ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
卑弥呼も一も来ねぇ!
49:Let's go to 邪馬台国!…ってまた転移かよ!?
「ところでさ、邪馬台国ってホントにあったのかな」
「急にどうした」
「いや、ただ気になっただけだ。そういやおき太は何やってんだろうな」
「おき太は今、友人の頼みで家庭教師の助手をやってるみたいだぞ」
へー、おき太がカテキョーねぇ…
「何でも五つ子姉妹らしいぞ」
「よし殺す」
「(おき太ェ…)これって…。おいノッブ」
「え、ちょ、それって埴輪?けど、ちびノブっぽいな…」
「あ、お兄ちゃん!」
そこにリッカが来る
「…え、これ、埴輪?でも何かが違うし…。ちびノブの亜種?てか、何でここにあるんだろう?」
「知るかよ」
「おいリッカ、その埴輪、光ってるぞ」
「え?あ、ホントだ!」
『…20年、…亡…る』
「何か聞こえるな」
「うん」
「まさか、埴輪か?」
『2020年、十の月、邪馬台国は…』
邪馬台国、確か弥生時代の日本にあったとされる国だったか
『2020年、十の月、邪馬台国は、―――滅亡する!』
「「「…はい?」」」
いや、どういう事だよ!?
「ていうか、光が強くなってってるんだけど!?」
「っつーか、何で俺達なんだよ!?」
『…きは、…で』
「あんだって!?」
『―――続きは邪馬台国で!』
「「「…はああああああああああああああああああ!?」」」
俺達は光に飲み込まれる、またこのパターンか!?
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『…聞こえますか。…聞こえますか、遥か彼方の貴方』
聞こえてっぞ
『…聞こえますね、よし、成功っぽいわね。おっと…、えー、コホン。私は遠い、遠い国の光の巫女。ですが私の国は今、凶つ闇によって飲み込まれつつあります。いうなれば滅亡のピンチ。そこで私は一発逆転を狙い、強き者を探していました。そして、ついに探し当てたのが…』
俺とハジメなのか…
『そうです!パンパカパーン!おめでとうございます!さてそれでは召喚の前にいくつか質問を。正直に答えて下さいね』
アッハイ
『Q:貴方は山を砕き海を割るような力をお持ちですね?』
いや?
『えっ!?じゃ、じゃあ…、Q:貴方は炎を吐き、嵐を纏い、雷を落とすとかすごい力をお持ちですか?』
うーん、そういうのは無理だが神代魔法なら使えるぞ。詳しく聞きたいか?
『あ、はい。その神代魔法が気になります』
―――続きは邪馬台国で!
『まさかの!?…と、それより』
何か物音が聞こえんな、何を探してんだ?
『えーと…、どれを観てたんだっけ。あ、これこれ。…よし!それでは、今から私の鏡と貴方の世界を繋げます。安心してください、危険はありません。ホント大丈夫、大丈夫。ちょっと気が遠くなるか、肉体が砕け散って魂が霧散するだけだから』
信用しない信用しない、お前の言う事なんざ信用できない
『あたし運いいから信用してよ!?ともかく時間がないのです。リラックスして目を閉じるのです』
俺は言われた通りに目を閉じる
『…そう。―――まだ、そちらの私は知らないけれど、これから起こる事も、今まで起きた事も…、今はまだ分からなくて構わない。貴方の目で見て、感じて、為そうとする事を為してください。それではまた、遠い未来の、遥か過去にてお会いしましょう。―――未来の君』
俺の意識が遠のく―――
~???~
「ねぇー…、ねぇーってば。そろそろ起きなさいよ、ねぇーってば。もしかしてホントに死んじゃってる?」
声が聞こえる、あの時の声の人か?
「さて、どうでしょうな。死んではいないようですが…」
「んー、どーしよっかなー。なんかいい考え無い?」
「そういえば昔、溺れた者の胸を叩いたら息を吹き返したという話を聞いたような気が致しますが…」
「あー!それ聞いた事ある!よーし、物は試しか」
「いやいや、姉上の馬鹿力で叩いたらホントに死んでしま…」
「ちょっと痛いかもしれないけど覚悟してねー…、はああああああああああ…!」
ああもう…、うっせぇな…!
「ギャーギャーギャーギャー、うっさいんだよお前ら…。」
俺は起き上がる
「あっ、気が付いた?へへー、よかった!」
「ほっほっほ。危うく骨割り占いが如く、粉々にされる所でしたな」
俺の横には、喋る亀がいた。無限1UPできそうだな
「…ポルナレフ?いや、違うか」
「これは驚かせてしまいましたかな。いえ、自分でも驚きですので致し方ない事で」
「ねぇ、君はどこから来たの?なんて名前?あっ!待って、聞こえてきた聞こえてきた。ちょっとごめんね―――」
少女は寝る、何なんだコイツ?
「申し訳ありません、しばらくお待ちくださいませ。姉上にはこの方が話が早そうですので」
「…。はっ!―――分かった!君、ずっと遠い未来から来たんでしょ!それも何て言うか…、こう、堅そうな石造りの建物で暮らしてて、えーと、○○町?っていう所でしょ?それと、異世界トータスで概念魔法で魔王の力を継承して、創造神エヒトを倒したんだよね?」
「合ってるぞ」
「へへー、そうよ。あたしこういうの得意なの。大体の事は、こうしたら分かっちゃうのよねー。気持ち悪いでしょ?」
「いや全く」
「へ?い、いや、あたしが凄いのはその通りだけど、こんなの気持ち悪くない?」
「お前はエヒトのクソ野郎っぷりを知らないからそんな事言えんだよ」
「ほっほっほ。これは驚きましたな、姉上。この御仁、姉上同様、中々の変わり者ですぞ」
「だーれが変わり者ですって、誰が~?あ、ごめんごめん、未来君」
「俺は織田信彦だ。…未来君?」
「そ、君ここよりずっと遠くの未来から来たって聞こえたし。だから、未来君!いいでしょ?」
「せめてノッブと呼んでくれ」
「ほっほっほ。失礼いたしました、未来殿。姉上は言い出したら聞きませんので、どうかご容赦くださいませ」
「未来じゃない、ノッブだ」
「あ、忘れてた。あたしは卑弥呼!」
「卑弥呼、邪馬台国を治めたという人物か」
え、ボケないのかって?ツッコミのハジメがいないし、未来の俺はいないから、ボケるにボケれないんだよな。だから真面目モードで行かせてもらいます
「もしかして知ってた?まあ、あたし有名だしね。そうそう、こっちの亀はあたしの弟君!えっ!?亀?!どうしちゃったの、弟君!?いつの間に亀に!?」
「いやぁ、今更ですな。さすがは姉上、こちらの御仁に気を取られ過ぎて私の事は二の次とは。おっと、申し遅れました。私、姉上の弟でございます。どういうわけか亀の身となっておりますが、名無しの亀とでもお呼び下さいませ」
「ま、そういう事もあるか。何故か幽世から戻ってきたわけだしね、あたし達」
「そうですな、あの黒い靄のようなものしかり、恐らくはこの国に何か起きたのでしょう」
「で、ここはどこだ?」
「あー、ノッブ君、もしかして知らないで来ちゃった?そっかー。じゃ、改めて…。―――ようこそ、邪馬台国へ!」
あ、今度はちゃんとノッブって呼んでくれた。よかった