ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
~現代~
『ハジメが見つからない?』
「…ん」
「ノッブも見つからないですぅ!」
「いったい、どこに行ってしまったのじゃ?」
『それはそうと、兄さんもいなくなってるぞ』
「総一さんがですか?」
『ああ、いつの間にかな。ユエ、何とかできないか?(あの六人になんて説明すれば…!)』
「やってみる。…見つかった!」
「早いです」
「それで、どこなのじゃ?」
「3世紀の日本」
『俺もそっちに行くから待ってろ』
誠司はユエと合流し、ノッブ達がいる3世紀の日本に転移する
~ハジメサイド~
「皆!凶つ闇に操られた人達が襲ってきてるわ!率いてるのは例の新選組よ!」
「行くぞノッブ!」
「おう!」
「新選組の名を騙る者は容赦しません!斎藤さん、山南さん、僕達も行きますよ!…あれ、ダーオカもいません…」
「アイツらは埴輪の調査に出てるからな…」
俺達は外にでる。一方影也は
「…よこせ、…よこせ、…よこせ!」
「奪え奪え!奪わねば貴様らは飢え死にだ!」
「うわああああん!」
「ああっ…、収穫した米が…!」
「…よこせ、…よこせ!」
「だ、誰か助け…!」
「よこせええええええええ!」
「目を覚ましなさーい!」
卑弥呼が助けに入る
「ぐおあああああああ…!」
闇は祓われる
「どうやら姉上の鬼道は効くようですな。軍神殿、出来る限りで構いません。凶つ闇に冒された民にはなるべく手加減していただけますかな」
「とーなれば、差配してる奴を倒すのが先だな!」
<STRONG!>
「実装!」
<RAIDE RISE! AMAZING HERCULES!>
影也はアメイジングヘラクレスレイダーに実装する
「な、なんだコイツは!?囲め!囲んで討ち取れ!」
―――何か、頼もしいな
「卑弥呼、待たせた!」
「ハジメ君、ノッブ君!ごめん、あたしが凶つ闇を祓った人達を片っ端から運び出してくれる?」
「けど人数が…!」
「リッカ!」
「お兄ちゃんと一緒に集落の人呼んでくるから、アイツをブッコロにして!」
「すまねぇ、ハジメ!」
「フン!その小勢で何ができ…」
おき太に斬られる
「戦場でごちゃごちゃ言って…、新選組が笑わせますよ」
「あははははは!分かってんじゃねえか!さあ、死にたい奴だけ来やがれってんだ!」
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俺達は隊士を倒す
「…これで片付きました?」
「あらかたはな。だが、トップはまだみたいだ」
俺らの元に男性が現れる
「おやおや、誰かと思えば総司君じゃないかね。いつから派手な鎧を着けるようになったのだ?」
「(えっと…、近藤さんにしては外見がアレですし…。あ、もしかして)あなたは…!」
「わっはっは!まさか一番隊の隊長ともあろうものが、新選組局長の顔を忘れたわけっではあるまいね」
「え、新選組の?」
「芹沢さん!」
芹沢?誰だ?
~ノッブサイド~
「向こうに避難所を設けたから急いで運んで!子供と老人も一緒に!」
「流石の手際ですな。助かりますぞ、信里香殿」
「だろ?俺の自慢の妹だ!」
「何が流石よ!これくらい自分達で何とかしなさいよね!大体、この国の人達、素直なのはいいけれど、自分でものを考えるのが足りないんじゃない?」
ごもっともだな
「これは手厳しい。確かに邪馬台国は姉上の力に頼りっぱなしでしたからなぁ…」
「あの卑弥呼の予言の力に?あの程度なら、お兄ちゃんの概念魔法には遠く及ばないけどね!」
何でさ
「…ですが、そうでもしなけれなこの国は纏まらなかったのです」
「え?それって…」
「きゃああああああああ!」
避難所から声が聞こえる
「避難所からだ!」
「次から次へ、何なの!?」
俺達は避難所に行く
「…」
「あ、あああああああ…!」
住民の一人が凶つ闇に取りつかれる
「…あああ、ああああああ!」
「なんと!?あの黒い靄を操る者が!?ノッブ殿、信里香殿、急ぎ皆を…、ノッブ殿、信里香殿?」
「…ア」
「お兄ちゃん?」
「アイエエエ!魔王√の俺!?魔王√の俺ナンデ!?」
「魔王√?って事はあのお兄ちゃんが…」
「ちょ、未来の俺!お前、消えたんじゃなかったのか!?」
魔王√の俺は俺を薙ぎ払う
「おわっとっとっと…、あぶねー…」
「我に寄るな、汚らわしい…」
「はい?」
「人間如きが、我に近づくな。我こそは王、邪馬台国の王『壱与』だ」
うわー、声も相まってオーマジオウっぽいなオイ
「魔王√のお兄ちゃんが…、王…!?」
オーマイガッ!
~おき太サイド~
「随分と久しぶりじゃあないか。元気にしていたかね?」
やっぱり、僕をご先祖様と勘違いしてますね。僕の見た目はご先祖様と瓜二つだし…、せっかくだからバレる所までご先祖様のフリでもしてみますか
「芹沢さん、どうしてあなたがここに…」
「どうしたもこうしたもないだろう。新選組の『筆頭局長』であるこの私が、新選組を率いているのは当然じゃないかね」
(なあ総一、コイツ…)
(僕をご先祖様と勘違いしてますね)
(お前、そっくりだもんな)
「(僕だって女と間違えられるの気にしてますから、言わないでください…)…いえ、新選組の局長は芹沢さん、あなたではありません」
「ほほお、では誰だというのかね。まさかあの近藤だとでも言いたいのかな?―――総司君」
隊士の一人が報告をする
「…局長、壱与様が」
「そうか、分かった。では今日の所は失礼しよう。なに、今日は野暮用でね。君達の始末はまたの機会にするとしよう」
「そりゃ何故だ?」
「王の手前、君らを見逃してやると言っているんだ」
「王…?」
そこに未来のノッブが現れる。えぇ!?何でいるんですか!?
「出迎え、大義であった」
「未来のノッブ!?」
「未来が変わって消えたんじゃなかったんでしたっけ!?」
「控えよ、志も持たぬ愚昧ども!邪馬台国が王『壱与』様の御前であるぞ!」
「壱与…、ですって…」
「還るぞ、芹沢鴨」
「かしこまりました、壱与様。では失礼するよ、総司君にそこの君。それではまたな」
二人は消える
「…はぁ~、疲れました~!」
~住居内&ノッブサイド~
何で魔王√の俺がいたんだ?剪定事象されたはずじゃなかったのか?空想樹が異聞帯を作って、魔王√の俺を異聞帯の王にした?ぐぬぬぬぬぬ…、考えれば考えるほど訳が分からなくなる…!
「私達がいない間にそんな事になっていたとは…。総一君、相手は本当に芹沢さんだったのかね?」
「はい、どうやら彼は僕をご先祖様と勘違いしていたようです」
「総一君、沖田ちゃんとそっくりだもんねぇ」
「言わないでください…、それ気にしてるんです…」
「なあ、芹沢ってなんだ?」
「ああ、芹沢鴨。私達新選組の、もう一人の『局長』だよ」
「そんな事より、魔王√のお兄ちゃんよ!」
「あの人が、ノッブ君の言ってた魔王の道を歩んだ未来のノッブ君だったの?壱与の名を名乗ってたけど…」
「はい、ですが本来の壱与様は女性、一体、どういう事なのでしょうな」
「私だって訳が分からないわよ。第一、魔王√のお兄ちゃんは消えたってお兄ちゃんが言ってたし」
「どっちにせよ、魔王のノッブが凶つ闇を操ってるのは事実だ。芹沢っつーNTRものの竿役っぽい男もそうだが、当面は敵としてみてもいいだろう」
「ともかく壱与様を騙るあの御仁に新選組の局長、彼らの目的をつかみませんとな」
とにかく、考えるのはやめよう。そうしよう