ダブル魔王総進撃 ぐだぐだトータス本能寺2068   作:リューオ

68 / 70
68:ゴーレムとトーナメント

―ゴーレム―

 

今日は皆で稲刈りをしてる

 

「にしても、こうして稲を刈るだけでも大変だな」

 

「だよねー、それにこの石包丁、慣れないと使いにくいのよね」

 

「ハジメ、お前錬成師だろ、石包丁を強化しろ」

 

「素材がない」

 

「錬成でどうにかしろ」

 

「無茶いうな」

 

「そんな事しなくても、僕がやりますよ。いざ!一歩穂刈り、二歩脱穀、三歩精米!『稲穂三段刈り』!」

 

おき太があっという間に稲を刈る

 

「まるでコンバインだ…」

 

「ははっ、総一君がコンバインだとさ」

 

「前から思ってたけど、ノッブ君達が使ってる鉄器って、凄い切れ味よね。邪馬台国にも外つ国から入ってきた鉄器はあるけどそこまでスパスパと切れないもの」

 

「ハジメは錬成師だからな。俺の刀は、先祖が使ってた圧切長谷部をベースにハジメに錬成してもらったから、めっちゃ切れるぞ。どんな事しても刃こぼれするどころか、岩が豆腐のように切れるくらい頑丈だからな。まさにデュランダルだ」

 

「あれは俺でもビックリだ…」

 

「そんな事あったんですか…。あ、僕の刀はご先祖様が使っていたとされている加州清光を元に錬成してもらったんです。斎藤さんのは確か、鬼神丸国重でしたっけ?」

 

「ああ、一ちゃんみたいなちゃらんぽらんな剣に馴染む刀ってのも中々なくてね。気にってんのよ、これ」

 

「なるほど、名前を貰ってるのね。それならよく切れるのも納得。…名前がない何かは、名前があるだけで強くなれるから」

 

また騒ぎが起きる

 

「ん、また何か騒ぎかい?」

 

駆けつけると、ゴーレムが暴れてた

 

「コメコメコメコメコメ!」

 

「米のゴーレム?」

 

「あれ俺だ」

 

ハジメがやったんかい!?

 

「実は米が大量に余ってて、何かできないかなーって試行錯誤でやったらゴーレムができてな、これで農耕の手伝いにできるかなと思ってやったんだ…。というか、想像以上に質が良かったせいか、硬度が鉄以上になった。そのうえ、有り余る米のパワー暴走してしまって…。ゴーレム作りは「何やっとんじゃアンタァァァァァァァァァァァ!!」リーファッ!?」

 

リッカはハジメを殴る。珍しいパターンだな、いつもだったらハジメが俺を殴るのに

 

「とにかく止めるか」

 

「仕方ない、ノッブ君のよく切れる刀とあたしの拳で砕くしかないわね。あ、ちなみにお米ゴーレムは後で煮てから美味しくいただきました!と予言しておきます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―トーナメント―

~大神殿~

 

「そんなわけで古今の予言者とか何か妙な力自慢が集まる奇跡の祭典、『第三回邪馬台国最強女王トーナメント』の開催を宣言します!」

 

「どんなわけですか!?」

 

ホントだよ!?

 

「いえ、やっぱり壱与亡き後の女王を探しておくのが安心かと思って」

 

「これからの時代は予言の力は不要とかどうとか言ってなかったか?」

 

「それはそれ、これはこれ。ともかく邪馬台国の女王になりたい者はあたしを倒してからなりなさい!」

 

「女王って、そうやって決めてたのか?」

 

「え?女王の座を狙う輩は直接殴って諦めさせてたけど、ノッブ君の時代は違うの?」

 

「俺らの時代に女王いないから。大体そんな『邪馬台国で強い奴!』が女王みたいな感じでいいのか?」

 

「力で支配するとか嫌ですよ。神秘の力的なそういうのはないんですか?」

 

「まあそういうのも選出基準にはなるけどやっぱりほら、最後は力がものをいう時代なのよね。急に現れた厄災的な獣とかも戦わなくちゃだし。リッカちゃんはどう?家に帰った後も、皆に自慢できると思うよ~?」

 

「それを自慢した所で、信じる人はいないと思うわよ。まあ、腕試しにはいいかもね」

 

やるんかーい…。ちなみにリッカが勝ちました

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。