた。
「まさか...」
急いで悲鳴のしたほうへ駆け出す。
少し行ったところで女性がイロウスに囲まれていた。
「こんな時に...」
そこまで言いかけてはっと気付く。
またも過去にすがっている。
何もできない自分に嫌悪しかできない。
そんな中駆け付けたみきが勢いよく剣を振り下ろし一体目を切り裂いた。
「...アタシは...」
全てのイロウスをみきが倒すのを見てることしか出来なかった。
無力な自分が嫌い...普通なアタシが嫌い...【特別】なみきが...嫌い...