アイカツで恋愛モノ   作:亜戸 健一@沼太郎

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珍しく投稿間隔が短いです。
やっぱりアイカツはいいコンテンツだと思いながら筆を執りました。

あ、言い忘れてた。
ゆめちゃん、誕生日おめでとう!


"特別篇" ゆめの誕生日②

ゆめちゃんの誕生日の前日、僕は前回と同じようにケーキを作っていた。

場所も同じく七色洋菓子店。

一つ違うのは、隣にゆめちゃんがいて、一緒にケーキを作っているということだ。

 

「ふんふんふーん♪」

「楽しそうだね」

「司さんと一緒にケーキを作るからですよ!」

「そりゃあ良かった」

 

今回も一人でケーキを作るつもりだったが、行動を読まれていて、待ち構えていたゆめちゃんにお願いされたのだ。

 

「去年のお返しも込めてケーキを作るなんて律儀だね」

「大切な友達にあれだけ盛大に祝ってもらったんですから当然ですよ。それに、今回はエルザさんも来てくれるみたいですから」

 

僕はまさかの名前に驚きつつも、エルザさんとも友達と呼べるような関係になっていることに心の中で喜ぶ。

 

「だったらちゃんともてなさないとね」

「うん。エルザさんは普段からいいものを食べていそうだもんね」

 

手を動かしながらも会話は止まらない。

 

「そう言えば、今年のプレゼントはこんなことでいいの?」

「こんなことっていうのはひどいよー」

「ごめんごめん」

 

つい『こんなもの』といってしまったが、ゆめちゃんには御法度らしい。

 

「こうやって司さんと一緒に何かをした思いでが私にとってのプレゼントなんですから」

「そうだったね」

「思い出は絶対になくならないですからね」

 

まだ中学生なのに成熟した価値観だと思う。

一度小春ちゃんと離れていた時期がゆめちゃんをここまで成長させたんだろうと思うけど。

 

そう話しているうちに、ケーキもほぼ完成した。

 

「さ、あとはイチゴをのせるだけだ」

「おー。たくさんのせちゃおうよ」

「待って待って、せめてろうそくを指す場所は残して―!」

 

パーティーの前日ともあって少し浮かれるゆめちゃん。

用意していたイチゴをほぼほぼ使い切るまでのせていった。

なんとかイチゴを数個死守し、ケーキを完成させた。

 

「イチゴがたくさん!おいしそー!」

「食べるのは明日だぞ」

「あ、そうでした……」

 

おいしそうなケーキの見た目につられて手が出そうになるゆめちゃんを止める。

 

「その代わりに、さっき残しておいたイチゴとジェラートでちょっとしたデザートを作るから、ちょっと待ってて」

「はーい!」

 

こういうところは年相応のはしゃぎ方だなぁと思う。

この笑顔はもちろん、さっきのまじめさも愛おしい。

 

「よし、できた。さあ召し上がれ」

「わーい。いっただきまーす」

 

暖かくなってきたとはいえ、ジェラートで体を冷やすといけないので、お茶を淹れるためのお湯を沸かす。

 

「本当においしそうに食べるねー」

「本当においしいからですよ」

 

見ている人もつられて笑顔になっちゃうような笑顔だ。

 

「えいっ」

 

ぷにっ。

 

つい頬を指で押してみたくなった。

やわらかい。

 

ぷにぷに。

 

「ちょ、ちょっと急に何するんですか」

「いやぁ、ほんの出来心ってやつ。でもやわらかくてずっと触っていたい」

 

ぷにぷにぷに。

 

ゆめちゃんのほっぺたを押す手は止まらない。

 

「こうなったらお返しです!」

 

はむっ。

 

ゆめちゃんのほっぺたのやわらかさを味わっていると、ふとその感触が消え、代わりに指先が暖かい感触に包まれた。

 

「?」

 

やわらかさが心地よくて閉じていた目を開ける。

 

「?……?!!?!?!」

 

まさかの姿に目を疑う。

なんで僕の指が咥えられているんだ?

 

「え、ちょ、ゆめちゃん?!」

 

ゆめちゃんは若干頬を赤らめながら上目でこちらを見てくる。

これはちょっと僕の情緒が耐えられる気がしない。

 

すると僕の思いをあざ笑うように、指から口を離す。

ゆめちゃんの口元から伝うものに目を引かれ、つい僕も唾を飲み込む。

 

「司さんが悪いんだよ。私をこんな風にさせちゃって」

 

ゆめちゃんから目が離せない。

 

「責任、とってくださいよ」

 

ゆめちゃんに詰め寄られる。

僕も腹をくくる。

 

ゆめちゃんを抱きしめ、顔を寄せ――。

 

「今年のケーキはどんな出来かな」

 

ばっ!!

そう音が聞こえるくらいの勢いで僕とゆめちゃんは距離を取り、調理場にやってきたお義父さんから顔をそむける。

 

「イチゴ、多すぎないか?」

「そ、それはゆめちゃんがたくさんのせちゃったんです」

「そ、そうなの。ほら、イチゴは今が旬だから」

「確かに、旬のものをたくさん使うのはいいアイデアだ」

 

ごまかせていることにホッとしつつ、ゆめちゃんの方を見ると、ちょっと熱っぽい目で僕を見つめ返してくる。

これはゆめちゃんのご機嫌取りが大変だと思いつつも、甘えてくるゆめちゃんの姿を想像すると、心のどこかで喜んでいる自分がいる。

 

ゆめちゃんの誕生日の前日だというのに、当日を待たずして浮かれ切っているのであった。




※二人は未成年なので、清いお付き合いをしています。
ゆめちゃんがそういった色気を潜在的に持っていると想像して書いております。

さて、ライブから二週間たつのですが、皆さんはそろそろライブのロスも薄れてきたんじゃないでしょうか。
自分はまだまだロスは抜けていませんが、こうやって創作してごまかしてます。
後は歌唱担当の方々を応援していますね。
みなさん魅力的な方なので、見とれちゃいますよね。

これからもアイカツを応援していきます!

ではまた。

アイカツシリーズで1番好きなのはどれ?

  • アイカツ!(いちご世代)
  • アイカツ!(あかジェネ)
  • アイカツスターズ!
  • アイカツフレンズ!
  • アイカツオンパレード!
  • アイカツプラネット!
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