アイカツで恋愛モノ   作:亜戸 健一@沼太郎

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これを書いている中で少しづつ義務感のようなものを感じ始めてきました。
おそらく、自分の中のエタらせてはいけない、という気持ちの表れなのでしょうが。

とりあえず、アイカツオンパレードで蘭と香澄姉妹が出てくるのを楽しみに待つばかりです。


秋の心と書いて『愁う』

彼が私の恋人になった。

 

それだけで毎日が楽しい。

他愛のない会話ですら楽しく感じる。

 

「お昼ごはん、一緒に食べようか」

「はい!」

 

お昼の時間に余裕があるときはたいてい一緒に食べるようにもなった。

お昼ご飯の時に手作りのお弁当を渡せるようになりたくて、お料理の練習もはじめた。

彼が喜んでくれるなら、これぐらいなんてことない。

今はまだ作ってはいないけど、これから頑張っていくよ!

 

「うわっ、今日のサラダにトマト入ってる。申し訳ないけど、食べてくれないかな?」

「いいですよ」

 

あと、一緒に過ごす時間が増えて彼の今まで知らなかった面が見えてきた。

そういった発見も楽しくて、さらに好きになっていっている。

今のも最近知ったことで、彼は生のトマトが食べられない。

いずれ私が食べられるようにしてあげたい。

そのためにもお料理のお勉強はしっかり頑張らないと。

 

「そういえば、今度けっこう大きなオーディションがあるんだってね」

「はい。だから全力でレッスンしてます」

「そうか。それならこっちも全力で応援しないとな」

「ありがとうございます。それにむけて、今度アタシのレッスンに付き合ってほしいんですけど……。一週間後って空いてますか?」

「あー、ごめん。その日は先約が入ってて……」

「そう、ですか」

「ほんとにごめんね」

 

先約ね……。

まあ、たまにはそんなときもあるでしょ。

 

△▼△

 

一週間後、アタシは一人でレッスンしていた。

普段通りにレッスンしているつもりだけど、少し集中できていない気がする。

時々彼のことが頭をよぎる。

別に彼を信用していないわけじゃない。

なのに。

なのに……。

心配でたまらない。

彼が誠実な人であることはアタシが一番わかってる。

それでも、なぜか不安になってしまう。

大きなオーディションが近いから気が立っているんだろう。

そうだそうだ。きっとそうだ。

そうやってまた自分の気持ちにふたをして、レッスンを再開する。

 

本番まであと少しだ。

合格して彼にいいところを見せるんだ!

 

△▼△

 

そして、本番のオーディションの日になった。

いつになく緊張している。

でも、このオーディションのために全力でレッスンしたから大丈夫なはず。

 

「ローラ、大丈夫?」

「え?アタシは大丈夫に決まってるじゃない。それよりも、ゆめは自分の心配したらどうなの」

「う、うん。でも、本当に大丈夫?少し顔色が悪いよ」

「へーき、へーき」

 

こんなものなんでもないさ。

 

「それより、次アタシたちの順番みたいよ。ほら、ぼさっとしてないで行くわよ!」

「ちょ、ちょっと待ってよ~」

 

△▼△

 

結論から言うと、アタシは不合格だった。

オーバーワークによる疲労がたまっていたんだろう。

そのせいで今はもう歩いているので精いっぱい。

 

どうして、どうしてこんなことに。

 

ひとまず、明日は休日だから彼を誘って出掛けよう。

そうすればこの気持ちも落ち着くはずだ。

よし、そうと決まれば彼に連絡だ。

 

『明日の予定は空いてますか?』

『ごめん、明日は大事な予定がはいってて……』

 

……だめだった。

大事な予定なら仕方ない。明日は一人で散策しよう。

 

△▼△

 

明くる日、町に出て一人でショッピングをした。

結局彼との連絡の後、ゆめ達にも誘いの連絡をしたけどみんな予定が入っていたみたいだ。

ゆめに至っては

 

『明日だけは無理!』

 

なんて言われた。

よっぽど大事なことがあるのだろう。

でも、たまには一人も悪くないな、なんて思い始めてきた。

 

そんなことを思いながら店を見て回っていると、見覚えのある顔を見つけた。

なんだ、ゆめも町に出てたんじゃない。

そして声をかけようとしたとき、アタシは言葉を失った。

 

「司さん、こっちですよー」

「ごめんごめん。待たせちゃったかな」

「いえいえ、わたしも今きたばっかりですから」

 

えっ……。なんで……?

なんで彼とゆめが二人っきりでお買い物してるの?

二人とも大事な予定があるって言ってたのに。

まさか、これが大事な予定なの?

……ちょっと監視してもかまわないわよね。

 

△▼△

 

何よこれ。

まるでデートじゃない。

 

 

……さいってー。

信じてたアタシがバカみたい。

 

「ん?あれってローラさん」

「あれ、ローラだ。ってどうしましょう、コレのこと

「とりあえずゆめちゃんが持ってて」

わかりました。奇遇だね、ローラ」

 

小声で何か話してる。

アタシには言えないことでもあるのかしら。

 

「ロ、ローラ?なんか怖いよ……?」

「どうしたんだい。そんな顔して」

 

どうしたもこうしたもないわよ……!

 

バッシイィィィン!!!

 

アタシは彼の頬を叩いた。

それもこっちの手が痛くなるぐらい強く。

それにゆめはひどく困惑しているみたいだ。

 

「えっ……?えっ、えっえっ?」

「なんで。なんでアタシじゃなくてゆめと一緒なの!?」

「そ、それにはちゃんとした理由があるんだ」

「じゃあその理由ってなによ」

「それは……」

「……もういい。もう聞きたくない」

「ちょっと、ローラそんな言い方は――」

「ゆめは黙ってて!」

「……」

 

そして、アタシは彼と顔を合わせることに耐えられなくなって駆け出した。

 

 

……信じてたのに。

 




後半が少し雑な気がするけど、こんなものなのかなぁ。
なんて頭を抱えながら投稿です。
ローラのお話はあと1話でとりあえず完結のつもりです。


......初代のソレイユのお話もそろそろ考えないと。

アイカツシリーズで1番好きなのはどれ?

  • アイカツ!(いちご世代)
  • アイカツ!(あかジェネ)
  • アイカツスターズ!
  • アイカツフレンズ!
  • アイカツオンパレード!
  • アイカツプラネット!
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