カルデアの問題児も異世界から来るそうですよ?   作:-b±√b²ー4ac/2a(改名した)

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久しぶりの投稿になってすいません。

とでも思ったか!!
気まぐれ投稿が前提なのだよ!
フハハハハハハ!


第三話 わたしたちのギフト

「お疲れさま~、耀!」

 

 

「春日部さん!?」

 

 

「ニャ~~~~!」

 

わたしと三毛猫が耀に飛びついて、抱きしめる。

 

 

「お前のギフトってやっぱり他の生物の特性を手に入れる類だったんだな」

 

 

「違う。これは、友達になった証」

 

耀は、友達になった生物の特性を得ることができるギフトらしい。

はっ!?もしや限定召喚(インクルード)か?耀が魔法少女説!?尊い・・・・・。

 

「白夜叉さま・・・鑑定をお願いしたいのですが・・・」

 

 

「げっ!もろに専門外なのだが・・・あっ、そうだ!」

 

何か閃いたように白夜叉がポンっと手を打つ。

 

その後、耀とグリフォンの話を終え、ギフトゲームの景品として、カードを配られた。

 

 

「こ、これは・・・・!!」

 

 

「おい、マスターさん。これ、そんなにすごいものなのか?」

 

ここにもこれが神(運営)から配布されるというのか・・・。

 

私は震える手を抑えて、このカードをマジマジと見つめ、みんなに説明する。

 

 

「これは・・・・呼符・・サーヴァントか概念礼装が手に入るものだよ・・マシュの盾がないと無理だけど・・」

 

全員が顔を?にする。まあ、仕方ないだろう。聞いたこともないであろう単語ばかりなのだから。

 

 

「サーヴァント?メイドでも雇ってるのかしら?マシュさん・・という方がそうなのかしら」

 

 

「いえ。このカードはギフトカードと言って、ギフトを鑑定して、内包できるステキアイテムです!」

 

わたしたちはそれぞれカードを受け取る。赤いカードを飛鳥、緑のカードが耀、青いカードが十六夜くん。そして、わたしのカードはオレンジ色だった。

それぞれのギフトカードに書いていたのは、ギフト名(?)だった。

 

耀:生命の目録(ゲノム・ツリー)

飛鳥:威光

十六夜くん:正体不明(コード・アンノウン)

わたし:人類最後のマスター(うちのカルデアのサーヴァント、マシュの恩恵とされる対毒スキル、魔術礼装のスキル、聖杯、素材、概念礼装、集めていたアイテムや経験値等)

が、書いてあった。

 

 

(ラプラスの紙片でも読み取れんだと!?こちらは英雄を従える魔術師!?)

 

 

「ふふふ・・面白いのう」

 

わたしと十六夜くんのギフトカードを見て、不敵に笑う。

十六夜くんのは、故障や失敗ではなかったらしい。能力を隠す系統のギフトもあるのだろうか?

 

 

「して、魔王に挑むというなら、そこの小娘どもは死ぬぞ?」

 

そんなことはわかっている。だが、わたしは、ここで黒ウサギを見捨てられるほど、冷酷な人間ではない。黒ウサギのコミュニティには、小さな子供でギフトゲームに参加できない人ばかりで、ジンくんと黒ウサギ以外はギフトゲームにも参加すらできない年齢らしい。

 

 

「それでも、わたしは黒ウサギを見捨てることなんてできません・・!」

 

 

「いや、おんしには言っとらんよ。ギフトを見る限り、かなりの冒険を詰んできているようだしのぅ。・・!?冥界の加護に・・耐毒スキル・・・人理修復の旅・・人類史をすくったということか!?それに数々の英霊との契約・・・名のある大英雄もかなりいるのう・・やはりとんでもない娘のようだな。して、そこのおんしらはどうするつもりだ?」

 

と話を切り替え、耀と飛鳥に目を向ける。

 

 

「友達と・・立香と飛鳥と一緒に行く。立香みたいにすごい偉業をなしたわけでもないけど、ノーネームに入る」

 

 

「ええ、私もノーネームに入って魔王と戦うわ。わざわざこの箱庭まで来たのに、ちょっとくらい困難が待っているくらいでいいわ。立香さんみたいにすごい大物でもないけど。あ、あとでサインもらえるかしら?」

 

 

「わたしはそんなにすごい人ってわけじゃないんだけどね・・」

 

わたしはみんなに助けてもらってるだけなんだけどな・・。でも、できることはやると決めたんだ。仮にもマスターだし、そうでもなくてもわたしはコミュニティノーネームの復興に役に立てることは、できる範囲で頑張ろう。・・・ん?耀と飛鳥がニヤニヤしている。からかわれただけだった。

 

 

そして、黒ウサギに拠点と言って連れてこられたのは、土が死に、建物もちょっと触れるだけで崩れるほど劣化して、おばあちゃんの住む田舎の家程度ではすまないほどのボロボロだった。

 

 

「これが、ノーネームの拠点・・」

 

 

「魔王ならば可能です」

 

さっきの白夜叉の言葉が脳裏に浮かぶ。だが、一度決めたことだ。ここで曲げたら女が腐るってもんだよ。

わたしは、いま最も重要な現状確認をするために、ダヴィンチちゃんを呼ぶ。

 

 

〝令呪を以てめ・・〟

 

 

「呼ばれて登場!ダヴィンチちゃんだよ!立香ちゃん、説明してほしいかい?」

 

 

「さっすが天才!なんでも知ってるからな~」

 

 

「天才・・・かい?」

 

 

「天才・・・です」

 

 

「じゃあ教えてあげよう!」

 

 

・カルデアからの魔力支援はなくなったが、ギフトになったので、契約していても魔力は減らない。だが、現界したり、宝具を使うと、いつも通りに魔力を消費する。

 

・魔術礼装の魔術もギフト化し、私服でもいつも通りに魔術礼装の魔術をすべて使える。

 

・サーヴァントたちは、人理修復が終わったので座に戻る予定だったが、バカンス感覚でみんなついてきたらしい。

 

・今のわたしの魔力は人理修復の偉業で多少上昇しているが、3騎までしか同時に現界させられない。宝具については、1騎までなら放てる。

 

 

「あの~・・立香さん・・そちらの方は・・?」

 

 

「私は万能の人、レオナルド・ダヴィンチ。気軽にダヴィンチちゃんと呼んでくれ」




いや、ホントに投稿遅くなってすいません。
気まぐれ投稿はこれからも直す気はありませんがね!
・・・・なにかあったわけではありません。サバフェス熱が冷めきっただけです。
投稿したのは、気が向いたからです。
p.s.数学難しすぎ

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