嫌なことがあっても「ラッキー!」って思えば人生プラスに進むって聞いたので実践しようとしている乾電池です
学校から帰ったら豚の角煮を作ります
花陽 ポツン……
行かせないっす!
はぁ!!
うわぁ!!ドッ!
そっち!
まだまだぁ!
おりゃあ!!
角間「これは激しいぶつかり合い!!主導権を握るのはどちらのチームだぁ!?」
花陽「……!」ハッ
花陽(何ぼーっとしてるの!せっかくチャンスなのに……)パッ…!
真姫「次は決めるわよ!凛!」タッタッタッ
凛「もちろんにゃ!」タッタッタッ
キュウッ……!
花陽「……っ」ギュッ…
花陽(なんで、今更……大丈夫、もう乗り越えた……)
花陽(……せっかく穂乃果ちゃんが戻ってきたのに……いらない、こんな感情……)
花陽(そんなんじゃない……そんなんじゃ……)
花陽(……………………嫉妬なんか)
本当に?
花陽「……!」ビクッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「凛ちゃん!真姫ちゃん!」ガシッ!
凛「ウブブブ!……ップハ!かよちん苦しいにゃぁ!」ググッ
真姫「あはは!」ググッ
花陽「やったよぉぉ!!」………
凛「真姫ちゃんと一緒にここで練習したなって」
凛「何回も何回も大変だったにゃ〜!」
花陽「………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
花陽「ーーっ…!」ザワッ…!
花陽「……なんで……こんな……」はぁ…はぁ…
嫉妬してるんでしょ?
花陽「……もう克服した」
否定はしないんだね
花陽「……うるさい」
ほら、あれを見て
花陽「?」
いーち!にーい!さーん!パシッ
あーあ、引っかかっちゃった!
花陽「あれは……子供の頃の凛ちゃんと……真姫ちゃん……?」
みんなから外れて一人で座り込んでる子は誰かな?
花陽「……私」
大きななわとび、怖くて入れない
花陽「……運動苦手だから」
凛ちゃんをとられたくないんでしょ?
花陽「…!」
新しい事始めるのは怖いくせに凛ちゃんはとられたくない
花陽「……うるさい」
傲慢だね、わがままだね、醜いね
花陽「……」
キャー!ほら!もう一回!
はなよ「……」
……楽しそうだね
花陽「……うん」
……はなよは一人だね
花陽「……うん」
『私もやりたい』
花陽「……」
そんな一言が怖くて言えない
花陽「……やっぱりあなた」
……そう、私は怖がりな花陽
私がいたからあなたは小さな頃から大きな怪我もなく健康に育った
花陽「……挑戦する前に諦めてたから」
正解
でもあなた、少し変わったね
花陽「みんなが変えてくれたのかな」
変わらない方が良かったかも
花陽「そうかもね」
今まで通り凛ちゃんと2人で……
花陽「それは無理だよ」
なんで?
花陽「……だって」
花陽「みんなといる楽しさを覚えちゃったから」
……でも、私がいたら凛ちゃんとられちゃうよ?
花陽「縄跳び怖いもんね」
新しい事を始めるのがでしょ
花陽「……」フフフ
クスクス
花陽「凛ちゃんと並ぶために、花陽も挑戦しなきゃ」
………怖いけどね
花陽「いつまでも子供じゃいられないよ」
私はもういらない?
花陽「だーめ、何があっても一緒だよ」
でもそれじゃああの子はずっと……
はなよ「………」
花陽「大丈夫だよ」
どうして?
花陽「私がいるから」ザッ
!
花陽「………ねぇ」
はなよ「!」ビクッ
花陽「こんなところでなにしてるの?」
はなよ「………」
花陽「……教えてほしいなぁ」
はなよ「……りんちゃんは……はなよとなかよしなのに……」
花陽「りんちゃん取られちゃったの?」
はなよ「……」コクッ
花嫁「仲間に入れてって言うのは?」
はなよ「……なわとび……怖い」フルフル
花陽「……じゃあ私と行こっか!」
はなよ「え?」
花陽「二人なら怖くないでしょ?」
はなよ「……うん」
花陽「じゃあほら、手を繋いで……」ギュッ
はなよ「……」ギュッ
花陽「せーの!」
はなよ「……っ…!」
いーれーてー!
ワァァァァァァァァァァ!!!!
角間「先ほどとは一転!音の木坂がペースを掴みますがあと一歩、押し切れません!!」
海未「ほっ!」トッ
ツバサ「あなたとの1on1懐かしいわね」
海未「……!」ザッ
海未(対峙しただけで伝わってくるこの威圧感……!)ゾクッ
ツバサ「いただくわよ」バッ!
ザッ ガガガッ! ザザッ
海未「……っ!?」グラッ
海未(速……すぎま……!!)
ことり「海未ちゃん!」
海未(なんとか奪われるのだけは…)
あんじゅ「隙あり♪」ガッ!
海未「っぐ……!」
角間「優木、ボールを蹴り出したぁ!!」
海未(いつの間に後ろに……)
にこ「はぁ……はぁ……」
エレナ(元々の身体能力はあんじゅの方が上だ、正攻法なら矢澤にこのマークは怖くない)
あんじゅ(よし、このまま流れを……)
テンテンテン……
シュバッ…!
花陽「よし!」トッ
あんじゅ「なっ……!」
角間「DFの小泉が上がってきていました!!見事ボールを奪取です!!」
にこ「いいわよ花陽!」
凛「さっすがかよちんにゃ!」
タッタッタッ
花陽(サッカー部に入るのを迷ってたとき、凛ちゃんが私の手を引いてくれたように)
花陽(何かを始めるときはいつも凛ちゃんが連れて行ってくれた)
角間「小泉ここからどう展開するつもりだぁ!?」
タッタッタッ
花陽(……けど、初めてのUTXとの試合、私は凛ちゃんの背中を押した)
花陽(前を走る勇気もないくせに凛ちゃんの背中を押し出した)
花陽(………だから)
パシッ パシッ
花陽「凛ちゃん!真姫ちゃん!いくよ!」
真姫「……遅いのよ、全く」クスッ
凛「ぅ〜〜〜!!テンション上がるにゃー!」
花陽(今度は私が、2人の前を走る番…!!)
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凛ママ「自分は守備だからといって攻撃には関係ないと思ってる人〜?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タッタッタッ
グッ ダンッ……!!
グルグルグル グルグルグル
角間「これはぁ!【ファイアトルネードDD】かぁ!?」
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凛ママ「試合に出てる以上誰にだってチャンスは来るからな〜!」
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花陽「ふっ!」ダンッ!
クルクルクル
ググッ……ギュフッ……!!
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花陽(正直自分が攻撃するなんて思ってなかったので、聞くこと知ること全てが新鮮でした)
花陽(まあ攻撃なんて花陽には縁のない話だけど……)
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はなよ(今までと違うことをするってとっても怖いの)
でももっと怖いものがあるよね
花陽はなよ(うん)
ダメな自分から変われないこと
ドキュッ!!!
真姫凛花陽「いっけぇぇぇぇ!!!!!」
ゴォォォォオォォオオ!!!!!
ゴォォォォォォオォォオオオオ!!!!!
角間「小泉が加わりはるかにパワーアップした【ファイアトルネードDD】いや……新必殺技だぁ!!!」
ことり「かよちゃぁぁあん!!!」
にこ「花陽ぉぉぉ!!!」
海未「…【ファイアトルネードTC】……」
あんじゅ「スッゴ……」
穂乃果「いっけー!」
GK「……!」ググググッ……!
ダラン……
バッ……!
GK【ハイビーストファング!!】
ガブゥッ……!!!
ギュルルルル!!!!
GK「ッググググ………!!」ズズズッ……!
真姫凛花陽「はぁぁぁ!!!」
GK「っ……!」ググググッ……!
バチィッ……!!
GK「きゃぁぁぁあ!!」ドサッ
シュルルルルルル!!!
真姫凛花陽 スタッ
真姫凛花陽「………よし!!」グッ
角間「決まったぁぁぁ!!!!後半残り半分、音の木坂遂に同点!!」
ワァァァァァァァァァァ!!!!!
角間「試合を振り出しに戻しましたぁ!!」
凛「やったにゃー!かよちん真姫ちゃん!」ギューッ
真姫「……当然でしょ!」クルクル
花陽「えへへ……!」はぁ……はぁ……
花陽(や……やった……!)はぁ……はぁ……
海未「ええ、素晴らしかったです」
花陽「海未ちゃん!」
海未「そしてシュートの前、にこ、凛、花陽、雪穂………」
海未「……穂乃果」
にこ凛花陽雪穂穂乃果「!」
海未「最高のプレーでした」
みんな「……!」
凛「にゃ……!?う、海未ちゃんが褒めるなんて……」ゴクリ……!
にこ「縁起でもないわ……」ブルッ…!
海未「どうしてあなたたちは素直に褒められてくれないのですか?」
花陽「あ…はは……」
海未「穂乃果」
穂乃果「?」
海未「……笑って終わりましょう」スッ…
穂乃果「……もちろん!」トンッ……!
海未「……」フフ
海未「ついでに聞きたいのですが穂乃果」
穂乃果「どうしたの?」
海未「私ってそんなに恐いですか?」
穂乃果「……エ」フイ……
海未「穂乃果、どうして目をそらすのですか」
穂乃果「……」
海未「穂乃果」
GK「………」
ツバサ「気にしないで、次集……」
GK「次は止めます」
ツバサ「!」
GK「ゴールは任せてください」ギュッ…!
ツバサ「……もちろん」ニコッ
UTX1-1音の木坂
ビーーーーー!
角間「UTXボールから試合再開です!」
ツバサ「いくわよ!!」
みんな「おお!!」