ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068   作:リューオ

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11:Volare via.(飛んで行きな)

「帝国兵はまだいるでしょうか?」

 

進んで階段を上る途中、シアが聞いてくる。俺は小型の戦闘兼探査機を飛ばしてヘッドホンの機能の一つのバイザー(飛ぶ時とか索敵とかに使う)を展開して索敵するとレーダーに引っかかる

 

「…集団が一つ、恐らく帝国兵。数は30」

 

「…そう、ですか」

 

「だーいじょーぶ!俺達が守るってばよ」

 

「それは助かるのですが、敵対してよろしいんでしょうか?」

 

「どういう意味だ?ギャグウサギ」

 

そろそろ戦闘兼探査機を戻すか、腕を滑走路代わりにして戻す

 

(うーむ、30の兵をどうする?ロボだとこの辺りは崩れかねない、ガトリングもだ。なら戦闘探査機でボラボラで決まりだな)

 

俺とハジメらは階段を上りきると帝国兵がいた

 

「おいおい、マジかよ。生き残ってやがったのか。隊長の命令だから仕方なく残ってただけなんだがなぁ~。こりゃあ、いい土産ができそうだ」

 

兵は驚くも、女を楽しむだの高価で売れるだの胸糞わりぃ話してた

 

「あん?誰だお前ら、人間か?」

 

小隊長が俺らに近づく

 

「ああ、人間だ」

 

「右に同じく」

 

「はぁ~? なんで人間が兎人族と一緒にいるんだ? しかも峡谷から。あぁ、もしかして奴隷商か? 情報掴んで追っかけたとか? そいつぁまた商売魂がたくましいねぇ。まぁいいや。そいつら皆、国で引き取るから置いていけ」

 

勝手に推測して勝手に結論を出す。当然、俺らは従う気は無い

 

「は?やだよ、何で渡さなきゃいけねえんだよ」

 

「小僧、口の利き方には気を付けろ。俺達が誰か分からない程頭悪いのか?」

 

「お前らの事なんざ知らねえよ」

 

「テメー、調子に乗ってんじゃねえぞ」

 

「お前が言うなよ?」

 

「あぁ!?まだ状況が理解できてねえのか!テメーは震えながら許しを(ドガガガガガガガ)」

 

小隊長は蜂の巣になって死ぬ

 

「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ!」

 

他の兵も蜂の巣にした後

 

Volare via.(飛んで行きな)」ドガァァァァァァン

 

そう言うと後ろで爆発してこっそり飛ばした戦闘兼探査機を戻す、チビは目を輝かせてた

 

「ハジメ、そっちはどうだ?」

 

「…」

 

「どした?」

 

「いや、初めての人殺しだったわけだが、特に何も感じなかったから、随分と変わったもんだと」

 

「ハジメのLOVEが高い結(ドゴッ)サンズッ!?」

 

いつものフォーム(今更だけどアッパー)で殴られる、顎はギャグ補正で大丈夫

 

「それは上がっちゃいけないレベルだろが!」

 

「ハジメさん、ノッブが言ってるLOVEとは何ですか?」

 

「Level of Violence、暴力レベルの事だ。そういうノッブはどうなんだ?」

 

「別に?ああいう奴は寧ろスゲーッ爽やかな気分だぜ、新しいパンツを穿いたばかりばかりの正月元旦の朝のよーによォ~~~~~~~~ッ」

 

ハジメは苦笑いする

 

「初めてだったんですね、ハジメさん」

 

「そう、()()てだったんだよ。()()()だけに!はい、ノッブじゃあああないとおおおおおお!」

 

指を正面にさすが、誰もウケない。これがやりたかっただけだ

 

「ちなみに俺も初めて人を殺したが、血統のせいで何も感じない」

 

「あ、そうか。お前の祖先は織田信長だもんな」

 

「織田信長って誰ですか?」

 

俺は祖先の事を話す、女でぐだぐだしてた事も全部

 

「とまあ、こんな感じ」

 

シアは微妙な顔してた

 

「あの、できればお二人の事も教えてくれませんか?」

 

ハジメはここに来るまでの事を話すと、シアはガチ泣きしてた。話を聞くとアイツらを思い出す、元気にしてるかな

 

「ハジメ、アマンガワ生きてるかな(愉悦の意味で)」

 

「生きてるだろ(愉悦の意味で)」

 

「私、決めました!」

 

シアは何かケツイしたようだ

 

「皆さんについて行きます!遠慮はいりません、私達は仲間なのですから!」

 

「断る」

 

「面白い奴だけどヤダ、てか旅の仲間が欲しいのか?」

 

ビクッと反応するシア、ビンゴォ!ハジメは連れてけない理由を話すと落ち込む。そして数時間後、ハルツィナ樹海に到着し、入る。目指せモスクワならぬ目指せ大樹、ハジメは大樹に向かうと伝えるとハウリア族は頷く

 

「皆さん、できる限り気配は消しもらえますかな。大樹は神聖な場所とされておりますから、あまり近づくものはおりませんが、特別禁止されているわけでもないので、フェアベルゲンや他の集落の者達と遭遇してしまうかもしれません。我々はお尋ね者なので見つかると厄介です」

 

「ああ、承知している。俺もユエもある程度、隠密行動はできるから大丈夫だ」

 

ハジメとユエは気配遮断を使う、ちなみに俺も気配遮断[A+++](何かやったら取得できた)を使える。ちなみに俺のは石ころ帽子レベルだから解除しない限りタイガー道場しても気づかれる事は無い

 

「っ!?これは、また…ハジメ殿、できればユエ殿位にしてもらえますかな?」

 

「こんなもんか?」

 

「はい、結構です。さっきのレベルで気配を殺されては我々でも見失いかねませんからな。いや全く、流石ですな!」

 

そういえば、兎人族の唯一の能力は隠密能力と聴覚による索敵だったな。しばらく歩いてるとレーダーに俺達を取り囲んでる形で反応が出る

 

「お前達、何故人間といる!種族と族名を名乗れ!」

 

トラの あじんぞくが あらわれた!▼

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