前回と同じくらい時間が空いてしまいましたが、それよりも大切なことがあります。
なんと、ついにUAが10000を越えました!
皆さんのおかげです。ありがとうございます。
一応企んでいることはあるのですが、それはあとがきで。
それでは本編をどうぞ。
結果としては、あおいちゃんのオーディションは合格だった。
しかも、監督や主役の人たちからの評価も高かった。
一緒にレッスンしたからだろうけど、このことが自分のことのようにうれしかった。
それに、あおいちゃんは神谷しおんちゃんという新たな演技仲間を得たようだ。
いいライバルであり、友達でもある関係っていうのはいいものだと思う。
僕と大樹の関係もそんな感じだし。
それから少し経ち、僕は女子部が主となって制作している『オシャレ怪盗スワロウテイル』にゲスト出演の依頼が来た。
それも同じくゲスト出演のあおいちゃんから。
「どう?一緒に出てくれない?」
「うーん、スケジュール次第だなぁ。撮影日はいつになるの?」
「えーっと、司くんに出て欲しいところの撮影はこのあたりだったよ」
そう言って、あおいちゃんは自身のスケジュール張を開いて予定日を指す。
僕もスケジュール張を開いて、その日がフリーであることを確認した。
「ちょうど空いてるよ。それで、僕はどんな役でオファーされたんだ?」
すると、あおいちゃんは胸を張って答えた。
「私の直属の部下役だよ」
「直属の部下?」
はて、もともとそんな存在はあのドラマにあっただろうか。
「そんなのあったっけ?」
「今回のドラマだけだよ」
「えっ、そんなこと許されるの?」
そして再びあおいちゃんは胸を張って答えた。
「なんと、私が監督さんたちにお願いしたのです!」
「えぇ~!?」
まさかの発言に僕は驚きを隠すことができず、声を上げた。
「よくそんなことが許されたもんだ……。それで、なんで僕を呼びたいのか聞かれた?」
「もちろん。私もさすがに理由もなしに司くんを呼ぼうなんて思わないよ」
「へぇ。それで、何でなんだ?」
それに、あおいちゃんは待ってましたとばかりに喋り出した。
「私がイケナイ刑事3に出られたのは司くんのおかげだから、そのお礼って感じかな。撮影の時に私がアクションしているところもしっかりと見てもらいたいし。あと、一度くらい司くんと共演してみたいと思ったし」
「そ、それでOKが出たの?!」
まさかの理由と、それで許可が下りたことに驚きを隠せない。
本当に言ったの?
「そうだよ。でも、ちょっと恥ずかしくて最後のは言ってないけど」
一瞬、少し照れたような表情になりながら話すあおいちゃん。
頬を桃色に染めて、目を逸らしていた。
そのちょっとした隙に見せた表情が可愛くて、少しドキッとした。
それに、言ってくれたこともうれしかった。
「そっか……。ちょっと嬉しいや。あおいちゃんにそんなこと言ってもらえて」
「だって、司くんは私のお師匠様みたいなものだからちょっと特別なの」
「師匠だなんて……。そんな大層なものでもないと思うけど」
その後、あおいちゃんの後押しで僕は撮影に参加することを監督さんへ連絡し、真面目な話に移るのだった。
△▼△
時は過ぎて撮影当日。
スタジオにつくとあおいちゃんと監督が僕を待っていた。
「君が司くんだね?」
「はい。今日はよろしくお願いします」
僕は監督に連れられ、控室で改めて自分の役の説明と作品の説明を受けた。
でも、何でわざわざ監督が直々に来たんだろう。
そんな思いが頭をよぎったが、口に出すのも不躾だと思ってやめた。
役柄や作品についてはあらかじめあおいちゃんから聞いていた通りで、話もスムーズに進んだ。
「それじゃあ、今回の撮影の内容はこんな感じだけど、何か質問はあるかな?」
「それじゃあ、一つだけいいですか?」
「いいとも」
「今まで、霧矢さんが出ている作品では部下なんていなかったと思うんですけど、どうして今回はそんな役を作ってまで僕を呼んでくれたのですか?」
僕は、この話を受けたときから気になっていたことを聞いた。
すると、想像もしていなかった答えが返ってきた。
「実はね、君をいずれ霧矢君の作品に登場させようかと思っていたんだ。それに、そろそろ君も今の作品が終わってしまうだろう?そこでタイミングのいいところに、霧矢君が話を持ってきてくれたもんだから是非とも君を出してみたい、と思ったのさ!」
監督さんが言っている横で、あおいちゃんもうんうんとうなずいている。
ん?ちょっと待てよ?
あおいちゃんの作品に僕を出す?
まさかとは思うけど……。
「あの、監督って実はイケナイ刑事の監督さんだったり――」
「正解!いやー、君の噂はかねがね聞いていたんだよ。今君が出演している作品の監督は僕の知り合いでね。君の演技はなかなか素晴らしいと聞いてね。特にアクションが光ると」
当たりでした。
まあ、それぐらいじゃないと気軽に作品に出すとか言えないよな。
そして、監督がまだ話そうとしていたが、撮影開始の時間が近づいたこともあり、スタジオへと戻っていった。
「なんだか、すごく熱意を感じる人だったなぁ」
「そうだよねー。でも、あの監督さんって撮影のときも結構すごいんだよ」
「もっと熱くなるの?」
こう、熱くなれよ!って感じで。
あ、違う?
「あの人はね、演者さんの個性を活かしながら役を引き出すのが上手いんだよ」
もちろん熱意もすごいけど、とあおいちゃんは付け加えた。
「そっか」
あおいちゃんがいい監督と巡り合えたことが少し嬉しい。
そして、気が緩んだことでふと質問し忘れていたことを思い出した。
「そういえば、どうして監督さんはわざわざ僕を出迎えてくれたんだろう。何か監督さんは言ってた?」
「うーん、どうだったかなぁ……。あっ!監督は司くんにかなり期待していたみたいだから、たぶん実際に会ってどんな人物かその目で確かめたかったんじゃないかな」
「なるほど……。言われてみれば、監督さんは僕を見るなり目の色を変えてたっけ」
それだと、あの時の熱意も納得がいく。
「おっと、それじゃあ私はそろそろ出番だから行ってくるね。司くんの出番の時はまた呼びに来るから」
「わかった。それじゃあいってらっしゃい」
「うん、いってきます!」
そう言って、あおいちゃんは部屋を出ていこうとしたが、急に踏みとどまった。
何か忘れものでもしたんだろうか。
「撮影しているところ、見に来てもいいんだよ♪」
と去り際にウインクをしながら部屋を出ていった。
……撮影、見に行くか。
というわけで、UA10000突破記念でやりたいことについてです。
それは、ローラ√のリメイクです。
「なんでそれなの?」という方に理由を説明しますと、少々内容がやっつけだったり、クオリティがいまいちな感触だからです。
リメイクですので、物語の大筋にはあまり手を加えずに書き直し、加筆をするという感じです。
ただ、自分の視点だけでは本当にクオリティが変化しているのか怪しい部分があります。
そこで、少し参考程度にアンケートを取らせていただきます。
一応、前回やっていたアンケートはローラ√を書き直す必要性の確認の意味もありました。
今回のアンケートは私の文章力といいますか、お話のクオリティが上がっているのかの確認です。
今回は、珍しく期限を設けます。
期限は10月28日いっぱいです。
また、期限を決めた理由ですが、その後にまた別のアンケートを実施しようと考えているからです。
アンケートの内容は「リメイクをするにあたっての以前のお話の処遇」です。
皆さんは注意書きさえなければ、基本的に1話のところから読み始めますよね?
その時、もし自分の求めているクオリティのものでなければ、後から読みやすくなったりしても、それに気づくことなく手が止まってしまうことになりかねないです。まあ、現に私がそうだからなのですが。
そこで、そうなってしまうことを減らせるようにすることが目的です
ちなみに今回のアンケート次第では、新たなアンケートはしません。
クオリティが下がったのに消すとか悲しくなるだけなので。
長くなりましたが、アンケートのご協力をお願いします。
そして、改めてUA10000達成ありがとうございます。
感想はいつでもお待ちしております。
ちなみに私は感想を読むのも好きですが、返事を返すことも大好きです。
いや、むしろ返事を書くことが好きなのかもしれない...。
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