ラブライブ×イナイレ「〜11人の女神の奇跡〜」   作:乾電池

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久しぶりに食べたカプリコは思い出の味がしました乾電池です

ドロドロでした




「私たちはそんなに頼りないですか?」

 

 

 

 

 

 

 

医務室

 

ガチャッ

 

穂乃果「凛ちゃん元気ー?」

 

凛「見てたよみんな!勝ったんだね!」

 

にこ「あったりまえじゃない、私を誰だと思ってるのよ」ファサァ……!

 

凛「にこちゃんがアワアワしてるとこもバッチリ映ってたにゃ」

 

にこ「うぐっ……!」ゴンッ

 

真姫「それで、どうなの?具合は」

 

凛「そ、それが……」チラッ

 

医務室の女性「試合なんてダメですよ、走るのも控えてください」ブッブー

 

絵里「そ、それじゃあ次の試合は……!」

 

女性「次ってことは来週よね?」

 

女性「んー……ダメかな?」

 

絵里「そんな……」

 

女性「もし決勝まで行けたら治ってる頃だと思うから、それまでの辛抱よ」フフ

 

みんな「………」ッ……

 

にこ(凛無しで準決勝……)

 

海未(ディフェンス、オフェンス面でかなりの戦力ダウンですね……)

 

花陽(……私が…無理にでも止めてれば)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「お願いします、試合、出たいです」

 

海未「凛……」

 

花陽「凛ちゃん……」

 

女性「ダメよ」

 

凛「どうしても……ですか?」

 

女性「選手を守るのが私の役目、どうしてもよ」

 

凛「……」ギュッ

 

みんな「………」

 

「凛ちゃん」

 

凛「?」クルッ

 

凛「…!」

 

凛「………ことりちゃん……?」

 

ことり「……」

 

海未「ことり……?」

 

ことり「……メイド喫茶でした約束……覚えてる?」

 

凛「……なんでも言うこと聞くって言ったこと?」

 

ことり「うん、今使うね」

 

凛「……」

 

ことり「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり「私たちを信じて……まってて」

 

凛「………っ!」

 

ことり「絶対勝つから」

 

凛「………」

 

凛「……うん」コクリ

 

ことり「ありがとう凛ちゃん」ニコッ

 

凛「……」

 

凛「みんな」

 

凛「………ごめんなさい」ペコッ

 

絵里「……凛…」

 

凛「みんなに怪我してたこと黙ってて……」

 

みんな「………」

 

凛「………でも」

 

凛「凛がいなくてもみんななら次も絶対大丈夫だろうし……」

 

にこ「……は?」

 

凛「次の試合もいつも通りみんなで……」

 

にこ「ねえ」

 

凛「凛、ベンチから応援して……!」

 

にこ「希」

 

希「あいあいさー!」ガバッ!

 

凛「な、なに…!?」アワアワ

 

希「ワシワシMAXー!!」ワシワシー!

 

凛「なんで!?なんで!?」

 

凛「いにゃぁぁぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「はぁ……はぁ……うぅん…」ビクビク

 

希「またつまらぬものを揉んでしまった」ワキッ

 

凛「ひどいにゃぁ!!」ゴーン!

 

にこ「あんたがバカなこと言うからでしょ」

 

にこ「……早く怪我治して戻ってきなさい」

 

にこ「みんな待ってるんだから」

 

凛「にこちゃん……」

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「何か悪いものでも食べた?」

 

にこ「……」イラァ

 

ゴチンッ!!

 

凛「おぐぅぅ……!!」シュゥゥゥ……

 

ことり「うわぁ、痛そう」

 

凛「頭が……頭がぁぁ!!」

 

穂乃果「ちょっと!凛ちゃんの頭が悪くなったらどうするの!?」

 

真姫「……もともとそれほど良くない……」

 

凛「………」ガクッ

 

海未「やめましょう、もう凛のライフはゼロです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰り道廊下

 

海未「……真姫」

 

真姫「なに?」

 

海未「わからなければそれで良いのですが、凛のケガについて……」

 

海未「あれは……」ごにょごにょ

 

真姫「…ええ、たしかに」ごにょごにょ

 

海未「なるほど、やはりでしたか」

 

海未「ありがとうございます」

 

真姫「……別に」クルクル

 

真姫(……凛、ご愁傷様)

 

 

 

 

 

 

 

帰り道

 

海未「この時間になってもまだ明るいですね」テクテク

 

花陽「夕日が綺麗だね〜」テクテク

 

花陽「今日は穂乃果ちゃんたちとは帰らないの?」

 

海未「穂乃果はクレープが食べたいと一足先に帰ってしまいましたから」

 

凛「珍しいにゃ〜、いつもみんなで食べて帰るのに」

 

凛「よいしょ……っと!?」グラッ

 

花陽「ほっ!」ガシッ

 

花陽「大丈夫?まだ松葉杖慣れないみたいだね」

 

凛「ありがとうかよちん!」

 

海未「凛、こちらに行きましょう」

 

花陽「こっち?」

 

凛「あ、ごめんかよちん」

 

凛「凛、海未ちゃんとちょっと約束があるからここで……」

 

花陽「……そっか!バイバイ凛ちゃん海未ちゃん、気をつけてね!」

 

海未「はい、気をつけて帰ってくださいね」

 

凛「ばいばーい!」ブンブン

 

凛「ぅわっ……!」グラッ

 

ガシッ

 

凛「あ、ありがと海未ちゃん…」

 

海未「松葉杖つきながら全力で手を振る人がいますか……」ヤレヤレ

 

凛「ごめんごめん……」

 

凛「で、どこ行くの?」

 

海未「すぐそこですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄塔広場へ続く階段

 

海未「はぁ……はぁ……」ザッ…ザッ…

 

凛「海未ちゃん、やっぱり凛自分で歩くよ?」

 

海未「いえ、私がここにしようと言ったのですから……!」ググッ

 

海未「なんの……これしきぃ……!!」ググググッ

 

 

 

 

 

 

凛「っと!」スタッ

 

凛「ありがと海未ちゃん!」

 

海未「い、いえ………」ゼェ……ゼェ……

 

海未「それより………何か聞こえませんか?」

 

凛「何か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシィ!ドコォ!!ドサッ、ズザザザザザ!!

 

 

 

凛「聞こえる……」

 

凛「もしかして………喧嘩!?」

 

凛「ま、まずいよ……逃げないと」アワアワ

 

海未「……ふふ、ついて来てください」スタスタ

 

凛「そっちは音がしてる方だよ……!」ヒソヒソ

 

海未「大丈夫ですから」

 

凛「うぅ〜〜……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「ここです」

 

凛「……すぐ近くで音が聞こえるにゃ……」

 

海未「この物陰から覗いてみてください」

 

凛「一体何が…………」ガサッ

 

凛「…………え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ふんんん!!!」ズザザザザザ!!

 

凛(ほ、穂乃果ちゃん!?)

 

穂乃果「ぜっ……ぜっ………」

 

穂乃果「……んっ……!」ブンッ

 

フワッ

 

ゴォォォオ!!!

 

ドゴォォ!!

 

穂乃果「うわぁぁ!!」ドサッ

 

凛「穂乃果ちゃ……!」ガサッ

 

ガシッ

 

海未「………」フルフル

 

凛「……なんで……」

 

ブラン……ブラン………

 

穂乃果「はぁ……はぁ……」

 

穂乃果「…………」

 

穂乃果「………ぅ……」ウルッ

 

凛「!」

 

穂乃果「わかんないよぉ……」ウルウル

 

穂乃果「強くもなれないし、みんなには当たっちゃうし……」

 

穂乃果「もうやだぁ……」ポロポロ

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「…………うそ」

 

凛「穂乃果ちゃん、今日……クレープ食べるって……」

 

凛「それに……あんな弱気な穂乃果ちゃん初めてみた」

 

海未「あそこまでは私も初めてです」

 

海未「最近は練習の後も暗くなるまで練習してるんですよ」

 

凛「でもあんな無茶な練習……」

 

海未「私も初めから見ていたわけではありませんが……それはひどいものでしたよ」

 

海未「吹き飛ばされるのは当たり前」

 

海未「なんども転がされて、怪我をしなかったのは奇跡だったと思います」

 

凛「じゃあ何で……!」

 

海未「昔から……口癖だったんですよ」

 

凛「口癖?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ほのか「やるったらやる!!」

 

ことり「さすがにまだむりだよぉ……」

 

うみ「りふてぃんぐみんなで20回なんて……」

 

ほのか「やるったらやるの!ほらいくよ!」ドッ

 

イーチ!ニーイ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり「……18!」ドッ

 

ほのか「いけるようみちゃん!」

 

うみ「…はい!」タタッ

 

うみ「……19!」ドッ

 

うみことり「あっ!!」

 

ポーン

 

ことり(ボールが変なとこ飛んでっちゃった……)

 

うみ(あぁ……私のせいで……ごめんなさいほのか……)ウルッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「てやぁーーー!!!」ズザザッ!

 

うみ「ほのか!?」

 

ことり「それはむちゃだよぉ!!」

 

ほのか(…届く!)

 

トッ

 

ほのか「うぶぇぇぇ……!」ズザザッ……

 

 

 

 

 

 

 

 

うみ「大丈夫ですかほのか!」タッタッタッ

 

ほのか「えっへへ!届いたよ!20回!」

 

ことり「うん!できたんだね、ほのかちゃん!」

 

うみ「う……うぅ……」ポロッ

 

ほのか「う、うみちゃん!?」

 

うみ「よかったです〜!」ダキッ

 

ほのか「ど、どうしたの?」

 

うみ「私が……へんなとこに…ヒック!……けとばしたから……うぅ……」ウルウル

 

うみ「ほのかがとりに……けが……あぁぁぁ!!!」ポロポロ

 

ほのか「??」

 

ことり「じぶんがけっちゃったボールをとりにいったほのかちゃんがけがするのがこわかったんだって!」

 

うみ「ほ、ぼのががぁぁ!!しんだらどうじようっでぇぇぇ!!!」ポロポロ

 

ほのか「………」

 

ほのか「うみちゃん!!」

 

うみ「……はい…?」ピタッ

 

ほのか「ほのかはおっきくなってもふたりとさっかーするの!かってにしなせちゃだめ!」

 

うみ「……ふふ、ほのからしいですね」

 

ほのか「それより20回だよ20回!!」

 

うみ「はい!すごいです!」

 

ほのか「えっへへへ!」

 

ほのか「だからいったでしょ?」

 

ほのか「やるったらやるって!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

(泣いてるシーンを海未ちゃんはカットして話しています)

 

 

凛「昔から穂乃果ちゃんは穂乃果ちゃんだったんだね……」

 

海未「あのタイヤに転がされていた時もよくいってました」

 

海未「やるったらやる……絶対諦めない、と」

 

凛「………」

 

海未「しかし」

 

凛「?」

 

海未「ここ最近は聞いていないんです」

 

海未「あの魔法の言葉を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「どうして?」

 

海未「わかりません、だから直接訳を聞こうかと思いまして」

 

海未「凛はここに居てください」ガサッ

 

凛「ま、まって!」ガシッ

 

海未「凛……?」

 

凛「………本当にいいの?」

 

凛「あそこにいる穂乃果ちゃんは多分……」

 

凛「みんなに見せたくない穂乃果ちゃんなんじゃないかな」

 

海未「……私もそう思います」

 

凛「なら……!」

 

海未「そう思って……見守って来ました」

 

海未「しかし日に日に……悪くなっているんです」

 

凛「悪く?」

 

海未「今日の出来事、覚えてますね?」

 

凛「点決められた後のこと?」

 

海未「はい、今まで溜まっていた元が溢れてしまったのでしょう」

 

凛「あの後雪穂ちゃんに声かけたりゴール止めたり、普通にプレイしてたけど……」

 

海未「私も踏み込むのは悪いと思い、一言言いました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「相談に乗りますよ、と」

 

海未「私でなくても良かったんです、誰でも相談してくれれば」

 

凛 チラッ

 

穂乃果「うぅ……ぁ」ポロポロ

 

海未「あれほど追い込まれるまで放ってしまった……」

 

海未「頼ってくれると信じていたのに……」ギュッ

 

凛「海未ちゃん……」

 

海未「これは、私の責任でもあるんです」

 

凛「………」

 

海未「………行ってきます」ガサガサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果(どうすればいいんだろう……)

 

穂乃果「………」ポロポロ

 

穂乃果(吐き気がする……)

 

ザッザッ

 

「最近よく曇ってますが、今日は一段と曇り空ですね」

 

穂乃果「!?」ガバッ!

 

海未「……隣、いいですか」

 

穂乃果「海未ちゃん……」

 

穂乃果「……!」ゴシゴシ

 

海未「……….」スッ

 

ストンッ

 

穂乃果「…………!」

 

穂乃果(いつも砂の上になんて絶対座らないのに……)

 

海未「………」

 

海未「綺麗な夕焼けですね」

 

穂乃果「……さっきは曇り空って言ってなかった?」

 

海未「太陽が陰ってしまっていたので……」

 

穂乃果「?」

 

海未「こっちの話です」

 

穂乃果「ふふ、なにそれ」

 

海未「…………」

 

穂乃果「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「怖いんだ」

 

海未「………」

 

穂乃果「みんなすごく上手になってる」

 

穂乃果「真姫ちゃんと絵里ちゃんは言わなくてもだし」

 

穂乃果「希ちゃんと凛ちゃんは入部してから始めたなんて信じられないくらい上手になってるし」

 

穂乃果「ことりちゃんなんて、ザ・女の子って感じなのにサッカーになるとすごいし」

 

穂乃果「にこちゃんと花陽ちゃんは……まあここも言わなくてもわかるよね」

 

穂乃果「もちろん海未ちゃんもだよ」

 

穂乃果「………」

 

穂乃果「みんなすごいんだぁ……」

 

穂乃果「どんどん走って行っちゃって」

 

穂乃果「穂乃果……ついていけないよ」あはは……

 

海未「………」

 

穂乃果「………ねえ海未ちゃん」

 

海未「………はい」

 

穂乃果「キーパー………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「穂乃果じゃなきゃダメ?」

 

海未「ーーーー………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サァァァァァァァ……………

 

 

 

 

 

 

 

海未(言われた意味がわかりませんでした)

 

海未(頭をガツーンと殴られたような、そんな衝撃でした)

 

海未(あなた以外に誰がいるんですか)

 

海未(私たちのキーパーは……)

 

海未(あなたですよ、穂乃果)

 

海未「…………」

 

海未(そう言ってあげたいのに……声が出ない)

 

海未(あ、私腕を振り上げて……)

 

海未(頭ではわかっているのに止まらない)

 

海未(穂乃果の顔に……)

 

海未(ーーー)

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「ダメに決まってるにゃぁぁあ!!!」ガサッ

 

海未「!?」ピタッ

 

穂乃果「り、凛ちゃん!?」

 

凛「穂乃果ちゃんが辞めたら凛もやめる!」

 

凛「サッカーもみんなも……大好き、だけど……っ…」

 

凛「穂、乃果ちゃんが……」ウルッ

 

凛「穂乃果ちゃんがやめるなら凛もやめる!!」ポロポロ

 

穂乃果「凛ちゃん……」

 

凛「やめるんだからぁぁ……!!」ポロポロ

 

海未「落ちっ……落ち着いてください凛!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「うぅぅ………」ヒック

 

海未「どうしてあなたが一番泣いているのですか……」ガサガサ

 

海未「ほら、チーンってしなさい」

 

凛「ふんんん!!」チーン!

 

穂乃果「どうして二人ともここにいるの?」

 

海未「あなたの相談に乗りに来たのと、凛のお説教です」

 

凛「にゃ!?」ガーン

 

海未「当たり前です」

 

穂乃果「穂乃果の相談はもう大丈夫だよ」

 

海未「……本当ですか?」ジトー

 

穂乃果「本当だよ!ほら、この通り!」マッスル

 

海未「……わかりました」

 

海未「そのかわり、また困ったら誰でもいい」

 

海未「相談してくださいね」

 

穂乃果「了解です!」ビシッ

 

海未「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「凛」

 

凛「ひぅ……!!」

 

海未「こちらへ」

 

凛「にゃ〜……」

 

穂乃果「松葉杖であんなとこまで行ったんだ……早いね」

 

海未「逃げ足はですがね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「………」ちんまり

 

海未「真姫から聞いたのですが、この怪我はついさっきでできる怪我ではないそうです」

 

海未「正直に答えてください」

 

海未「怪我、または違和感はいつからですか?」

 

凛「………多分一ヶ月くらい前……?」

 

海未「多分?」

 

凛「うん」

 

凛「捻ってテーピングして治って来た頃にまた捻って……」

 

凛「最近はほとんど治ってたんだけど、試合前日に家に帰った時また痛くなっちゃって……」

 

海未「花陽は気づかなかったのですか?」

 

穂乃果「花陽ちゃん最近そういうところすぐ気付くよね〜」

 

凛「………口止めしてもらったの」

 

海未「つまり花陽は知っていたのですね」

 

凛「まって、かよちんは悪くないよ!」

 

海未「分かってます、誰が悪いと言いたいわけではありません」

 

凛「よかった……」ホッ

 

海未「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「私たちはそんなに頼りないですか?」

 

凛「え……?」

 

海未「あなたと真姫のお陰で同点に追いつくことができましたが」

 

海未「たった一試合を任せられないほど私たちが頼りないですか?」

 

凛「ち、違うの…!!そうじゃなくて……」

 

海未「なにが違うのですか?」

 

凛「だから……えっと……」

 

海未「今なら別に怒りませんから正直に言ってください」

 

凛「ち、違うって……」

 

海未「凛!!」

 

凛「違うんだってば!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「………っ」ハッ

 

凛「………」

 

海未「…………」

 

凛「多分………穂乃果ちゃんと同じ理由……」

 

穂乃果「穂乃果と?」

 

凛「怖くて………不安なの」

 

穂乃果「……!」

 

凛「……もし凛が……試合に出なくて……」

 

凛「あれ、なんだか今日試合しやすいね」

 

凛「なんてことになったらって……思うと」

 

海未「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「にこと希」

 

凛「?」

 

海未「あなたがよく軽口を叩きあう二人です」

 

凛「あ……」

 

海未「拒絶されるのが怖くて………」

 

海未「みんなに早く溶け込もうとちょっかいをかけていたのでしょう?」

 

凛「………」

 

海未「穂乃果も私と出会った当時、似たようなことをしていました」

 

穂乃果「穂乃果が?」

 

海未「私をわざと鬼にしたり、わざわざからかったりして」

 

海未「ゆっくり、確実に、みんなの輪に入ることができました」

 

凛「………」

 

海未「まああの頃の私からすればやめてほしいとしか思えなかったですが」

 

穂乃果「あはは……」

 

海未「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「凛」

 

凛「?」

 

海未「あなたは音の木坂の……」

 

海未「………」

 

海未「μ'sの一員です」

 

凛「……!」

 

海未「あなたのいないサッカー部なんてありえません」

 

海未「優勝………みんなでしましょう」

 

凛「………」

 

海未「……すみません、上手く話せなくて」

 

凛 ブンブン

 

凛「………嬉しい」ニコッ

 

穂乃果「……凛ちゃん」

 

凛「?」

 

穂乃果「私たちは凛ちゃんとサッカーがしたい」

 

凛「……!」

 

穂乃果「あの言葉……取り消したつもりはないよ」

 

凛「……うん!」

 

穂乃果「よーし!それじゃあ今日はもう帰ろう!」

 

海未「練習は良いのですか?」

 

穂乃果「今日はもういいや!帰ろー!」

 

海未「……そうですね、行きましょうか」

 

凛「ラーメン食べるにゃー!」

 

穂乃果「いいね!あれしよう、アブラマシマシ〜〜ってやつ!」

 

凛「あれは強敵だよ……?」

 

穂乃果「今ならいける気がする!」

 

穂乃果「よし、凛ちゃん乗って!」

 

凛「穂乃果ちゃん号、発進!」ヨイショ

 

穂乃果「あいあいさー!」タッタッタッ

 

海未「走ると危ないですよ!私も行きますー!」タッタッタッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜鉄塔

 

「…………」ウップ

 

「……食べ過ぎた…」

 

「………」グッ

 

ブンッ!

 

フワッ……

 

ゴォォォォォオ………!!!!

 

ドゴォォォォォォォ!!!!!!

 

ズズズズ………

 

「……早く……強くならないと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果宅

 

雪穂「何か冷たいものないかな〜」ガラッ

 

雪穂「……はぁ、お姉ちゃんが私のアイス食べなかったら今頃私が食べれてたのに……ん?」ガサッ

 

雪穂「……こ、これ……!!私の期間限定のアイス……!?」

 

雪穂「なんだあるんだ……」ホッ

 

雪穂「なんでお姉ちゃんあんな嘘………」

 

雪穂「………」

 

雪穂「………」

 

雪穂「………!」ハッ

 

雪穂「………〜〜〜〜!」ググッ

 

 

 

 

 

雪穂「……バカお姉ちゃん」

 

 






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