ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
気が付けば、和室にいた。しかもご丁寧に靴は履いてない
「気が付いたか、若き日の我よ」
振り向くと玉座に座ってる未来の俺がいた
「相変わらずイケメンだな、流石俺!」
「ふっ、褒めても何も出ないぞ」
「俺をここに呼んだって事は転移する異世界に何かあるって事か?」
「そうだ、まずはその世界の情報をやろう」
未来の俺がフィンガースナップすると俺の脳内にあらゆる情報が少しずつ流れ込む
「麦茶しかないが、どうだ?」
「貰うわ」
麦茶を飲みながら分かったが、その情報はこれから召喚される世界の始まりから今までの全部の情報だ
「しっかし、エヒトか。黎斗がマシに感じてくるよ…」
「なら、やる事は分かっているのだろう?」
「大体わかった、そのエヒトをムッコロだろ?」
「そうだ、それとその情報は必要な時思い出すよう設定した」
「あ~…、何から何まですまないねぇ」
「ふふ、貴様も我だ。これくらいしても文句は無かろう?」
未来の俺は優しく笑う、やっぱ魔王になっても俺は俺だな
「では、暫しの別れだ。異世界生活を存分に楽しむが良い」
未来の俺がそう言うと、俺の意識が薄れる―――
気が付くと、知らない所にいた
「…どこだここ?」
「ノブ(訳:知らねーよ)」
「やっと起きたか」
「ん?おお、ハジメ」
周りを見渡すとジジイがいた
「ノブノブ?(訳:何だ?あのジジイ)」
「ちょ、メカノッブ!」
「ようこそ、トータスへ。勇者様、そしてご同胞の皆さま。歓迎致しますぞ。私は聖教教会にて教皇の地位に就いておりますイシュタル・ランゴバルドと申す者。以後、宜しくお願い致しますぞ」
「ちょっといいか?」
「何ですかな?勇者殿?」
「必殺技にアンガルタ・キガルシュはあるか?」
「いや、イシュタル違いだから!」
「トーサカッ!?」スパァァン!
俺はハジメに叩かれる、何でさ
~大広間~
大広間に着き、俺達全員座るとベストなタイミングでカートを押しながらメイドらが入ってきた。しかも美女&美少女のメイドだ。あれ、未来の俺の配下にこういうのいたっけ?
『いるにはいるぞ』
マジで?
『時間停止能力を持ってて、ナイフを投げるメイドの長もな』
え、完全で瀟洒な従者いんの?いいなー!
「さて、あなた方におかれましてはさぞ混乱されている事でしょう。一から説明させていただきますのでな、まずは私の話を最後までお聞きくだされ」
俺は話が終わるまでちびノブの頭を撫でる、話の内容だがこのトータスには人間、亜人、魔神…だと採集されるな、魔人の種族があって東都、西都、北都の三つに分かれ、混沌を極めていた!
『コノーママー…っておい待て、ビルドじゃねえか』
人間は北一帯に、魔人は南一帯に、亜人は東の樹海にひっそりと生きてる。その内、人間と魔人が何百年と戦争し続けてる。そんで全員めちゃんこ強い魔人に人間は数で対抗したが魔物の使役で押されてるとの事
魔物は普通の野生動物が魔力を取り入れて変質した異形なんだとか、それぞれ強力な種族固有の魔法使え、強く、凶悪な害獣らしい
「貴方方を召喚したのはエヒト様です。我々人間族が崇める守護神、聖教教会の唯一神にして、この世界を創られt「話長え!もっと短く纏めろ!」
「ちょっ、ノッブ!?」
「っつーかさ~、こっちの事情は無視して戦えだぁ?ふざけんじゃあねえ!テメーらのしてるこったぁ誘拐だ!戦わせる暇があったらとっとと元の世界に帰せ!そっちで勝手に滅んでろ!」
「ノブノブ!(訳:そうだ!俺達は反対だ!)」
「織田君とちびノブ君の言う通りです!私達を早く帰して下さい!」
「お気持ちはお察しします。しかし…貴方方の帰還は現状では不可能です」
俺とちびノブ以外はは凍りつく、遊ぶ駒をアイツが手放すわけねえよな
『そういえば、プレバンの配達今日だったよな?ミライドライバーセットの』
俺は項垂れる、ド畜生がッ!
「ノ、ノッブ?」
「予約したミライドライバーセット、今日配達…」
「うっわ、最悪じゃん…」
「ノブノブ(訳:帰ったら、再配達しような)」
「うん、その方が良いよ」
『再配達しないように、我が受け取ったぞ』
「「お前は神か」」
『魔王だ』
「一旦落ち着け!」
突然、アマンガワがテーブルを叩く
「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味が無い。彼にだってどうしようもないんだ。俺は戦おうかと思う、この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って、放っておくなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終わらせれば帰してくれるかもしれない。イシュタルさん、どうですか?」
「そうですな、エヒト様も救世主の願いを無碍にはしますまい」
「俺達には大きな力があるんですよね?ここに来て妙に力が漲っている感じがします」
実は俺の魔王としての力が妙に強くなってる気がするんだよな
「ええ、そうです。ざっと、この世界の物と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな」
「うん、なら大丈夫。俺は戦う、人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救ってみせる!」
アマンガワがそう言うと皆が活気と冷静を取り戻す
「へっ、お前がそう言うと思ったぜ。お前1人じゃ心配だからな。俺もやるぜ?」
「龍太郎…」
「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」
「香織…」
4人がアマンガワに賛同するにつれ、クラスメイツが賛同する
「貴様ら、本当にそれでよいのか?」
ある1人の男が介入するまでは