ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068   作:リューオ

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31:皆でスノボ

冬のノッブ宅、ピンポーン、ピンポーンとインターホンが鳴る

 

「おーい、ノッブー。遊びに来たぞー」

 

「…ノッブ、出てきて」

 

だが、反応が無い

 

「ノッブー?」

 

「…いない?」

 

ハジメとユエは家にあがってノッブを探す

 

「まさか出掛けたのか?」

 

ユエが2階から下りてくる

 

「…2階にもいない」

 

ユエはテーブルの置手紙を見つける

 

「…ハジメ、これ」

 

「な、どういう事だ!?」

 

「…ハジメ、電話を」

 

「ああ!」

 

ハジメはノッブ宛に電話する

 

「何で俺達だけ…」

 

「…ハブラレンゲル」

 

『よー貴様ら、若き日の我の家に来たようだな』

 

『ウィース、ユエーハジメー』

 

「…ノッブ、出かけた?」

 

『貴様ら以外呼び寄せて皆で湯沢でスノボだー!』

 

「…ノッブ、ヒドイ」

 

『ハジメさん、私もいるです!』

 

『妾もいるのじゃ』

 

『ごめんねハジメ君、私もいるの』

 

『僕もいますよ~』

 

『おでん食いたい』

 

「…ぐだおズも勢ぞろい」

 

『だって貴様ら、事あるごとに問題起こすから連れてけねえよ』

 

「うぐっ!?」

 

「…っ!?」

 

『お、アニメが始まったぞ』

 

ノッブ達はアニメに夢中になる

 

「…ノッブ?」

 

「おーい?」

 

『うおっ!?』

 

『ちょ、若き日の我落ち着けぇ!?』

 

そこで電話が切れる

 

「…何かあった?」

 

「分からん」

 

「…ハジメ、行こう」

 

「ああ!」

 

ハジメはゲートキーでスキー場へ行く

 

 

 

 

 

 

 

 

~スキー場~

 

「ぜぇ…、ぜぇ…、どうやら着いたみたいだぞ」

 

ノッブはドアを破って出る

 

「Fooooooooooooooooo!!」

 

「おい、早く滑らないか?」

 

「それもそうだな、好きなの使っていいぞ」

 

「俺は黒だな」

 

「私はこれです!」

 

「待てやぁ!」

 

そこにハジメとユエが来る

 

「うわ、来ちゃったよ」

 

「何でぇ!?」

 

「俺には空間魔法があるからな」

 

「そういやそうだった…」

 

「俺も滑らせてくれ」

 

「…私も」

 

「南雲、お前のボードは無い!」

 

「うるせえ!」

 

ハジメはアマンガワを蹴っ飛ばす

 

「だー!分かった分かった!ボード貸すよ!ただ、トラブルは起こすなよ?それを守れば貸してやる」

 

「ああ」

 

「ほい」

 

「…やった!」

 

「うおおお!」

 

「しょうがないなぁ」

 

「かわいそうだし、いいじゃない」

 

「では、このボードを自在にこなさねば勇者としてお笑いだぞ?」

 

そしてノッブ達はリフトに乗って、滑る

 

「yeahhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh!!」

 

「ヤベェwww楽しいwww」

 

「楽しいですううううううううう!!」

 

「…楽しい!」

 

「爽快なのじゃ!!」

 

「いやっほーーーーー!」

 

「私のテクニック、見せてあげます!」

 

その後、夜になってもめっちゃ滑った


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