ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
16:FORCE RISE
あれから数日、俺らはフューレンのギルドに来て軽食を取ることにした
「なあ、宿どうする?お前らの意見を聞いた上で決めようかと思うんだが」
「魔神さんはデカいベッドで寝たい」
「あ、私も同意見ですぅ」
「…お風呂があればいい、混浴で貸し切りの」
「僕的にはお風呂には同意見です」
「我も風呂とベッドがあればそれでいいや~」
「それな」
そう会話してるとブ男がこっちに歩いてきて、ユエらをジロジロと舐めまわすような目で見る。マジキモいんですけど
『それな』
そして俺らに気が付いたようにこっち向く
「お、おい、ガキ共。ひゃ、百万ルタやる。この兎を、わ、渡せ。それとそっちの金髪と白髪はわ、私の妾にしてやる。い、一緒に来い」
ユエらに手を伸ばすが、おき太はブ男に刀を突きつける
「さっき、僕を女として見ましたよね?これでも僕は男なんですけど?」
おき太は男の娘体型だから女と間違えられるのは是非も無いが、おき太は女として見られるのが嫌なんだよね
「そういえば、僕達を欲しいと言ってましたよね?」
「そ、そうだ!さっさとわ、渡せ!」
「では、条件として…」
おき太は刀で薄皮を切る、ブ男はマナーモード状態だった
「貴方の命を貰いますけど、よろしいですね?」
ブ男は泡を吹いて倒れる
「さすが弱小人斬サークルの姫が先祖だけあって殺気もスゲーな」
「へっへーん!これぐらいしないとやっていけませんですからね!」ドヤァ
おき太はドヤ顔する、そこにブ男とは真逆のマッチョが現れる
「レ、レガニド!そ、そいつらを殺せ!わ、私を殺そうとしたのだ!」
「坊ちゃん、流石に殺すのはヤバイですぜ。半殺し位にしときましょうや」
「やれぇ!い、いいからやれぇ!お、女は、傷つけるなっ。私のだぁ!」
「了解ですぜ。報酬は弾んで下さいよ」
「い、いくらでもやるっ。さっさとやれぇ!」
周りの人はざわめく、コイツは黒で相当の実力者のようだ。ユエ達を見るとフォースライザーを腰にセットしてるからやる気満々のようだ
「…私達がやる」
「ガッハハ、嬢ちゃん達が相手をするだって?中々笑わせてくれるじゃねえの。なんだ?夜の相手でもして許してもらおうって<POISON...! WING!>
「「変身!」」
<FORCE RISE... STING SCORPION! FLYNG FALCON! BREAK DOWN...>
そんでレガニドをフルボッコにしてる間、おき太はブ男に近づく
「ひぃっ!来るなぁ! わ、私を誰だと思っている!プーム・ミンだぞ!ミン男爵家に逆らう気かぁ!」
「そんな事知りませんね」
おき太はブ男を踏みつける
「直接、間接、関係無く関わったら…」
<JUNP!>
「次はありませんよ?」
<FORCE RISE... RIDING HOPPER! BREAK DOWN...>
おき太は001に変身する、ライダー少女タイプだけど。てか登場すんの早くね?出るの来月の21日だぞ?(11/17現在)
『メメタァ』
「他にこの人の味方はいませんか?」
周りを見渡せば猛烈な勢いで首を横に振ると、ギルドの職員が俺らを取り囲む
「申し訳ありませんが、事情聴取にご協力願えますか」
「俺らが飯中→コイツがからんできた→護衛が危害加えようとした→俺ら正当防衛と言う訳だぁ!」
「はぁ…?」
「え、今の分からんの?」
「とは言いましても、当事者双方の話を聞く規則なので…。冒険者の方なら従っていただかないと」
「って言われても…、アレが起きるまで待つってのは横暴じゃねえか?てか俺らは被害者だし証拠人はソイツらだからいらねーとおまんがな」
正論を言うと、職員は決まりなんだからしゃーねだろって顔する。そこにメガネ掛けた細身の男が来る
「何をしているのです?これはいったい、何事ですか?」
てか、ビルドの内海に似てね?
『貴方に忠誠を誓おおおおおおおおおお!!』
やめてくれwww
「ドット秘書長!いいところに!これはですね…」
職員は内海に説明する
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俺は職員が内海に説明してる間、ひたすら縦回転(燃焼系アミノ式のアレ)してた
「燃しょっ系♪燃しょっ系♪アーミノ式っ♪」
「ちょっとよろしいですか?」
俺は回転しながら内海に振り返る
「話を聞く限り、あなた達が被害者ということはわかりました。これだけ大勢の証人もいますしね。若干過剰防衛な気もしますが、まあ死んではいないのでよしとしましょう」
「どもねん♪」
ブ男らが目覚めるまでフューレンに滞在してもらうのと、身分証明書と連絡先を求めた。んで、その後だが色々あってイルワから人の捜索依頼を受ける事となった
~ウルの町:とあるレストラン~
あの後、晩飯を取りにレストランに来た
「燃しょっ系♪燃しょっ系♪アーミノ式っ♪」
「ノッブ、いつまでやってんだよ」
「ぶっちゃけ酔ってきた」
「回るからですよ、ノッブ」
「いや~、まさか米が食べられるとは僕もワクワクです!」
「我ワクワクすっぞ!」
「魔神さん大勝利」
「…ん、大勝利」
突然カーテンが開くと、そこには愛子せんせーがいた
「織田君!南雲君!」
「あぁ?…せ「吐きそ…」ここで吐くなよ?」
「わかってる…、お゛ぅ゛…」
「ノッブ、大丈夫ですか?」
おき太は突っ伏してる俺の背中をさする
「やっぱり織田君と南雲君なんですね?生きて…本当に生きて…」
「いえ、人違いです」
「うぇ…」
「へ?」
「ちょっと待って下さい!織田君と南雲君ですよね?なぜ、人違いなんて」
「お゛え゛…」
「どうして誤魔化すんですか?それにその格好…何があったんですか?こんな所で何をしているんですか?未来の織田君もそうです、何故すぐに皆の所へ戻らなかったんですか?織田君!南雲君!答えなさい!先生は誤魔化されませんよ!」
愛子せんせーは俺の肩を掴んでグワングワン揺さぶる
「やめれ…、燃焼系アミノ式やりすぎて吐きそうだってのに…」
ヤベ…、ガチで吐きそ…
「あの~、その辺にしてくれませんか?」
「ノッブ困ってるぞ」
「な、何ですか、貴方達は?今、先生は織田君と南雲君と大事な話を「やめないとこの辺大惨事になりますけど」
愛子せんせーは揺さぶるのをやめる
「ノッブ、トイレに行った方がいいぞ」
「そうする…」
この後、めちゃくちゃ吐いた
~こっちがホント!次回予告~!~
「は~い!今回もライセン道場始まるよ~!って何コレ!?」マッシロー
「巨大ゴーレムの時、CGでグリグリ動いたからまっ白になったんだよ」
「ちょっと待って!それならN号も同じじゃん!何で色付きなの!?」
「俺のはああ見えてそんなに動いてないのと、中割り無しの原画だから口パクなんだよな」
「うぅ…、ヒドイよ…」
「製作陣はヒドくねえし、またグリグリ動いたら止められるぞ?」
「うわーん!こうなったらとことん暴れてやるううう!うわああああ(ry」
「次回、「タイトル未定」お楽しみに。だから言ったのに…」