ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
23:クソあちぃ…
ホルアドから西に進んだ所にあるグリューエン大砂漠、俺達はブリーゼで走ってた
「外、凄いですね…。普通の馬車とかじゃなくて良かったです」
「全くじゃ。この環境でどうこうなるほど柔い心身ではないが…流石に、積極的に進みたい場所ではないのぅ」
「我が魔王、こちらを」
「いや~、こんな暑い所はスポドリに限るもんだ!」
「この漫画の白さっぷりに落ち着く」
「それ、同感です。コハエースはこうじゃないとね」
「前に来た時とはぜんぜん違うの!とっても涼しいし、目も痛くないの!パパは凄いの!」
「そうだね~。ハジメパパは凄いね~。ミュウちゃん、冷たいお水飲む?」
「のむぅ~。香織お姉ちゃん、ありがとうなの~」
カオリンは冷蔵庫から水を出す、ちなみに俺はというと
「…」サクサク
外をボーンと見ながらルマンドを食ってる、骨だけに
「ん?なんじゃ、あれは?ご主人様よ。三時方向でなにやら騒ぎじゃ」
その方向を見るとサンドワームがぐるぐる回ってたが、気にしない
「っ!?掴まれ!」
ブリーゼを加速させる
「…」サクサク
そしてサンドワームを倒すと、カオリンが声を上げる
「ハジメ君、アレ!」
「…白い人?」
「お願い、ハジメ君。あの場所に…私は治癒師だから」
「…まあいいか、ちょっと気になるしな。それとノッブ、いつまでボーッとしながらルマンド食ってるんだ?」
「え?ああ、わりぃ。アイツらの事考えてた」
「それにアマンガワはいるか?」
「は?あんな人の趣味にケチ付けるNTR野郎なんて考える訳ねえだろ」
そんで青年ことビィズと一緒にアンカジ公国に行く事になった
~アンカジ~
アンカジに着くと、水の都って感じだが何かで見たような…?何だっけ?
『もしかして:水の都の護り神』
それだ!
「これはまた…壮観だな」
「…ん、綺麗な都」
「これはまた…」
「これは凄いですね~!」
「ここの水で作ったおでんは格別だろうな」
「でも…なんだか元気が無いの」
言われてみれば、確かにそうだ。店はやってないし戸は閉め切ってる、んで俺達は宮殿に行く。サイヤ人の王子を連れてこなきゃ
『息子です、何なりとお使い下さい』
ブロリーです…
『お前もサイヤ人のようだな』
~グリューエン大火山~
アンカジを救い、グリューエン大火山を進む
『お前、重力魔法で魔物を岩盤に叩きつけたりしただろ』
森君ならポッド潰せそうだけどな
『アイツならやりそうだな』
俺が言ってる森君は「森忠良」で、普段はまともだがバーサークスイッチが入ると鬼武蔵モードになる事(本人の悩みでもある)からぐだお界のブロリーなんて言われてる。鬼武蔵になると幽霊ですら血祭りにあげるレベル、そんで森君に致命傷を与えるだけで鬼武蔵になる(腕とかをふっ飛ばすだけでも入スイッチが入る)
『アイツなら異世界に召喚されて、異世界チートものの敵になってる筈だ』
拘束具(というか鎧)着てるんだろうけど大丈夫なのか?
『致命傷すら回復させる機能があるから大丈夫だろ』
んで相手は?
『太一』
ニャメロン!勝てるわけがない!相手はフォーリナーなんだど!てか、凛の声優マシュの人なんだな
「にしてもあっちぃな…」
「若き我が魔王、スポーツドリンクでございます」
「ありがと」
俺は渡されたスポドリを飲む、ハジメはどうやらマグマ牛と戦ってるようだ
「ノッブ!のん気に飲んでねえで何とかしてくれ!」
俺はスポドリを飲みながら腕を振らず、重力魔法でマグマ牛を引き寄せ、空いた手で魔力をブレード状に形成して突き刺して魔力を流して内側から破壊する。みな唖然としてるけどスルーだ
「はぁはぁ…暑いですぅ」
「僕もです…」
「魔神さんもだ…」
「わ、私もです…」
「…シア、総一、誠司、光華、暑いと思うから暑い。流れているのはただの水…ほら、涼しい、ふふ」
「むっ、ご主人様よ!ユエが壊れかけておるのじゃ!目が虚ろになっておる!」
話を聞くに、この迷宮は暑さによる集中力の阻害とかが課題らしい。そんでユエは汗を拭きたいのか着崩す、何かエッチくね?気のせい?まあ、あっちぃから俺も着崩すけどな!未来の俺を除くぐだおズも着崩す
「わ、若き我が魔王!?はしたないです!!///」
「ノッブ、お前もか…」
「『ギャングスター』にあこがれるようになったのだ!」
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多分50層、だって赤銅色の岩石製の小舟に乗って流されてるからな
「気分はハードモードのインディさんだな…」
「あ、そうだ。誠司、コレ」
未来の俺は誠司に赤いフォースライザーとゼツメライズキーを渡す
「ん?おお、1型のベルトだ」
「サイクロンライザーとロッキングホッパーゼツメライズキーだ、使うと良い」
「早速変身してみる」
<KAMEN RIDER!>
「変…身!」
<CYCLONE RIZE! ROCKING HOPPER!>
誠司は1型に変身する
「我は魔を裂き、神を穿つ、人の祈りを束ねし者。魔神1型!」ビシィッ!
誠司はポーズを決める
「よし、次からコレで行こう」
「あ、ハジメさん。またトンネルですよ」
「そろそろ、標高的には麓辺りじゃ。何かあるかもしれんぞ?」
すると、小舟もろとも落ちる
「またか…全員振り落とされるなよ!」
そんでこういう時に限って出るんだよね
「ちっ、やっぱり出たか」
「…ハジメ、左と後ろ、任せて」
「撃ち漏らした奴は俺に任せろ」
「僕達は魔物を斬ります!」
「ああ、任せた。シア、ティオ、船の制御は頼んだぞ」
「はいです!」
「うむ、任された。ご褒美は尻叩きでよいぞ?」
「数には数を、たっぷり食らっとけ」
ハジメはガトリング超電磁砲でふっ飛ばす
「heh,」
俺はガスターブラスターでふっ飛ばす
「そこっ!」
おき太は空中を蹴って魔物を斬る
「魔神さんビーム!」
誠司も空中を蹴ってビームでふっ飛ばす
「う~む、いつ見ても恐ろしいものがあるのぅ」
「流石ですぅ」
~こっちがホント!次回予告~!~
「やほ~!今日もライセン道場始まるよ~!そう言えばN号、この小説のタイトルはもう1つの案があったみたい」
「たしか、「ありふれた魔王で世界最強」だっけ?」
「うん、作者はそれにしようかと思ったけど、一捻りほしいと思って考えた結果あのタイトルになったんだって」
「一捻りにも程があるだろ…」
「次回、「タイトル未定」お楽しみに!」