アイカツで恋愛モノ   作:亜戸 健一@沼太郎

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遅くなってごめんなさぁぁい!!
二週間ほど前に今更ながらPS4を買ってしまいまして、配達人やら狩人やらタイタンを操る兵士だったりをやってたせいで遅れてしまいました。
情状酌量の余地なしでございます。

それと、お気に入り20件に到達いたしました!
本当にありがとうございます!


関係

ライブ後、みくるの家である『なつきグリーニングガーデン』へ向かった。

 

「ここに来るのも久しぶりだなぁ……」

「中学校にあがる前に引っ越しちゃったもんねー」

「そういえば二人は小学校のころまでお隣さんだったそうね」

「そうなんだよ。だから司がアイドルになったときは驚いたなー」

「僕も、まさかみくるがアイドルになるなんてね」

 

他愛ない話をしていると、気づけば目的地へと到着していた。

 

「懐かしいな。前とほとんど変わってないだろう」

「そうなの。お父さんもお母さんもこのままがちょうどいいって言ってたし」

「そういえば、私はみくるの家に来るのが初めてになるのよね?」

「あ、言われてみれば今まで美月を呼んだことなかったかも。てっきり一度来たことがあるものだと思ってた」

「そうだったんだ。僕も神崎はみくるの家に一度くらいは行ったことがあると思ってたよ」

「まあ、それはともかくとして。ここっていいところね」

「うん。一時期通っていた僕もそう思うよ」

 

僕は花について詳しくはないが、とても多くの種類の花があることがわかる。

そして、丁寧に手入れされているであろう庭園も見える。

 

「用意してくるから庭で待ってて~」

 

と、みくるがお茶の用意をしに行ってくれた。

その間、僕たちは庭のテーブルに行きがけに買ってきたお茶請けのお菓子を並べることにした。

 

「それにしても、神崎とみくるがユニットを組むなんてなー。決め手は一体何だったんだ?」

「そうね……。彼女に光るものが見えたっていう曖昧な理由かしらね」

「光るもの、ねぇ……」

「誰かさんが下地を作ってくれたおかげかしら」

「誰かって……。まさか僕かい?」

「それ以外に誰が考えられるのかしら?」

 

心当たりがあるにはある。

一応、小学生ながらアイドルのための練習は欠かさずにやっていたから。

でも、そこまでした覚えは―――ある。

 

「あー。確かに教えてました。いろいろと」

 

そこでお茶を持ってきたみくるが戻ってくる。

 

「お待たせ―。何話してたの?」

「みくるが司にいろいろとアイドルの基礎を教わってたって話よ」

「そして、それを僕が忘れちゃってた。って話」

「えー。ひっどーい、忘れるなんて」

 

口調は不機嫌ではあるものの、口元が緩んでいた。

それほど気にしてはいないようだ。

 

「でもそれはそれとして、あの時教わったこと、とっても感謝してるんだ」

「僕の練習にただ付き合わせてたようなものだったのに?」

「それでもだよ。おかげでこうやってアイドル活動ができてるんだし」

「そうそう。それにね、みくるはなかなか高いレベルにまで仕上がってるのよ」

「確かに。ステージもかなり完成度が高かった」

「だからね。ありがとう、司」

 

そう言ってみくるは頭を下げる。

だが、僕にも感謝しなければいけないことがある。

 

「いや、こちらこそ礼を言わないと」

「ん?どうして?」

「小学生のころ、練習に何度も付き合ってくれただろう?あの時のお礼をまだ言ってなかったから」

「じゃあ、お互いさまってことだね」

「ああ、そうだね」

 

△▼△

 

お茶もお菓子もそこそこに、みくるが少し不機嫌そうに唐突な質問をぶつけてきた。

 

「ねえ、美月と司ってどういう関係なの?」

「「うーん。同級生かな(かしら)」」

「それにしてはなんだか距離が近いような気がするんだけど」

 

そう言って僕たちをいぶかしげな眼で見つめてきた。

特に言うほどの関係でもないと思っている僕は、少なくとも僕はただの同級生だと思っている旨を伝えた。

だが、神崎は急に爆弾を投下してきた。

 

「でもそうねぇ、私は好きでもない男性を下の名前で呼んだりなんてしないわ」

「なっ……!」

「ええっ!?」

 

その場に戦慄が走った。

神崎だけが笑みを絶やさぬまま、僕のことを見つめている。

 

「ねぇ美月……。それって本気?」

 

加えて、みくるから神崎に対して怪しげなオーラが向けられているようだ。

笑っているようではあるが、なんだか目が笑っていない。

 

(ユニットメンバー同士のけんかですかー?!誰か助けて―!)

 

などと助けなぞが来るはずもなく膠着状態が続くかと思われたが、神崎が口を開くと状況は一変した。

 

「なーんてね。冗談よ冗談。みくると司の仲がいいからちょっと妬いちゃっただけ」

「なーんだ。心配して損しちゃった……

「ふふふ。下の名前で呼ぶのも、同学年の人気アイドル同士だったから、話をする機会が多くて自然とね。司は呼んでくれないけど」

「あははは……」

 

冗談だと知って安堵したからか、みくるが言っていたことがいまいちわからなかったが、どうだってかまわないと思ってしまった。

あの不穏な雰囲気は二度とごめんだ。

心臓に悪すぎる。

 

「みくるって、もしかして司のことが好き、なの?」

「えーっと、うん。私は司のことが好き。だから、今日司を呼んでって言ったんだよ」

 

そして当の二人は僕が上の空の間、ひそひそと何か会話しているようだ。

当然この二人の話し声が聞こえるわけもない。

そして、僕が正気に戻ったころにはお茶会はお開きとなるのであった。

 




モチベーションの維持が困難になってきてしまいました。
ただ、個人的にエタりたくはないので投稿が遅れる程度ではあります。
現金な奴だとは思いますが、感想や評価等をしてくれるとモチベーションが上がるので、どうかよろしくお願いします。

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  • アイカツフレンズ!
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