アイカツで恋愛モノ   作:亜戸 健一@沼太郎

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想定よりも投稿が少し遅れました。
エピローグとして書こうとしていたことだけでは文字数が足りない、というアクシデントに見舞われてしまいました。
こんなことなら前のお話に入れ込めば良かったのかなぁ。
文字数を増やすために余計なことまで書きましたので、少々お見苦しいかもしれませんが、香澄姉妹の最終話をどうぞ。


二人とのこれから

真昼への告白から数日。

僕たちは少しおかしな形の恋人関係になっていた。

男を二人で共有する、という形。

はたから見れば女を侍らせる男に見えるのかもしれない。

当たり前ではあるが、今の日本では受け入れられないため、少し関係性を変える必要があった。

 

公には、真昼と交際しているということになった。

まあ、公と言っても周りの人間に僕が『真昼は僕の彼女だ』と言っただけなんだけど。

こうしたのは男子部にお弁当を持ってきたときのことを考え、そうするのが妥当だと3人で考えたからだ。

お弁当を作ってくるような関係の女性がいたのに、他の女性と付き合いましたーっていうのは違和感があるし。

それに夜空と付き合っていると言った場合、一部の男子にすごく不評を買いそうだから。

一部の人にだけはこの関係を知らせている。

朝陽にはもちろんのこと、S4のメンバー、ゆめちゃんをはじめとした真昼の同級生達だ。

 

そして、未だに真昼に余裕があるときには、未だにお弁当を作って持ってきてくれる。

もちろん、ある程度関係を公にした以上堂々と受け取り、二人で食べる。

ただ、最初の頃はどちらも少し恥ずかしさがあり、恐る恐るといった感じではあったのだが。

恋人宣言をして最初の昼食の後、またクラスの仲間たちに問い詰められたのは秘密だ。

 

日が暮れ、夜になるころ。

男子部と女子部の境界あたりで夜空と落ち合う。

始めは『今日の真昼はどうだった?』と真昼の話題から始まる。

しばらくするとどちらともなく手をつなぎ、肩を寄せて空を見上げる。

それだけで十分満たされていた。

 

3人とも予定が合う日には、町へ出てショッピングに繰り出したり、またそこで女装されられるハメになったこともある。

どちらかとオフがあった日にはデートをしたり。

公言した手前、夜空とのデートの時には少し気を遣うことになってしまっていることが少し申し訳ない。

 

夜空が四ツ星の中等部を卒業してフランスに留学するまで、この関係を続けた。

パパラッチに抜かれることもなく、穏やかに暮らしていた。

夜空を送り出すのは少し寂しかったが、夜にはビデオ通話をして少しでも触れ合いを欠かすことはなかった。

時々日本に戻ってきたときは3人で食事に行ったりしていたが、真昼が気を遣ってくれて二人きりの時間も作ってくれた。

 

今はまだこの関係を続けていられる。

でも、いつかそうできなくなる時が来るかもしれない。

たとえ非難されることがあっても、僕は彼女たちを決して離さないだろう。

 

「司さん、何を考えているんですか?」

「僕たちのこれからのことをね」

「あら、もしかして結婚のことかしら?」

「えっ?!お姉ちゃんと司さんで?!」

「違う違う。どうやったらこれからも3人でいられるかなって。まあ、夜空のいうこともあながち間違いではないんだけど」

「じゃあ、どこか海外に住みましょう。多重婚ができるようなところとか」

「それいいじゃない!私は賛成!」

 

三人寄ればなんとやら、とはよく言ったものだ。

おかげで、僕はこれからも二人と楽しい時間を過ごせそうだ。

 

△▼△

 

真昼の太陽と夜空の月。

僕らの道はこの二つに照らされている。

 




これにて香澄姉妹のお話は一旦終了となります。
完結までに時間がかかってしまって申し訳ない限りです。

少しここで裏話的な話を一つ。
実はこのお話はほぼプロットを書かずに進行しておりました。
それにもかかわらず、意外とお話の内容が決まったあたり、やっぱり筆者は香澄姉妹が好きなんだなぁ、と確信しました。

それでは、次はゆめちゃんのお話を書かなきゃですね。
例のごとく、感想等くれると非常に励みになります。
ここ最近毎度のように感想をくれるのはとてもうれしかったです。
それではまた。

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