プロジェクトクロスゾーン ー剣に懸けた想いー 作:カイト・レイン
私が一番好きな回です!
それではどうぞ!
ーネメシスだ。
俺は沙夜と共に渋谷にいた。
沙夜「あん、またこの街に来る事になるとは、ね」
ネメシス「思い出深い場所なんだろ?もう少し懐かしさに浸っていてもいいぜ」
沙夜「もうネメ君ってば、優しいのね!でも、残念…余計な邪魔が入る前に、済ませてしまいたい所なのよね…」
ネメシス「それは俺も同感だな。これでようやく始める事ができるからな」
?「何を始めるつもりだ、ネメシス?」
この声は…来ていたのか、零!
零とアマリが現れた…。
ー新垣 零だ。
俺とアマリはあの後、この世界に跳ばされて、ネメシスの気配を察知し、渋谷にまで来た。
世界は違えど、渋谷の場所などは同じだったから、迷わなかったな。
アマリ「ネメシス、観念してください!」
ネメシス「アマリもいるのか、相変わらずラブラブだな。それにしてもこんな異世界にまで来て、出会うとは俺達は何かの赤い線で結ばれているんじゃないのか?」
零「会って早々に気持ち悪い事言うな。それに白々しい事この上ないな。俺達をここに跳ばしたのはお前だろ?お陰でルークとティアとは逸れてしまったがな」
沙夜「あん、この子がネメ君の一押しの零君?噂通りのいい男じゃない」
アマリ「な、何なんですか、この人…⁉︎」
零「あいつの中の気…あの女、人間じゃないな」
沙夜「そう、私は仙狐よ。名前は沙夜…よろしくね、零坊や」
零「お前に坊やと呼ばれる筋合いはねえよ。ネメシス、この異世界に来て、何を企んでいるんだ?」
ネメシス「俺がそう簡単に答えると思うか?」
零「まあ、そうだな。だったら、容赦はなしだ!行くぞ、アマリ!」
アマリ「ええ、零君!」
ネメシス「ゼフィルスネクサスやゼルガードのないお前達で俺に勝てると思っているのか?」
零「生身でも俺達は戦えるってのは知っているはずだぜ?」
沙夜「あん、勇ましい事…」
ネメシス「…お前と破壊者を出会わせるワケにはいかないな…。ならば、ここで潰させてもらうぜ!」
零「潰されてたまるかよ!俺達はアル・ワースに戻らなければならないんだよ!そして、何としてでもお前の企みは阻止してやる!」
戦闘開始だ!
戦闘から数分後の事だった…。
沙夜「っ…やはり、そう簡単に物事は動かないわね」
すると、複数の人が現れた…。
ー斬崎 郁人だ。
ショッピングモールから出たら…おいおい、マジかよ…。
小吾郎「ここは…渋谷⁉︎」
明日那「それも戦闘中みたいだよ!」
春麗「郁人…?」
郁人「俺のせいかよ!俺は可能性の話をしただけだっての」
ソニック「ここまで当たるなんて、郁人はEsperか⁉︎」
未来「いえ、普通のリアルプレイヤーです」
パイ「リアルプレイヤーを普通って、言わないでしょ」
アキラ「それよりもどういう事だ?来た入口から戻って…渋谷だと⁉︎」
沙夜「あん、六本木にいたコ達?こんな所に出ちゃったの?」
ネメシス「大分、時空が歪んできているな」
パイ「誰…?バケモノを連れてる時点で普通じゃないとは思うけど」
春麗「男の方は知らないけど、女の方はわかるわ。ねえ、沙夜。逢魔(おうま)のエージェント!」
沙夜「これはこれは。インターポールの刑事さん?相変わらずみたいね。渋谷は閉鎖都市指定を受けている街よ!何をしてるの!」
明日那「ちょっと待って!あっちの男の人は知っているよ!ネメシスだよね!」
ネメシス「仮面ライダーの一人か。どうやら、無事だったようだな」
ソニック「ポッピーはあいつのせいで跳ばされたんだったよな」
明日那「永夢達は何処なの⁉︎」
ネメシス「さあな。跳ばされた奴等の行方なんて知らねえよ」
バン「それよりも、オーマにヘーサ都市って何や?アームストンシティ帰りのワシに、誰か説明してんか?」
美依「小吾郎先生〜、私も知りた〜い、ってね」
鈴「勿論、異世界から来た私達も!」
小吾郎「仕方ない、高校生四人と異世界のハリネズミ君に先生が教えてあげよう。次元の歪みや、怪物達の出現…。それがあるレベルにまで達した時、その区画を閉鎖する事。閉鎖都市ってのは俗称に近いかな」
沙夜「逢魔っていうのは、世界を混沌に陥れるために、古来より存在する組織なの。構成員は主に妖怪。歴史は結構あるのよ。私も狐の変化(へんげ)だし、ね」
美依「ほほう?わかりやすいじゃない」
トロン「逢魔に関しては、本人が言ってるから当然ですわ」
バン「閉鎖都市…早い話がお手上げになって、臭いもんに蓋しただけやろ」
アキラ「問題はその蓋を開けて、逢魔が何をしようとしているかだ」
沙夜「あん、それはナイショ」
郁人「それにしてもそっちの二人は逢魔の新しいメンバーか?」
零「俺達は人間です。あなた達こそ、何者なんですか?…って、そこにいるのはセシリアと鈴か⁉︎」
セシリア「え…零さんとアマリさん⁉︎」
アマリ「どうしてお二人がここにいるんですか⁉︎」
鈴「それはこっちのセリフですよ!」
フランク「セシリアちゃん達の反応…彼等もアル・ワースって、所から来たようだな」
零「はい。俺は新垣 零です」
アマリ「アマリ・アクアマリンです」
零「俺達とセシリア達はアル・ワースから来て、エクスクロスとして戦っています」
レイレイ「エクスクロスって何?」
アマリ「アル・ワースを平和にする為に戦う部隊です」
零「ネメシスは俺達の世界の敵で究極生命体なんです」
トロン「よくわかりませんが、敵だと言うのは確かですわね」
モリガン「まあ、なんにせよ。逢魔は忙しいみたいじゃない?」
沙夜「もう少しサボりたいんだけど、なかなか、ね。今のあなた達みたいに、急な厄介事が多くて。と、言うわけで…」
ネメシス「秘密を見られたからには、生かしておくわけにはいかないんだ。お前達は知りすぎたってやつだな。悪く思うなよ」
ソニック「さっきも似たような事を言われた気がするぜ」
フランク「それよりも…一枚いいかい?」
沙夜「あん、プロのカメラマンさん?綺麗に撮ってね」
またperfectって、出た…。
明日那「こっちも似たような事しなくていいの!」
ネメシス「思い出は残したか?じゃあ、始末するとするか!」
沙夜「余計は子達に騒ぎを聞きつけられないうちに、ね」
零「させるかよ、そんな事!」
郁人「流石の状況だ。手を貸してくれるか、お二人さん?」
アマリ「わかりました!」
零「ああ、行くぞ!」
戦闘開始だ!
…突然、馬と牛が現れた。
毒馬頭「沙夜様、遅れました!」
毒牛頭「姉御!大丈夫ですかい!」
バン「なんや?ごっつい牛頭と馬頭が来おったで?」
レイレイ「アイヤー、あいつらも逢魔の仲間だよ」
沙夜「首尾はどう?」
毒馬頭「…すぐにでも」
毒牛頭「やっちまいますかい?姉御!」
ネメシス「いいんじゃねえか、沙夜?」
沙夜「そうねえ…。ただ、あんまり見られたくないけど…。邪魔が入る前に…やっちゃいましょうか?」
?「待て…っ!」
毒牛頭「な、なにっ⁉︎誰だっ⁉︎」
沙夜「…ふう」
毒馬頭「ぬうん!どこにいる!姿を見せろ!」
未来「郁人さん、この声って…」
郁人「正確に似合わず、派手な演出が好きだな、あの人は…」
小吾郎「こう言う時は…大体高い所と決まってるかな」
美依「高い所って…あっ!」
俺達、全員が上を見上げるとビルの屋上に二人の人影があった。
?「今更名乗る必要はあるまい、逢魔」
?2「またロクでもない混沌計画を考えちょるようじゃな」
ネメシス「へえ、今度は沙夜が一押しの奴が来たってわけか」
毒牛頭「森羅の白髪野郎と駄狐か!」
?2「駄狐っちゅうな!バカ牛めが!」
毒馬頭「有栖 零児に小牟(シャオムゥ)。…沙夜様、面倒な連中が」
沙夜「…例によって、なんとなく嫌な予感はしてたけど、ね」
零児「何を企んでいるか知らんが、お前達を見逃すわけにはいかない!とうっ!」
小牟「ほわっちゃ〜!」
二人が降りてきた…。
郁人「相変わらず元気そうだな、零児兄さん、狐婆ちゃん」
零児「郁人と未来か。そちらも元気そうだが…何故、渋谷に?」
未来「いや…これは来たくて来たわけでは…」
小牟「ふむ、ワケありみたいじゃな」
小吾郎「特務機関森羅か。探す手間が省けたけど、本物かな?」
美依「怪しいものよねえ。特にあのバナナ頭。狐?何なの?そのキャラ作りは」
いいツッコミだ、お嬢様。
小牟「ほっとけ!人の事言えんじゃろが。主こそ妙ちくりんなカッコしおって!」
美依「何よ、人の普段着に!悪い⁉︎」
零「いや、それ普段着だったのかよ⁉︎」
小吾郎「君も人の事、言えないかな」
沙夜「あん、もう途端に騒がしくなっちゃったじゃない」
ネメシス「奴が有栖 零児…。へえ、確かに面白そうな男だな」
沙夜「そうでしょう?それにしても今回は随分と早いご登場ね、坊や」
零児「坊やと呼ぶな。ここで何をするつもりだ、沙夜。民間人を巻き込む事は許さん」
小牟「ふむ。格闘家、機械乗り、ジャーナリスト、コスプレ、ゾンビに悪魔に仮面ライダーにハリネズミに番長…。いろいろ取り揃えて来おったのう。民間人ばかりではないぞ?見知った顔もチラホラとおるようじゃしな」
零児「そいつは重畳。話が早い。だが、気は重いな。…また、大きな祭りになりそうだ」
第4話 ゆらぎの街のアリス
アマリ「コスプレって、私達の事ですか⁉︎」
零「まあ、客観的に見れば、コスプレだな、これは…」
零児「小牟の事は気にしなくていいぞ。それよりも、春麗、郁人、説明してくれ。どうやって閉鎖都市の渋谷に入った?」
春麗「すごく簡単に説明すると、六本木からコロラド、そこから渋谷よ」
小牟「どんだけワープ&ワープしとるんじゃ」
郁人「俺達だって、したくてしているわけじゃねえよ」
零児「ゆらぎか。次元が繋がっているのは、この世界だけではあるまい。魔界のモリガン、遠い未来のトロン…予想はつくが」
アキラ「知っているのか?」
小牟「まあ、前に似たような事件があってのう」
モリガン「今回は行方不明になってるコ達もいるわ。…また大変そうよ?」
トロン「でも、専門家がいるのはありがたいですわ」
コブン「見つけやすくなりそうですぅ!」
フランク「日本の特務機関森羅か。全く、スクープの連続で感覚が麻痺してくるぜ」
ポッピー「喜んでる場合じゃないよ、フランク!」
小吾郎「何をするにしても、まずはこの場をどうにかすべきかな」
零児「同感だ。逢魔の連中を片付ける。話はその後にしよう」
郁人「確かにこんな妖怪だらけのパーティーはゴメンだからな」
零「これだけの人がいれば、すぐに終わります。いきましょう!」
美依「はぁ、シブヤ・カジュアルを楽しむヒマもないってね…」
小牟「まずはこのチーマー気取りの連中を蹴散らすのが先じゃ!」
じゃあ、いくとするか!
俺達は牛野郎にダメージを与えた…。
毒牛頭「久しぶりだぜ!こっちの世界で戦うのはよ!姉御ォ!先にズラかりますぜェ!」
牛野郎は撤退した…。
俺達は馬野郎にダメージを与えた…。
毒馬頭「ヒヒィン!復帰戦はこんなものだろう。沙夜様、準備は完了してます。先に行きます!」
馬野郎は撤退した…。
俺達は女狐と生命体野郎にダメージを与えた…。
ネメシス「ほう、やるな」
沙夜「あん、いたた。この感じ、久しぶりねえ。取り敢えず準備は済んだし、お暇しましょうか。…今回も長い戦いになりそうじゃない?坊や」
零児「さあな。俺がやるべき事はいつも変わらん」
小牟「そうじゃそうじゃ!今回はテンポよく行くからの!」
ネメシス「アル・ワースでの戦いも途中なのに、忙しくなるな、零」
零「まあな。それでも目を背けるワケにはいかねえんだよ。俺の中にお前の遺伝子がある…俺がお前を止める」
沙夜「ふふ…チャオ」
ネメシス「またな、あばよ!」
二人は撤退した…。
レイレイ「ふい〜。終わったカナ?」
トロン「アナタ達、索敵は?」
コブン「大丈夫みたいで〜す!」
モリガン「ふふ、どこに行っても退屈しないわね」
パイ「前向きすぎよ、モリガン。もういい加減疲れたわ」
零「まさか、お前達と異世界で会う事になるとはな」
アマリ「お二人はどうしてここに?」
セシリア「鈴さんと訓練をしようとしていたら、突然目が真っ白になりまして…気がついたら、別世界にいましたの」
鈴「でも、知り合いに出会えて、良かったです!」
零「そうだな。こっちも安心したぜ」
小吾郎「何はともあれ、当初の目的が果たせたのは、運が良かったかな。森羅のエージェントに接触できた」
零児「俺達に…?」
美依「そうね。盗まれた経界石について、話とかなきゃ、ってね」
郁人「俺達もエネミーについて、色々と話さなきゃならないからな」
小牟「な、なんじゃ?なんか悪い予感がするのう…」
俺達は零児兄さん達にこれまでの事を話した…。
零児さん、本当に格好いいな〜。
このゲームをプレイした後にナムカプをプレイしたので、やはり、格好いい!