ラブライブ×イナイレ「〜11人の女神の奇跡〜」   作:乾電池

68 / 78


 

 

 

 

 

果南「梨子!」ドッ!

 

前半まだ始まったばかり、ここからが本番だとばかりに力強く梨子へとボールを届ける

 

梨子「はい!」トッ

 

花陽(…!梨子さんはさっきから攻撃にもディフェンスにも消極的だった……)

 

花陽(一体……)

 

梨子「いくわよみんな!!」ダッ!

 

浦の星「おお!!」ダッ!

 

花陽(しっかり見極めて、今度はこっちが先手を取る…!!)

 

 

 

 

 

 

 

梨子「ダイヤさん!」ドッ!

 

ダイヤ「はい!」トッ

 

にこ「海未みたいな雰囲気してるねあんた」ザッ!

 

ダイヤ「あんたではありません、ダイヤですわ」

 

にこ「……いいわ、覚悟しなさいダイヤ!」バッ!

 

ガガッ!トッ…ズザザッ!

 

ダイヤ「っ…!」トトッ

 

にこ「ほらほらぁ!!抜いてみなさいよ!!」ガガッ!

 

角間「矢澤ねちっこいディフェンスだぁ!!黒澤少しずつ後退させられている!!」

 

小柄な体格を生かしたディフェンスで敵の懐へと潜り込む

 

あちらのにこと違い突出した武器はないが泥臭いプレーと根性でダイヤに対抗する

 

にこ「守ってばっかじゃ抜けないわよ!」

 

ダイヤ「……ここまで引き付ければ…」ボソッ

 

花陽「ダメにこちゃん!深追いしすぎ!」

 

梨子「ダイヤさん!!」

 

ダイヤ「…!はい!」ドッ!

 

にこ「ちっ…」

 

 

 

曜「ヨーソロー!」トッ

 

凛「いかせないにゃー!」ザッ!

 

曜「勝負したいところだけど……」

 

梨子「曜ちゃん!!」

 

曜「おーっけい!」ドッ!

 

凛「にゃ〜?」

 

ルビィ「ほっ!」トッ

 

ルビィ「梨子ちゃん!」ドッ!

 

梨子「よし…!」トッ

 

 

 

 

 

 

 

角間「先ほどとは違い落ち着いた攻めを見せていきます!」

 

花陽(……何だろうこの感じ…さっきより攻撃的じゃないのに……)

 

花陽「……嫌な感じ」

 

エレナ(全員が何かに導かれるように動いている…?)キョロッ

 

 

 

 

 

ツバサ「これは私の考えなんだけど」

 

絵里「?」

 

ツバサ「司令塔って、オーケストラで言えば指揮者だと思うのよね」

 

あんじゅ「頭良さそうなこと言い出したわね」

 

ツバサ「うるさい」

 

 

海未「指揮者……ですか」

 

ツバサ「ええ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「善子ちゃんへ!!」ドッ!

 

千歌「うん!」ドッ!

 

角間「浦の星流れるようなパスワークで敵陣へ攻め込んで行く!!」

 

梨子「♪」

 

花陽「ーーー……まさか!!」

 

そう

 

すでに先手は打たれていた

 

 

ツバサ「同じチーム、同じ相手でも……」

 

 

 

 

 

 

 

彼女たちには見えている

 

ここまで数々の強敵と闘い、互いに信頼し合ったメンバーだからこそ見える

 

光の道が

 

 

 

ツバサ「指揮者が変われば音が変わる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子【神のタクト】

 

 

 

 

 

 

 

 

善子「善子じゃなくてヨハネよ!!」トッ

 

角間「津島がゴール前でボールを受け取ったぁ!!完全にフリーだぁぁ!!」

 

善子「クックック…」バサァッ…!

 

花陽「……っ穂乃果ちゃん!」

 

穂乃果「まかせて!」グッ!

 

善子「ここまであんまり出番がなかった堕天使の怒りを……受け取りなさい!!」

 

花丸「私情ドバドバずら」

 

 

 

 

 

 

善子「はぁぁぁぁぁ!!!」バッ!

 

 

 

 

ドキュッ!!!

 

善子【デビルバースト!!】

 

ゴォォォォオォォオオオオ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォォォオォォオオオオ!!!!

 

鞠莉「2点目いただきデース!」

 

ルビィ「いけー!善子ちゃーん!」

 

角間「音の木坂一体どうす……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うちのリーダーをあんまり舐めてんじゃないわよ」

 

浦の星「…!」ピリッ…!

 

 

 

 

ゴォォォォオォォオオオオ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドギュルルルルルル!!!!!!

 

ッシュゥゥゥゥ……!!

 

穂乃果【……マジン・ザ・ハンド】パシッ

 

 

善子「んなぁっ…!」

 

穂乃果「にひひ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

角間「とぉめたぁ!!!!高坂見事止めました!」

 

角間「浦の星は追加点とはならなかったが攻撃に勢いが出てきたぞぉ!!」

 

穂乃果「……ふぅ」

 

にこ「ちょっと穂乃果!止めたのはいいけどなんで【マジン・ザ・ハンド】なのよ!」

 

凛「疲れちゃった?」

 

穂乃果「少し集中したかったんだ」

 

みんな「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「少し……違う景色が見えそうなんだ……」

 

花陽「違う景色……??」

 

海未「……つまりどういうことかわかりますね」

 

凛花陽にこ「ギクリ」

 

海未「穂乃果のサポート、お願いします」ニコッ

 

凛花陽にこ「あぁぁぁぁぁ…………!」ガクッ

 

 

エレナ「まかせてくれ」

 

あんじゅ「真面目か」

 

 

 

 

 

 

 

 

果南「…舐めてたわけじゃないけど…甘くないね」ペロッ…

 

善子「私の見せ場がぁ!」

 

千歌「さすが不運の星の元に生まれし堕天使…」

 

花丸「不運というか今のはシンプルに実力……」

 

善子「うるさい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角間「さぁ!見事津島のシュートを止めた高坂!!」

 

穂乃果「花陽ちゃん!」ドッ!

 

花陽「任せて!」トッ

 

角間「小泉から組み立てていく!音の木坂の頭脳がゴールまでの道を切り開くかぁ!?」

 

千歌「千歌が!」バッ!

 

梨子「千歌ちゃ…!あんまり急ぐと…」

 

花陽「ー…!」グッ

 

花陽(体重移動のタイミング、利き足、目線の動き)

 

 

 

 

 

 

 

 

トッ…トッ…クルッ!

 

花陽【オフェンス方程式!】ダッ!

 

千歌「んなぁ!?」ガクッ

 

にこ「よぉっし!!」

 

角間「小泉抜いたぁ!!見事相手を読みきりました!!」

 

鞠莉「ちかっち!焦りすぎよ!」

 

千歌「うぅ……!」

 

少しづつでも自分たちのペースにしていかないと、そのためには…….

 

 

 

花陽(わずかな綻びも見逃さない!)

 

花陽「エレナさん!」ドッ!

 

花陽「ぁ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エレナ「…」トッ

 

梨子「めんどくさそうな人は早めに対処させてもらいます!」ザッ

 

曜「うん!めんどくさそうな人からだね!」

 

角間「ここは2人で確実に統堂を抑えにかかります!!あくまで追加点を狙っていくつもりかぁ!?」

 

エレナ「あんまりめんどくさいを連呼しないでくれるとありがたいな」ハァ…

 

ため息をつきながら目線を落とす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー……

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子曜「……!」ザッ!

 

エレナ「!」ピタッ

 

梨子「…そんな風に何食わぬ顔でチャンスを狙うからめんどくさいって言ったんですよ」フフ

 

曜「すごいね…梨子ちゃんにあらかじめ言われなかったら出し抜かれてたよ…」

 

エレナ「…どっちがめんどくさいんだか…」チラッ

 

梨子「!」

 

 

 

 

 

エレナ「では小細工なしで行くとしよう」ダッ!

 

梨子曜「ーー…!」バッ!

 

 

 

 

 

 

ガガガッ!トッ……ザザッ!

 

エレナ「なかなか…やるっ……な…!!」トトッ

 

曜「どう……いたしまして!!」ガガッ!

 

梨子「後……少し…!!」ザザッ!

 

角間「紙一重で避けている統堂!!しかし時間の問題かぁ!?」

 

あんじゅ「ここで奪われたら台無しよ〜?」

 

希「結構薄情やねぇ……」

 

あんじゅ「?何言ってるの?」

 

希「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子(これで決める…!)グッ

 

エレナ「…!」

 

角間「桜内必殺技の体勢!!勝負を決めに来たかぁ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんじゅ「薄情っていうか……」

 

 

 

 

 

 

梨子【アインザッ…!】

 

エレナ バッ!

 

梨子(しまっ…!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんじゅ「エレナからパスが来なかったことなんてないもの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキュッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

角間「統堂ディフェンスをかいくぐりパスを出したぁ!!」

 

梨子「やられた…!」

 

曜「こんな隙間を…!?」

 

エレナ「…早めに焦れてくれて助かった」ニッ

 

梨子「……!」

 

たったボール1つ分、エレナにはそれだけで十分だった

 

花陽「あの状態から…さすがです!」

 

梨子「ごめん焦っちゃった…!」

 

曜「お願い!」

 

 

 

 

 

 

 

まあ裏を返せば

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっきまで2人はボール1つ分のパスコースすら見せなかったということなのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォ!

 

真姫「私が…!」

 

花丸「自由にはさせないズラ!」ザッ!

 

真姫「もう〜〜…!」ジリッ…!

 

絵里「これは…」ザッ…

 

ツバサ「面倒ね…」ジャリッ…

 

鞠莉「またマリーたちが攻撃させて貰いマース!」

 

角間「統堂前線へパスを出したがFWはがっちりマークされている!!これでは攻撃できない!!」

 

エレナ「ああ、そうなると思って」

 

タッタッタッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

凛「にゃーーー!!!!」ダダダダッ!!

 

エレナ「助っ人を派遣しておいた」

 

凛「過重労働だにゃーー!!!」ダダダダッ!!

 

角間「またもや星空が前線へ!?追いつくのかぁ!?」

 

花丸「止め…!」バッ!

 

真姫「おっと、いかせないわよ?」ガッ!

 

花丸「ズラー!」

 

エレナ(DFがFWをマークしているということは逆もまた然り)

 

エレナ(私たちのFWはあちらのDFを完全に封じ込める)

 

梨子(……!)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

エレナ「…どっちがめんどくさいんだか…」チラッ

 

梨子「!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

梨子(あの時からすでにこの状況を想定して…!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダダダダッ!!

 

ゴォォ!!

 

角間「星空へとパスが……!」

 

エレナ(…!?)

 

凛(これ……間に合わなっ……!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカッ…!

 

凛エレナ「ーーー…!」

 

角間「空……っぶったぁぁ!!!が!!まだ間に合う距離です!!」

 

凛(やっちゃったやっちゃった…!!)タッタッタッ!!

 

テンテンテン…!

 

バッ!

 

凛「よし!追いつい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルビィ「……た?」トッ…!

 

凛「へ」

 

みんな「!?」

 

角間「ど、どこから現れた!?黒澤のパスカットォ!!」

 

花陽(あれに追いつくなんて…!)

 

果南「ナイスルビィちゃん!!」

 

 

 

凛「ルビィちゃんがいるの忘れてたにゃ…」

 

ルビィ「最初にあんなにアピールしたのに忘れられるのは悲しいなぁ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………チリッ…!

 

花陽(【Awaken the pmwer】…!)

 

再び全身にオーラを纏い始める

 

また……あれが来る

 

花陽「止めて!!」

 

ダイヤ「間に合いませんわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私を忘れてもらっては困るわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガキィィィイイイン!!!!

 

浦の星「!?」

 

聖良「……!」

 

絵里【スノーエンジェル】

 

希「えりち!」

 

角間「FWでありながら強力なディフェンス技を持つ絢瀬、黒澤を氷漬けだぁ!!」

 

絵里「ここは止めさせてもらうわよ……って……」

 

絵里「…え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピシィ…!!

 

ツバサ「……流石に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピキピキピキ………パリィン…!!!

 

ツバサ「規格外すぎるわ」タラッ…

 

絵里「私の氷が……!!」

 

花陽(【Awaken the power】のオーラは出てないってことは……素の強さがあれなの!?)

 

ルビィ「ルビィを凍らせるならもっと冷たく強力に、ですよ!」ダッ!

 

角間「絢瀬のディフェンスをものともしない!!何というフィジカル!!」

 

 

 

聖良「私もあの時は正直泣きそうになりました……」

 

理亜「姉様の方が強くてかっこいい」

 

花丸「うちのルビィちゃんがその節は…」

 

 

 

絵里「もっと冷たく……強力……」

 

真姫「絵里!ぼーっとしない!」

 

絵里「わっ……かってるわよ!」ダッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

この時、互角の攻防に見えた両チームには

 

心理面で大きな差が生じていた

 

 

 

 

チャンスを二度潰された音の木坂

 

ピンチを二度回避した浦の星

 

 

 

 

 

 

花陽梨子(この流れ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽(まずい…!)

 

梨子(チャンス…!)

 

 

 

 

花陽「みんな!!すぐにディフェンスを固めて!!」

 

音の木坂「!!」

 

梨子(そんな隙は与えない…!)バッ!

 

梨子「必殺タクティクス!」

 

 

 

 

 

 

 

 

タッタッタッ!

 

鞠莉「マル!いくわよ!」タッタッタッ

 

花丸「この戦術疲れるずらーー!!!」タッタッタッ

 

曜「よーしこー!」タッタッタッ

 

善子「ヨーハーネー!」タッタッタッ

 

千歌「うおーー!!!」タッタッタッ

 

梨子「千歌ちゃん!!」タッタッタッ

 

理亜「ルビィ遅いんじゃない!?」タッタッタッ

 

ルビィ「早すぎてもダメだよ!!」タッタッタッ

 

聖良「こら理亜ー、迷惑かけちゃダメですよ!」タッタッタッ

 

 

 

果南「……すこし寂しくないこともない」ポツーン

 

 

 

 

 

 

 

 

ザザザザザザザ!!!!!

 

花陽「ちょ、ちょ……ちょっとまっ…!?」

 

あんじゅ「これまずいんじゃ…!」

 

凛「にゃぁ〜……」

 

 

 

 

 

角間「浦の星が一丸となり音の木坂を飲み込んでいく!!これは……」

 

梨子「全員の息を合わせて、相手を圧倒する波を作る……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザバァッ!!!!

 

浦の星【ミラクルウェーブ!!】

 

 

 

 

真姫「何よこれ…!」ガポォッ…!

 

花陽「この圧力……!!」ウブッ…!

 

凛「ッガボ……!」ザバァッ…!

 

 

 

にこ「くっそ…!」バッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ【スピニングカット!!】

 

ズシュゥゥゥゥ……

 

ブワァァァァァァ!!!!!

 

角間「矢澤【スピニングカット】を【ミラクルウェーブ】ぶつけたぁ!!」

 

花陽「にこちゃん!」

 

海未「にこ!」

 

にこ「そう簡単に……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子「飲み込む」

 

 

ザバァァァアアアアアア!!!!

 

にこ「そんっ…がぼっ…!?」ザバァッ!

 

角間「矢澤押し負けたぁ!!」

 

海未「っ……穂乃果ぁ!!」ゴボォッ!

 

 

穂乃果「……!」グッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザバァッ!!

 

梨子「準備はいい?2人とも」トッ

 

曜「バッチリであります!」

 

千歌「早く!早く!」

 

角間「DFを抜けたぁ!!残すは高坂のみ!!」

 

鞠莉「今度こそ2点目いただきデース!」

 

梨子「いくわよ!」バッ!

 

千歌曜「おう!」バッ!

 

ポーン!

 

 

 

 

 

 

 

 

梨子曜「ふっ……!!」ドゴォッ!!

 

ギュォォォォオオオ!!!!

 

 

 

 

ダダダダッ!!!

 

千歌「はぁぁぁぁ!!!」バッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドキュッ!!

 

千歌曜梨子【エボリューション GX!!】

 

ゴォォォォオォォオオオオ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴォォォォオォォオオオオ!!!!

 

角間「浦の星の強力な必殺技が音の木坂のゴールへと襲いかかる!!」

 

千歌曜梨子「いけええええ!!!」

 

ことり「穂乃果ちゃんお願い!!」

 

絵里「穂乃果!!」

 

穂乃果「……!」バッ!

 

穂乃果(ここで決められるわけには…!)

 

ボフォアァァァアアアアア!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果【マジン・ザ・ハンド"焔(ホムラ)"!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュルルルルル!!!!!

 

穂乃果「……っ!」ズズズッ!!

 

角間「押し込まれる高坂!!残り時間も迫る中ここは止めてカウンターを仕掛けたいところ!!」

 

ギュルルルルル!!!!

 

穂乃果(結構……キツイ………!)チラッ

 

ツバサ「バカ…!」

 

前半も残り少ない中、穂乃果はカウンターに備えてグラウンドへ目を向けた

 

足元をすくわれるとはこういうことを言うのだろう

 

ギュルルルルルルルル!!!!!

 

穂乃果「っ…!?しまっ…!」ブワァッ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バチィッ……!

 

ドサッ!!

 

角間「高坂弾かれたぁ!!ボールは……」

 

ガァァァァン!!!

 

梨子「…!」

 

千歌「げっ…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュゥゥゥ……!

 

テンテンテン…

 

海未「……ふぅー…」ホッ

 

角間「これは高坂ゴールポストに助けられました!!浦の星のコーナーキックです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千歌「決まったと思ったのに…」ムゥ…

 

曜「威力では押してたよ!」

 

梨子「うん!でもそう余裕があるわけでも…」

 

善子「フフン!もう私たちの勝利は決まったようなも……あでっ!」バシッ!

 

善子「何するのよズラ丸!!」

 

花丸「頭まで堕天し切ってる善子ちゃんに正義のチョップずら」

 

果南「…見てみなよ、あっちの司令塔組を」

 

善子「?」チラッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花陽エレナ「ーーで…いや、あの場面は……が……」

 

ダイヤ「浮かれてる暇などありませんわよ!」

 

理亜「一点なんかで満足しない」

 

果南「試合終了の笛がなるその瞬間まで、気を抜かずに行こう!」

 

みんな「おお!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガンッ!!!

 

穂乃果「……」

 

一瞬、「ボールを止める」以外に

 

別のことを考えた

 

穂乃果「すぅー……」

 

心の中のモヤモヤをしっかり貯めて……

 

穂乃果「……っはぁーー……」

 

吐き出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未「全く、詰めが甘いというか貴方らしいといいますか……」ザッ

 

穂乃果「ギリギリ弾けてよかったよ、次は止められる」ドンッ

 

海未「なんども言わせないでください、心配はしませんよ」クスッ

 

絵里「穂乃果は大丈夫として、向こうの戦術に全く歯が立ってないことは確かね」

 

海未「【神のタクト】だけでもかなり厄介ですが」

 

ツバサ「【ミラクルウェーブ】、連発はできないと思うけど対処はかなり難しいわね」

 

エレナ「あれほど圧倒的にやられてしまっては多少の流れは関係ないしな」

 

凛「ウェーブだけに?」

 

エレナ「お、うまいな」

 

ゴチッ!!ゴチッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんじゅ海未「気は済んだかしら?」「気は済みましたか?」

 

エレナ凛「あい……」シュゥゥゥ…!

 

あんじゅ海未「まったく…」

 

凛(和ませようと思っただけなのに…)

 

エレナ(な)

 

あんじゅ海未 ギラッ…!!

 

エレナ凛「ムグッ」お口チャック

 

花陽「あ、はは…」

 

 

 

絵里「ほーら!まじめに対策するわよ!」

 

真姫「でも今から即席の戦術を立ててもたかが知れてるわよ?」

 

花陽(そう、相手のレベルじゃすぐに対応されて終わる)

 

凛「希ちゃんのスピリチュアルパワーでなんとかするにゃー!」

 

花陽(……すぴりちゅあるぱわー……心霊、オカル……)

 

花陽「……!!」ハッ!

 

希「だーかーら!うちのスピリチュアルパワーは万能じゃ……」

 

ガシッ!!

 

希「うぇあ!?」ビクッ!

 

花陽「すぴりちゅあるぱわーだよ!希ちゃん!!」

 

希「……へ?」

 

花陽「そして、みんなに聞いて欲しいことがあります!」

 

みんな「?」

 

 

 

 

 

 

 

 




ずっとこちらの劣勢が続くのは純粋に世界レベルのあの子達に勝てる未来が見えないからなんですけどなんとか頑張ります
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。