インフィニット・ストラトス スカイズ・アンノウン   作:永瀬ケイ

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機体設定

FFR-31 シルフィード

タイプ

ファイター

イメージカラー

F-15J 空自仕様

通常兵装

20mmガトリング砲
ミサイル

特殊兵装

4AAM
XSDB
PLEL

概要

航空自衛隊主力配備機、翼型はクリップトデルタの主翼と上反角のついたカナード、外反角のついた双垂直尾翼と水平尾翼で、エンジンノズルは3枚のベーンによる可変ベクタリング方式を採用している。胴体内にウェポンベイが搭載されている。愛称は「シルフィード(風妖精)」


ミッション3

 三時間目

 

休憩が終わって、オルコットが去った後、二時間目が始まった。二時間目は姉さんこと織斑先生がやるようだ。織斑先生の授業はISに使う各種装備の確認だった。ISに使われている装備は実体、実弾だけじゃなく、エネルギー兵器や光学兵器が使われている。エネルギー兵器と光学兵器は、前世(エースコンバット7)で使ったことがある。そしてこの世界の戦闘機は、ISに対処できるように先程の2つを前世と同じように装備させることができる。俺はそれを知った時、空自に新しく配備された3種の戦闘機(シルフィード、スーパーシルフ、ファーン)に装備されているか訊いたところ、装備されているらしい。だが、それぞれ装備が異なっていて、種類が少ないそうだ。戦闘機に使われている装備は、TLS(高出力レーザー)、PLSL(パルスレーザー、高出力レーザー機銃)、EML(レールガン)の3つしかない。この3つは、前世使っていたから、すぐに慣れた。だが、疾風に配備されているスーパーシルフはEMLが装備されていて、一般機のシルフィードはPLSLが装備されている。ファーンは対艦戦闘を中心に装備するため、エネルギー、光学兵器は装備されないらしい。さて、説明はここまでにして授業に集中しよう。

 

「ああ、そうだ。再来週に行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけない」

 

クラス対抗戦?代表者?

 

「クラス代表はそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ、このクラスの委員長になる。」

 

ふむ……対抗戦は興味はあるが、委員長にはなりたくないな。なぜか?仕事(空自)があるからだよ。

 

「立候補するものはいるか?または自薦、他薦するものはいるか?」

 

織斑先生が言うと……

 

「はい!織斑くんを推薦します!」

 

ほうほう、そうかそうか…………なに!?

 

「私も織斑くんがいいと思います!」

「私も織斑くんがいいです!」

 

……これはまずいな………

 

「織斑先生!辞退してもいいでしょうか?」

「理由を聞こう」

 

俺は席を立って、説明した。

 

「自分は現役の自衛官で、疾風のパイロットです。任務が入ったときは、学業より任務を優先することになっています。なので、クラス委員長は自分…「納得できませんわ!」

 

説明する途中、甲高い声が遮った。声の正体は、休憩時間に来た、セシリア・オルコットだった。

 

「そんな選び方、納得できません!物珍しいからと言って、男を代表にするなど許せませんわ!」

 

お怒りだな……

 

「大体、わたくしはこんな島国まで来て、IS技術を上げるために来たのに、極東の猿が代表を務めるなど恥晒しにもほどがありますわ!」

 

ん?

 

「それに、文化としても後進的な国に暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛でーー」

「そこまでだ、セシリア・オルコット」

 

一夏はセシリアの言葉を止めた。

 

「なんですの!」

「周りを見てみろ」

「え?………………!?」

 

言われた通り周りを見た、セシリアはクラス全員に白い目を向けられていた。

 

「あまりそういう事を言うとクラスでの自分の立場がなくなるぞ。熱くなるのはいいが、言葉を選べ」

「……すみ………ません…………」

 

……これで大丈夫のはずだ。

 

「収まったな。では、織斑とオルコットは一週間後、代表を決めるために試合を行う。織斑構わないか?」

「ここまで来たらやるしかありません。試合のことは自分から上官に伝えておきます」

「頼む、では授業を再開する」

 

 *

 

『そうか、そんなことが……』

「はい、それで試合のことですが……」

『ああ、構わない。それにお前の専用機は当日の三日前に到着する予定だ』

「了解です。それまでにはトレーニングはしておきます」

 

あの後、時間が過ぎて昼食休憩になって、風間空将にこのことを連絡していた。

 

『そうだ、お前に伝えたいことがある』

「?なんですか?」

『近々、そっちの港に我々直属の空母が到着する。入港日はISが到着する日と同じだ。その日と同時に専用機を渡す予定だ』

「空母?まさか、アドミラル56が!」

『ああ』

「よく上が許可してくれましたね」

『何言ってる?お前は日本が誇るエースパイロットだぞ。お前の実力は戦闘機に乗ってこそだ!」

「……ありがとうございます」

 

本当、この人には頭が上がらないよ。

 

『それと、その日は俺もいくからよろしく伝えといてくれ」

「了解です」

『それよりも聞きたいんだが……』

「はい?」

『自分だけハーレムの気分はどうーー』

 

  p

 

「………」

 

……さて

 

「飯食いに行くか」




機体説明書いたけど、これで大丈夫でしたか?

あなたにとってのライバルは、誰?Part2

  • フェンリア
  • ヴィルコラク遊撃隊
  • Z.O.E
  • アンドレイ・マルコフ
  • 蝶使い

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