ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068 作:リューオ
「ウォオオオオオ…、あああ…」
やっとのこさで狗神を倒す
「よし、狗神を倒したぞ!」
「よくやったぞ、リッカ。お前は俺の自慢の妹だ」
俺はリッカの頭を撫でる
「べ、別にそうでもないわよ…」
「んじゃ、後は芹沢さんだね」
「何の冗談だこりゃあ…、おい、なんだこりゃあ!面白くねぇ!つまらねぇ!くだらねぇ!なんなんだてめぇらは!」
「おーおー、随分狼狽えるねぇ。新選組の局長の癖にwww」
「ああん、人斬り風情の犬コロが、国士である俺にふざけた口を利くんじゃねぇぞ!」
一蔵、スゲェニヤニヤしてるぞ…。(小物乙www)なーんて、思ってるんだろうな
「…芹沢局長、いや、芹沢さん。もうやめましょう、我々の負けだ…」
「なにぃ?なんだと山南、もういっぺん言ってみろや!」
「…こんなやり方では、やはり国は救えないんです。近藤さんも間違っていたのかもしれないが、私達もやはり間違っていたんです。いや、間違いとかそういう事ではない。私達には…、彼らのように『助け合う事』が足りていなかった」
「山南君…」
「何を言い出すかと思えば…、助け合うだぁ?だからてめぇらはダメなんだよ!徹頭徹尾、友達ごっこの田舎侍の集まりだ!その様で新選組とは笑わせる!」
「…そうです、だから新選組は終わってしまった。私が、私の勇気の無さが終わらせてしまった。あの時、私は近藤さんに歯向かうべきだったんだ。仲間を殺して私達はどこへ行くのかと…!」
「山南ぃ!なぜ分からん!悪逆の限りを尽くし、人の悪性を極め、あらゆる枷を破壊し尽くした先、その先にこそ、新たな万民の為の
「…もういいんです、芹沢さん。私は貴方を斬る事も止めるべきだった」
「そうか…、分かった…」
「…芹沢さん」
芹沢は山南を斬る。だと思ったよ!
「助け合うか…、確かによくよく考えりゃ、いい言葉じゃねえか。助けてもらおうじゃねぇか!この芹沢鴨を!山南!てめぇの血でなあっ!」
ディオかお前
「ぐぅっ…!」
「芹沢さん…、あなた…!」
「いいんだ、一海君…。私は近藤さんを信じてついて行ったはずなのに、近藤さんを信じ切れなかった。芹沢さんについて行けば違う新選組の未来があったじゃないかと。でもその芹沢さんも信じてついていけなかった。そう、私は親切者の山南なんかじゃない。ただの臆病者だったんだ…」
「…さぁ、この血を喰らえ!構わねぇ!足りねぇってんなら、俺の血を持っていけ!どんな代償を払おうが、負けるよりかはいい!負けるよりかはなぁっ!」
芹沢の側に何かが見える
「憎し…!憎しや、邪馬台国…!ワレら狗奴国のまつろわぬ民の怨念を知れ…!」
「あれは何だ…!?」
「そうだったのですね…、貴方がその者に力を…」
「そうだ…、俺は…!」
「ワレは…、まつろわぬ民…、邪馬台国に滅ぼされし、狗奴国の王…!―――『クコチヒコ』!」
クコチヒコ…?
「くっ…、この力は…!」
「かの者はかつて狗奴国に仕えた呪術師、その手で狗奴国の王を殺め、自らを王と称し、邪馬台国までも奪わんとした男」
「うはははははは!すげぇぞコイツは!地の底から力がどんどん湧いてきやがる!」
「この者を喰らい…、キサマらを喰らい…、邪馬台国を…、全てを喰らってくれる…!」
「待ちなさい!そんな事をしたら…!」
「おう!俺の身体だろうが何だろうが構わねぇ!喰え喰え!喰らいつくせ!うははははははははは!」
「ワレの常闇に全てを呑まれるがいい…!」
「ノッブ君!」
俺達は闇に呑まれる。ここはどこだ…?
「ここはワレらまつろわ者達が棲まう常闇の洞…。この洞にてあらゆる言の葉は響かず、あらゆる光も行く事はない。この洞に囚われし者達は、互いに触れ合う事すらできぬ…。ワレらはこの地の底の洞で神代の彼方より、幾限りなく人の怨念を重ね、育んで来た。この常闇の中ではキサマの力を使う事は叶わぬわ…」
俺は空間魔法を使う。やっぱ無理だな
「フラグ乙!」
「無駄な事だ、この常闇の洞ではキサマの声は響かぬ。キサマら子孫共を一人一人喰い殺し…、最後にキサマの絶望を喰らおうではないか…」
そこに、青い光が灯す
「…?…なんだそれは?…光?光だと?馬鹿な…、この常闇の洞で光などと…!?」
「あれは俺が邪馬台国に来た時の…!」
闇が払われ、その正体が現れる
「…お待ちしていました、未来の君。ようやくお会いできましたね」
「あの時の声はお前だったのか、卑弥呼」
「はい、私の鏡は星辰を象り、久遠の彼方を映す鏡。あらゆる人の道行き、星々の彼方を映し、遥か未来を見通し、繋ぎ、引き寄せる合わせ鏡。私はかつて死を前にしてこの邪馬台国の苦難を予見し、ずっとここでこの国を救う方をお待ちしていたのです」
魔王の俺がここにいた理由もそれか
「ヒミコ…!?ヒミコだと…!ば、馬鹿な…、キサマはあの時ワレが呪い殺したはず!」
「ええ、長く邪馬台国を治めた私は力を失い、やがてクコチヒコ、貴方の凶つ闇に飲み込まれました。そして私には見えていました。後を託した壱与もいずれは貴方に飲み込まれる定めという事を。それならば、私の鏡で遠い未来からこの国を救う方を喚び寄せんとずっと待っていたのです」
「ではワレがあの時、呪い殺したキサマはずっとワレの常闇に潜み、時を窺っていたのか!?馬鹿な…!?この常闇の洞でたった一人、いつ来るかも分からぬこの者を、待ち続けていたというのか!?」
「いいえ、一人ではありませんでした。名も形もなくなってしまった弟がずっと私と共に在ってくれたのです」
亀の事か…
「そ、そんな…、ではキサマはまだ生身の時に既に己が英霊となるのを知り、人の身のままここに潜み、遥か時の彼方の座より、己の写し身である英霊としての己を喚び寄せたというのか!?馬鹿な…、そのような事が…、―――あり得ぬ!為し得ぬ!あり得ぬ!」
俺もびっくりだよ
「さあ、今こそ私の力を、もう一人の私に…、遥か彼方の座において英霊として在る私と一つに!」
英霊の卑弥呼が現れる
「ノッブ君!どこなのノッブ君!…って、誰?えっ!?あたし!?」
「ええ、よく来てくれましたね。遥か彼方の私。ずっと待っていましたよ」
「いやいやいや、あたし、弟はいたけど、そっくりの妹なんかいなかったんだけど!?」
「私ながら、これでよく英霊になれましたね。さあ、とにかく私の手をお取りなさい」
「は、はあ…」
「さあ、今こそ邪馬台国の女王、光の巫女にして、常世の裁定者『卑弥呼』が皆を照らすのです」
「…ああ、そうか、そうだったわ。…あたし、いえ私は、―――ずっとこの時の為に!」
英霊の卑弥呼は生身の卑弥呼の手を取ると、仲間が見えるようになる
「ノッブ!よかった、急に闇に包まれたら何も見えなくなっちまって」
「お兄ちゃん!今までどこにいたの!?」
リッカは俺に抱き着く
「離れろ」
「ああもう、何だよこの暗闇…。…って急に何じゃい…!」
「…ねえ、これ何なの?」
「お待ちしていました、未来の君を助く方々。私は邪馬台国の女王『卑弥呼』」
「様子がガラリと変わってるけど何なの?」
「卑弥呼の光から途方もない魔力を感じる…」
「あれが、卑弥呼の本来の姿だ」
「馬鹿な…、光、光だと!?この常闇の洞に光が照らすだと…!有り得ぬ!有り得ぬ!そんな事はあり得ぬのだ!ワレらは光届かぬ常闇のまつろわぬ民!光など届いてはならぬのだ…!」
「いいえ、クコチヒコ。貴方にも光は届きます。ただ自らその目を閉じているだけなのです。光とは神羅万象、全ての者に等しく降り注ぐものなのですから」
「黙れ、黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ…!ワレは常闇に棲まうまつろわぬ民の王、クコチヒコ!全てを闇に呑み込むがワレの望み!この上はヒミコ、その光ごと全てを呑みこんでくれるわ!」
クコチヒコはそう叫ぶと、アークドライバーが装着される
<ARK ONE...!>
「変身!」
<SINGURISE! 破壊!破滅!絶望!滅亡せよ! CONCLUSION ONE...!>
クコチヒコはアークワンに変身する
「…未来の君。かの者にはもう声が届かむかもしれませんが、どうかお願いします」
「(今なら…!)はあああああああああああああ…!っぜい!」
俺は卑弥呼からあふれる魔力を使って魔王と王の力を開放する。髪の色はぶっちゃけ煉獄さんで、服は王を思わせる姿になる。ジオウでいえば、グランドジオウだ
「―――参ります!」
「私達、おいてけぼりじゃない?」
「言うな」
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俺の力でベルトを破壊し、クコチヒコを追い詰める
「ウ…、ウォアアア…!?ワレが…、ワレが滅するというのか…、ナラヌ…、ミトメぬ…!ワレを賤王と貶め、ワレをミトメぬ民も、キサマも!」
「星よ、辰よ、象り、久に、遠く、鏡よ。日と月と九天を征く星のしるべよ、常世の闇を祓い、真なる光を象れ、【
卑弥呼は宝具を発動する
「アアアアア…、なんだコレは…、なんだコレはぁあああ…!」
「まつろわぬ民の王クコチヒコ…、貴方も、貴方の民を救えなかった私ですが、せめて光の道行きを、貴方と貴方を取り巻くまつろわ者達の想念に…」
「アアア…、ヒカリ…、ヒカリだと…」
「さあ…、光に還りなさい…」
「ヒカリ…、ああ…、これが…、―――光か」
クコチヒコは消滅する
「なあクコチヒコ。もし生まれ変わったなら、その時は俺達と友達になって一緒にバカやろうぜ」
「ありがとうございます皆さん。邪馬台国の民に代わり、御礼申し上げます」
空間が軋みはじめる
「く、空間が軋んでる!」
「え、ちょ、どうすんのコレ」
「大丈夫だろ。な?」
「はい、この常闇の洞に渦巻いていた者達も光へと還りました。さあ、還りましょう、私達も…、―――邪馬台国へ」
俺達は屯所へ戻る
「ノッブ!俺達、戻ってこれたんだな!」
「帰ろうか、邪馬台国に」
「厄災の空は晴れ…、光が邪馬台国を照らしています…。かの凶つ闇達も光へと還った事でしょう。さあ皆さん、お仲間と民達が待っています」
「さすがに疲れた…。卑弥呼ー、酒用意してくれー…」
「はい、ダーオカさんには神殿に秘蔵された飛びきりの神酒を振舞いましょう」
「FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!ダーオカ嬉しいぞう!」
「…」
「一海?」
「ハジメ君、先に戻ってて。ちょっと野暮用があるから」
「…行くぞ、リッカ」
「え?ああ、うん…」
「ダーオカもだ」
「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!夜は神酒っしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「…一海、おき太が来たらこれを」
俺は一海にゼロワンドライバーを渡し、邪馬台国に戻る
~おき太サイド~
「…。いるんでしょ、芹沢さん」
「…ま、まだだ、まだ俺は死なねぇぞ」
「ホントしぶといね?」
「…子孫でも、相変わらず気に入らねぇ目だ。初めて会った時からずっとだ、とにかくてめぇの目は癇に障る」
「私も君の顔を見ると嫌になるんだよね」
「だがその目も見納めだ、この場で俺が抉り抜いてやるからなぁ!」
「いいよ、いつでも」
「こんな様でも、てめぇ一人に負ける俺じゃねぇぞ。ぶち殺してやるぁ、土方ァ!」
「…一人ではありません」
僕は遅れて屯所に着く
「てめぇ、総司…!?」
「一海さん、遅れてすみません」
「早いくらいだよ、そっちは終わった?」
「それが終わったというかぶちのめされたというか、総一君、明らかに沖田ちゃんより強かったんだけど、何かあったの?もしかしていい人でもできたとか?」
「ちょっと異世界に行っただけですよ。それにしても斎藤さんって、僕の剣をあれだけ受けたのにしぶといんですね」
「ま、僕ってば生き延びる事にかけちゃあ、新選組最強を自負してるもんでね」
「それ凄いね、お姉さんもびっくりだよ。あ、総一君これ」
一海さんからゼロワンドライバーを受け取る
「そいつはどうも。さて、後は…!」
「…やはり、最後はてめぇらか。フン、あの夜とまるで同じじゃねぇか。よってたかって俺一人を嬲り殺しにしたあの日の夜とな…!」
「また死んでもらうよ、芹沢さん」
「おもしれぇ!今度こそてめぇらまとめて返り討ちにしてやるよ!」
「総一君!斎藤君!私達でケリをつけるよ!」
「新選組一番隊隊長、沖田総司の子孫、沖田総一!」
「同じく三番隊隊長、斎藤一!」
「―――新選組、出るよ!」
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芹沢さんを倒すも、まだしぶとかった
「まだだ…、まだ終わらんぞ…。今度はコレで殺してやらぁ!」
<ZERO-ONE DRIVER!>
芹沢さんはゼロワンドライバーを装着する、何で持ってるんですか!?
<ARK ZERO-ONE!>
「アークゼロワン…?」
<AUTHORIZE!>
オーソライザーにアークゼロワンプログライズキーをかざす
「変身…!」
<PROGRISE! FINAL CONCLUSION! ARK RISING HOPPER!>
芹沢さんは赤いアークワンこと、アークゼロワンに変身する
「僕達はあなたに負けません。人の想念は、どこまでも強くなれますから」
僕のライジングホッパーの色が変わる
<ZERO-ONE DRIVER!>
「アークゼロワン、あなたを倒します!」
<JUNP!>
オーソライザーにライジングホッパーをかざし、キーを開く
「変身!」
「させるかあああああああああああああ!!」
<PROGRISE!>
アークゼロワンの拳を受け止める
<INITIALIZE! REAL×EYEZING HOPPER!>
僕は仮面ライダーゼロワンに変身する、ライダー少女タイプなのは相変わらずですけどね
「芹沢さん、今のあなたを止められるのはただ一人…、僕です!」
<REAL×EYEZING IMPACT!>
<ARK RISING IMPACT!>
二人同時にキーを押し込んで必殺技を発動する
「「はぁっ!」」
キックがぶつかり合い、僕が押し勝つ。更にアクロバティックな動きでアークライジングインパクトを回避しては、懐に潜り込み、蹴り上げる
「はぁ!」
跳んで追いかけ、連続でキックを叩き込む
「はあああああああああああああああああああああああああああ!!」
トドメにライダーキックを放って、ベルトとキーを破壊する。芹沢さんは血まみれだった
「…クソがぁ、てめぇら、この程度で、俺が…、この芹沢鴨を…!」
「いえ、これで終わりです、芹澤さん…!」
満身創痍の山南さんが芹澤さんを斬る
「山南さん…」
「山南ぃ…、てめぇ、まだ生きてたのか…」
「芹澤さんからクコチヒコが離れた時に、霊基が少し戻りましてね。ですが安心してください、ほとんど死んでいるようなものです」
「てめぇ、俺を道連れにする気か…!?」
「…一海君、総一君、すまない。斎藤君も、私の我儘に付き合わせて申し訳なかったね」
「「…」」
闇が二人を呑み始める
「放せ!放しやがれ!おい、なんだこいつは!?」
「私達は光に還る事なんかできない。それだけの事をこの国に、民にしてしまいましたからね。当然の報いです。ですが、安心してください、芹澤さん。私もご一緒します」
「クソが!なんだ、足元から黒い渦が…!?飲み込まれるのか!?俺が!あの暗闇に…!」
僕は手を差し出さなかった
「総一君、何で助けないの!?山南君、手を…!」
「いいんだ、一海君。もういいんだ。お別れだ、皆。いつか近藤さんに伝えてくれ。―――山南が謝っていた、と」
「山南さん…、あんた…」
「…」
「ふざけるなぁっ!山南ぃ!てめぇに道連れにされるほど俺は落ちぶれちゃいねぇ!」
闇に飲み込まれる寸前、芹澤さんは山南さんを突き飛ばす
「…ぐぅっ!?」
「まだ動けんのか!ホントの化け物かよ、あんた!?」
「…いや、これは」
「…そうさ、てめぇらはそっち、俺はコッチだ。そうやって、死んでも仲良く人斬りごっこをしてるんだな。腑抜けの近藤にはお似合いの取り巻き共だ。…俺にはそんな腑抜け共は必要ねぇ」
「芹澤さん、貴方は…」
「やめろ、山南…、いいか、芹沢鴨は悪逆非道、傍若無人にして尽忠報国の国士だ。てめぇらみてぇな、国を憂う事も知らない田舎侍とは根っこから違うんだ。国を憂い、国を壊し、国を救う、その為の新選組だ。だがそれはお前らのような奴らには絶対に為し得ねぇ。お前らの新選組はどこまで行こうと何も為し得る事はない。そんな新選組は俺には必要ねぇ。新選組は…、お前らにくれてやる…」
芹沢…、いえ…
「鴨さん…」
「ふはははははは!そうだ、俺は、芹沢鴨だ!天上天下にただ一人、尽忠報国の士!―――芹沢鴨よぉ!」
鴨さんは闇に飲み込まれる
「終わったね…」
「そうですね…」
「やれやれ、どうにも要領が悪いな私は。芹澤さんにも遠ざけられてしまったようだ」
「山南さんよ…。あんた、生きるのが下手すぎるんだよ」
「ははは…、これは手厳しいな、斎藤君。いや、でもそうかもしれないね」
「山南君…、私の先祖が君の腹を切らせたんだよ。けど、近藤さんは最後まで私の先祖を止めてた。だから、恨むなら私を恨んで」
「ははは、一海君…、私も下手だが、君も下手だね。…なに、もういいんだ。あの時の私、あの時の君達の祖先、あの時の新選組、私達はあの時代を精一杯駆けたのだから。…悔いはない、悔いなんか最初からなかったんだ」
「山南さん…」
「すまないね、総一君、君も私を看取る羽目になってしまって。でも、私は嬉しかったよ、私を看取ってくれたのが、総一君、君の祖先だった事がね。さあ、お別れだ…」
「じゃあね、山南君」
「…ったく、死ぬまで親切者なんだからよ」
「…さようなら、…山南さん」
「ああ…、皆、新選組を…、―――よろしく頼むよ」
山南さんは消滅する、こうして僕達と新選組との戦いは終わった