前回のお話で書き忘れがあった乾電池です
これの一個前のお話の最後の方に二つぐらいお話を入れるの忘れてました
ぜひ戻って見てみてね
お手数おかけします
凛ちゃんと花陽ちゃんがわちゃわちゃしてるとこからです
学校放課後
キーンコーンカーンコーン
先生「それではみなさんさようなら」
さよーならー!
絵里「ん〜〜〜……!」ノビー
希「えーりち!お疲れさん!」
希「眠たそうやけど大丈夫?」
絵里「あ、希、ごめんなさい……最近疲れがたまってて……」
希「もーしっかりしてよ?大会も近いんやから」
絵里「ふふ、わかってるわ。練習行きましょうか」
希「あー……えりち?」
絵里「なぁに?」
希「ちょっと寄り道していい?」
絵里「?」
校舎裏自動販売機前
絵里「どうしたの?こんなところで」
希「えりち………」
絵里「?」
真姫(う〜〜眠い……)テクテク
真姫(飲み物でも買って目覚まさないと…)テクテク
真姫(……!あれは……)ピタッ
真姫「絵里と希?」
絵里希 スタスタ
真姫「自動販売機の方に行っちゃった……」
真姫(なにかコソコソしてたような……?)
真姫「ちょうどいいしついて言って見ようかしら」
真姫「………」
真姫「海未みたいになってきてる気がする……」
真姫(居た……何か話してる……)サッ
希「えりち………」
希「氷の女王って………なに?」
絵里「……!」
真姫(………!)
真姫「…………」
真姫「氷の女王……か」
絵里「……どうして、それを?」
希「うちが知ってるのは、えりちがサッカーやってたっていうからネットで少し調べた内容だけ」
希「ロシアに突如現れた期待の新星、クールな目つきと氷の技が特徴的な将来を期待された選手」
絵里「………」
希「もしそれだけなら……」
希「亜里沙ちゃんがあんな風に言うはずない……」
絵里「……!!」
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亜里沙「氷の女王だったくせに……」
絵里「……昔の話よ」
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絵里(試合の時……聞かれてた……?)
希「お願い……教えて、えりち」
絵里「………」フゥ
絵里「……わかったわ」
希「………」ゴクッ
希(もし……えりちの過去に暗いものがあるなら……)
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希「えりちな、氷の女王って呼ばれてたんよ」
絵里「ちょ、ちょっと…!」
希「氷の女王復活やね」
絵里「ちょっ……やめなさい!!」
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希(うちは……)
希(どれだけ残酷なことを悪びれもせずに言っていたのか………)
真姫(絢瀬絵里)
真姫(小学四年生からサッカーを始めるも、メキメキと才能を伸ばし、すぐに将来を期待されるほどの選手となった)
絵里「でも、ずっとバレエばかりやってきたからか、もともとの性格なのか………」
真姫(絵里は極端にチームプレイが苦手だった)
真姫(レベルの低い相手ならまだしも、強い相手にそれは致命的だった)
絵里「私は……次第にワンマンプレーが増えていった」
真姫(はじめのうちはチームはなにも言わなかった……けど)
絵里「だんだんと煙たがられるようになって……」
絵里「中学3年の夏、サッカーをやめたわ」
絵里「チームは……私のワンマンプレーのせいで負けた」
絵里「それから……」
真姫(生まれ持った鋭い目つき、自分勝手なわがままプレイ、氷の技、それらを踏まえ……)
絵里「侮蔑の意味も込めてこう呼ばれた」
絵里真姫「(氷の女王……と)」
希「……!!」
希(ウチ………最低やん……)
希(人の感情を読みとるのは得意やと思ってた……でも……)
希(なにも見えてなんてなかった……)
絵里「……」
希「えりち……ウチ……」
希「………ごめんなさい」ペコリ
絵里「希……」
希「………なにもわかってなかった」
希「ちょっとだけ調べただけで全部知った気になって………」
希「ほんとに………ごめん」
絵里「…………」
ふふふ
希「…えりち?」
絵里「ふふ……ふふふふ……」
絵里「あっははは!!」
希「え、えりち……!?」
希「ま、まさか………!」フルフル
絵里「ご、ごめんなさい……しおらしい希って新鮮で……!」フフフフ
希「そ、それで……さっきの話……!!」
絵里「ああ、さっき話したのは事実よ」ふふ
希「あ……そう……」シュン
絵里「ふふ……んふふふ」フルフル
希「……もう!なんで笑うん!!」
絵里「だって……あなたがいたから私はまたサッカーを始めようと思ったんだから」
希「……へ?」
絵里「あなたのおかげで………氷の女王は」
絵里「私にとって苦しいものじゃなくなった」
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3年生初め
希「えりち〜、帰ろ〜!」トテトテ
絵里「ええ、行きましょう」ガタッ
希「さっくら〜もち〜、さっくら〜もち〜、もっちもっちもっちもっちかっしわ〜もち〜」テクテク
絵里「なにその歌?」クスクス
希「うちが作ったお餅の歌!」
絵里「またバカみたいなことして……」
ぐぅ〜〜
絵里「………」
希「………」
絵里「お腹すいちゃった…….」
希「もう、えりちってば」
希(あああ〜〜えりちかわいいなぁぁ〜〜!!!)
希「帰りパフェでも食べよっか!」
絵里「ええ」
〜〜〜……
絵里「あら?何か声が……」
希「えりち、そこ職員室やで?」
絵里「いや、何か真剣な声が聞こえたから……」ソー……
絵里「……え?」
希「なになに?」グッ
絵里「ちょっ……!希、重たい!」ヒソヒソ
希「なっ…!レディに対して重たいはあかんやん!?」ヒソヒソ
絵里「レディはお餅の歌なんて歌わないわよ!!」ヒソヒソ
希「いまそれいうん!?」ヒソヒソ
絵里「……!」グラッ
希「あっ……」グラァ
ドシーーン!!
絵里「い……たたた」
希「もう、大丈夫?」よっこいせっ
「貴方達なにしてるの!!」
希「あーあ……」
絵里「ち、違うんです!たまたま通りがかったというか……」アワアワ
希「そ、そうです!盗み聞きなんて全く……」ワタワタ
絵里「そうです!廃校なんてこれっぽっちも……」
希「え」
絵里「あ」
先生 はぁ
希「はぁ〜……まさか廃校なんてなぁ」テクテク
希(初めて入学から卒業までまともに終われると思ったのに……)
絵里「……まだ決定じゃない」
希「へ?」
絵里「理事長は!」
希「き、今日は用事でもう帰ってこないと思うけど……」
絵里「ぅ〜〜!」
希「あ、でも……」
絵里「なに!?」
希「理事長の娘さんならいるはず」
絵里「どこに!」
希「確か……サッカー部」
絵里「……サッカー」
希「あれ〜?氷の女王さんの血が騒ぐ?」ニヤニヤ
絵里(氷の女王……)ギュッ……
絵里「……なんでもないわ、その子のところに行きましょうか」ザッ
コロコロ……
絵里「サッカーボール……?」
希「あの子らが使ってるやつかな」
絵里(一年生の頃から試合にも出れない人数で毎日練習してる三人組……)
絵里(……変人……)
希「えりち!少し遊んでいかん?」
絵里「……そんなことしてる場合じゃないでしょ」
希「まあまあ、いま体験入部の最中みたいやし邪魔したらあれやん?」
希「ちょうど二人とも運動靴やし」
絵里「……少しだけよ」上着脱ぎ脱ぎ
希「よーし!」上着脱ぎ脱ぎ
希「ほっ!」ドッ
絵里「……」タッタッタッ
トッ
希「あれ〜?まっすぐ飛ばんなぁ……」
絵里「相手の方向に送り出すように蹴るのよ」ドッ
希「おー!まっすぐきた!」トッ ポロッ
希「おっとっと」トッ
絵里(相手の方向に送り出すように……か、どの口が言ってるのかしらね)
希「はっ!」ドッ
絵里「……!」トッ
希「まっすぐ行った!」
絵里「……ふふ、やるじゃない」
希「えっへん!」ドヤァ
絵里(パスができただけで……)
えり『えい!』ドッ
『ナイスパス!』
えり『えへへ!』
絵里「………」
「………りち」
「……えりち」
希「えりち!」
絵里「……!」ハッ
希「早くボールちょーだい!」
絵里「……ええ!」ドッ
希「……よいしょ!」トッ
希「止めれた!!」
絵里「………ふふふ」
希「あ……!今絶対バカにした!」
絵里「ふふ、ごめんなさい」
希「もー!」プンプン
絵里「………」
希「えりち?」
絵里「希」
希「?」
絵里「一緒にサッカー部入りましょうか」
希「ほ、ほんとに!?」
希(えりちの本気のサッカー見れるかも……!)
絵里「あ、やっぱりあのサッカー部の子達が、『サッカーで廃校を阻止する!』とか言いだしたら入りましょうか」
希「それどんな確率!?」
絵里(もし……もし私がサッカー部に入ったら)
絵里(あなたとサッカーをすることができたら……)
絵里「……ふふ」
希「絶対入る気ないやん〜!!」
絵里(また……思い出せるかしら)
絵里(楽しかったあの時を)
穂乃果「よーし!穂乃果達で廃校を阻止しよう!」
絵里「!」
絵里(……神様が……やれって言ってるのかしら)
絵里(……あと隣の希がすごく腹たつ……)
希 ニヤニヤニヤニヤ
希「えりちな、氷の女王って呼ばれてたんよ」
絵里「ちょ、ちょっと!!」
絵里(……?いつものモヤモヤがない……?)
絵里(……ワクワクの方が強いみたい)
絵里(はじめてのシュートチェイン、仲間との連携………)タッタッタッ
希『えっへん!』ドヤァ
希『止めれた!!』
絵里「……ふふ」
絵里「みんなでやるサッカー、か」
絵里「……」
絵里「吹き荒れろ………」
パキパキパキパキ
希「氷の女王復活やね!」
絵里「ちょ、やめなさいよ!」
絵里(いつもみたいな嫌な感じじゃない……くすぐったいような…….)
絵里「………」
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希「………」
絵里「あの日……あなたとボールを蹴りあって、私の中で何かが変わった」
絵里「今私がこうやってサッカーできてるのはあなたのおかげよ、希」
絵里「ありがとう」
希「………違うやん」
希「ウチ、謝ろうと……え?」
絵里「ふふ、今日は珍しい希がいっぱいね」
希「……もう!からかわんといて!」
真姫「………もういいかしら?」
絵里「あら、真姫じゃない、どうしたの?」
真姫「眠たいから飲み物を買いに来たの」
絵里「私たちも眠気覚ましに来たのよ、あたたかくなって来たから眠たくって……」
希「や、やんなぁ〜、これだけポカポカ陽気やとどこでも寝れそう……」スヤスヤ
絵里「ちょ、ちょっと希!?練習始まるから!ちょ………起きなさい!」ググググ
希「ん〜、もう食べれない」スヤスヤ
絵里「希〜〜!!」
真姫「………」
真姫(さっきの話の内容が全てだと思ってた……)
真姫(暇つぶしにロシアのサッカーチームのブログを見るまでは……ね)トトトッ
ピッ
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ロシアサッカーU18代表ブログ
みなさんこんにちは、寒い日が続きますね
もうすぐ始まる世界大会、もうドキドキしっぱなしです
みなさんの期待に応えられるよう、頑張りたいと思います
話は変わりますが……
試合の日が近づくといつもある女の子を思い出します
小学校から中学3年生まで一緒だったんです
その子はとても可愛くてサッカーが上手でした
メディアにも取り上げられてたんじゃないかな?
同じチームでプレイするのはとても楽しかったのですが、少しづつ違和感を覚えて来ました
彼女があまりパスを回さなくなったのです
理由はわかっていました
彼女は、いわゆる連携が苦手でよくミスをしていました
個人技はすごかったのですがチームプレーが苦手だったようです
彼女も申し訳なさそうに私たちに相談していました
私たちは特に気にしていませんでした
彼女自身の人柄や、日頃の行動から、悪い子ではなかったからです
でも、次第に………なんというか、彼女の纏う空気が冷たくなった気がしたんです
みんな少しずつ彼女と距離を取るようになってしまいました
最後の大会、敵はとても強かったです
唯一対抗できたのがその子だけでした
その子はディフェンスとオフェンスを行ったり来たりして、何人分ものカバーをしていました
みんなボールを取るとその子に回しました
彼女は何度も倒され、傷だらけになりながらも、チームのために走ってくれました
が最終的には負けてしまいました
一点差でした
もし彼女がいなければ目も当てられないほどの結果になっていたでしょう
私たちは尊敬と感謝の意を込めてある称号を彼女に送りました
【氷の女王】と
ところが、私たちのチームの親や周りの人が、傍目にはその子のワンマンにしか見えない試合に怒りを覚え、有る事無い事を言いふらしました
チームがお前を嫌っているだの
お前のワンマンのせいで負けただの
心優しい彼女はそれらの言葉を全て真実として受け止めてしまいました
その子は中学卒業後、ロシアを発ちました
最後に聞いたことがあります
「サッカー、つづけるよね?」
彼女は
「サッカーはもうしない、迷惑かけてごめん」
とだけ返してくれました
私たちがいくら誤解だと言っても彼女は信じてはくれませんでした
ただ謝るばかり、ごめんねと
せめてこちらに怒りを向けてくれればいくらか気は楽になったのに
最後に
「一緒にサッカーできて楽しかったよ!!」
と大声で叫んでも、帰って来たのは
「ごめんなさい」
と、一つのお辞儀だけでした
悲しかったです
彼女にこれほど他人行儀に頭を下げられたのは、小学校から思い出しても初めてでした
私たちがずっとプレイしてきたあの時間、一緒に笑いあって、喜んで、泣いて、悔しがったあの日々全てが
彼女にとっては思い出したくない過去に変わってしまったのです
彼女をそんな風にしてしまったのは私たちの実力不足が原因でした
私たちはその日から必死で練習して、今は国のU18の代表になることができました
それでも、彼女への仕打ちを考えると胸が苦しくなります
…………ところが、最近サッカーで調べていたら面白いものを見つけたんです
なんだと思いますか?
ふふふ、実はですね……
その友達が……日本に行った、我らが【氷の女王】がまたサッカーを始めていたんです!!
もう昔よりはるかに綺麗になってモデルさんのようです!
それにあの笑顔!
あの頃と何も変わっていません
今彼女は高校三年生
二年、間が空いたようですが、また戻って来てくれました!
中学時代の友達にこのことを知らせるとみんな大喜びしてました
国は違えど、同じ空の下であなたを見守っています
ハラショー!ちょっとキザだったかな?
ではこれにてさようなら!
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真姫「………」ピッ
真姫(私も……少し調べただけで全部知った気になってたみたいね)
絵里「ぜー……はぁー……」ヨロヨロ
真姫「絵里、私に任せて」
希 クカー…….クカー……
真姫 イラァ……
ツマミ
希「………ッ」
希「………」
希「…ッ!!」モゴモゴ
希「ぶはーー!!」ガバッ
真姫「おはよう」
希「死ぬやん!!」
真姫「そうね」
希「冷たい!!」
真姫「ほら練習始まるわよ」
希「もぉー……」ググググッ!
希「っはぁー……」ダラン
真姫「それと絵里」
絵里「な、なに……?」ハァ……ハァ…
真姫「たまには気晴らしに母国のサッカーチームのブログでものぞいてみなさい」
絵里「?」
真姫「………何でもないわ」スタスタ
希「真姫ちゃんまって〜!」ガバッ
真姫「ヴェェェェ!?」ググッ
真姫「重たいのよ希!」
希「レディ対して重たいはあかんやん!?」
真姫「レディは人前でぐーすか寝たりしないわよ!」
希「今それ言う!?」
絵里「………デジャブ?」
絵里宅
絵里「まったく、一体なんだっていうのよ……」カチカチ
カタカタカタカタカタカタ
絵里(ロシア、サッカー………ブログ、と)タターン!
カチカチ
絵里「あった…」スー……(スクロール)
絵里「こんなの見て何か気晴らしになるのかしら……」スー……
絵里「えーっと?」
絵里「………」
絵里「へぇ、可愛い子がサッカーをしてた……」
絵里「ワンマンが増えて……」
絵里(ワンマン……私みたいね)
絵里「最後の大会、相手チームが強くて………」
絵里(そう、あの時の相手もとても強かった……)
絵里「一点差で負け……」
絵里(もっと私が強ければ……)
絵里「………」
絵里「にしてもなんだか親近感湧いてくるわね、この子」
絵里「なになに?」
絵里(………私たちは尊敬と感謝の意を込めてある称号を彼女に送りました)
絵里(ハラショー!この子は幸せ者ね)スー……
【氷の女王】と
絵里「…………」
絵里「は?」
絵里「え、どうして………?」
絵里「氷の……え?」
絵里「ここに書いてるの……私?」
絵里「…………」
絵里「も、もう一度初めから……!」カチカチ
絵里「…………」スー……
絵里「………」スー……
絵里「……ッ…」スー……
絵里「……ぁ……」ウルッ
絵里「……うそ……」ウルウル
絵里「うぅ………ぁあ……ッ!」ポロッ
絵里「ああぁぁ……!!」ポロポロ
私たちがずっとプレイしてきたあの時間、一緒に笑いあって、喜んで、泣いて、悔しがったあの日々全てが
彼女にとっては思い出したくない過去に変わってしまったのです
絵里(全部……覚えてる……)ゴシゴシ
絵里(ゴールを決めてみんなで抱き合ったことも……)
絵里(夏にアイスを食べながら冗談を言い合って帰ったことも……)ウルッ
絵里(試合で負けて、泣きながらみんなでご飯食べたことも………)ポロポロ
絵里(思い出したくないわけ………ないじゃない)ポロポロ
絵里「あぁ………ぅぐっ……」ヒック
絵里「みんなぁ………」グスグス
絵里「………!」
絵里「そうだ……確か…….」ガサゴソ
カサッ
絵里(ケータイを変えた時、どうしても消し切ることのできなかった……)グスッ
絵里(みんなの……電話番号)
絵里「………」グッ
ガチャ
亜里沙「おねーちゃん、ご飯冷めちゃう……」
ピッ
絵里「も、もしもし?」
『……どなたですか?』
絵里「あ、あの……」
絵里「えっと………」
『……イタズラなら』
絵里「ま、待って……!」
スゥ………ハァ……
絵里「……絵里……です」
亜里沙「………」
パタン
亜里沙「……まあいっか」
亜里沙「どれだけ冷めちゃったとしても……」
絵里「うん、うん、ブログ……読み……読んだ」
絵里「……うん、久し……ッ……!」ウルッ
絵里「うん……うん……」ポロポロ
絵里「……………」
絵里「ーーー!」ブワッ!
絵里「……あり……がとぉ……」ポロポロ
亜里沙「何度だって温められるんだから」
これを読んだあなた、しっかり前話の最後に編集で入れたお話を読みましたか!?
載せ忘れた私が言うのもなんですが読んでくださいね!!