車の先にはアンチスキルが居た
全員が銃を構えている
黄泉川『木山春生だな』
木山「アンチスキルか・・・」
黄泉川『レベルアッパー発布の被疑者として拘留する。直ちに降車せよ』
木山が車を降りた
黄泉川『確保ジャン!』
アンチスキルがロボットと一緒に動き出した
しかしアンチスキルの一人が見方を撃った
今度は木山が風を出した
高速道路の下で一台のタクシーが止まった
そこから出てきたのは
御坂「お釣りはいいわ!早くここから逃げて!」
御坂と
ルーミア「待ってなのだー」
ルーミアだった
御坂が電話をしながら走り出した
御坂「黒子!どうなってるの?」
黒子『木山が・・・アンチスキルと交戦してますの・・・。それも能力を使って・・・』
ルーミア「木山は能力者だったのかー!?」
木山は風を操り水を操っていた
つまりは
御坂「デュアルスキルとでも言うの・・・」
ルーミアと御坂が非常階段を登り高速道路に着いた
そこには倒れた車や逸れに潰されたロボットがあった
アンチスキルも倒れている
ルーミア「アンチスキルが・・・全滅してるのだー・・・」
もう一つの青い車には初春とチルノが気を失って倒れていた
御坂「初春さん!チルノ!しっかりして!」
御坂が二人にかけより揺すった
木山「安心しろ。戦闘の余波を受けて気絶しているだけだ。命に別状は無い」
二人が見ると砂煙の中に木山が立っていた
木山「御坂美琴・・・学園都市に八人しか居ないレベル5。さすがの君も私の様な相手と戦った事は有るまい。君に一万の能を統べる私を止められるかな?」
御坂「止められるかな?ですって?当たり前でしょ!」
御坂が走ると足元に穴が空いた
御坂のバランスが崩れたが御坂は何とか体制を立て直す
また爆発が起こったがそれを紙一重で避けた
御坂「驚いたわ。本当にいくつも能力を使えるのね。デュアルスキルだなんて楽しませてくれるじゃない」
木山「私の能力は理論上不可能とされるあれとは方式が違う。いわばマルチスキルだ」
そう謂うと次は衝撃が来たがまた避ける
御坂「呼び方なんてどうでも良いわよ!こっちがやることに代わりは無いんだから!」
御坂が雷を向けると木山はそれを防ぐ
木山「どうした?複数の能力を同時に使うことは出来いと踏んでいたのか?」
木山が衝撃を発すると高速道路が崩れ二人は落ちて行った
ルーミア「美琴!」
ルーミアが下を見ると木山は軽々と着地し御坂は柱にくっついていた
木山「拍子抜けだな。レベル5と言うのはこの程度の物なのか?」
御坂「電撃を攻略したくらいで買ったと思うな!」
御坂は電気で柱からアスファルトをとると木山に投げた
それを木山は光で作った剣で弾き御坂に指を向けた
すると御坂が居た電柱の部分が円柱にくり出され落ちた
木山「もう止めにしないか?」
御坂が膝を付いてせいて居ると木山が話し始めた
木山「私はある言葉について調べたいだけなんだ。それが終われば全員解放する。誰も犠牲にはしない」
御坂「ふざけんじゃないわよ!」
間髪居れずに御坂が叫んだ
御坂「誰も犠牲にしない?あれだけの人間を巻き込んでおいて、人の心を弄んでおいて!そんなもの見過ごせる訳が無いでしょうが!」
木山「やれやれ、レベル5とは言え所詮は世間知らずのお嬢様か」
御坂「あんたにだけは言われたくないわ!」
木山「君達が日常的に受けている能力開発。・・・あれが安全で人道的な物だと思ってるのか?学園都市の上層部は能力に関する重大ななにかをかくしている。それを知らずにここの教師は学生の脳を日々開発しているんだ。もちろんそれはお前の担任である宇佐見秀都や上白沢慧音も同じだ」
御坂「!」
木山「それがどんなに危険な事なのか分かるだろう?」
確かにその通りなのだ
頭に電極をぶっさして薬漬けにするなど人道的ではない
御坂「なかなか面白そうな話ね。あんたを捕まえた後でゆっくりと調べさせて貰うわ!」
御坂が砂鉄を木山に向けるが木山はそれを瓦礫で防ぐ
木山「残念だが捕まる訳には行かない!」
今度は空き缶がばら蒔かれた
御坂は避けようとしたがそこで風紀員を狙った事件を思い出した
犯人の能力は物を爆弾に変える・・・・
御坂(グラビトン!)
木山「さぁ、どうする?」
御坂「全部吹っ飛ばす!」
御坂が身体から電気を出し次々に空き缶を破壊した
しかしいきなり御坂の後ろに空き缶が現れた
ルーミア「危ないのだー!」
ルーミアの声で御坂は後ろの空き缶の存在に気付いた
空き缶が爆発すると御坂が埋もれていた
木山「もっと手こずるかと思ったがこんなもんか。レベル5・・・恨んでもらって構わんよ」
木山が踵を返して去ろうとすると御坂が木山を捕まえた
御坂「つーかまーえた」
木山「バカな!」
御坂は瓦礫で爆発を防いで居たのだ
御坂「ゼロ距離からの電撃。あのバカどもには聞かなかったけどいくらなんでもあんなとんでも能力なんかは持ってないわよね!」
そう言うと御坂は電気を放出した
木山が気を失うとルーミアが降りて来た
ルーミア「美琴!大丈夫なのかー!?」
ルーミアが御坂の肩を持った
御坂「えぇ、何とかね。一様手加減はしといたから・・・」
いきなり御坂の脳内に声が聞こえた
ルーミアも同じようだ
それは木山春生の記憶であった
木山春生が先生となった
生徒の子供に悪戦苦闘する木山春生だ
しかしそんな子供に接して笑う木山春生
そんな子供が目の前で殺された
それを事故で済まされたのだ
御坂はこれを見て木山を話した
御坂「い、今のは・・・・」
木山が起き上がった
木山「見られ、たのか?」
御坂「なんで、なんであんなこと・・・・!」
木山が立ち上がった
木山「あれは表向き。AIM拡散力場の制御するための実験とされていた。が、実際は暴走能力の法則解析用誘爆実験だ!AIM拡散力場を刺激して暴走の条件を知るのが本当の目的だったと言う訳さ」
御坂「じゃあ!」
ルーミア「暴走は意図して引き起こされていたのかー!?」
木山「もっとも気付いたのは後になってからだがね」
御坂もルーミアも困惑していた
学園都市が行っていること・・・・人体実験に
木山「あの子たちは一度も目覚める事無く今なお眠り続けている!私たちはあの子たちを使い捨てのモルモットにしたんだ!」
御坂「でも、そんな事があったんならアンチスキルに通報して」
御坂が言い終わる前に木山が口を開いた
木山「二十三回。あの子たちの回復手段を探すためそして事件の究明をするシミュレーションをするためにツリーダイヤグラムの使用を申請した回数だ。ツリーダイヤグラムの演算能力を持ってすればあの子たちを助けられるはずだった。もう一度太陽の下を走らせてやることも出来ただろう。だが却下された!二十三回とも全て!統括理事会がグルなんだ!アンチスキルが動く訳が無い!」
御坂「だからってこんなやり方」
木山「君に何が分かる!」
木山が叫んだ
木山「あの子たちを救う為なら私は何だってする。このまちの全てを敵に回しても止める訳には行かないんだ!」
いきなり木山が頭を押さえ始めた
ルーミア「どうしたのだー!」
木山が倒れた
すると木山の背中から白い物が出て形を形成し始めた
形を見るとまるで胎児
いや胎児の形をした化け物だった