約束は明日を生きる道標   作:甘党ゴンザレス

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仲直りと少しの進歩

翌日俺の家に千歌と曜が昨日とは打って変わってかなり高いテンションでやってきた。

 

千歌「ゆうくん聞いて聞いて!!」

 

曜「おっはヨーソロー!!!」

 

優馬「グハッ!!」

 

いきなり二人に突撃されて倒れそうになるが何とか止まった。

 

優馬「いきなりなんだよ!?あぶねえな、怪我したらどうするんだ。」

 

千歌「ゆうくんなら受け止めてくれるって信じてるもん!そんなことより聞いて聞いて!!」

 

優馬「そんなことって…。まぁいいや、どうしたんだ?」

 

嬉々として語らんとする千歌に俺は聞いた。

 

千歌「実はね。カクカクシカジカ。」

 

優馬「なるほどな…。大体わかった。」

 

曜「今のでわかったの!?」

 

優馬「便利だろ?」

 

優馬「で、その女の子に頼むのか?」

 

千歌「うん!!チカ絶対にやりたいから必死に頼んでやってもらいたい…。なんか運命感じたんだよね!」

 

優馬「そっか。それならちゃんとその子に誠意を持って頼まないとな!」

 

千歌「うん!!」

 

ニパッと効果音が付きそうなほど天真爛漫な笑顔を見せてくる千歌に思わず笑みが溢れた。

 

優馬「それじゃ学校行くか。」

 

俺たちは学校へ向かった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

学校に着き自分のクラスの席に腰を下ろすと。

 

ヨシミ「おっはよー!優馬くん!」

 

イツキ「おはよー!優馬!」

 

ムツ「おはよー!優馬っち!」

 

挨拶してきたのはよいつむトリオだ。もちろんこの子達も俺の数少ない友人だ。

 

優馬「おはよ。ヨシミ、イツキ、むっちゃん。」

 

俺も挨拶を交わした。

 

ムツ「そう言えば千歌達は何やろうとしてるの?」

 

むっちゃんの質問にヨシミとイツキも首を縦に振る。

 

よいつむトリオは千歌達が何をしようとしてるのか気になり俺に聞いてきた様だ。

 

優馬「何でもスクールアイドルになりたいらしいんだ。まだ部活として承認されてないんだけどな…ははっ。」

 

ヨシミ「へぇー。千歌達がね…。何かあれば言ってね!私達いっぱい手伝うから!」

 

同じくしてイツキとむっちゃんも首を振る。

 

なんていい子達なんだぁ…。いい子達過ぎて涙が…。おおっと、今は感傷に浸ってる場合じゃない。

 

優馬「ありがと。頼りにしてるよ、3人とも!」

 

俺は優しく3人に笑いかけた。

 

その後よいつむトリオと話し終えてゆっくりしようとしていると…

 

曜「ムムム…。」

 

千歌「ヌヌヌ…。」

 

千歌達が俺の座っている机から顔だけを出してジト目で見てきた。

 

優馬「どうした二人とも?」

 

俺には何故二人がジト目をしているのか意味がわからなかったので聞いてみた。

 

千歌「ゆうくん、むっちゃん達と楽しそうに話してたね。渡辺の奥さん。」

 

曜「そうでありますね。高海の奥さん。」

 

優馬「いや…どゆこと?」

 

千歌「ふぅーんだ!ゆうくんなんて知らない!!」

 

曜「そうであります!!優なんて知らないであります!!」

 

優馬「えぇー…。」

 

俺には何が何だか分からなくて戸惑っていると。

 

先生「ほら、席つけー。出席とるぞー。」

 

担任の先生が来た。

 

ナイス先生!もう、大好き!!

 

優馬「ほら千歌、曜、先生来たから席戻れ?」

 

二人は仏頂面をしながらも自分の席に戻っていった。

 

先生「それじゃあ、今日は新しく転入してきた生徒を紹介するぞぉ。それじゃ、入れー。」

 

転校生か…。2年のこの時期に転校なんて大変だなぁ。もしかして男か!!やっと俺にもこの学院で初の男友達が!!

 

 

入ってきたのは綺麗な髪をした少女であった。

 

 

俺の希望が絶望へと変わった瞬間だった。

 

先生「それじゃあ自己紹介よろしくー。」

 

先生…いくらなんでも雑過ぎやしませんかね?

 

??「くしゅん!失礼…。東京から来ました。桜内梨子と申します。よろしくお願いします。」

 

優馬「すごい綺麗な子だなぁ。なぁ千歌…。」

 

千歌「奇跡だよーー!!!!」

 

はい?

 

梨子「あっ、あなたは!?」

 

あれもしかして知り合い?俺の記憶が正しければ千歌に東京の友達はいなかったはず…。

 

千歌「一緒にスクールアイドルやりません?」

 

千歌は桜内さんの目の前へ行き手を伸ばす。

 

千歌が笑い、桜内さんも笑う。

 

まさか、ここで新しく部員が増えるのか!?

 

俺も期待に胸を膨らませ桜内さんの返事を待った。

 

結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「ごめんなさい!!」

 

 

あっ、ダメなんだ…。

 

千歌「えええェェェッ!!!!!!」

 

千歌も驚いてる。そりゃそうだろ、流石に俺でもあんな鬼畜なことはしないぞ?

 

先生「コラッ、高海席に戻れ。自己紹介も終わったし休み時間に話せ。桜内は神崎の隣の席な。それじゃ、ホームルーム始めるぞー。返事しない奴は欠席な。」

 

その後出席が取られ元気よくみんな返事をした。なのに何故か知らないが、俺だけ何回も返事をさせられて先生に弄ばれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

優馬「はぁ…。何で俺だけあんな返事させられてるんだ?」

 

千歌「そんなことより!ゆうくん今朝話した女の子は桜内さんなんだよ!!」

 

優馬「そんなことって…。だから、いきなり大声上げて立ち上がったんだな。」

 

俺は隣の席の桜内さんを見る。

 

クラスのみんなから質問攻めされている桜内さん。何だか、困っているようなので少し助け船を出そう。

 

優馬「みんな、桜内さん困ってるぞー。一人づつゆっくり質問してあげないと。」

 

女子生徒A「それもそうだね!ごめんね、桜内さん。」

 

梨子「い、いえ…。」

 

優馬「ごめんね?みんな桜内さんがクラスの仲間になって嬉しいんだよ。だから少しテンション上がっちゃってるけど許してあげて?」

 

梨子「そんなとんでもない!?むしろ話しかけてくれてすごい嬉しいです。改めて皆さんよろしくお願いします!」

 

女子生徒B「そんなにかしこまらないで!同じクラスの仲間なんだから!」

 

梨子「うん!!」

 

よかった、どうやら桜内さんは馴染めた様だ。せっかくの高校生活だ楽しまなきゃ損だよな。

 

優馬「改めて桜内さんよろしくね。俺の名前は神崎優馬!この学院唯一の男子生徒です。」

 

梨子「こちらこそよろしくね、神崎君!そう言えばこの学校女子校だよね?なんで、神崎君は入学できたの?」

 

優馬「元々生徒数が少なくてね。それで、共学にしてみようって事でテスト生として俺はこの学院に通ってるんだ!」

 

梨子「そうだったんだ!納得したよ!改めてこれからよろしくね!」

 

俺と桜内さんが握手を交わそうとした瞬間

 

千歌「桜内さんスクールアイドルやらない!!」

 

優馬「どわっ!?」

 

俺を押し退けて千歌は桜内さんを勧誘した。

 

梨子「ちょっ、大丈夫神崎君?」

 

優馬「平気へっちゃら。おーい、千歌ちゃーん。」

 

千歌「うぁ!?ゆうくん、ごめん…つい…ね…。あはは…。」

 

千歌は渇いた笑いで俺の方を見て可愛くウインクした。

 

俺は無性にムカついたので千歌のほっぺたをつまんだ。

 

千歌「ゆうくん、にゃにしゅんの!?いひゃい、いひゃい!?」

 

優馬「お仕置きだ。」

 

千歌「ごえん、ごえん!ゆるひてよー!?」

 

流石にこれ以上やると可哀想なので俺はとりあえず許す事にした。

 

梨子「仲がいいのね…とっても…。あはは…。」

 

優馬「まぁ幼馴染だからね。それよりそろそろ授業始まるし準備しようか?ほら千歌も早く戻れ。」

 

千歌「でも、まだ…。」

 

優馬「今度はもっと強くやろうかな?」

 

そう言った瞬間千歌は授業の準備を急いで始めた。

 

優馬「ったく。ごめんね、無理矢理勧誘しちゃって。」

 

梨子「ううん…。いいの…。」

 

そう言った桜内さんの表情は何かに悩んでいる様に感じた。

 

優馬「桜内さん?」

 

梨子「えっ、あっ、さぁ、授業の準備しましょう!!」

 

優馬「お、おぅ…。」

 

何事もなかったかのような表情をして笑って見せてくれた。その笑顔は俺に違和感を感じさせた。

 

それを尻目に千歌は何度も何度も桜内さんを勧誘しては断られの繰り返し。正直これでは桜内さんが迷惑なんじゃないかと思い昼休みの前に少し千歌を諌めた。

 

しょんぼりする千歌だったが、桜内さんに「もう大丈夫だから気にしないで」と言われたのでその場は一旦注意だけで終わった。

 

そして俺達が昼食を取ろうとした時、一つの放送が入った。

 

『神崎優馬さん至急生徒会室までお越し下さい。繰り返します、神崎優馬さん至急生徒会室までお越し下さい。』

 

それはなんと生徒会長からの呼び出しだった。

 

優馬「何だろ?ちょっと言ってくるから先にご飯食べてな。」

 

梨子「うん。神崎くん何かやったの?」

 

優馬「いや?身に覚えが無いけどな?」

 

俺は桜内さんにそう伝える。

 

千歌「……。」曜「……。」

 

生徒会長の呼び出しだったので千歌と曜は心配そうに俺の方を見る。

 

優馬「心配すんなって。話があるだけだろ?すぐ帰って来るから先に飯食っとけよ。」

 

千歌「でも…。」

 

千歌が今にも泣きそうな表情で俺を見つめてくる。昨日のことが頭をよぎったのだろう。

 

優馬「俺は大丈夫だし、俺には千歌と曜がいるんだ。それは昨日二人が教えてくれたことだろ?」

 

曜「何かあったら…。絶対!!言ってね?私達は優の味方だから。」

 

曜は俺に励ましの言葉をくれた。千歌も表情が元に戻りいつもの元気な笑顔を見せてくれた。

 

俺は少しだけ微笑み生徒会室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――

 

俺は生徒会室の前に着き深呼吸をする。

 

優馬「スゥー…ハァー…。」

 

そしてドアをノックした。

 

『どうぞ。』

 

返事が返ってきたので俺は扉を開け中に入る。

 

優馬「失礼します。」

 

中には生徒会長とその妹のルビィちゃんがいた。俺はルビィちゃんに軽く笑いかけると、ルビィちゃんも笑顔を見せてくれた。

 

優馬「それで、自分が呼ばれた理由は何ですか?生徒会室に呼ばれる様な悪い事はしていないと思いますが?」

 

皮肉交じりに生徒会長に向けて言葉を発した。我ながら昨日の事を根に持っている様で情けない…。

 

 

ダイヤ「そ、それは…。その…。」

 

なんだか生徒会長の様子がおかしい。なんだか落ち着きがないし、目も合わせてくれない。そんなに俺のこと嫌いなのか…。

 

優馬「はぁ…用が無いのであれば生徒会長も自分とはいるのが嫌でしょうし、失礼します。」

 

 

俺は頭を下げ生徒会室を後にしようとしたら

 

 

ルビィ「待ってください!!」

 

ルビィちゃんの振り絞った声が聞こえたので俺は足を止め振り返る。

 

ルビィ「どうしても優馬先輩とお姉ちゃんに仲直りして欲しくて…。」

ルビィちゃんは瞳いっぱいに涙を溜めていた。

 

優馬「ルビィちゃん…。」

 

そうか。昨日の事を気にしてたのか…。

 

俺はルビィちゃんに近づきお礼を伝える。

 

優馬「ありがとう、ルビィちゃん。生徒会長は優しくて素敵な妹さんをお持ちですね。」

 

俺はルビィちゃんの頭を撫でながら生徒会長に笑いかける。涙を流しそうだったルビィちゃんも気持ちよさそうに表情を綻ばせている。

 

ダイヤ「ル、ルビィが男性と!?」

 

生徒会長は驚きの表情を浮かべている。

 

ルビィ「お姉ちゃん、優馬先輩は悪い人じゃ無いよ。ルビィにも花丸ちゃんにも優しくしてくれた。それで昨日お姉ちゃんとのこと聞いて…ルビィ悲しかった…。」

 

 

 

ダイヤ「ち、違いますわ…。私はただ…。」

 

生徒会長もルビィちゃんもお互い沈んだ表情をしている。

 

ルビィ「お姉ちゃんは優馬先輩が嫌いなの?」

 

 

ダイヤ「それは…。」

 

 

ルビィ「優馬先輩、昨日の聞いたお兄さんとの約束の話をお姉ちゃんに話してもいいですか?」

 

俺を見据えるルビィちゃんの力強い瞳に俺は頷く事しか出来なかった。

 

 

ルビィちゃんが生徒会長に俺と兄貴のことを話した。

 

 

話が進んでいくにつれて生徒会長の表情がみるみる悪くなっていくのがわかる。正直腑に落ちない。俺の話は信じないで妹の話は信じる。当たり前だが少し腹立たしい。

 

 

ダイヤ「嘘…。それなら私はなんて事を…。」

 

生徒会長の瞳に涙が溜まっていく。

 

ルビィ「今言った事が昨日ルビィが聞いた話だよ。それでもまだお姉ちゃんは優馬先輩を悪い人だと思う…。」

 

ダイヤ「私は…。」

 

重い空気の中俺は口を開いた。

 

優馬「確かに今の話は本当の事です。でもだからって同情なんていりません。俺は…兄貴と交わした約束を守る為に精一杯これから生きていくつもりです。この話をして生徒会長から同情を買ってつけこもうなんて思ってません。」

 

ダイヤ「でも、私は…。」

 

優馬「それでしたら一つ提案があります。」

 

ダイヤ「提案…ですか?」

 

 

 

優馬「生徒会長自身まだ俺という人間をあまり知らないと思うので俺のことを知って欲しい。だから俺を生徒会に入れて欲しいです。」

 

 

ダイ・ルビ「「!?」」

 

 

俺の言葉に驚愕の表情を浮かべる二人。そりゃ当然だ。

 

優馬「もちろん、嫌なら断って頂いて構いません。断られたら俺はまた頭を下げに生徒会室に伺います。」

 

優馬「雑用だって何だってやります。それに俺が近くに居れば生徒会長も俺を監視できますし、必要なら俺のことを悪く言って退学させることもできるはずです。もしそれで少しでも俺のことを信頼できると思ってくれたらスクールアイドル部の設立を許可して頂きたいと思います。」

 

優馬「身勝手な頼みだと思いますが、何卒ご検討をお願いします。」

 

俺は深く頭を下げる。

 

ダイヤ「…。わかりました。頭をあげて下さい。」

 

ダイヤ「生徒会にご協力をお願いします。それから…。昨日の非礼はお許しください。」

 

生徒会長も深々と頭を下げ謝罪の言葉を口にしてくれた。

 

優馬「ありがとうございます。よろしくお願いします。黒澤生徒会長。」

 

ダイヤ「こちらこそよろしくお願い致します。神崎さん。」

 

俺達は握手を交わし少しだが距離が縮まった気がする。

 

優馬「それでは俺は失礼しますね。放課後にまた伺えばよろしいですか?」

 

ダイヤ「はい。また放課後に生徒会室までお越し下さい。」

 

優馬「わかりました。それでは失礼します。じゃあね、ルビィちゃん。」

 

俺はルビィちゃんに笑いかけ、黒澤会長には頭を下げて生徒会室を後にした。

 

 

 

 

教室に戻ってきて扉を開けると千歌と曜が俺めがけて突撃してきた。

 

優馬「デジャブ!?」

 

俺はそんな掛け声と共に幼馴染達を抱きかかえた。

 

 

千歌「ゆうくん!?生徒会長に何もされなかった!?」

曜「絶対何かされたよね!?私今から生徒会室行って…!!」

 

優馬「お、落ち着け!?何もされてないし何も無かったから!昨日のことで仲直りしてきただけだから。」

 

ようちか「「嘘!?」」

 

まさに驚愕と言うべき表情を浮かべフリーズする千歌と曜。

 

 

そこへ

 

 

梨子「昨日のことって?」

 

桜内さんが俺たちに近づいて疑問をぶつけてきた。

 

千歌「実はね、カクカク。」

曜「シカジカで。」

 

梨子「そんなことが…。」

 

梨子ちゃんが口を両手で覆って昨日の内容を聞いていた。

 

 

優馬「まぁ、そんな訳なんだけどもう和解したからこの事に関しては終わり。さぁ腹減ったし昼飯でも食おうかな。」

 

俺は弁当を取り出して遅めの昼食をとった。

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

放課後

 

 

優馬「失礼します。」

 

俺は宣言通り放課後に生徒会室に立ち寄り生徒会の業務を習いに来た。

 

ダイヤ「はい、どうぞ。ようこそ生徒会へ。改めてではありますが、昨日は本当に申し訳ありませんでした。」

 

改めて黒澤会長は頭を下げて謝罪してくれた。

 

優馬「もう結構ですから頭をあげてください。それよりもこれからよろしくお願いします!黒澤会長。」

 

俺が黒澤会長に伝えると少し黒澤会長は顔を歪めた。

 

ダイヤ「あの…。」

 

優馬「何ですか、黒澤会長?」

 

ダイヤ「その、黒澤会長と言うのはやめていただけないでしょうか…?」

 

優馬「もしかして嫌でしたか?」

 

ダイヤ「いえ…そう言うわけでは無いのですが…。」

 

俺はわけがわからないので首を傾げる事しか出来なかった。

 

ダイヤ「嫌でなければ、な、名前で呼んでいただけないでしょうか…。ルビィもいますし黒澤ではややこしいかもしれませんので。」

 

なるほどな。確かにややこしいかもしれない。

 

優馬「分かりました。そう言う事でしたら…。ダイヤさん…。でいいですか?」

 

ダイヤ「は、はい!!私も優馬さんとお呼びしてもよろしいですか…?」

 

優馬「はい。呼びやすい呼び方でいいですよ。」

 

ダイヤ「では、優馬さんこれからよろしくお願い致します。」

 

優馬「こちらこそ改めてよろしくお願いします。ダイヤさん。」

 

 

こうして俺たちはお互い名前で呼び合うことに決め、少しだけ距離が縮まった気がした。

 

 

 

 

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