文を漫画に描き起こしたんですけど、文ならではの表現や間合いを描ききれず技術不足を痛感した乾電池です
デジタルとか扱えるようになったら自分でちっちゃい本とか作ってみたいですよね
ピーーーーーーー
ドッ
角間「母親チームから試合開始!一体どのような試合になるのでしょうかぁ!!」
絵里ママ「まずは見せてあげたら?」
真姫ママ「私が先でいいんですか?」
希ママ「いっちゃお〜!」フラフラ
真姫ママ「うーん……わかりました!」ダッ
真姫「ママでも手加減しない!」ザッ
真姫ママ「してくれなくて結構よ」フフ
クルッ
真姫「は、早い…!」
タッタッタッ
ことり「させません!」ザッ
真姫ママ「お願いします!」ドッ
ことりママ「任せて」トッ
凛「と、止めても退学にしないでください!!」ザッ
ことりママ「そんなことしません!!」ヒュッ!
クルッ ダッ!
凛「そんな…!」
花陽「り、凛ちゃんがあんなに簡単に……!」
ことりママ「やっちゃいなさい!!」ドッ
穂乃果「上に蹴り上げた……!?」
海未「一体……」
真姫ママ「ふっ!」グッ
ボファァァアアアア!!!
ダンッ!
グルグルグル
真姫「うっそ……」
監督「………」
真姫ママ【爆熱スクリュー!!】
ドゴォォォォォォォ!!!
希「ど、どう見ても真姫ちゃんより上やん……」
絵理亜里沙「ハラショー……」
穂乃果「はぁぁぁぁ!!!」
ゴォォォォォオ!!
穂乃果ママ「………」
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!】
ドシュルルルルル!!!!
穂乃果「……つ、強い…!」ズズッ!
ことり「穂乃果ちゃん!!」
穂乃果「……はぁ!!」グッ
ッシュゥゥゥ……!!
穂乃果「……よし!」
角間「止めたぁぁぁぁ!!キーパー高坂、圧巻のガード力です!」
穂乃果「ことりちゃん!」ドッ
ことり「うん!」トッ
凛「ことりちゃんこっち!」タッタッタッ
ことり「り、凛ちゃん!?」ドッ
凛「いっくにゃー!」トッ
海未「あれをやるつもりですね」
海未ママ「……ただでは行かせません」ザッ
凛【アクロバットキープ!】
ザッザッ グルッ スタッ
凛「よし!」トッ
海未ママ「なかなかやりますね」
凛ママ「自慢の我が子です!」
海未ママ「知ってます」
監督「………」
真姫「いくわよ、凛!」グッ
凛「うん!」グッ
ダンッ ダンッ
グルグルグル グルグルグル
凛真姫 バッ
ドキュゥッ!!!!
凛真姫【ファイアトルネードDD!】
ゴォォォォォォォ!!!!!
にこ「止められるもんなら止めて見なさい!」
穂乃果「お母さん……」
雪穂「一体どんな技使うんだろ……」
ことりママ「頑張れー!きぃちゃーん!」
海未ママ「あなたなら大丈夫でしょう?」
穂乃果ママ「……」バッ
ゴォォォォォオ!!!!
穂乃果「あ、あの構えって……」
花陽「あり得ないです……」
穂乃果ママ【マジン・ザ・ハンド】
ドシュゥゥゥ………!!
穂乃果ママ「まあこんなものかしら」
穂乃果(【マジン・ザ・ハンド】ってあんなに強いの?)
真姫「そんな……」スタッ
凛「冗談にもなってないにゃ……」スタッ
海未「こ、これがお母様方の実りょ……」
「お前達!!」
ことり花陽「ヒィ……!!」ビクゥ
希凛(ママ)「ごめんなさい!!」ビクッ
海未ママ「もはや条件反射ですね……」
監督「いや、俺が怒ってるのは母親チームにだ」
絵里ママ「……私たちですか?」
海未ママ「一体何がいけなかったのでしょう?」
海未「その通りです、素晴らしいプレーに見えましたが……」
監督「せっかくの試合なんだ、手を抜かないでくれ」
花陽「手を……抜く?」
絵里「まさか……」
ことり「あれで……?」
凛ママ「いやでも監督ー」
真姫ママ「これはエキシビジョンのようなものですし……」
「ほ、本気でお願いします!」
穂乃果「私たちじゃ力不足かもしれませんが……」
ことりママ「穂乃果ちゃん……」
絵理ママ「……わかったわ」
にこママ「そこまで言われちゃったらね」
角間「少しトラブルがありましたが試合再開……おおっとぉ!?」
角間「これはどういうことでしょうか!」
にこ「な、なにこれ?」
花陽「こ、こんなの……初めて見ました」
絵里ママ「やっぱりこれがしっくりくるわ」
真姫ママ「心強いですよね」フフ
凛ママ「テンション上がる〜!!」
希ママ「よーひ、頑張るよ〜!」フラフラ
海未ママ「ほらほらしっかりしてください」
ことりママ「でも少し罪悪感を感じますね」
にこママ「……今は一人だものね」
花陽ママ「!」フリフリ
角間「ディフェンスは小泉母のみ!後のメンバーは全員上がってしまいましたぁ!!」
海未「まさかこれは……」
絵理「超攻撃的サッカー」
ことり「でもそんなことしたら守りが甘くなるんじゃないかな?」
にこ「穂乃果の母親がいるじゃない」
花陽「あのキーパー力があるから全員で攻めても試合が成立するんだね」
希「それに、花陽ちゃんのお母さんの力も未知数……」
穂乃果「さすがママちゃんズ、一味違うね!」
穂乃果「みんなーー!!!しまってこー!」
みんな「おーー!!」
ピーーーーーーー
穂乃果ママ「ほっ!」ドッ
凛ママ「よっと!」トッ
にこ「はぁぁ!!」ザッ
凛ママ「思い出すなーこの感じ」グッ
ザッ クルッ ズシュゥ!!
凛ママ【Zスラッシュ!!】ダッ!!
にこ「えっぐいわね……!」ガクッ
凛ママ「お願いします!」ドッ
絵理ママ「ええ」トッ
希ママ「おー、地球が回る〜」フラフラ
絵理ママ イラァ
絵理ママ「働け酔っ払い!」ドッ
希ママ「うわったぁ!?」トッ
希ママ「パス乱暴すぎ!」
花陽「いかせません!」ザッ
希ママ「あーあ、酔いが覚めちゃった……」ザッ
ドッ
ポーン
花陽「え、くれるのか……な……!?」
グワァァァァ!!!
花陽「潰されますぅぅ!!」ヒィィ!
テンテンテン……
花陽「……へ?あれ?ボールは…?」
希ママ【トリックボール】トッ
角間「立て続けに抜いた!!さっきとは勢いが段違いだぁ!!」
タッタッタッ
穂乃果「く、くる!」グッ
絵理ママ「初めからやる気を出しなさいっての」
希ママ「………!!」ムムム…
穂乃果「……?」
海未「油断はダメですよ!」
穂乃果「わ、わかってるよ!」
希ママ【まぼろしショット!】
ドキュゥゥゥ!!!!!
フッ
穂乃果「き、消えた……!?」
フッ
ドシュゥゥゥ………!!!
角間「き、決まったぁぁ!!」
穂乃果「そんな……」
海未「あの穂乃果が触るどころか反応すらできないなんて……」
海未ママ「ふふふ」トッ
海未「取り囲んでください!」
花陽凛にこ亜里沙「了解!」ザッ
海未ママ「おやおや、これでは動けませんね」
亜里沙【アイスグランド!】
ダン! パキパキパキパキ!
絵里「逃げ場のないこの状態なら……!」
海未ママ「………悪くはないです……が」
ダッ!
凛「と、跳んだ!?」
にこ「ボールを置いて行ってどうすんのよ……」ダッ
花陽「ダメにこちゃん!」
海未ママ「上がガラ空きでしたよ」
ピシピシ
ズァァァァァァ!!!!!
海未ママ【昇り竜!】
ゴォォォォォオ!!!!
にこ「きゃぁぁ!!」ドサッ
花陽凛「うぐぅ……!!」
亜里沙「うわぁ!」ドサッ
穂乃果「そんな手が……」
穂乃果ママ「いけーーー!」
海未ママ【伝来宝刀!】ズシュ!
ドゴォォォォォオ!!!
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!】
穂乃果「うわぁぁ!!!」ドサッ
ドシュゥゥゥゥ……!!!
にこママ「ちょっとやりすぎなんじゃ……」
穂乃果「まだまだ!!」ムクッ
海未ママ「ふふ、いい返事です」
穂乃果「みんな!どんどんぶつかっていこう!」
穂乃果「こんなチャンス滅多にないよ!」
絵里「ええ!」
にこママ タッタッタッ
にこ【スピニングカット!】
ズシュゥゥゥゥ!
ブワァァァァァァ!!!!
にこママ「っく……やるわね!」ザザザッ
にこ「へへん!」トッ
凛「あれは…!」
ことり「習得したんだね!」
海未「私が名づけたかった…」
希「ふふん」ドヤッ
海未「ま、まさか……!?」
希「いや違うけど」
海未「なんなんですかあなた」
にこ「希!」
希「了解!」トッ
角間「矢澤、東條の連携で前線を突破したぞぉ!!残るは小泉母のみだ!!」
花陽ママ「えへへ〜」ポワポワ
希「なんだかのんびりした人やなぁ……」
花陽ママ「………ふふふ」
希「……へ?」ゾクッ
フッ
花陽ママ「そう見えた?」トッ
希「うそ……いつのまに……!?」
真姫「何今の動き……」
花陽ママ【クイックドロウ】えへへ〜
絵里ママ「みんな初見ではあの子の雰囲気とのギャップに驚くわよね」
花陽ママ「お願いしまーす〜!」ドッ
絵里ママ トッ
絵里ママ(絵里や亜里沙の必殺技ではぬるま湯レベル……)
絵里ママ(絶対零度の恐ろしさってものを)
絵里ママ(思い知らせてあげるわ)キッ!
ブワァァァァァァ!!!
雪穂「さ……寒いぃ……!!」ガタガタ
にこ「に…にっこにっこにー……」ガタガタ
希「やめてにこっち……!!凍る!!」ガタガタ
にこ「あ、あんた……覚えてなさい……!!」ガタガタ
絵里(私や亜里沙の【エターナルブリザード】とは比べ物にならない……!)
亜里沙「ハラショー……」ブルブル
絵理ママ クルッ
絵理ママ【ノーザンインパクト】ドキュッ!!
ゴォォォォォオ!!!
雪穂「はぁぁぁ!!」
雪穂【ハンターズネット!】
パキパキパキ
バリィィィン!!!
雪穂「うわぁぁ!!!」ドサッ
ゴォォォォォオ!!
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!】
ドギュルルルルルル!!!!
バチィ!
穂乃果「うわぁぁぁ!!!!」ドサッ
ポーーン
ことりママ「ふふ」ダッ
角間「高坂姉妹二人掛かりでなんとかはじいたボールを南母、空中で追いついたぁ!!」
にこ「降りてきたところを狙うわよ!」
海未ママ「降りてくることはありません」
海未ママ「……空があなたの領域でしょう?」
ことりママ「…なんだか恥ずかしいわね」グワァッ!
ことりママ【ファルコンウィング!!】ドキュゥ!!
ゴォォォォォオ!!!!
穂乃果「うわぁ!!」ドサッ
ドシュゥゥゥ……!
角間「決まったぁぁぁ!!」
凛「にぁぁぁぁ!!」バッ
ことりママ「おっと……!」クルッ
花陽「ここ!」ガッ!
ことりママ「ッ!……やるわね」
花陽「それほどでも………ってうわぁ!?」ガッ
海未ママ「連携なら負けませんよ」トッ
海未ママ「私たちも幼馴染ですから」ニコッ
ことりママ「……もう」テレッ
にこ「花陽と凛の連携が破られた……!」
海未ママ「決めてください」ドッ
真姫ママ「……準備はいいですか?」トッ
絵理ママ「もちろん」
ブワァァァ!! ブワァァァ!!
真姫絵理(ママ)【ファイアブリザード!】ドキュッ!!!
ゴォォォォォオ!!!!!!
にこ「一体いくつシュート持ってんのよー!!」
希「全員がエースストライカー級のシュート力……!!」
雪穂「止めるよ!お姉ちゃん!」ガッ
穂乃果「うん!」
ゴォォォォォォ!!!!!
ことり「あれは……!」
真姫「決勝で【トライペガサス】を止めた……!」
海未「【ホムラ・ザ・ハンド】です!」
花陽「あ、もうそれ決定なんだ」
穂乃果雪穂【ホムラ・ザ………】
「遅いって!!」ダダダダッ
凛「………!」
凛ママ バッ
凛ママ【マッハウィンド!!】ドキュッ!
ゴォォォォォォォォォォオ!!!!!!
穂乃果雪穂「うわぁぁぁぁ!!」
ドシュルルルルル………!!
凛「シュートチェイン……!」
海未「技を出す暇さえ……ないというのですか」
「うーー…………」グデー
花陽ママ「み、皆さん大丈夫ですか〜?」
海未ママ「死屍累々とはこういうことを言うのですね」
監督「これからお前たちには攻撃は星空、守備は小泉に徹底的に鍛えてもらおうと思う」
凛ママ「厳しくいくぞ!」
花陽ママ「よろしく〜」
穂乃果(ここから一ヶ月、地獄の日々が始まりました)
ことり(例えるならそう、私たちの一年生時代の山登りを一ヶ月に凝縮したような……)
花陽ママ「当然ながら、オフェンスメンバーにもディフェンスは学んでもらいます」
凛ママ「自分は守備だからといって攻撃には関係ないと思ってる人〜?」
凛ママ「試合に出てる以上誰にだってチャンスは来るからな〜!」
花陽(正直自分が攻撃するなんて思ってなかったので、聞くこと知ること全てが新鮮でした)
花陽(まあ攻撃なんて花陽には縁のない話だけど……)
ことりママ「ほんとはもっと早く手助けしたかったんだけど、監督がね……」
真姫ママ「自分たちだけで本戦上がるまではダメだって言うんだから」ハァ
希(ということで、みんなの母親のサポートもありながら練習を重ねていきましたとさ)
希(めでたしめでた……)
絵里(終わらないで!!)
にこ(色々あって……色々あったのよホント……)
花陽ママ「花陽ちゃんにはいち早くその人の特徴を掴む訓練をしてもらいます」
花陽「特徴を掴む?」
花陽ママ「このあいだの試合で見せた【ディフェンス方程式】、あの技の条件はわかるでしょ?」
花陽「その人の情報をできる限り持っていること……」
花陽ママ「でもいつも調べ切れるわけじゃない、データがない人もいる」
花陽ママ「そんな時のための訓練です」
花陽ママ「それと、日常での人間観察も習慣づけること」
花陽ママ「それじゃあ始めましょうか」
花陽「うん!」
真姫ママ「ねえパパみて!真姫ちゃんとサッカーしてきたの!」
真姫パパ「なに…!?それは本当か!?」
真姫「……別に、少し試合しただけ」
真姫パパ「パパともサッカーしに行こう!」
真姫「………練習があるから時間ない」
真姫パパ「あああああぁぁ!!!」ガクッ
真姫、ママ「うるさい」
真姫「そうだパパ」
真姫パパ「どうした?」
真姫「おじいさんから教えてもらって、どうしてもできなかった技があるんだけど……」
真姫パパ「……なんて技だ?」
真姫「【爆熱ストーム】っていう技なんだけど」
真姫パパママ「……!」
真姫「教えてくれない?」
真姫パパ「……すまない真姫、わたしにはわからない」
真姫「教えてもらってないの?」
真姫パパ「ああ……だがきっとお前なら完成させられるだろう、頑張れよ」ポン
真姫「……うん」
絵里「いつのまに日本にきてたの?」
絵里ママ「ついこないだよ」
絵里ママ「そうそう、今日絵里の部屋に泊まるわ」
亜里沙絵里「え!?」ビクッ
絵里ママ「なに?何か不都合でもあるの?」
絵里(亜里沙と二人で暮らしてるのがバレたら……)
亜里沙(追い出される……!!)
絵里ママ「もしかして、一緒に暮らしてること隠そうとしてる?」
亜里沙「………へ?」
絵里「し、知ってたの!?」
絵里ママ「亜里沙を預けてたおばさんが教えてくれたわ」
亜里沙(あの人……!黙っててくれるっていってたのに!!)
亜里沙「怒って……ないの?」
絵里ママ「別に……お金は足りてる?」
絵里「……実は少し厳しいかも」
絵里ママ「そ、じゃあもう少し入れとくわね」
亜里沙絵里「…………」
亜里沙絵里「〜〜〜!!」ウ〜〜!!
ダキッ!!
絵里ママ「ちょ、ちょっとなにして……!」
絵里「今日はお母様の料理が食べたいわ!」
亜里沙「亜里沙も!」
絵里ママ「……ハァ、それじゃあ買い物に行きましょうか」
絵理亜里沙「フフフ!」
希「お母さんはどれくらいこっちにいるの?」
希ママ「明後日には帰ろうと思ってるけど」
希「なら明日は一緒にどこか行かない?」
希ママ「いいわね!一度そういうのして見たかったのよ」
希ママ「それで今日泊まるところなんだけど……」
希ママ「希ちゃんのお部屋に泊めさせてもらおうかしら」
希「うん、大丈夫だよ!」
希ママ「久しぶりにお風呂一緒に入りましょう!」
希ママ「その膨よかな胸をワシワシと……!」ワキワキ
希「さ、触られるのは勘弁してほしいかなぁ……」
希ママ「あらあら、恥ずかしがり屋さんなのね」
希「そういう問題じゃない!」
希ママ「あ、ちょっと待ってお酒を買って……」
希「ダメ」
希ママ「い、一本だけ…」
希「ダメ」
希ママ「そ、そんなぁ〜……」ショボン
希「今日は……」
希ママ「?」
希「私の友達の話、いっぱい聞いて欲しいから……」ニコッ
希ママ「ぐはっ……!!!」ガクッ
希「ちょ……だいじょうぶ!?!?」バッ
希ママ「かわいい……」
希「え?」
希ママ「うちの子がかわいくて辛い……」ガクッ
希「………」ペイッ
希ママ「いや〜ん!」ドサッ
真姫ママ「あら、あなたが小悪魔ちゃんね」
にこ「こ、小悪魔?にこが…?」ソワソワ
真姫ママ「あの人の高校生時代とそっくりだわ」
真姫ママ「よく言ってたの、にっこにっこにー!ってね」
にこ「マ……お母さんも言ってたんですか!?」
真姫ママ「子供ができたら絶対にこって名付けてこれを教えるんだって」
真姫ママ「笑顔の魔法なんだって言ってね」
にこ「ママ……」
真姫ママ「あなたはきっと、お母さん以上に強くなれるわよ」
にこ「が、頑張ります!にこ!」
にこ(そういえば、ママが必殺技使うとこ見れなかったわね…)
本選まであと約一ヶ月のある日の部室
花陽「うわ〜、先生に呼び止められて遅れちゃった……」ガララ
花陽「みんなもう練習始めちゃってるよね」
花陽「私も早く行かないと……」ヌギヌギ
ピキィ
花陽「うぐっ……」
花陽「……やっぱり筋肉痛すごいなぁ……」
花陽「……よし、頑張ろう!」パンッ!
ガララララララ
凛「あ!かよちん遅いにゃ〜」
花陽「凛ちゃん!ごめんね、すぐ行くから」
凛「待ってるにゃ〜!」
凛「えーっと……」キョロッ
花陽「どうしたの?」
凛「ちょっと足挫いちゃって……」あはは
花陽「た、大変!!早く座って!テーピング……!」バタバタ
凛「だ、大丈夫!自分でできるから!」
花陽「お菓子と…えーっと、はい!飲み物と……ゲームもいる!?」バタバタ
凛「落ち着いてってばぁ!!」
自宅
穂乃果ママ「……ねえ穂乃果」
穂乃果「なぁに?」
穂乃果ママ「穂乃果は初めて【マジン・ザ・ハンド】を出した時、どんな感じだったの?」
穂乃果「どうしたの急に……?」
穂乃果「えーっとね」うーん
穂乃果「………みんなからパワーが集まってきて、それをボールにぶつける感じ……だったかな?」
穂乃果「2回めからはなんとなくブワッと……」
穂乃果ママ(なんとなく……か)
穂乃果ママ「……ひとつだけわかってることがあるの」
穂乃果「なに?」
穂乃果ママ「あなたの必殺技、【マジン・ザ・ハンド】は………」
「まだ完成していない」
穂乃果「……え?」
穂乃果「ど、どういうこと?未完成って……」
穂乃果ママ「そのままの意味よ」
穂乃果ママ「仲間の力が集まって来て………それは間違ってない」
穂乃果「じゃあ……!」
穂乃果ママ「……本来それができるのはごく一部の人のみ」
穂乃果ママ「普通はみんな、自分の力しか使うことはできない」
穂乃果ママ「でもあなたは周りの力を自分の力に変換する、天性の才能があった」
穂乃果「天性の……才能?」
穂乃果ママ(カリスマ性かな………我が子ながらあっぱれ!)
穂乃果ママ「だからこそ落ちてしまった落とし穴」
穂乃果ママ「足りない最後の1ピース」
穂乃果ママ「それは……」
穂乃果「………それは?」
穂乃果ママ「………」
穂乃果ママ「……じゃあ頑張りなさい」スタスタ
穂乃果「ちょ…!答えは!?」バッ
穂乃果ママ「自分で考えなきゃ意味ないでしょ?」スタスタスタ
穂乃果「………」〜〜〜!!!
穂乃果「これじゃあ今日眠れないよぉ〜!!」
穂乃果(でも、お母さんの技はなんていうか……凄みがあった……)
穂乃果(私の【マジン・ザ・ハンド】には無いような……凄みが)
穂乃果「……….」
パンパン!
穂乃果「……よし!がんばる!」ヒリヒリ
穂乃果ママ(あなたならきっと、私がたどり着けなかったところまでたどり着けるわ………)
穂乃果ママ(……頑張りなさい)
地の分うまくなりたい