プロジェクトクロスゾーン ー剣に懸けた想いー 作:カイト・レイン
それではどうぞ!
ー斬崎 郁人だ。
転移した先はある施設だった。
トウマ「やっと戻って来れたぜ!俺達の城…ジオフォートに!」
シリル「トウマ、おかしいわ。…ゼナスは?みんなはどこ?」
トウマ「ありゃ?確かにそうだな。人の気配が全くしないなんて…あり得るか?」
シリル「この制御ルームに誰も居ないなんて、不自然よ。それに…」
トウマ「ああ。何というか…嫌な感じだぜ。気を付けろ、みんな」
俺達は手分けして、ジオフォートという場所を捜索した。
トウマ「やっぱ、なんかヘンだな。ゼナスだけじゃなく、誰もいねえし…。シリル〜、そっちはどうだ?」
シリル「…転送システムの記録もおかしいわ」
飛鳥「シリルちゃん、おかしいって?」
シリル「転送記録が一つしかないの。ここから、誰かが別の場所に転送されてる」
ジル「どこがおかしいのか。わからないんだけど?」
シリル「今まで、この転送システムを幾度なく使っているわ。だけど…」
黎斗「メモリーは一つだけ…。初期化されている可能性があると言う事は?」
シリル「ううん、まるで最近初めて使われた様な感じなのよ」
ユエ「この装置が初めてなんて事は?」
ハジメ「シリル、どうなんだ?」
シリル「考えられないわ。元々ジオフォートにあったものだし」
リーファ「って事は、今までの事を考えると…」
キリト「此処はトウマ達の世界とは少し違うようだな」
達也「それにしても…すごい技術だな」
美雪「はい。私達の世界の技術も相当だと思いますがこの世界の技術も…」
さくら[サクラ]「不思議な力で動くなんて…変わってますね」
ソーマ「…何でも蒸気で動く方が変わってると思うがな」
エステル「なんだか、すごく創作意欲がわいてきます!」
フレン「エステリーゼ様、楽しみにしています」
ユーリ「戦闘用の要塞…絵本にゃ合わねえだろ」
美琴「それってもう絵本じゃなく、漫画になりそうだもんね」
アキラ「こっちの座席は乗り物…か?」
バツ「ゲームセンターみてえだなあ」
シノン「随分、古いタイプの体感ゲームの見た目しているわね」
小牟「自宅に体感ゲームとか、どんだけ金持ちなんじゃ!最初にBGM設定をせんとのう!とりあえずは鉄板のマジカルサウンドシャワーを…」
霊夢「なんの鉄板よ」
トウマ「そいつはカノン砲の発射装置だぜ。ヘタに触んなよ?小牟」
零「発射装置…?それにしては照準設定がされていないけど…未使用なのか?」
トウマ「ん?おかしいな。何回か撃ってるぜ?」
郁人「成る程な。…此処もあのヴォークリンデとか言う場所と同じって事か」
未来「時間軸のズレた世界…という事ですね」
ブラックローズ「そうと決まれば長居は無用!スケィスも此処に来たのかどうか…」
カイト「転送システムの行き先を調べた方が良さそうだね」
アリサ[鉄拳]「あ、待ってください!エネルギー反応、多数接近中です!」
クルト「何…⁉︎俺達以外に何が?」
現れたのは…巴里のウサギ怪人か!
シゾー「ウサーッサッサッサ!それはこのシゾー様だピョン!」
エリカ「ウサギさん⁉︎どうして…此処にいるんですか⁉︎」
アスナ「エンドレス・フロンティアから転移したのはあなただったのね!」
シゾー「ウサササ!あの白い奴を追っていたら、いい所に来たものピョン!」
貴利矢「白い奴…スケィスか!」
シゾー「先にいた黒い奴も手に入れるべきピョンねえ」
ハーケン「ブラックな奴…?」
安室「どうやら、我々以外にも結構な勢力が入り込んでいる様ですね」
赤井「この要塞のセキュリティは?」
トウマ「えーっと、意外と入れるぜ。バルコニーとかから」
シリル「私も、部屋に敵国の皇帝がいた事があったし…」
コナン「こ、皇帝…?何処に潜んでいたの⁉︎」
シリル「潜んでいたというか…私のベッドに腰掛けていたんだけど」
アマリ「こ、怖すぎますよ!どうなってるんですか、ジオフォートは…⁉︎」
美依「人の家をディスるのはそこまで、ってね!」
小吾郎「不法侵入者には、お仕置きをしようかな」
シゾー「ウサーッ!お前達もそうだろピョン!」
戦闘開始だ。
戦闘から数分後…。
また何か来たか…!
リュウ「まだ仲間が…⁉︎いや、アレは…!」
VAVA「ククク…何が起きているのかと来てみれば…」
エックス「VAVA…⁉︎このジオフォートに⁉︎」
VAVA「フフフ…この要塞の施設は役に立つ。オレのライドアーマーの復元もできた。エックス!これでお前を…!」
ルーク「復元したって…ここでか?」
ティア「かなり自由ね。ジオフォート」
トウマ「勝手な事しやがって!許さねえぞ!」
VAVA「気にするな、小僧。ジオフォートと言ったか?ここは、オレがもらう!」
シゾー「ウサッ、ウサッ!そうはいかないピョン。先に目をつけたのはこのシゾー様ピョン!」
VAVA「うるさいぞ、うさぎ野郎。エックス共を始末したら、相手になってやる」
シゾー「上等だピョン…!華撃団どもを始末したら思い知らせてやるピョン!」
ガイ「(結託はするんだな…)」
?「ならば、その場にワシも混ぜてもらおうかのう」
現れたのは…エッグマンとメタルソニック達か…!
ソニック「エッグマン!メタルも…!」
シャドウ「やはりな。この様な施設をドクターが見逃すわけないと思っていた」
エッグマン「その通りじゃ!ここの施設を使えば、より強いロボットを生成可能だ!」
シリル「どうして、他所の人達ってジオフォートを勝手に使いたがるのよ…!」
古城「そりゃ、警備がガバガバだからだろ…」
雪菜「この戦いが終わった時に警備を強化した方が良いかと思います」
トウマ「そうするぜ…」
VAVA「良いだろう。お前もウサギ同様、後に始末してやる」
シゾー「首を洗って待っとるピョン!」
エッグマン「フン!返り討ちにしてやるワイ!」
ねねこ「こっちも結託したのだ!」
ゼロ「イレギュラーは全て破壊しなければならん。やる事は同じだ」
イムカ「消耗させたがったが、仕方ない」
数分後…。
また別の勢力が現れたか…!
ハジメ「また別の勢力かよ!本当にここのセキュリティはどうなってんだよ?」
ファントム「…」
ゼンガー「ぬう…!ゲシュペンスト…!」
ハーケン「こいつはサプライズだ。ミスター・ゴースト。こんな所にいたか」
ファントム「…」
ガットンバグスター「…」
エグゼイド「ガットン…⁉︎どうしてコイツが…⁉︎」
パラドクス「クロノスが提供したのかもな」
うらら「モロ星人の侵略舞踏メカ、ココ★タピオカも一緒です!どう言う事でしょうか?」
ワルキューレ「ロボディアン達まで!」
アマリ「アレは…ディーンベルとルーン・ゴーレム…⁉︎」
零「ガルムやグレモリーもいる…?どうして等身大サイズで…⁉︎」
ネメシス「成る程な…。俺の作った力があちこちにバラまかれてるのか」
零「その可能性があるなら、言っとけよ!」
達也「ですが、どうして彼等が…?」
KOS-MOS「制御系がハッキングされていると思われます」
T-elos「前にヴォークリンデに現れた時もそうだったわね」
エックス「イレギュラー化したマシンか。破壊して構わないのか?ハーケン」
ハーケン「お手柔らかに頼むぜ?イレギュラー・ハンター。できれば回収したいんでな」
ユエ「幾つかに分けて、止められそう」
美雪「それはただの分解では…?」
デビロット「心配するでない!あわよくば、妾のサポートロボにしてくれる!」
沙夜「もうそこらじゅうロボットだらけだけど、ね」
ゼンガー「相手にとって不足なし!往くぞ…!」
ネメシス「零、アマリ。漸くお前等の本領が発揮されるんじゃないのか?」
アマリ「全てのロボットを止めます!」
零「ロボット相手なら、俺達は負ける気がしない!」
ハーケン「OK、アイアンウォーリアーズ。スーパーロボットウォーズ、始めようか!」
第33話 鋼のWarriors
ファントム「…」
ハーケン「OK、ブラックゴースト。追いかけっこはおしまいだ」
ゼンガー「亡霊の名を持つパーソナルトルーパー…これも因縁か。そして、それが逃れぬ我が宿命ならば…迷いはない!」
神夜「立ち塞がるなら、斬り散らすのみです!」
アマリ「自信が無くても…やるだけです!」
零「マサキから聞いた情報が役に立つかは知らないが…止めてやるよ、ゲシュペンスト!さあ、戦闘開始だ!」
シリル「なんか…とんでもない事になったわね、トウマ」
トウマ「人ん家で何やってんだよ、全く!」
なんか、零の後に言うのはアレだが…戦闘再開だ。
俺達はVAVAの乗っていた機械を破壊する。
VAVA「ここからが本番だ!エックス、ゼロ!ここで…くたばれ!」
まだやるってか…!
俺達はウサギロボにダメージを与えた…。
シゾー「ウッサァーッ!またしても!許せんピョン!」
大神「待て、シゾー!お前が追いかけてきた白い奴というのは…」
ジェミニ「スケィスでしょ!わかってるんだから!」
アマリ「スケィスはどこへ行ったのですか?」
シゾー「ふん、そこのカプセルに入って消えたピョン!」
アスナ「じゃあ、一つだけあった転送記録って…!」
カイト「何処に行くつもりなんだ、スケィス…」
シゾー「このシゾー様の行く先も、楽しみにしてるがいいピョン!」
一夏「なっ…⁉︎ま、待て!」
ウサギ野郎は撤退した…。
俺達はメタルソニックにダメージを与えた…。
メタルソニック「…」
そのままメタルソニックは撤退した…。
俺達はエッグマンにダメージを与えた…。
エッグマン「おのれぇ…!忌々しい奴ら目!覚えとれ!」
そのままエッグマンは撤退した…。
シャドウ「やはり、ドクターは諦めないか」
ソニック「今更だぜ、シャドウ。アイツの諦めの悪さは一番知っているからな」
俺達はVAVAにダメージを与えた…。
VAVA「ライドアーマーの復元データら手に入れた。後はあそこか。フフ…フフフフ…」
VAVAは撤退した…。
ゼロ「VAVAめ…何処か余裕があったな…」
エックス「…VAVAにとって、今回の事は予想外だったんだと思う」
ゼロ「何?」
エックス「ライドアーマーを手に入れ、まだ何かしようとしている。全てが整ったなら…奴の方から仕掛けてくるはずだ。(VAVA、その時…俺は…)」
俺達の攻撃でダメージを受けたタピオカ野郎は撤退した…。
攻撃を受けたゲシュペンストは動きを止めた…。
ファントム「…」
アーサー「あの機械鎧…止められたのか?」
ハーケン「ああ、取り敢えず機能は停止させた」
神夜「大丈夫なんでしょうか?結構強めに叩いちゃいましたけど…」
美琴「まあ、大丈夫でしょ。…多分」
コナン「た、多分って…」
安室「まあ、我々と渡り合えていたんだ。そう簡単には壊れないでしょう」
戦いを終えた俺達はゲシュペンストを修復しているトロンに集まった。
平八「どうじゃ、トロン。首尾の方は?」
トロン「ほ〜っほっほっほっほ!びっちりばっちり、修理完了でございますわ!」
ファントム「…」
トロン「明らかに規格が異なっていた装置は外しておきましたけど?」
ハーケン「サンクス、メカニックガール。…ドロシーの装置だな。やれやれだ」
神夜「でも、これで黒き亡霊も私達のお仲間ですね♪」
ファントム「…」
ジョーカー「それで、この後は?」
スカル「怪盗としての勘では…あの転送システムが怪しいと思うぜ?」
モルガナ「俺様の勘も、そう言ってるぜ!」
簪「ドヤ顔…」
パンサー「いや、怪盗関係ないし…」
京極「あのシゾーが言っていましたね…」
ブラックローズ「スケィスは…そこね。すぐに行くわよ!」
トウマ「全く、帰ってこれたと思ったのに、上手くいかねえな」
シリル「仕方ないわ、トウマ。転送システムをチェックして、ここを抜け出すわよ」
俺達は転送システムを調べた…。
本日のお昼に活動報告にて投稿が遅れた理由と今後の投稿内容についてお伝えします!
もう暫くお待ちください!