プロジェクトクロスゾーン ー剣に懸けた想いー   作:カイト・レイン

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さあ〜来ましたよ!

私が一番好きな回です!

それではどうぞ!


第4話 ゆらぎの街のアリス

ーネメシスだ。

 

俺は沙夜と共に渋谷にいた。

 

沙夜「あん、またこの街に来る事になるとは、ね」

 

ネメシス「思い出深い場所なんだろ?もう少し懐かしさに浸っていてもいいぜ」

 

沙夜「もうネメ君ってば、優しいのね!でも、残念…余計な邪魔が入る前に、済ませてしまいたい所なのよね…」

 

ネメシス「それは俺も同感だな。これでようやく始める事ができるからな」

 

?「何を始めるつもりだ、ネメシス?」

 

この声は…来ていたのか、零!

 

零とアマリが現れた…。

 

 

 

 

 

 

ー新垣 零だ。

 

俺とアマリはあの後、この世界に跳ばされて、ネメシスの気配を察知し、渋谷にまで来た。

 

世界は違えど、渋谷の場所などは同じだったから、迷わなかったな。

 

アマリ「ネメシス、観念してください!」

 

ネメシス「アマリもいるのか、相変わらずラブラブだな。それにしてもこんな異世界にまで来て、出会うとは俺達は何かの赤い線で結ばれているんじゃないのか?」

 

零「会って早々に気持ち悪い事言うな。それに白々しい事この上ないな。俺達をここに跳ばしたのはお前だろ?お陰でルークとティアとは逸れてしまったがな」

 

沙夜「あん、この子がネメ君の一押しの零君?噂通りのいい男じゃない」

 

アマリ「な、何なんですか、この人…⁉︎」

 

零「あいつの中の気…あの女、人間じゃないな」

 

沙夜「そう、私は仙狐よ。名前は沙夜…よろしくね、零坊や」

 

零「お前に坊やと呼ばれる筋合いはねえよ。ネメシス、この異世界に来て、何を企んでいるんだ?」

 

ネメシス「俺がそう簡単に答えると思うか?」

 

零「まあ、そうだな。だったら、容赦はなしだ!行くぞ、アマリ!」

 

アマリ「ええ、零君!」

 

ネメシス「ゼフィルスネクサスやゼルガードのないお前達で俺に勝てると思っているのか?」

 

零「生身でも俺達は戦えるってのは知っているはずだぜ?」

 

沙夜「あん、勇ましい事…」

 

ネメシス「…お前と破壊者を出会わせるワケにはいかないな…。ならば、ここで潰させてもらうぜ!」

 

零「潰されてたまるかよ!俺達はアル・ワースに戻らなければならないんだよ!そして、何としてでもお前の企みは阻止してやる!」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

 

 

 

戦闘から数分後の事だった…。

 

沙夜「っ…やはり、そう簡単に物事は動かないわね」

 

すると、複数の人が現れた…。

 

 

 

 

 

 

 

ー斬崎 郁人だ。

 

ショッピングモールから出たら…おいおい、マジかよ…。

 

小吾郎「ここは…渋谷⁉︎」

 

明日那「それも戦闘中みたいだよ!」

 

春麗「郁人…?」

 

郁人「俺のせいかよ!俺は可能性の話をしただけだっての」

 

ソニック「ここまで当たるなんて、郁人はEsperか⁉︎」

 

未来「いえ、普通のリアルプレイヤーです」

 

パイ「リアルプレイヤーを普通って、言わないでしょ」

 

アキラ「それよりもどういう事だ?来た入口から戻って…渋谷だと⁉︎」

 

沙夜「あん、六本木にいたコ達?こんな所に出ちゃったの?」

 

ネメシス「大分、時空が歪んできているな」

 

パイ「誰…?バケモノを連れてる時点で普通じゃないとは思うけど」

 

春麗「男の方は知らないけど、女の方はわかるわ。ねえ、沙夜。逢魔(おうま)のエージェント!」

 

沙夜「これはこれは。インターポールの刑事さん?相変わらずみたいね。渋谷は閉鎖都市指定を受けている街よ!何をしてるの!」

 

明日那「ちょっと待って!あっちの男の人は知っているよ!ネメシスだよね!」

 

ネメシス「仮面ライダーの一人か。どうやら、無事だったようだな」

 

ソニック「ポッピーはあいつのせいで跳ばされたんだったよな」

 

明日那「永夢達は何処なの⁉︎」

 

ネメシス「さあな。跳ばされた奴等の行方なんて知らねえよ」

 

バン「それよりも、オーマにヘーサ都市って何や?アームストンシティ帰りのワシに、誰か説明してんか?」

 

美依「小吾郎先生〜、私も知りた〜い、ってね」

 

鈴「勿論、異世界から来た私達も!」

 

小吾郎「仕方ない、高校生四人と異世界のハリネズミ君に先生が教えてあげよう。次元の歪みや、怪物達の出現…。それがあるレベルにまで達した時、その区画を閉鎖する事。閉鎖都市ってのは俗称に近いかな」

 

沙夜「逢魔っていうのは、世界を混沌に陥れるために、古来より存在する組織なの。構成員は主に妖怪。歴史は結構あるのよ。私も狐の変化(へんげ)だし、ね」

 

美依「ほほう?わかりやすいじゃない」

 

トロン「逢魔に関しては、本人が言ってるから当然ですわ」

 

バン「閉鎖都市…早い話がお手上げになって、臭いもんに蓋しただけやろ」

 

アキラ「問題はその蓋を開けて、逢魔が何をしようとしているかだ」

 

沙夜「あん、それはナイショ」

 

郁人「それにしてもそっちの二人は逢魔の新しいメンバーか?」

 

零「俺達は人間です。あなた達こそ、何者なんですか?…って、そこにいるのはセシリアと鈴か⁉︎」

 

セシリア「え…零さんとアマリさん⁉︎」

 

アマリ「どうしてお二人がここにいるんですか⁉︎」

 

鈴「それはこっちのセリフですよ!」

 

フランク「セシリアちゃん達の反応…彼等もアル・ワースって、所から来たようだな」

 

零「はい。俺は新垣 零です」

 

アマリ「アマリ・アクアマリンです」

 

零「俺達とセシリア達はアル・ワースから来て、エクスクロスとして戦っています」

 

レイレイ「エクスクロスって何?」

 

アマリ「アル・ワースを平和にする為に戦う部隊です」

 

零「ネメシスは俺達の世界の敵で究極生命体なんです」

 

トロン「よくわかりませんが、敵だと言うのは確かですわね」

 

モリガン「まあ、なんにせよ。逢魔は忙しいみたいじゃない?」

 

沙夜「もう少しサボりたいんだけど、なかなか、ね。今のあなた達みたいに、急な厄介事が多くて。と、言うわけで…」

 

ネメシス「秘密を見られたからには、生かしておくわけにはいかないんだ。お前達は知りすぎたってやつだな。悪く思うなよ」

 

ソニック「さっきも似たような事を言われた気がするぜ」

 

フランク「それよりも…一枚いいかい?」

 

沙夜「あん、プロのカメラマンさん?綺麗に撮ってね」

 

またperfectって、出た…。

 

明日那「こっちも似たような事しなくていいの!」

 

ネメシス「思い出は残したか?じゃあ、始末するとするか!」

 

沙夜「余計は子達に騒ぎを聞きつけられないうちに、ね」

 

零「させるかよ、そんな事!」

 

郁人「流石の状況だ。手を貸してくれるか、お二人さん?」

 

アマリ「わかりました!」

 

零「ああ、行くぞ!」

 

戦闘開始だ!

 

 

 

 

 

 

 

…突然、馬と牛が現れた。

 

毒馬頭「沙夜様、遅れました!」

 

毒牛頭「姉御!大丈夫ですかい!」

 

バン「なんや?ごっつい牛頭と馬頭が来おったで?」

 

レイレイ「アイヤー、あいつらも逢魔の仲間だよ」

 

沙夜「首尾はどう?」

 

毒馬頭「…すぐにでも」

 

毒牛頭「やっちまいますかい?姉御!」

 

ネメシス「いいんじゃねえか、沙夜?」

 

沙夜「そうねえ…。ただ、あんまり見られたくないけど…。邪魔が入る前に…やっちゃいましょうか?」

 

?「待て…っ!」

 

毒牛頭「な、なにっ⁉︎誰だっ⁉︎」

 

沙夜「…ふう」

 

毒馬頭「ぬうん!どこにいる!姿を見せろ!」

 

未来「郁人さん、この声って…」

 

郁人「正確に似合わず、派手な演出が好きだな、あの人は…」

 

小吾郎「こう言う時は…大体高い所と決まってるかな」

 

美依「高い所って…あっ!」

 

俺達、全員が上を見上げるとビルの屋上に二人の人影があった。

 

?「今更名乗る必要はあるまい、逢魔」

 

?2「またロクでもない混沌計画を考えちょるようじゃな」

 

ネメシス「へえ、今度は沙夜が一押しの奴が来たってわけか」

 

毒牛頭「森羅の白髪野郎と駄狐か!」

 

?2「駄狐っちゅうな!バカ牛めが!」

 

毒馬頭「有栖 零児に小牟(シャオムゥ)。…沙夜様、面倒な連中が」

 

沙夜「…例によって、なんとなく嫌な予感はしてたけど、ね」

 

零児「何を企んでいるか知らんが、お前達を見逃すわけにはいかない!とうっ!」

 

小牟「ほわっちゃ〜!」

 

二人が降りてきた…。

 

郁人「相変わらず元気そうだな、零児兄さん、狐婆ちゃん」

 

零児「郁人と未来か。そちらも元気そうだが…何故、渋谷に?」

 

未来「いや…これは来たくて来たわけでは…」

 

小牟「ふむ、ワケありみたいじゃな」

 

小吾郎「特務機関森羅か。探す手間が省けたけど、本物かな?」

 

美依「怪しいものよねえ。特にあのバナナ頭。狐?何なの?そのキャラ作りは」

 

いいツッコミだ、お嬢様。

 

小牟「ほっとけ!人の事言えんじゃろが。主こそ妙ちくりんなカッコしおって!」

 

美依「何よ、人の普段着に!悪い⁉︎」

 

零「いや、それ普段着だったのかよ⁉︎」

 

小吾郎「君も人の事、言えないかな」

 

沙夜「あん、もう途端に騒がしくなっちゃったじゃない」

 

ネメシス「奴が有栖 零児…。へえ、確かに面白そうな男だな」

 

沙夜「そうでしょう?それにしても今回は随分と早いご登場ね、坊や」

 

零児「坊やと呼ぶな。ここで何をするつもりだ、沙夜。民間人を巻き込む事は許さん」

 

小牟「ふむ。格闘家、機械乗り、ジャーナリスト、コスプレ、ゾンビに悪魔に仮面ライダーにハリネズミに番長…。いろいろ取り揃えて来おったのう。民間人ばかりではないぞ?見知った顔もチラホラとおるようじゃしな」

 

零児「そいつは重畳。話が早い。だが、気は重いな。…また、大きな祭りになりそうだ」

 

 

 

 

 

第4話 ゆらぎの街のアリス

 

 

 

 

 

 

アマリ「コスプレって、私達の事ですか⁉︎」

 

零「まあ、客観的に見れば、コスプレだな、これは…」

 

零児「小牟の事は気にしなくていいぞ。それよりも、春麗、郁人、説明してくれ。どうやって閉鎖都市の渋谷に入った?」

 

春麗「すごく簡単に説明すると、六本木からコロラド、そこから渋谷よ」

 

小牟「どんだけワープ&ワープしとるんじゃ」

 

郁人「俺達だって、したくてしているわけじゃねえよ」

 

零児「ゆらぎか。次元が繋がっているのは、この世界だけではあるまい。魔界のモリガン、遠い未来のトロン…予想はつくが」

 

アキラ「知っているのか?」

 

小牟「まあ、前に似たような事件があってのう」

 

モリガン「今回は行方不明になってるコ達もいるわ。…また大変そうよ?」

 

トロン「でも、専門家がいるのはありがたいですわ」

 

コブン「見つけやすくなりそうですぅ!」

 

フランク「日本の特務機関森羅か。全く、スクープの連続で感覚が麻痺してくるぜ」

 

ポッピー「喜んでる場合じゃないよ、フランク!」

 

小吾郎「何をするにしても、まずはこの場をどうにかすべきかな」

 

零児「同感だ。逢魔の連中を片付ける。話はその後にしよう」

 

郁人「確かにこんな妖怪だらけのパーティーはゴメンだからな」

 

零「これだけの人がいれば、すぐに終わります。いきましょう!」

 

美依「はぁ、シブヤ・カジュアルを楽しむヒマもないってね…」

 

小牟「まずはこのチーマー気取りの連中を蹴散らすのが先じゃ!」

 

じゃあ、いくとするか!

 

 

 

 

俺達は牛野郎にダメージを与えた…。

 

毒牛頭「久しぶりだぜ!こっちの世界で戦うのはよ!姉御ォ!先にズラかりますぜェ!」

 

牛野郎は撤退した…。

 

 

 

 

俺達は馬野郎にダメージを与えた…。

 

毒馬頭「ヒヒィン!復帰戦はこんなものだろう。沙夜様、準備は完了してます。先に行きます!」

 

馬野郎は撤退した…。

 

 

 

 

 

俺達は女狐と生命体野郎にダメージを与えた…。

 

ネメシス「ほう、やるな」

 

沙夜「あん、いたた。この感じ、久しぶりねえ。取り敢えず準備は済んだし、お暇しましょうか。…今回も長い戦いになりそうじゃない?坊や」

 

零児「さあな。俺がやるべき事はいつも変わらん」

 

小牟「そうじゃそうじゃ!今回はテンポよく行くからの!」

 

ネメシス「アル・ワースでの戦いも途中なのに、忙しくなるな、零」

 

零「まあな。それでも目を背けるワケにはいかねえんだよ。俺の中にお前の遺伝子がある…俺がお前を止める」

 

沙夜「ふふ…チャオ」

 

ネメシス「またな、あばよ!」

 

二人は撤退した…。

 

レイレイ「ふい〜。終わったカナ?」

 

トロン「アナタ達、索敵は?」

 

コブン「大丈夫みたいで〜す!」

 

モリガン「ふふ、どこに行っても退屈しないわね」

 

パイ「前向きすぎよ、モリガン。もういい加減疲れたわ」

 

零「まさか、お前達と異世界で会う事になるとはな」

 

アマリ「お二人はどうしてここに?」

 

セシリア「鈴さんと訓練をしようとしていたら、突然目が真っ白になりまして…気がついたら、別世界にいましたの」

 

鈴「でも、知り合いに出会えて、良かったです!」

 

零「そうだな。こっちも安心したぜ」

 

小吾郎「何はともあれ、当初の目的が果たせたのは、運が良かったかな。森羅のエージェントに接触できた」

 

零児「俺達に…?」

 

美依「そうね。盗まれた経界石について、話とかなきゃ、ってね」

 

郁人「俺達もエネミーについて、色々と話さなきゃならないからな」

 

小牟「な、なんじゃ?なんか悪い予感がするのう…」

 

俺達は零児兄さん達にこれまでの事を話した…。

 

 




零児さん、本当に格好いいな〜。

このゲームをプレイした後にナムカプをプレイしたので、やはり、格好いい!

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