プロジェクトクロスゾーン ー剣に懸けた想いー 作:カイト・レイン
プロジェクトクロスゾーン3って、出ないのですかね?
それではどうぞ!
ーやあ、名探偵、天斎 小吾郎だ。
俺は今、お嬢…黄龍寺 美依と一緒に黄龍寺家の屋敷を調べていた…。
何故なら、この前に盗まれたあの石を奪った奴等がまたこの屋敷に来たからだ。
あの時は何とか倒したが…なんだか、長い旅が始まりそうな予感がするな…。
美依「う〜ん、特に何もないようね…」
小吾郎「あの石が盗まれた時、散々調べただろ?お嬢。我が天斎探偵事務所も総力をあげて協力した結果、何もなかったんだぜ?」
美依「胡散臭い忍者探偵なんて、信用できない、ってね」
小吾郎「あの時は、真の実力を出してなかったからかな」
美依「毎回出しなさいってね。で?今回はどうなのよ?」
小吾郎「そうだな…。ズバリ!この噴水が怪しい!…かな?」
何…?噴水が光った…⁉︎
美依「うっそぉ!マジで大当たり⁉︎」
小吾郎「いかん…!お嬢、下がれ!」
噴水の光が消え、中から現れたのは…二人の美女…⁉︎
美依「わあっ!だ、誰か出てきた⁉︎」
小吾郎「誰だ…?」
モリガン「水が色々な所に繋がってるっていうのは本当なのね」
春麗「ここは…⁉︎」
小吾郎「まさかの美女二人か。まるで金の斧と銀の斧かな」
美依「何も落としてないってね!あなた達、人ん家の噴水で何やってるの!」
モリガン「あら、こんにちは。私はモリガン。サキュバスのモリガンよ」
美依「サキュバスゥ⁉︎よ、夜な夜な人の枕を舐める妖怪じゃないの!」
小吾郎「夢魔な。…そっちの姉さんも、妖怪の一種かな?」
春麗「私は人間。インターポールの刑事、春麗よ。ここがどこだか、教えて欲しいの」
小吾郎「噴水から、妖魔の類に国際警察機構の刑事…?」
美依「話を聞かないわけにはいかなそう、ってね」
俺達は二人から話を聞いた…。
小吾郎「太平洋の豪華客船…バミューダ号からここへ?」
春麗「まさか日本…黄龍寺財閥のお屋敷とはね。驚きだわ」
美依「驚いたのはこっち、ってね!女刑事に…サキュバスってどういうコンビよ」
モリガン「私の正体…あなた達は、あまり驚かないのね?」
小吾郎「今の世の中、悪魔や妖怪は珍しいものじゃなくてね。ご先祖様達も、よく戦ってたって話だしな。まして、セクシーな美女とくれば…歓迎しない理由がないかな」
モリガン「それは光栄ね。うふふ…」
美依「ぐぬぬ…!」
春麗「日本、ね。今回の事件…専門の組織にあたってみましょうか」
美依「専門の組織?」
小吾郎「あそこか。じゃあ…」
ん…?今現れた奴等は…!
モリガン「あら、私達以外にも、お客さんがいるようね」
美依「もう、何なのよ!ウチはテーマパークじゃないんだからね!」
春麗「こいつ等がこの家から秘宝を持ち出したって連中⁉︎」
小吾郎「犯人は現場に戻る、かな。この忙しい時に…。だが、犯人が見つかればそれでよし。手伝ってもらえるかな?」
春麗「こっちは本職よ、探偵さん。現行犯逮捕といくわ!」
モリガン「私は何でもいいけど、戦うのは好きよ?うふふ…」
さて、戦闘開始といくとするかな。
第1話 黄龍寺家にようこそ
流石は名物刑事さんとサキュバスだな、一瞬で片がついた。
っと…また何か現れたな。
?「ん?どういうこった?こいつは。この屋敷、引き払ったって話じゃなかったのかよ」
美依「今度は誰なの?…って、どう見てもあのカッコって…」
?「偵察に出た連中が戻らねえと思ったら、こういう事かよ。…めんどくさい。あ〜、オレ、ここでちょっと調べもんがあんだわ。部外者は出てってくんねえ?」
美依「私の家だから、ここ!あんた何者ってね!」
?「何だよ、関係者じゃねえか。オレはアイン。アイン・ベラノスってもんだ。関係者と聞いちゃ、ほっとくわけにもいかんわな」
美依「私も、ほっとかれてるワケにはいかないから!」
小吾郎「こうなったからには仕方ない。腹をくくるかな」
モリガン「ふふ…これはこれで面白そうじゃない?」
アイン「何だよ〜、余裕ぶっこきやがって。オレ、そんなに迫力ねえか?自信無くすわ」
春麗「ICPOじゃ、ずっと猛者とやり合ってるのよ」
アイン「そうかいそうかい。じゃ、仕方ねえわ。直接、思い知ってもらうしかねえなあ!」
戦闘再開といこう。
戦闘から数分後の事だった…。
突然、複数の妖の類が現れた。
美依「ちょ、ちょっと!今度は何⁉︎」
モリガン「あら、ちょっと可愛いじゃない」
春麗「どこがよ」
小吾郎「彼等もそちらのお仲間かな?」
アイン「んん?いや、こんな奴ら知らねえな…。いや、こいつ等は、確か…そうだ!エネミーって、奴等じゃねえかよ!」
春麗「エネミーですって…⁉︎」
美依「エネミーって…確か、2年前ぐらいから現れたって言う…」
小吾郎「ああ、通常の人間にしか見えないはずだが…何故か、見えているな」
春麗「こいつ等もあなた達の仲間なの⁉︎」
アイン「だから、知らねえよ。何でもかんでもこっいのせいにすんじゃねえっての」
モリガン「っと言っても、明らかに私達だけに敵意を向けているわね」
小吾郎「参ったな、エネミーとやり合うのは初めてなんだ…」
春麗「待って、誰か来るわよ!」
入り口から入ってきたのは…二人の少年と少女…?
ーよう、斬崎 郁人だ。
あの鬼野郎を追って、ここまで来たが…。
郁人「ちっ…あの鬼野郎を見失っちまったな…」
未来「ちょ、ちょっと!何しているんですか、郁人さん⁉︎」
郁人「何って、あの鬼野郎を追いかけて…」
未来「だとしても、人様の家に勝手に入るのは不法侵入ですよ!それにここは黄龍寺財閥の屋敷です!」
郁人「黄龍寺財閥…?あぁ、確か最近に秘宝が盗まれたとか何とか言っていた…」
未来「流石に不法侵入者とは思われたくないのですよ!」
郁人「はいはい、わかったっての…。それにしても…」
俺は辺りを見渡した。
郁人「財閥の屋敷ってのは賑やかだな。庭にテーマパークでも置いているのか?」
美依「そんな事ない、ってね!あなた達、一体何者⁉︎私の屋敷に何の用よ!」
未来「す、すみません!関係者の方でしたか!す、すぐに出ますので!」
郁人「いや、そうもいかねえぞ、金森」
未来「え…?っ、エネミー…!」
何でここにエネミーがいるんだ…?
郁人「よう、お前等!鬼の様なエネミーを知らねえか?」
エネミー「…」
郁人「まあ、そう簡単には答えてくれないよな」
春麗「あなた達、一体何者なの⁉︎」
小吾郎「元気で何よりだが、今は立て込んでいてね。逃げた方が身の為だと思うがな」
アイン「ああ、そうだぜ、坊主と嬢ちゃん…。怪我したくなければ帰んな!」
郁人「ん…?お前…いや、エネミーとは違うな」
アイン「オレをあんなデータモンスターと一緒にすんじゃねえよ!」
郁人「そうカリカリすんなって、カルシウムが足りない証拠だぜ?何なら、うまい鰹節を売っている店があるが、教えてやろうか?」
アイン「何…⁉︎」
モリガン「あら、随分と余裕ね」
未来「また、郁人さんは…」
アイン「随分と舐めた口効くじゃねえかよ、坊主よ!オレ達に関わると…痛い目をみる事になるぞ!」
郁人「痛い目が怖くて、リアルプレイヤーを名乗れるかよ」
春麗「リアルプレイヤーですって…⁉︎」
美依「何なの、それ?」
小吾郎「唯一、エネミーと戦う二人組の人間っという噂は耳にしたが…まさか、それがあんな子供だったとは…」
春麗「ちょっと!それは本当なの⁉︎」
郁人「嘘をついて、何になるんだよ?…って、あんた見た事あるな…。確か、ICPOの春麗刑事だな」
春麗「わ、私の事まで…!」
未来「ICPOの刑事がどうしてここに…?」
小吾郎「手伝ってくれるのなら、有難いな。ひとまず、話はあいつ等を追っ払ってからにしないか?」
モリガン「確かに、収拾がつかなくなりそうだものね」
アイン「オレを追っ払うって?随分簡単に言ってくれるじゃねえか!だったら、潰すしかねえな!」
郁人「逆に潰してやるよ、ワニ野郎。行くぞ、金森。背中は任せたぞ」
未来「了解です、郁人さん!」
俺達は戦闘を開始した…。
数分後、全ての敵を倒し、アインって、野郎にもダメージを与えた。
アイン「ちっ、ヤメだヤメ!今日はここまで!…しかも、色々報告せにゃならん事が増えちまった。めんどくさ。…あばよ!」
アインの野郎は撤退したな…。
美依「あ!ちょっと待ちなさいってね!」
春麗「事情聴取をするヒマもなかったわね」
未来「彼等とエネミーの関係性も問いただす事が出来ませんでした…」
小吾郎「だが…主犯格には間違い無いかな」
モリガン「かなりの力を持っていたわ。…大きな組織かもね。人間じゃないのは確実。…面白くなってきたじゃない?」
美依「何で面白がれるのよ。人事なんだから、もう…」
郁人「何者だろうと関係ねえ…。邪魔するってんなら、潰すだけだ」
モリガン「(時より見せるこの子の黒い感情…ふふっ、少し興味深いわね)」
戦闘を終えた俺達は彼等から話を聞く事にした…。
郁人「成る程な、黄龍寺家から盗み出したのがあのアイン達の組織の可能性があるって事か」
小吾郎「今回の戦闘で可能性が確実なものになりつつあるけどな」
郁人「そして、春麗刑事とサキュバスのモリガン姉さんは太平洋に浮かぶ豪華客船、バミューダ号からこの屋敷の噴水に流された…と。この屋敷の噴水はそんな所まで繋がっているのか、黄龍寺家のお嬢さんよ?」
美依「そんな話、今まで聞いた事ないわよ!」
モリガン「見た所、普通の噴水ね」
春麗「次は私達の番ね、あなた達は何者なの?」
郁人「俺は斬崎 郁人…。こっちの金森 未来と一緒にリアルプレイヤーをやっている」
小吾郎「どうして、二人のような若者がエネミーと戦っているんだ?」
郁人「悪いな、忍者探偵さん。そいつはトップシークレットなんで、答える事は出来ない。あと、あいつ等についても俺達はよくわかっていない」
モリガン「確か、鬼の様なエネミーを見つけて、追いかけてきたら、ここに来たのよね?」
郁人「それで見失って、まさか他の雑魚エネミーがこの屋敷にいたなんて…驚きだぜ」
未来「あのアインというモンスターと何か関係があるのでしょうか?」
郁人「さあな、そこまでは分からねえ。そうだ、忍者探偵さんよ、少し聞きたい事があるんだが…」
小吾郎「何かな、聞きたい事があるなら、聞いてくれてもいいよ」
郁人「仮面とローブを被った奴を見た事はないか?」
小吾郎「仮面とローブ…?すまない、心当たりはないな」
郁人「そうか、ありがとよ」
小吾郎「それにしても、ここを狙ってるのは…ただの化け物じゃないな」
モリガン「魔界の住人…ってわけでもなかったわよ」
郁人「勿論、エネミーでもないな」
春麗「ますます、行かなきゃならなくなったわね。一緒にいた水色のカマイタチみたいな怪物…見覚えがあるし」
美依「さっきも言っていたけど、それって何処なの?」
小吾郎「六本木さ。怪異と言えば、あそこかな」
…成る程な、森羅に用があるってわけか。
小吾郎「俺の事務所もある。何にせよ、出発しようぜ」
春麗「そうね、また襲われても厄介だわ」
郁人「それなら、俺達も同行していいか?」
未来「郁人さん…?」
小吾郎「別に構わないが、どうしてだ?」
郁人「俺もあんた等が会おうとしている人達に用があってな…。金森も構わないな?」
未来「はあ…郁人さんは言い出したら、聞かないのは分かっています。勿論、同行します!」
郁人「というわけだ。少しの間だが、よろしくな」
春麗「ええ、よろしくね」
美依「じゃ、ギロッポンへ出発!」
未来「ギロッポンって、何ですか?」
郁人「いちいち突っ込まなくても、良いっての」
美依「ひとまずはさよなら、我が家…ってね」
俺達は忍者探偵さん達と共に六本木を目指した…。
特に話す事はないです!
次回もお楽しみに待っていてください!