カルデアの問題児も異世界から来るそうですよ?   作:-b±√b²ー4ac/2a(改名した)

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だいぶ空きましたね・・・・。
あやまらないけどねwww



第四話 ノーネームの拠点

「そちらの方が立香さんのギフトですか?」

 

 

「いや、正確にはその一部だね。過去の英雄や、霊長の守護者などが、英霊として昇華された、サーヴァントというものを数百人連れてるんだ。本来、守護者たちは人理を修復した時点で戻る予定だったんだけど、立香ちゃんのギフトになって、ここにいるわけだね」

 

ダヴィンチちゃんが説明を始める。

 

 

「やっぱり立香はえらい」

 

耀に撫でられる。ちょっと、いや、かなり心地よい。だけど、子ども扱いされているのでは・・?

 

 

「えへへ・・英霊がほとんどでわたしはあんまり何もできなかったけどね・・」

 

・・・・沈黙が流れる。

 

 

「いや、立香ちゃんはすごいよ?空気は読めないし、絶望的な状況でも立ってるし、この私でも読めない行動をすることがよくあるし」

 

ダヴィンチちゃん、褒めてる感じ出しながら貶してない!?

 

 

 

「ジンくん、おかえり!ひゃあ!」

 

話を終え、ダヴィンチちゃんがまたギフトカードに戻ると、金髪のケモ耳幼女が出てきた。いや、さすがに未成年だからね、モフるだけだよ。

 

 

『立香さん、お座り』

 

飛鳥が呆れた声で、わたしをお座りさせる。わたしが何をするか行動する前に察していたらしく、モふれなかった。拘束されるのもむしろ・・。

ニヤニヤしていると、軽蔑ではなく呆れや哀れみの目線で見つめられた。

それが一番グサッとくるからやめて・・。

 

 

「先・・・輩・・?」

 

はッ!?殺気!

不意に癒し系まじめ後輩の声がしたと思えば、わたしは気を失っていた!!

 

 

「私が()()()、唯一の()()()()()にして、()()()メインサーヴァント、マシュ・キリエライトです。クラスはシールダー、先輩の体調管理、日程管理などなど、先輩に関することは私に申し付けください」

 

パーカー姿のマシュは、深く一礼する。

 

唖然とした様子でその様子を見守る中、立香を肩に担いだ。

 

 

「ちょっと先輩を休ませたいのですが・・・」

 

リリにつれられて、マシュが立香を運んでいく。

・・・その後、立香は虚ろな目で、

 

「マシュ・・・」

 

と呟きながら、壊れたように笑っていたという。

 

立香が正気に戻ると、十六夜くんの持ち帰った水樹の苗を使って、ノーネームの水路に水を流し始めるところだった。

 

 

「先輩!大丈夫でしたか?」

 

あれ・・・?さっき誰かに殴られて、あれ・・・?そこから記憶がないな・・。

 

 

「うん。大丈夫・・」

 

わたしは重い頭を抱え、マシュに抱っこされながら、キッチンまで行く。

 

 

「り、立香さん・・・体調はもういいのかしら?」

 

 

「うん。立香、大丈夫?」

 

耀と飛鳥が、マシュを見ながら震える声で心配してくれた。そんなに心配してくれていたのか・・。

 

((マシュさんに逆らったら殺される・・!))

 

 

「うん、大丈夫。心配してくれてありがとう!」

 

 

「よう、マスターさん。もう大丈夫みたいだな」

 

すでに食べ始めようとしていた十六夜くんが、わたしに声をかける。

 

((え!?十六夜くんには何も反応ないんだ!?))

と思った耀と飛鳥だったが、立香の行動で、男に一切反応しなかったことから察した。

 

 

「こんなにたくさんの料理、誰が作ったの?」

 

キャットもエミヤも紅閻魔も、召喚していないし・・あれ?そういえばマシュは勝手に出てきたよね・・。

マシュに視線を向けると、首を横に振ったので、マシュは知らないのだろう。ということは、ノーネームの誰か・・でもこんな量作るには・・そうか、わかった!

 

 

「料理人は・・あなたですね?」

 

この人数分作れて、料理を作るのが仕事(つまり、他に仕事がない可能性が高い)。というかこの量を作れるのは・・・。

 

 

「は、はい。確かにリリたちが料理を作りましたが・・・」

 

わたしがドヤ顔していると、わたし以外みんな気づいていたらしく、苦笑を浮かべていた・・///

 

 

「ありがとう(子供たちを撫でながら)!」

 

 

(先輩!アタランテさんは極力喚ばないようにしましょう・・・)

 

(いや、今日は子供たちの護衛が必要だから・・・)

 

 

「で、私はこれから数日間、ここの子供たちを守ればいいのだな、マスター?」

 

言い終える前には、アタランテは召喚されていて、やる気満々だった・・。というか、わたしの話なんて聞いてなかった。

 

 

「まったく、どうして私まで一緒に召喚されるのよ・・」

 

結界を張ってもらうのと、竜牙兵に護衛してもらうために、メディアを召喚したのだ。

 

 

「メディア、この拠点に結界の展開と竜牙兵での防御をお願い」

 

 

「マスターなんだからお願いじゃなくて命令すればいいのに・・・まあ、マスターのお願いだから聞いてあげるけど・・。あなたの魔女ですもの」

 

わたしがお願いすると、メディアは魔術の準備を始めた。

 

 

「多めに作ったので、二人くらい増えても大丈夫です!」

 

私たちは、食事を終えると、お風呂に入った。

 

お風呂で軽くガールズトークに花を咲かせ、あがった。

 

 

お風呂からあがると、ジン君と十六夜くんがなにやら話し合っていた。

 

 

「あら、ジン君と十六夜くんじゃない?」

 

 

「よう、お嬢様。まあ、ボーイズトーク・・みたいなもんだ」

 

十六夜くんは、怪しげにニヤニヤしていた。

まあ、男同士の話に女が割り込むものでもないし、大丈夫かな・・?

 

 

 

それから少し時間が経って、お茶会をしていた。

 

 

「わたしたちも女の子だし、来たときのままの恰好じゃなくて、おしゃれしたいよねー」

 

下心100%でそう呟くと、黒ウサギがクローゼットを開けた・・・。そこには、コスプレにしか見えないような服装ばかりだった。

 

 

「ま、マスター、私は見回りに行ってくる・・」

 

アタランテが赤面しながら部屋をを出ようとしたが、メディアが腕を掴んで引き止めた。

 

 

「結界を張ってあるから行かなくても大丈夫よ?」

 

そのあとアタランテで散々遊んだ。

 

 

 

「マスター、侵入者を捕獲したわ」

 

急いでその場に向かうと、十六夜くんとジン君が侵入者(?)を尋問している途中だった。

 

 




いや、ホントにすいません。
数学の赤点で萎えてたわけではありません。
アーケードに金を使い果たしたわけでもありません。
ただただ、最近趣味ができてそれに没頭してるだけです。

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