プロジェクトクロスゾーン ー剣に懸けた想いー   作:カイト・レイン

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最近こっちばかりの投稿…。
そろそろスパロボTも投稿していかないと…。

それではどうぞ!


第26話 ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド

 

 ー斬崎 郁人だ。

 俺達はマク・アヌのカオスゲート前に来た。

 

ゼロ「なるほどな。これがサイバースペースのゲートか」

 

ハーケン「OK、デジタルガール。座標の指定とかはどうするんだい?」

 

アウラ「エリアワードを入力すれば良いの」

 

飛鳥「エリアワード?」

 

古城「なんか…難しそうだな」

 

カイト「大丈夫、簡単だよ。三つのワードの組み合わせによって、エリアを選ぶんだ」

 

ブラックローズ「そ。さっきの場所だと、Δサーバーの隠されし禁断の聖域よ」

 

シリル「へえ、結構洒落ねるのね。入力は出来るの?」

 

小牟「え〜と、父よ 母よ 妹達よ…と」

 

エリカ「あ!私も!プリン メロン クレープ…えへへ、楽しみです」

 

零児「お前達、何処へ行くつもりだ」

 

海東「適当な所に飛ばされる前に、正しいワードを教えてくれるかな?」

 

アウラ「…わかった。まずは一つ目…Δ復讐する死者の館」

 

フランク「いきなり死者と来たか。先が思いやられるな」

 

アウラ「次が…Δ神喰らう愚者の空母」

 

ソーマ「ふん…。俺達にはうってつけか」

 

リンドウ「うーん、そうか?俺はどうにも嫌な予感しかしないけどな」

 

アウラ「三つ目が…Δ運搬する慈愛の女神」

 

リーンベル「運搬する…って、急に何?」

 

零「手分けした方が良さそうだな。アウラ、四つ目は…まだわからないのか?」

 

アウラ「今の状態では、力が足りないの…」

 

KOS-MOS「アウラのパフォーマンスを上げるためにも、セグメントを早急に見つける必要があります」

 

郁人「よっしゃあ!じゃあ、みんなそれぞれ興味のあるワードを選んでくれ」

 

キリト「ああ、アウラのセグメントを集めて、また此処で落ち合おうぜ」

 

俺達は三チームに分かれ、行動を始めた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ークリス・レッドフィールドだ。

俺とジル、それから毒島は謎の館にいた。

 

ジル「ふう…随分歩いたわね」

 

クリス「ああ、客船バミューダから此処に…。一体どうなっている?」

 

ジル「目の前には古びた洋館…嫌な記憶しかないわね」

 

毒島「…」

 

クリス「毒島?」

 

毒島「俺は…この場所に来た事がある」

 

クリス「何だって…⁉︎」

 

毒島「似ている。いや、同じにしか見えない。某国で、こんな計画があった。国家最高機密計画U・D・S。その目的は…死霊を軍事利用する事」

 

ジル「何ですって?バイオ兵器ではなくて…?」

 

毒島「計画そのものは頓挫したが…その技術の一部がある街で使われた」

 

クリス「それが…ここだというのか?」

 

毒島「…。ん…邪気…?いや、誰だ!」

 

居館の入り口には…女の子の幽霊?

 

アウラ「…」

 

ジル「ゴースト…?まさか…死霊の軍事利用って話…」

 

クリス「やれやれだ。銃や体術が効けばいいが」

 

毒島「慌てるな。…お前は何者だ、娘」

 

アウラ「あたしはアウラ…,アウラの…セグメント…。ここは…フェイドゥムによって作り出された、記憶の奥底にある世界」

 

クリス「記憶の…奥底?フェイドゥムとは何の事だ?」

 

…っ!ゾンビ共が現れただと…⁉︎

 

毒島「ぬうっ、こいつらは…!」

 

ジル「私達の記憶からって…冗談でしょ?」

 

毒島「この館…そして現れた邪悪なる者達…」

 

クリス「真実を確かめるためにも、あの娘を保護しなければな」

 

アウラ「…」

 

取り敢えず、戦闘開始だ。

 

 

 

暫くしていると複数の人物達が突然現れた…。

 

 

 

 

 

 

ー斬崎 郁人だ。

 

俺はΔ復讐する死者の館に来た。

 

ちなみにメンバーはこうなっている…。

 

フランク&レイレイ

カイト&ブラックローズ

ダンテ&デミトリ

ユーリ&エステル

アキラ&パイ

古城&雪菜

霊夢&魔理沙

俺&金森

レーザーターボ&ゲンム

楯無&簪

ベラボーマン&ワンダーモモ

妖夢&稲姫

フレン

バン

アーサー

トロン

ねねこ

パンサー

シノン

咲夜

ガイ

紗矢華

ポッピー

 

ってな感じだ。

 

アキラ「ここにアウラが?随分湿っぽい所だな」

 

クリス「人が⁉︎むっ…?」

 

フランク「クリス…?ジルもいるのか⁉︎」

 

レイレイ「毒島さんも…って、本物?」

 

毒島「お前達こそ、本物か?この世界…全てが疑わしい」

 

魔理沙「それは心配ないぜ!私達は正真正銘よ本物だからよ!」

 

フランク「これで、バミューダで行方不明になったメンツは全て見つかったな」

 

っ…フェイドゥム共が現れた…?

 

ねねこ「フェイドゥムなのだ!やっぱり

ザ・ワールドでフェイドゥムは増えてるのだ!」

 

アウラ「カイト…」

 

よく見ると館の入り口にアウラがいるな。

 

カイト「あれは…アウラ!アウラのセグメントだ!」

 

ダンテ「そういや、データである彼女をどうやって回収するんだ?」

 

アウラ「カイト、腕輪を使って。あたしのデータ…そこに転送する。急いで…時間がない…」

 

苦しんでいる…?

 

楯無「ねえ、彼女…苦しんでない?」

 

簪「もしかして…タイムリミットがあるのかも…!」

 

アウラ「そう。このエリアは正常じゃない。セグメントのあたしでは…存在を保てない…」

 

未来「そ、そんな…!」

 

バン「弱気な事言うんやない!気合じゃ!アウラァッ!」

 

トロン「デジタルな存在に対して、随分アナログなアドバイスですわね…」

 

アウラ「気合…わかった…」

 

シノン「私達が行くまで踏ん張って!」

 

ブラックローズ「アウラ、頑張って!カイト、急ぐわよ!」

 

カイト「うん…!」

 

アーサー「なんだかよくわからんが、カイトがあの娘の所まで行けばいいんだな?」

 

霊夢「そして、後はカイトに任せるだけよ!」

 

クリス「了解した。少年を援護するぞ」

 

ジル「状況をもう少し整理したいけど…わかったわ」

 

毒島「…む⁉︎待て…!」

 

今後はなんだ…?めちゃくちゃ強そうなゾンビが進行上にいるじゃねえか…!

 

毒島「どうやら、番人もいる様だぞ」

 

?「ウオオオオオッ!」

 

クリス「こいつは…B.O.W.⁉︎タイラントタイプか…!」

 

ジル「そ、そんな…!まさか…ネメシス-T型?追跡者がどうしてこんな所に⁉︎」

 

貴利矢「ネメシス、か…。ホント、その名前にはまともな奴がいないな!」

 

フランク「これもフェイドゥムって奴の力か!誰かの頭から…忌み嫌うものってのを生み出したらしいな」

 

ジル「私からみたいね。随分追いかけられたし」

 

チッ、今度はテンションの高いゾンビか…!

 

クリス「…⁉︎」

 

ザベル「追跡者…こいつぁゴキゲンだっゼ!根性ありそうじゃねぇーか!」

 

レイレイ「あ、やばっ!ザベルの奴、アイツと組むみたいだよ!」

 

ガイ「ゾンビ同士気が合うみたいだしな」

 

追跡者「グオオ…ッ!」

 

ジル「私に…復讐したいようね」

 

クリス「ああ、やるしかないようだな」

 

毒島「…。クリス、ジル…死ぬのは、怖くないか?」

 

ジル「え…?」

 

毒島「お前達の記憶から生まれたのが奴。死の恐怖から生まれたのが奴ならば…。恐れをもって戦えば、食われるぞ。…死に」

 

クリス「毒島、俺達に恐れはない。こんな戦いは…いつもの事さ」

 

ジル「自慢にならないけどね」

 

毒島「…フッ。ならば、いい」

 

ザベル「毒島ちゃんよォ、見せてやるゼ!ゾンビの復讐ってやつだ!」

 

毒島「その復讐は果たされない。俺達は常に勝ってきた。…この、死霊の館ではな」

 

 

 

 

第26話 ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド

 

 

何か盛り上がってきた所で…戦闘開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

俺達はザベルの奴にダメージを与えた…。

 

ザベル「追跡者…いいぜェ!次は俺様の仲間にしてなるぜェ!」

 

ジル「あなたの手に負える相手じゃないわ」

 

ザベル「さァ、どうだかなァ!」

 

ザベルは撤退した…。

 

 

 

 

俺達は追跡者にダメージを与えた…。

 

追跡者「オォ…オオオオ…!」

 

雄叫びを上げながら、追跡者は撤退した…。

 

クリス「撃退できたか」

 

ジル「…何年ぶりかしら。もう二度と会いたくないわね」

 

クリス「ここを脱出できれば、もう会う事はないさ」

 

ジル「…そうね」

 

 

 

 

 

 

 

…ふう、何とか時間までにアウラの元へ辿り着けたか。

 

アウラ「カイト…」

 

カイト「アウラ、僕の腕輪に!」

 

アウラ「ありがとう…。残りのあたしも…お願い…」

 

どうやら、アウラのセグメントの回収に成功したみたいだな。

 

ブラックローズ「よぉし、これで…」

 

って…また敵かよ…!

 

フレン「くっ、しまった!まだ伏兵が⁉︎」

 

ゲンム「ゾンビだらけで嫌になってくる!」

 

ポッピー「黎斗が言わないで!」

 

フランク「全く…何でこうなるんだ」

 

クリス「ああ、全く理解できんな」

 

ジル「…そうね」

 

レーザーターボ「嫌になるぜ」

 

毒島「不吉だ…」

 

パンサー「まさか、みんながゾンビを呼び寄せてるとかじゃないですよね?」

 

ったく…面倒だが、戦闘再開だ!

 

 

 

 

 

数十分後…。

俺達は全ゾンビを殲滅した。

 

カイト「よし、敵も全滅させたし…マク・アヌに戻ろう」

 

咲夜「そうね。またゾンビが増えても面倒ですし」

 

デミトリ「やれやれ、騒がしい夜は好かぬ」

 

雪菜「本当に…大騒ぎでしたね…」

 

ジル「…この洋館よ中も再現されているのかしら?」

 

フランク「俺は興味があるな。入ってみるか?」

 

クリス「…やめておこう。恐らく、ろくな事が起こらない」

 

毒島「…同感だ」

 

そして、俺達はマク・アヌへ戻った…。


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