ラブライブ×イナイレ「〜11人の女神の奇跡〜」   作:乾電池

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梨が美味しい乾電池です

梨イズナンバーワンフルートゥです




第8話「『思いっきり暴れてこい』」

 

 

 

 

試合まで後6日

 

海未「穂乃果、起きてください、練習行きますよ」

 

穂乃果「やったぁぁテスト100点〜」ムニャムニャ

 

海未「それは間違いなく夢ですから早く起きてください」

 

穂乃果「うぅ〜……海未ちゃんがいじめる……」

 

ことり「ほ、穂乃果ちゃん、今日のテストは何点だったの?」

 

穂乃果「………100点…」

 

ことり「え!?すごい……!!」

 

穂乃果「……中の22点……」

 

ことり「あぁ……」ガクッ

 

海未「早く支度してください」

 

穂乃果「はぁ〜〜い……」ノソノソ

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポンパンポーン!

 

『校内に残っている生徒に連絡いたします』

 

『現在、全国大会決勝を迎えている、音の木坂学院サッカー部についてですが……』

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「……?何か聞いてますか?」

 

穂乃果「いや?」

 

ことり「なんだろう……」

 

 

 

 

 

 

 

『サプライズで全校生徒で応援に行くといっていた件について』

 

3人「……んん……!?」

 

『今、全員の出席意志が確認できたこと、チケットが確保できたことをここに報告……え?』

 

『やばいって……!まだ穂乃果たち教室にいるって……』

 

ことり「あちゃー……」

 

『えぇ!?いつもならグラウンドにいる時間じゃ……』

 

海未「ええ、その通りです」

 

『絶対穂乃果が寝ぼけてたとかだよ!今日も眠そうだったし!!』

 

穂乃果「正解」

 

『ど、どうする?』

 

『〜〜!!もういいや!言っちゃえヒデコ!』

 

『…そうだね!』

 

『………こほん………穂乃果』

 

穂乃果「……はい!」

 

『ごめんね、サプライズのつもりだったけど……』

 

『でもね穂乃果、穂乃果達はすごい、本当にすごいよ』

 

『メンバーも足りない、試合にも出られない、誰も見向きもしなかった……そんなサッカー部が……』

 

『全国のトップにまで上り詰めたんだから』

 

3人「……」

 

『もう頑張ってるのは知ってるから、頑張れなんて言わない』

 

『………』スゥ……

 

 

 

 

 

 

 

 

『思いっきり暴れてこい!!』

 

3人「…っ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

ワァァァァァァァァァァ!!!!!

 

穂乃果「わっ…!」

 

海未「学校中から歓声が……」

 

ことり「すご……」

 

穂乃果「…………練習行きますか!」

 

海未「ええ」

 

ことり「ふふふ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラウンド

 

海未「それでは練習を始めたいと思いますが……」チラッ

 

凛ママ「凛と花陽ちゃんは別メニューな」

 

凛「えー!?」

 

花陽ママ「治りたてで無理しちゃうとまたすぐ怪我しちゃうからね〜」

 

花陽「そんなぁ〜……」

 

凛ママ「残りのメンバーはいつものメニューをした後、好きな練習してていいよ」

 

海未「わかりました」

 

凛ママ「よし、それじゃあ練習開始!」

 

みんな「おー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッ ザザザッ

 

海未「ことり、もう少し強引でも構いません」

 

海未「絶対に取るんだという勢いで来てください」

 

ことり「で、でもぉ……」

 

海未「まったく……ことりは優しすぎるんですよ」ヤレヤレ

 

ことり「うぐっ…!」グサッ

 

海未「できる限りでいいです、やってみてください」

 

ことり「う、うん…!」

 

ことり「………はぁ!」ガガッ!

 

海未「…!いいですよ、もっとです!」

 

 

 

 

 

 

 

絵里「真姫、希知らない?」

 

真姫「さあ、どうせお手洗いとかじゃないの?」

 

真姫「すぐ戻ってくるわよ」

 

絵里「……それもそうね、練習続けましょうか」

 

真姫「ええ、だんだんよくなって来てるし」

 

 

 

 

 

 

 

 

自動販売機前

 

希「………」トッ

 

トントントーン

 

希「……」トントン

 

希「……ほっ!」トトン!

 

ポーン

 

希 フワッ

 

希「………」トッ

 

希「………」

 

希「……戻ろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果(……お母さんの言ってた足りない最後の1ピースの意味がようやくわかった)

 

穂乃果(けど問題はそこからだね……)ウーン

 

穂乃果(その最期のピース自体が一体何なのかがわかんないし)

 

穂乃果(ほかのピースじゃ代わりにはなれない、その歪みはそのまま穂乃果に反映される……)

 

穂乃果(穂乃果はいったいどこまで耐えられるのかな?)

 

穂乃果「………」

 

にこ「ちょっと!もういい?」

 

穂乃果「ご、ごめんにこちゃん!」アワアワ

 

にこ「全く、このにこにーがシュートを打ってあげるのよ!ありがたく思いなさい!」

 

穂乃果「うん!ありがと!」

 

にこ「…んぐぅ……!」

 

にこ(海未といい穂乃果といいなんでこんなに素直な奴が多いのよ……!)

 

にこ(調子狂うわね……)

 

穂乃果(にこちゃんなんだかんだ言ってすごく丁寧にシュートしてくれるからね〜)

 

にこ「いくわよ!」ザッ

 

穂乃果「こい!」グッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習終わり

 

海未「穂乃果は今日もあそこですか?」

 

ことり「みたいだね〜」

 

ことり「お店のお手伝いって言いながら反対方向に走っていっちゃったから…」

 

ことり「せっかくだし飲み物でも差し入れに行かない?」

 

海未「いいですね、あそこのコンビニで何か買って行きましょうか」

 

ことり「やったー!」

 

海未(おや…前からガラの悪い方達が……)

 

海未(出来るだけ避けて……)スッ

 

ドンッ!

 

海未「!?」ドサッ

 

ことり「海未ちゃん……!」バッ

 

海未(今わざと…!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チンピラ1「痛ってぇ〜!」

 

チンピラ2「うわこれ折れてんじゃね?」

 

チンピラ1「うわーまじ折れてる……うぉ!?」

 

海未(私一人なら逃げられますがことりがいるこの状況では……)

 

チンピラ1「なにこいつめちゃめちゃ可愛いじゃん!」スッ

 

海未(…!顎に手を……)

 

チンピラ2「うわーまじだ!!今からカラオケ行かね?」ガシッ

 

海未(……肩を馴れ馴れしく……)

 

海未(せめてことりだけでも……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ねぇ」

 

チンピラ1「なんだよ……ってうぉぉ!!連れも可愛いじゃん!」

 

チンピラ2「やっべーやっべー!」

 

ことり「………」

 

海未(……!?)ゾクッ

 

海未「…………こと、り?」

 

ことり「……ぶつかっちゃってごめんなさい」ペコッ

 

チンピラ1「いやいや、謝っても腕は治んねーし?」

 

チンピラ2「いいから俺ら4人で……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ことり「ごめんなさい」ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チンピラ1.2「……っ…」ビクッ

 

海未「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいてめーら!!」

 

チンピラ1.2「……!」ハッ

 

「人の知り合いになにしてんだゴラァ!!」タッタッタッ

 

チンピラ2「……っち、行くぞ!」

 

チンピラ1「……ああ!」

 

タッタッタッ

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「………っはー……」

 

海未「ことり、大丈夫で……」

 

ことり「怖かったよ海未ちゃぁぁん!!」ダキッ

 

海未「こ、ことり!?」

 

海未(さっきの迫力は気のせいだったのでしょうか………)

 

「大丈夫すか!?」

 

海未「…!あなたはこの間部室に来ていた……」

 

ことり(…?誰だろうこの人?)

 

「こういうのよく見るんで、またか、ぐらいにしか思ってなかったんですけど」

 

「真姫の姉貴とにこの姉貴のご学友だと気付いて飛んで来ました!!」

 

海未「……ふふ、ありがとうございます」

 

海未「しかし……」

 

「?」

 

海未「あんな風に言っては相手が逆上してしまうかもしれませんし、何よりあなた自身が心配です」

 

「………!」

 

海未「す、すみません…!助けていただいたのに上から目線で……!」アワアワ

 

海未「それでは私たちは行きます」

 

海未「……ありがとうございました」ニコッ

 

「い、いえ……」

 

海未「それでは……」ペコッ

 

ことり「……??」フリフリ

 

「……〜〜〜!!!!」

 

 

 

 

 

海未「………」テクテクテク

 

ことり(今の人、知り合いだったのかな?)テクテク

 

「海未の姉貴ぃぃ!!!」

 

海未「は、はい!?」クルッ

 

「俺、頑張ります!!」

 

海未「……ふふ、無理はしないでくださいね」

 

「はい!!」タッタッタッ

 

ことり「……えぇ〜……?」

 

 

 

 

のちに彼が警察から何枚も感謝状をもらうようになるのはまた別の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方凛宅

 

凛ママ「りーん!ご飯だぞー!」

 

………………

 

凛ママ「りーん!」

 

………………

 

凛ママ「?」

 

 

 

 

 

 

 

スタスタスタ

 

ガチャ

 

凛ママ「凛!さっきから読んでるの聞こえて……?」

 

凛「………」(イヤホン)

 

凛ママ「………」

 

グイッ ピンピンッ

 

凛「あっ……ちょっと!」

 

凛ママ「なに聴いてたんだ?」

 

凛「聴いてるんじゃなくて見てたの!」

 

凛ママ「……!それ……」

 

凛「かっこよくない!?」

 

凛ママ「………」

 

凛ママ「…ご飯できてるぞ」

 

凛「すぐ行く!」バッ

 

タッタッタッ

 

 

 

 

 

 

凛ママ「………へぇ」

 

凛ママ(面白いところに目をつけたな、凛)

 

ケータイ『最後まで余裕の表情です!!!』

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果宅

 

穂乃果「ちょっと待っててー」

 

穂乃果ママ「あんたそれ何度目よ!ご飯冷めちゃうじゃない!」

 

穂乃果「今行くからぁ!!」

 

ケータイ『圧倒的な実力差を見せつけたUTX高校ですが……』

 

穂乃果(……本当に、勝てるのかな……)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

マジン「………」

 

ドロッ

 

穂乃果「えっ……」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

穂乃果「……!」ブンブン

 

穂乃果(決勝が近いから不安になってるだけ!大丈夫!)パンパン

 

穂乃果(みんなに迷惑はかけられないからね)

 

穂乃果(リーダーらしく、みんなを引っ張っていかないと)

 

穂乃果「やるぞー!」オー!

 

雪穂「オーはいいからご・は・ん!!」バンッ!

 

穂乃果「……はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合まで後5日

 

凛「はぁ……はぁ……」

 

凛(もう少し……捻るのかな?)

 

凛「……もう一回!」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ふんんん!!!」

 

ズザザッ!!!

 

穂乃果「……はぁ……はぁ……」

 

穂乃果「…もう一回!」

 

ブンッ!

 

 

 

 

 

 

 

真姫 ブワァァァ!!

 

絵里 ブワァァァ!!

 

真姫絵里【ファイアブリザード!】

 

ドゴォォォォォォォ!!!

 

ォォォ………

 

テンテンテン……

 

真姫絵里「……もう一回!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

試合まで後3日

 

練習後帰り道正門

 

凛「今日も疲れたにゃ〜……」トボトボ

 

花陽「もう動きたくない……」とぼとぼ

 

絵里「……私たちより復帰組の方が疲れてるんだけど……」テクテク

 

凛「もうスパルタなんてもんじゃないにゃ!」

 

花陽「練習……練習……エヘヘ」

 

真姫「大丈夫よ、二人の母親がついてるんだから」テクテク

 

絵里「明らかに大丈夫じゃないのが約1名ね」

 

海未「そういえば明日から三連休ですね」テクテク

 

絵里「強引な話題転換嫌いじゃないわよ」

 

ことり「あーそういえばそうだね!………ってあれ?」

 

海未「……はい、普段は開いている学校も、長期休みを除いた三連休以上の場合はずっと閉まったままなんです」

 

穂乃果「じゃあ試合までの三日間は河川敷かな?」

 

海未「はい、それがいいかと」

 

花陽「ちょ、ちょっと待って…」ピタッ

 

みんな「?」ピタッ

 

花陽「それじゃあ……」

 

花陽「このメンバーが音の木坂で練習できるのって、今日が最後なんじゃ……」

 

みんな「……ぁ……」

 

 

 

 

 

 

 

海未「……決勝戦が終われば実質三年生は引退になりますし、ここでは最後ということになりますね」

 

花陽「そんな……」

 

にこ「何言ってんのよ、ちょくちょく顔出すに決まってるじゃない」

 

希「えー?でもにこっちにそんな余裕……」

 

にこ「あるわよ!」

 

花陽「で、でも……」

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「学校で合宿だよ!!」

 

みんな「………は?」

 

穂乃果「外から入れなくなるなら中にいればいいんだよ!」

 

海未「……穂乃果、あなたは本当に……」ハァ

 

 

 

 

 

 

 

絵里「……天才ね」

 

海未「……はい?」

 

海未「絵里、今なんと……?」

 

絵里「外から入れないなら中にいればいい……!!パンがないならお菓子を食べればいいじゃない!!」

 

海未「あの……絵……」

 

絵里「やりましょう合宿!!」

 

海未「絵里ぃぃぃ……」ガクッ

 

希「ごめんな海未ちゃん、たまにおかしくなるんよこの生徒会長」

 

凛「合宿だって!かよちん、真姫ちゃん!」

 

花陽「う、うん……!」

 

真姫「どうしてわざわざ合宿なんて……」クルクルクルクル

 

海未ことり「……!」フフ

 

穂乃果「もちろん嫌だったらこの話はなし!」

 

穂乃果「無理やり合宿してもつまんないしね!いつも通り河川敷で練習だよ」

 

真姫「……!」

 

穂乃果「それじゃあ行くよ!」

 

穂乃果「やりたい人!」バッ

 

バババババババッ!

 

 

 

 

 

みんな「………」

 

真姫「………」

 

スッ

 

穂乃果「……満場一致ということで合宿決てーい!」

 

みんな「いえーい!」

 

にこ「あっれー?真姫ちゃんは反対だったんじゃなかったのー?」

 

凛「出た……!久しぶりの親戚のおじさんモード」

 

絵里「何度見てもしっくりくるわね」

 

花陽「あわわわ……!」ハラハラ

 

にこ「ほらほら、教えなさいよ〜」

 

真姫「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫「……にこちゃんともっと一緒に居たかったから……ダメ?」

 

にこ「ゔ……ゔぇぇ!?/////」カァァ!

 

凛「あー!にこちゃん顔真っ赤だにゃー!」

 

希「にこっちに照れてるー!」

 

にこ「う、うるさい!見るな!」バッ

 

 

 

 

 

 

 

真姫 ドヤッ…!

 

穂乃果「真姫ちゃんもにこちゃんの扱い上手くなったね……」

 

ことり「役者だね〜」

 

花陽「真姫ちゃん……」

 

絵里「照れてるところ申し訳ないけど、にこ」

 

にこ「照れてない!」クルッ

 

絵里「合宿の申請、どうしましょう」

 

みんな「あ」

 

 

 

 

 

 

数分後

 

ことり「うん、うんわかった!!ありがと!!」

 

ピッ

 

絵里「どう?」

 

ことり「申請は1週間前には出さないとダメだったんだけど……」

 

ことり「もしかしたら自分が確認ミスをしていたかもしれないからって特別に許可してもらえた!」

 

海未「……ふぅ、さすが理事長ですね」

 

絵里「ほんとにね……」ヤレヤレ

 

凛「確認ミスだなんておっちょこちょいだにゃ〜」

 

希「凛ちゃん違う」

 

穂乃果「それじゃあ一度家に帰ってからまたここに集合!」

 

みんな「おー!」

 

穂乃果「2日分の用意持ってきてね!」

 

穂乃果「最終日は自分の家でゆっくりするとして……」

 

穂乃果「晩御飯とお風呂は初日だし済ませてよっか!」

 

希「てことは今日はもう寝るだけやね♪」

 

穂乃果「そゆこと!」

 

穂乃果「それじゃあ解散!」

 

穂乃果「ヒデコたちには私が連絡しとくね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

解散後、帰宅途中二年生

 

ことり「合宿楽しみだね〜!」テクテク

 

穂乃果「うん!いっぱい遊ぼうね!」テクテク

 

海未「練習です!!」

 

穂乃果「わかってるよう……」

 

ことり「それにしても……」

 

穂乃果海未「?」

 

ことり「最近の練習ハードだよねぇぇぇ……」ガクッ

 

穂乃果「あはは……追い込みどきだからかな……」

 

海未「しかし、確実に力がついているのがわかります、この調子ですよ!」

 

ことり「ふぇぇ〜〜ん……!ことりはもっと女の子らしくなろうと思ってたのに……」

 

海未「今でもことりは十分女の子らしいですよ?」

 

ことり ブンブン!

 

ことり「足とか腕には生傷が絶えないし筋肉もついて……」

 

ことり「もっと女子高生っぽいことしたいよぉ〜〜〜………」

 

海未「例えばどんなことですか?」

 

ことり「みんなで放課後クレープ食べたり…」

 

海未「してますね」

 

ことり「学校でおかし食べながらおしゃべりしたり……」

 

海未「してますね」

 

ことり「あとはマカロンとかマカロンとかマカロンとか……」

 

海未「何ですか急に病的なマカロン押しは………」

 

ことり「ねえねえ、穂乃果ちゃんはどう思う?」

 

穂乃果「え〜?穂乃果はー……」

 

穂乃果「………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ーーーーー……」

 

 

 

 

 

 

 

 

海未ことり「…………」

 

海未ことり「……ふふ」ニコッ

 

海未「私もです」

 

ことり「ことりも〜!」

 

穂乃果「ほらほら!早く準備しないと遅刻しちゃうよ!」

 

海未「はいはい、そんなに慌てないでください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お!今帰りかい?」

 

海未「?」クルッ

 

穂乃果「あー!八百屋のおばちゃん!」

 

おばちゃん「もうすぐ決勝戦でしょう?頑張んなよ!」

 

穂乃果「うん!頑張る!」

 

おばちゃん「海未ちゃんとことりちゃんもね!」

 

海未「はい、もちろんです」

 

ことり「頑張ります!」

 

おっちゃん「おぉ……!穂むらさん家の子か!大きくなったなぁ!」

 

穂乃果「おっちゃんは変わらないね!」

 

おっちゃん「あっはは!口が上手いねぇ!」

 

おっちゃん「サッカー頑張ってるんだってな、商店街じゃその話で持ちきりだよ!」

 

穂乃果「もうすぐ決勝なんだ!応援よろしくね!」

 

おっちゃん「任せろ!商店街のジジババ集めてみんなで行ってやる!」

 

穂乃果「それは賑やかそうだね……」アハハ……

 

穂乃果「……っと…時間詰まってるんだった」

 

穂乃果「それじゃあまたね!おっちゃんおばちゃん!」

 

「「「頑張れー!」」」

 

穂乃果「ありがとー!」

 

海未ことり ペコリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校

 

穂乃果「みんなお待たせ!」

 

雪穂「すみません!今日は私のせいで遅くなりました……」ペコッ

 

絵里「みんな来たところだから大丈夫よ」

 

亜里沙「雪穂!お泊まり会だよ!お泊まり会!」

 

雪穂「えへへ……!楽しみだね亜里沙!」

 

亜里沙「うん!」

 

穂乃果「ヒデコ達は来れないって〜」

 

海未「用事があるなら仕方ありませんね」

 

ことり「それじゃあ鍵開けるね〜」ガチャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空き教室

 

絵里「この部屋を主に寝泊まりする部屋にします」

 

海未「各自荷物をまとめてあそこへ置いてください」

 

穂乃果「置いた人からみんなの布団を運んでね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「……っふう」ドサッ

 

絵里「海未は荷物少ないわね」

 

海未「ええまあ、自分に特別な手入れは何もしていないので」

 

海未「最低限の着替えだけです」

 

絵里(……手入れなしでこんなに肌も髪も綺麗なのね)

 

海未「絵里?どうしましたか?」

 

絵里「い、いや…!なんでもないわ、布団敷きましょうか!」

 

海未「ええ」ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

希「よいしょ……っと!」ドサッ

 

ポロッ

 

希「……あっ…」

 

花陽「……?……!」

 

花陽「可愛いぬいぐるみ!」

 

にこ「なにあんた、その年にもなってぬいぐるみと一緒じゃないと寝られないの?」ニヤニヤ

 

凛「希ちゃんも可愛いところあるにゃ〜!」

 

希「二人も可愛いところあるよ?」ワシワシ

 

希「あ〜!かわいい!」

 

にこ「この野郎捥いでやる!!」ガバッ!

 

凛「搾り取ってやるにゃぁ!!」ガバッ!

 

希「ああああ痛い痛い痛い!!」ギリギリギリ

 

花陽「……痛そう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫「ことり……あなた枕なんて持って来たの?」

 

ことり「うん♪これじゃないと眠れないんだぁ」

 

ことり「触ってみて!」

 

真姫「いったいどんな……」フニッ

 

真姫「……!なんだかいい感じね」

 

ことり「超低反発なの!」

 

真姫「持参する気持ちもわかるわ」

 

ことり「でしょ〜!」えへへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「ゆ、雪穂!穂乃果のアレが……」

 

雪穂「はい歯ブラシ」スッ

 

穂乃果「さっすが雪穂!」

 

雪穂「おねーちゃんのやりそうなことはだいたいわかるからね」

 

穂乃果「いやーそんなに言われると照れちゃうよ?」

 

雪穂「悪い意味でだけどね」

 

穂乃果「ゆぅきほ〜〜!」ガクッ

 

亜里沙「……ふふ」

 

穂乃果「あー!今亜里沙ちゃん笑った!?」

 

亜里沙「ご、ごめんなさい!」アワアワ

 

亜里沙「雪穂は穂乃果さんの事、本当に大好きなんだなって思って」

 

雪穂「は、はぁ!?なんで私がおねーちゃんなんか……」

 

穂乃果「その通り!雪穂はおねーちゃん子だったんだよ?」

 

雪穂「余計なこと言わなくていいから!」

 

亜里沙「だから少し雪穂が羨ましいんです」

 

雪穂「亜里沙には完璧な絵里さんがいるじゃん」

 

亜里沙「だからなの!」

 

穂乃果雪穂「?」

 

亜里沙「おねーちゃんはなんでも一人でできちゃうから…」

 

亜里沙「穂乃果さんみたいに少し抜けてるおねーちゃんが羨ましいなって!」

 

雪穂「……」

 

穂乃果「……」

 

雪穂「……まぁ、ドンマイ」

 

穂乃果「ノーガードで右ストレートもらったような衝撃だったよ」

 

雪穂「上げて落とされたからね」

 

穂乃果「亜里沙ちゃん……恐ろしい子…!!」

 

亜里沙「?」キョトン

 

海未「貴方達いつまでそうしているのですか!」

 

海未「布団を運んでください!」ドサッ

 

絵里「……数が凄いわ……」ヨイショ

 

穂乃果「やっば……!」アワアワ

 

穂乃果「行くよ!雪穂!亜里沙ちゃん!」

 

雪穂亜里沙「うん(はい)!」

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

凛「これで……最後!」ドサッ

 

穂乃果「すごーい!」

 

絵里「流石にこれだけ並べると壮観ね」

 

穂乃果「………」ウズウズ

 

花陽「……穂乃果ちゃん?」

 

穂乃果「〜〜!もう我慢できない!」バッ

 

ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「くるくるくるくる〜!」ゴロゴロ

 

海未「な、何をしているのですか!」

 

にこ「にこも!」バッ

 

凛「凛も!」

 

花陽「り、凛ちゃん…!怒られるよ……!」ガシッ

 

凛「かよちんもやるにゃー!」ガシッ

 

花陽「……へ?」

 

穂乃果「ぐるぐる〜!」ゴロゴロ

 

にこ「あ〜〜〜〜!」ゴロゴロ

 

凛「にゃ〜〜〜!」ゴロゴロ

 

花陽「ダレカタスケテー!」ゴロゴロ

 

海未「今すぐやめなさい!穂乃果!」

 

穂乃果「海未ちゃんも来なよ!気持ちいいから!」

 

海未「絶対に行きません!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

穂乃果「あー楽しかった!」

 

にこ「子供に戻った気分ね」

 

希「にこっち見た目はずっと子供痛い痛い痛い」ギリギリ

 

絵里「ほら、凛と花陽も起きて」

 

凛花陽「………」

 

絵里「?二人とも?」

 

ことり「……!」

 

ことり「しー……!」

 

 

 

 

 

 

 

凛花陽「……んぅ…」スゥ……スゥ……

 

ことり「…寝ちゃったみたい」ヒソッ

 

絵里「二人とも疲れてたのね……」

 

海未「復帰してからは遅れを取り戻すために頑張っていましたから」

 

凛花陽「……くぅ……」スピー

 

海未「……私たちも寝ましょうか」

 

ことり「そうだね!」

 

真姫「……二人が真ん中で寝てるせいで布団に入れないんだけどどうするの?」

 

穂乃果「雑魚寝しかないでしょ!」

 

真姫「……本気?」

 

穂乃果「本気と書いてマジ、だよ!」

 

真姫「はぁ…」

 

海未「……今回は仕方ありませんね」

 

海未「それではみなさん各々好きな場所で寝てください」

 

亜里沙「やったー!」

 

亜里沙「おねーちゃん一緒に寝よ!」

 

絵里「ええいいわよ」

 

ことり「ことりは穂乃果ちゃんの隣〜!」

 

穂乃果「えへへ〜!久しぶりだねこういうの!」

 

海未「………」

 

穂乃果「あれ〜?海未ちゃんも来たいの?」

 

海未「そ、そんなわけないじゃないですか!!」

 

穂乃果「ほらここ空いてるよ?」ホラホラ

 

海未「………そこまでしつこく誘われては仕方がありません、私も一緒に寝てあげます」

 

穂乃果「一回誘っただけなんだけど……」

 

ことり「海未ちゃん…」

 

海未「全く仕方ありませんね」ニコニコ

 

穂乃果ことり(すごく嬉しそう)

 

 

 

 

 

 

 

 

真姫(……ここでいいかしら)ゴソッ

 

真姫(………)スヤァ

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ(真姫は一年二人に紛れ込んだか……)

 

にこ「あと残ってるのは……」チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

希「やーん♪そんなに見つめられたら照れるやん!」

 

雪穂「……っ…」アセアセ

 

にこ「雪穂、一緒に寝ましょうか」

 

雪穂「は、はい!」

 

希「ちょっ…!ウチは!?」

 

にこ「あんたは草の上で寝てなさいよ」

 

希「いや誰が牛や」

 

にこ「あれ、今日は鼻に輪っかつけてないのね」

 

希「だから誰が牛や……!」

 

にこ「今日の乳搾りの出来は……」

 

希「だから誰が牛やぁぁ!!!」ガーッ!

 

にこ「………」

 

希「やめぇやピンポイントで乳牛いじりするの!」

 

希「ウチだって傷つくし……傷つくんやぁ!!」

 

にこ「……」

 

希「なんで黙ってるん!?そっちから仕掛けて来たのに!?」

 

希「仕掛けたけど思った以上に絡んで来たからめんどくさくなったんやろ!?なぁ!」

 

にこ「……ねぇ」

 

希「なに!」

 

にこ「もう寝ない?」

 

希「……もういいよ、にこっちはそんな人やったんやね……」

 

にこ「えぇ……?」

 

希「……はぁ、離婚前の夫婦ってこんな感じなんやろね」

 

にこ「いや知んないわよ」

 

希「おやすみ二人とも、風邪ひかんようにね」

 

雪穂「お、おやすみなさい……」

 

にこ「おやすみ〜」

 

三人「……………」

 

希「あ、そうやにこっち」

 

にこ「ん?」

 

希「寝る前に腰痛に効くストレッチしなくて大丈夫?」

 

にこ「あー、それをやらないと明日がしんどい……って」

 

にこ「誰がおばあちゃんよ!!」

 

希「………」

 

にこ「めんどくさがるな!!」

 

雪穂「寝ましょうよぉ…」

 

 

 





海未の姉貴!!

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