キュアハッピー「キュアギルティ・・・」   作:4度°

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静かに降ろり注ぐ雨の中で反発するように激しさを増してゆくキュアハッピーとキュアギルティの戦い。そして苛烈な激闘の中、上空から落下した2人の戦いの場。そこはみゆきにとってとても大切な-


第29話【同じじゃない】

七色ヶ丘市-住宅街

 

 

サァァァァアァァァアアアア・・・

《静かに雨が降り注ぐ曇天に包まれた七色ヶ丘市。不自然なほどに閑散とした町並みは、建物が崩れて地面にはいくつものクレーターができ、まるで映画の世界の怪物が暴れまわったかのような有様となっていた。そして、一際大きなクレーターの中に小さな2つの影が・・・》

 

 

キャンディ「クルぅ・・・ハッピーはだいじょうぶクル・・・?」

 

ポップ「はぁ・・・はぁ・・・キャンディ・・・」

 

キャンディ「おにいちゃん・・・っ」

 

ポップ「心配ないでござるよキャンディ。ハッピーどのならば必ず・・・」

 

キャンディ「クルぅ・・・」

 

ポップ「それよりも、周りの声を聞いてみるでござるよ」

 

キャンディ「クル?」

 

 

一般人A『―――』

 

一般人B『―――』

 

一般人C『―――』

 

 

キャンディ「クル・・・!みんなのひめいがきこえなくなったクル!」

 

ポップ「左様にござる。どうやら、ギルティの術が解けたようでござるな・・・」

 

キャンディ「じゃあハッピーがかったクルぅ!やったクルぅー!」

 

ポップ「・・・」

 

キャンディ「おにーちゃん!ハッピーのところにいくクルぅー!」

 

ポップ「・・・」

 

ポップ「いや、キャンディ」

 

キャンディ「クル?」

 

ポップ「今は、あかねどのたちをどこか安静な場所に運ぶでござるよ」

 

サニー「う・・・ぅう・・・」

 

ピース「あ・・・ぅ・・・」

 

マーチ「ん・・・んん・・・」

 

ビューティ「は・・・はぁ・・・ん」

 

キャンディ「クル・・・」

 

キャンディ「で、でも・・・ハッピーもしんぱいクル・・・」

 

ポップ「キャンディ・・・」

 

キャンディ「・・・」

 

ポップ「ハッピーどのなら心配無用でござる。今は・・・」

 

キャンディ「ク、クル・・・」

 

ポップ「・・・」

 

ポップ「(みゆきどの・・・どうか無事で・・・)」

 

ポップ「・・・む?」

 

キャンディ「クル・・・?」

 

 

《そして渋々といったかたちでポップと共にサニーたちを運ぼうと寄り添うキャンディだったが、その時、キャンディたちを空から影が包み込むと-》

 

 

?「なーにやってんだわさ!おまえたち!」

 

 

キャンディ「ク、クルー!?」

 

ポップ「おぬしは・・・っ」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

七色ヶ丘総合病院-中庭

 

 

かなた「あぁっぁぁ!いってぇぇぇえなぁぁああ!!」ビキビキッ

 

 

《雨が降り注ぐ七色ヶ丘総合病院の中庭に木霊する怒号。本来なら曲がるはずのない方向に向いている腕と足を引きずりながら、黒の少女はその痛みに対する怒りを撒き散らした》

 

 

かなた「チクショウがぁっ!!クソッ!!クソッ!!」

 

ハッピー「はぁっはぁ・・・」

 

かなた「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」ググッ

 

ハッピー「う、く、うぅ・・・」

 

かなた「く、そがぁぁあ!!・・・ナメたマネしやがって!!」

 

かなた「フザケてんじゃねぇぞキュアハッピー・・・ッ!!」

 

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・」

 

かなた「これぐらいで・・・わたしが死ぬかよ・・・ッ」ググッ

 

ハッピー「はぁっはぁ・・・あ・・・」

 

かなた「わたしが負けるか・・・ッ」

 

かなた「ぶっ壊してやる・・・ッ!!」

 

ハッピー「はぁ・・・はぁ・・・ここは・・・」

 

かなた「“プリキュア・・・”」スチャッ

 

ハッピー「これって・・・」

 

かなた「“スマイルチャージ・・・ッ!!”」

 

ハッピー「ここって・・・!!病院・・・っ!?」

 

 

ギルティ「禍々しくうごめく罪の渦」

 

ギルティ「キュアギルティ・・・ッ!!」バサバサッッ!!

 

 

ハッピー「・・・っ!」

 

ギルティ「これぐらいのケガ・・・」ブワァアンッ

 

ギルティ「なんの意味もねぇ・・・っ」ビキビキビキッ

《再び禍々しい姿に変身したギルティの負傷した箇所がバッドエナジーで包まれると、彼女の腕や足がバキバキと骨の曲がる音を鳴らしながら正常な向きに戻り、体中のかすり傷も瞬時に回復していってしまう》

 

ハッピー「・・・っ!ケガが・・・っ!」

 

ギルティ「ハッ・・・」

 

ギルティ「わたしが死ななくて残念か?あァ?」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「くだらねぇマネばっかしやがって・・・てめぇだけは、マジで許さねぇ」

 

ハッピー「(ど、どうしよう・・・っ)」

 

患者A「う・・・うぅぅ・・・ぁぁ・・・」

 

患者B「ううぅん・・・」

 

看護師「あぁ・・・うぅ・・・ん・・・」

 

一般人「うう・・・うぅぅん」

 

 

《病院の中にいる人間は、一般人を含めて入院している患者たちや医師、看護師たちがおよそ数百人。中庭だけでも見渡す限りに何人かの人間が倒れ伏して気を失っている状態で-》

 

 

ハッピー「こんな場所じゃ・・・戦えないよっ」

 

ギルティ「“プリキュア”」ブワァアンッ

 

ハッピー「っ!!」

 

ギルティ「“ギルティブレイドォォオオ!!”」

 

 

ズガガガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアアンッ!!!

 

 

ハッピー「きゃぁぁあっ!!」

 

ギルティ「星空ぁぁぁぁぁああ!!」バッ

 

ハッピー「くっ・・・!!」

 

ハッピー「(とにかく・・・ここから離れないと・・・っ!!)」

 

ギルティ「だぁぁぁぁぁああああっ!!!」ズガァァアンッ

 

ハッピー「・・・っ!!」バッ

 

ギルティ「はっはぁー!!」ガガガァンッ

 

ハッピー「くぅっ!?」

 

ギルティ「逃がすかっ!!」ガシッ

 

ハッピー「きゃっ!!」グワァァンッ

 

ギルティ「らぁぁあああっ!!」ズガァァンッ!!!

 

ハッピー「きゃぁぁああ!!」

 

 

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!

《その場から離れようとするハッピーを逃がすまいと、迫り来るギルティの苛烈な攻撃。彼女の激しい猛追によってハッピーは土煙を上げながら壁を破壊し病院内へと弾き飛ばされてしまい》

 

ハッピー「うっく・・・ぁぁ・・・」

 

ハッピー「はぁっはぁ・・・あっくぅぅ・・・」

 

ハッピー「あ・・・っ」

 

ギルティ「はは・・・あっはっはっは・・・」

 

ハッピー「ぁ・・・」

 

ハッピー「(びょ、病院の中に・・・っ)」

 

ハッピー「(外に・・・出なくっちゃ・・・っ)」ググッ

 

ギルティ「あ?」

 

ハッピー「はぁっ・・・はぁ・・・!!」タタッ

 

ギルティ「おいおい、どこ行こうってんだよ?」

 

ハッピー「・・・っ」タタタッ

 

ギルティ「わたしと戦うんだろうが」

 

ハッピー「(窓から外に・・・つ)」バッ

 

ギルティ「さっきまでの威勢は・・・どこに行ったんだぁ!?」ズバァァアンッ

 

ハッピー「きゃっ!!」

 

 

ズガガガガガガアアアアアアアンッ!!!バリンバリンバリンバリンバリンッ!!!

 

 

ハッピー「きゃぁぁぁあっ!!」

 

一般人「うあぁぁあぁあああああっ!!」

 

患者「きゃぁぁぁぁぁぁあああっ!!」

 

ハッピー「う、あぁ・・・っ!!」

 

 

《なんとか病院内から出ようとするハッピーに向け放たれるギルティの闇の波動は、空気を震わせて病院内の窓や廊下を無関係の一般人たちをも巻き込みながら破壊し尽くしてゆく》

 

 

ギルティ「ははぁ・・・はっはっはー♪」

 

ハッピー「あ・・・っ」

 

ギルティ「逃げんなよ・・・鬼ごっこはもう飽き飽きしてんだからさぁ」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「もっともっと・・・殺し合おうぜ」グググッ

 

ハッピー「はぁっは・・・ま・・・」

 

ギルティ「そら・・・っ!」バッ

 

ハッピー「ま・・・まって!!」バッ

 

ギルティ「・・・?」

 

ハッピー「待って!逃げない・・・逃げないから!」

 

ハッピー「たたかう!戦うよ!で、でも、待って・・・!!んく、はぁ・・・はぁ・・・」

 

看護師「うぅぅぅ・・・ぁぁ・・・」

 

患者「う・・・ぁぁ・・・あぁあ・・・」

 

ハッピー「ば、場所を変えて!?こんな場所じゃ戦えない!みんなも巻き込んじゃうよ!!」

 

ギルティ「・・・あァ?」

 

ハッピー「ここは病院だよ!ケガをしてる人や病気の人がいっぱいいる!!こんな所じゃ戦えないよ!!」

 

ギルティ「・・・」

 

ハッピー「(それに、ここにはお母さんが・・・)」

 

ギルティ「・・・」

 

ハッピー「お願い・・・!!」

 

ギルティ「・・・」

 

ギルティ「は・・・」

 

ギルティ「・・・ハハッ♪」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「そっかぁ・・・」

 

ギルティ「ケガしてる人がいっぱいいるから戦えないかぁ」

 

ギルティ「病気の人がいっぱいいるから戦えないかぁ・・・うん、あはは。そうだね。そうだよね。こんな場所じゃ怪我してる人をまた怪我させちゃうもんね。思い切り戦うことなんてできないよね」

 

ハッピー「う、うん。そうだ・・・」

 

ギルティ「はああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「なにフザケたこと言ってんの?なにまだヒーローごっこやってんだよ。あァ?マジ勘弁してくれよ。ははは。けが人病人がいるところじゃ戦争しちゃいけませんってか。はっ・・・どんだけ平和ボケしてんだよクソブスがよぉ!!おめでたすぎて反吐が出るんだよボケがッ!!」

 

ハッピー「で、でも・・・っ」

 

ギルティ「ほんと頭ん中までハッピーなやつみてぇだな・・・てめぇは」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「だったらさぁ・・・」ググッ

 

ハッピー「ッ!」

 

ギルティ「全員まとめて・・・ひとり残らずぶっ殺せばいい話なんじゃねぇのォ!?あっはっはっははははー♪」

 

ハッピー「な・・・っ!!」

 

ギルティ「“プリキュア・・・!!”」ブワァアンンッ

 

ハッピー「や・・・っ」

 

ギルティ「“ダークネス・ギルティブレイドォォオオオオッ!!!”」

 

ハッピー「やめてええええええええええ!!!」

 

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!

《ギルティの両腕から放たれる高出力の闇のエネルギーは七色ヶ丘総合病院の壁から天井まで射抜き、まるで漆黒の嵐のようにその建物の原型を瞬く間に破壊してゆく》

 

 

ギルティ「あははははははははははははははははははははー!!」ガラガラガラガラッ・・・

 

ハッピー「きゃぁぁああ!!」ガララララガララッ・・・

 

ギルティ「てめぇのケネンを取り払ってやるよ!!心配する人間が全員死ねば文句ねぇだろォ!?」

 

ハッピー「や、やめてえええええええ!!」ダッ

 

ギルティ「はははぁ!!そぉら!!」ブワァアンッ

 

 

ズガガガガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

 

 

ハッピー「“プリキュア!!”」

 

ハッピー「“ハッピーシャワァァーッ!!!”」

 

 

ブワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!

《相克してぶつかり合う光と闇のエネルギーは、白と黒の閃光を迸らせながらお互いの力を食い合うかのように打ち消し合い》

 

 

ギルティ「ハッ・・・!!」バッ

 

ハッピー「こっのぉぉぉおお!!」ダダッ

 

ギルティ「きやがれぇぇっ!!」

 

ハッピー「なんで・・・なんでこんなヒドイことばっかりできるの!!」ガッ

 

ギルティ「らぁあっ!!」ガガァンッ

 

ハッピー「なんのためらいもなくこんなことするなんて・・・!!」ガンガンガンッ

 

ハッピー「人間じゃないっ!!」ガァァンッ!!

 

ギルティ「・・・っ」

 

ハッピー「こんな悲しいことばっかりするなんて・・・!!」

 

ギルティ「は・・・はははぁっ!!」ガァァアンッ!!

 

ハッピー「うぁあっ!!」

 

ギルティ「何度も何度も・・・」

 

ギルティ「同じようなことばっか言ってんじゃねぇよ!!」ドガガァァンッ!!

 

ハッピー「うっぐ!!」

 

ギルティ「ゴタゴタ綺麗事ばっか並べやがって!!てめぇに何がわかる!!」

 

ハッピー「わからない・・・わからないよ!!人を傷つけて楽しむなんて!!あなたの気持ち、ぜんぜんわからない!!わかりたくない!!」

 

ハッピー「響ちゃんたちを・・・っ」

 

響『みゆきちゃん♪』

 

奏『みゆきぃー♪』

 

ハッピー「あゆみちゃんを・・・っ!!」

 

あゆみ『みゆきちゃーん!』

 

ハッピー「ぜったいに許せないっ!!」

 

ギルティ「はは!だったら場所なんか気にしてんじゃ・・・っ!!」

 

ハッピー「でも、でも・・・!!」

 

ギルティ「・・・っ?」

 

ハッピー「それでも・・・!!それでも!!あなたのことをちょっとは・・・!!」

 

 

ピース『・・・くやしいんだと思う』

 

ピース『あの子はたぶん・・・そういう、親子とか、幸せとか・・・そういうこと、よく知らないんだと思う・・・』

 

ピース『だから、みんなが笑ってたり・・・幸せそうなところを見るのが・・・悔しいんじゃないかな・・・』

 

 

ハッピー「ちょっとは・・・」

 

ハッピー「わかりたいって・・・思ったんだよっ!!」

 

ギルティ「・・・っ!!」

 

ハッピー「どんなにヒドイことされたって・・・どんなに傷つけられたって・・・!!」

 

ハッピー「あなたのことが・・・わかりたいって思った!!」

 

ギルティ「・・・ッ」ギリリ

 

ハッピー「あなたにだって!わたしたちと同じ・・・夢や希望があったはずだよ!!」

 

ギルティ「うるせぇ・・・」

 

ハッピー「だってあなたも・・・」

 

ギルティ「うるせぇ・・・ッ」

 

ハッピー「同じプリキュアなんだから!!」ガシッ

 

ギルティ「うるせぇ・・・ッ!!」

 

ハッピー「“プリキュア!!シャインス・・・ッ”」

 

ギルティ「うるせぇぇぇええっ!!!」ブワァァアンッ

 

ハッピー「きゃぁぁっ!!」ガァアンッ

 

ギルティ「なにが“わたしのことがわかりたい”だ・・・」

 

ハッピー「うぅ・・・っ」

 

ギルティ「なにが夢や希望だ・・・」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ギルティ「ああああああああああ!!虫唾が走る!!キモイキモイキモイキモイキモイ!!クソがッ!!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねッ!!」

 

ギルティ「同じだぁ!?プリキュアだからだぁ!?わたしとお前が同じプリキュアだからわかり合えるってか!?はは!!バカが!!一緒にしてんじゃねぇよボケ!!どこが同じだ!!どこが対等だよ!!わたしとお前とじゃ“こんなに違う”じゃねぇか!!」

 

ハッピー「そ、そんなこと・・・ない!!同じだよ!!」

 

ハッピー「あなただって友達と一緒にいれば楽しいし!嬉しい!!みんなと一緒にいれば笑顔になれるよ!!」

 

ギルティ「・・・ッ」ギリッ

 

ハッピー「わたしだって・・・!!」

 

ギルティ「・・・黙れ」

 

ハッピー「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れええええええええええええええええ!!!!」ズガガガガガガガガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

 

ハッピー「きゃぁぁぁあああっ!!!」

《怒号を吐きながら四方八方に放出されるギルティの強力な闇の力によって病院内はどんどん瓦解してゆき、ハッピー自身も大きな衝撃に飲み込まれていって》

 

ギルティ「それ以上・・・口を開くんじゃねぇよッ!!」

 

ハッピー「くっ」

 

ギルティ「お前のおめでたい発言はもう聞き飽きてんだよ!!一言一句聞くたびに虫唾が走る!!何度うだうだ言われようがゲロしか出ねぇんだよ!!もうしゃべんな・・・ッ!!」

 

ハッピー「・・・っ」

 

ハッピー「何を言っても・・・通じないの・・・」

 

ギルティ「・・・」

 

ギルティ「“何をやっても”だ・・・」

 

ギルティ「お前-幸せ-じゃわたしには勝てねぇよ」

 

ハッピー「・・・」

 

ハッピー「・・・」ググッ

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

七色ヶ丘総合病院-病室

 

 

ドォォォオン・・・グラグラグラグラグラッ・・・

《重く体中に響き渡るような地鳴りとともに揺れ動く七色ヶ丘総合病院のとある一室。そこには今もなお悪夢にうなされながら苦しそうに顔をゆがませてベッドの上で横になっているみゆきの母、育代の姿があり-》

 

 

育代「う・・・うぅ・・・」

 

育代「ん・・・ぁ・・・あぁ・・・」

 

育代「はぁ・・・はぁ・・・」

 

育代「み、みゆき・・・はぁ、はぁ・・・あ・・・」

 

育代「あなた・・・あ・・・ぁ・・・」

 

 

育代『あの・・・あの・・・っ!』

 

警官『あなたは・・・』

 

育代『あ、わ、わたし・・・星空育代といいます・・・!!で、電話があって・・・っ!!』

 

警官『・・・っ!!』

 

警官『では、あなたが・・・どうぞ、こちらへ!!』

 

育代『・・・っ』

 

刑事『星空博司さんの、ご親族の方ですか?』

 

育代『は、はい・・・っ』

 

刑事『お気をしっかり持って、聞いてください』

 

育代『え・・・』

 

刑事『たいへん・・・お気の毒ですが・・・』

 

育代『・・・っ』

 

刑事『―――で』

 

育代『・・・』

 

刑事『よう―――して』

 

育代『・・・』

 

刑事『―――か』

 

育代『・・・』

 

刑事『だい―――さん』

 

育代『・・・』

 

育代『・・・』

 

育代『・・・』

 

育代『・・・』

 

育代『・・・』

 

 

博司『―――』

 

 

育代『―――――――――――――――――――――――――――――――――』

 

 

育代「いやぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」バッ

 

育代「はぁっはぁ・・・あ・・・あ・・・ああ・・・っ!」

 

育代「あ・・・う、うぷ・・・うぇ・・・っ」

 

育代「あぁ・・・あ、う・・・ぁぁ・・・あ・・・」

 

育代「はぁ・・・はぁ、はぁ・・・ぁ・・・」

 

育代「みゆ、き・・・」

 

育代「どこ・・・みゆき・・・あなた・・・」

 

育代「あ・・・」

 

育代「み・・・みゆ・・・」

 

育代「う・・・ぁ・・・」

 

 

育代「みゆきぃ・・・」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

七色ヶ丘総合病院-ロビー

 

 

 

ドガアアアアアアアアアアアンッ!!!

 

ハッピー「きゃぁぁああー!!!」

 

ギルティ「はっはぁぁー!!」ドガガガガガッ

 

ハッピー「う・・・ぁぁああ!!」

 

ギルティ「おぉらぁあっ!!」ズガァアァンッ!!

 

ハッピー「うっぐ・・・!!」

 

ギルティ「“ダークロウ・デスサイズ!!”」ジャキィィン

 

ハッピー「あ・・・っ!!」バッ

 

ギルティ「ははぁあ!!」ザシュゥゥンッ!!

 

ハッピー「きゃぁぁあっ!!」ガァアンッ!!

 

ギルティ「あは♪あっはっは!あはっはははははー!」

 

ハッピー「はぁっはぁ・・・はぁ・・・っ」

 

ギルティ「どうしたどうしたぁ!!防戦いっぽーじゃねぇか!!」ガガガァンッ!!

 

ハッピー「うっくぅぅ!うぅぅう!!」

 

ギルティ「“守りながら”の戦いってのぁタイヘンだなぁ!?」

 

ハッピー「う・・・ぁ・・・っ!!」

 

ギルティ「そら・・・っ!!今度はあそこのガキだ・・・っ!!」ブワァアンッ!!

 

ハッピー「く・・・ぁぁぁああああ!!」ダダッ

 

子供「ぁう・・・ぁ・・・」

 

ハッピー「ぜったい・・・守る・・・っ!!」バッ

 

ギルティ「無駄だッ!!」ギュンッ

 

ハッピー「あ・・・っ!!」

 

ギルティ「っらぁぁっ!!」バキィィイッ!!

 

ハッピー「かっは・・・っ!!」

 

ギルティ「おらぁぁあっ!!」ガァァンッ!!

 

ハッピー「うっぐ!くふっ!!」

 

ギルティ「ははははぁ!どうしたぁ!?子供が見てるぜぇ!?あはははは!」バキッバキッ!!

 

ハッピー「あ・・・!う、うぅ!あぁっ!!」

 

ギルティ「てめぇの身すら守れねぇやつが!誰かを守れんのかぁ!?あァ!?」ガスッ!!

 

ハッピー「こふっ!!げほ、けほっ!!」ガクッ

 

ギルティ「なんだよ・・・もう終わりかぁ!?あぁ!?」ガァンッ!!

 

ハッピー「あっぐ・・・!!」

 

ハッピー「う・・・あぁ・・・あ・・・っ」ドサッ

 

ハッピー「あ・・・」

 

 

フワァァァァアアアン・・・ッ

《執拗に無関係の人間を傷つけ続けるギルティの攻撃を必死に受け止め続けていたハッピーだったが、それも限界に近づき、ついには力尽きてしまい淡い光とともにプリキュアの力が解けてしまう》

 

 

みゆき「う・・・うぅ・・・」

 

ギルティ「ハッ・・・えらそうなことばっか言いやがって。結局このザマか」ググッ

《ギルティは力なくしなだれるみゆきを前に、漆黒に染まったその大きな右腕で彼女の首元を掴み軽々と目の前に持ち上げて》

 

みゆき「あっぐぅぅぅっ・・・かはっ」

 

ギルティ「あかねもれいかも。緑川も、泣き虫のやよいも。みんな大口叩くだけでなんにもできやしねぇ。口先だけのヒーローごっこかよ。揃いも揃ってバカぞろいだな」

 

みゆき「あ・・・う、うぅ・・・そ・・・そんな、こと・・・っ」

 

ギルティ「はは・・・そんなことない?そんなことない、か?あァ?」

 

みゆき「・・・っ」

 

ギルティ「見ろ。これがお前の守ろうとしたもんのアリサマだ」グイッ

 

みゆき「あぅっ!!」

 

 

《首根っこを掴まれたみゆきに見せつけるように、ロビー全体を尻目に掴んだ腕を天高く上げるギルティ。みゆきの眼前に叩きつけられるのは、依然として気を失い倒れている人々。そしてなにが起こったかもわからずに傷つき倒れている人々の姿・・・》

 

 

みゆき「あ・・・ぅ・・・あ・・・ぁ・・・」カランカランッ

《苦しんでいる人たちを前に何もできずに己の無力さを痛感するみゆきの手から、スマイルパクトがこぼれ落ちて》

 

ギルティ「結局なんにもできねぇんだよ。あの時と同じだ。お前たちは何一つだって守れない」

 

みゆき「・・・っ」

 

ギルティ「夢だのキボーだのとほざいた結果がこれだよ。これがお前らの夢か?あ?」

 

みゆき「う・・・うぅ・・・」

 

ギルティ「トモダチがいれば楽しいだ?笑顔になれるだ?ははは・・・なんだそれ」

 

ギルティ「そんなので、わたしを殺せんのかよ」ググッ

 

みゆき「あ、ぐぅぅ・・・あ・・・っ」

 

ギルティ「何もできねぇクズでバカなクソプリキュアのてめぇには、もうこんなもんも必要ねぇよなぁ?」スッ

 

みゆき「あ・・・っ」

 

ギルティ「ふっ!」バキィィィンッ!!

《ギルティはみゆきに見せつけるようにわざとらしく右足を上げると、転がり落ちたスマイルパクトを思い切り踏みつけて破壊してしまう》

 

みゆき「あ・・・あ・・・!!」

《カラフルな装飾の施された自分の変身アイテムが無残にもひび割れ、パキパキと音を立てて壊れてしまい》

 

みゆき「あ・・・ぅ・・・あ、そん・・・な・・・っ」

 

ギルティ「はは・・・あははは・・・」

 

ギルティ「絶体絶命ってやつだ」

 

みゆき「う・・・く、うぅ・・・っ」

 

ギルティ「助けなんてこねぇぞ。もう誰もお前を助けない」

 

ギルティ「お前も誰も助けられない。誰も助けになんか来やしないんだ」

 

みゆき「はぁ・・・あ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

ギルティ「救いなんかねぇんだよ。こんなセカイには」

 

みゆき「はぁ・・・はぁ・・・は・・・」

 

ギルティ「お前もう、年貢の納めどきてやつだな」

 

みゆき「(どうしよう・・・はぁ、はぁ・・・このままじゃ・・・)」

 

みゆき「(わたし・・・)」

 

ギルティ「じゃあな。いろいろあったけどさ、結構たのしかったよ」ググッ

 

みゆき「あっが・・・っ」ギュッ

 

みゆき「(あ・・・っ)」

 

みゆき「(あかねちゃん・・・やよいちゃん・・・)」

 

ギルティ「・・・ッ」ギリッ

 

みゆき「(なおちゃん、れいかちゃん・・・)」

 

ギルティ「・・・ッ」ギリリッ

 

みゆき「(キャンディ・・・ポップ・・・せんせい・・・)」

 

 

ギルティ「死ね」

 

 

みゆき「おか・・・さ・・・」

 

 

 

 

?「みゆきぃぃいぃぃー!!!」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

《静寂な病院内のロビーにけたたましい音が鳴り響く。本来ならば火災などが発生した場合にのみ使用する“ソレ”から強烈に噴射される大量の白煙は、ギルティに直撃して一瞬の視界を奪ってゆく》

 

ギルティ「うぶっ!?か・・・はッ!!」

 

みゆき「え・・・っ!?あ、うぷっ!!」

 

ギルティ「んだこれっ!!けむ・・・てめ、だれ・・・だっ!!」

 

みゆき「ぁ・・・!!けほ、けほっ!!」

 

?「・・・っ」

 

ギルティ「げほ!げほげほ・・・!くだらねぇぇ・・・!!」

 

?「離して・・・」

 

ギルティ「あァ?」

 

?「むすめを・・・」

 

みゆき「お・・・」

 

 

育代「みゆきを離してぇ!!」

 

 

シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!

《ギルティの悪夢から目醒めた育代は、目の前で殺されかけている娘の信じられない姿に半狂乱になりながらも必死にみゆきのことを救い出そうと手に持った消化器をギルティに向けて噴射する》

 

 

みゆき「お母さんっ!!」

 

ギルティ「・・・ッ」

 

育代「みゆきを・・・!!みゆきを返して・・・!!」

 

みゆき「お、お母さぁんっ!!やめっ・・・!!えほ!けほっ!!」

 

育代「みゆき・・・みゆきぃっ!!」

 

 

モクモクモクモクモクモクモク・・・ッ!!

《大量に撒き散らされる消火器の煙。あたり一面が白煙に包み込まれて視界すべてが真っ白になり、育代の姿もみゆきたちの姿もかき消えてゆく》

 

 

ギルティ「ごほ・・・げほ・・・は・・・ははは・・・」

 

ギルティ「そうか・・・。ははは、てめぇの母親か・・・」

 

みゆき「・・・っ!!」

 

ギルティ「くく・・・あはは・・・あは、この期に及んでまだ・・・」

 

ギルティ「母娘そろって・・・くく、かかか」

 

ギルティ「おもしれぇぇぇえ♪」

 

みゆき「ま・・・っ!!」

 

ギルティ「わたしはなぁ・・・この世で一番・・・」

 

ギルティ「“母親”って存在が嫌いなんだよ・・・ッ」

 

みゆき「まって!お、お母さんは・・・お母さんは関係ない!!まって!!」

 

ギルティ「あはっははははぁー!!」

 

みゆき「まって!!お願い!!お願い!!待って!!」

 

ギルティ「てめぇはそこで見てろっ♪」ブンッ!

 

みゆき「ま・・・あっくぅぅうっ!!」ガンッ

 

ギルティ「あは・・・あははは!!」バッ

 

みゆき「ま、まって!!まって・・・まって!!」ガクッ

 

ギルティ「あはっははっはははっはははははははー!!」

 

 

狂気的な笑い声と共に翼を広げ、ギルティは煙幕の中へと消えていった-

 

 

みゆき「まってぇぇぇぇぇーっ!!!」

 

 

瞬間-

 

 

ザシュッ!!!

 

 

鈍く、悲痛な“何か”を貫く音がみゆきの耳の中へと轟いた-

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

みゆき「あ・・・」

 

 

《愕然と一点を見つめ続けるみゆきの目の先の光景。噴出されていた消化器の白煙も次第に酸素と同化して薄くなってゆき、その2つの影を現わにしてゆく-》

 

 

?「はぁ・・・は・・・は・・・」

 

みゆき「お・・・おか・・・」

 

みゆき「あ、あぁ・・・あ・・・」

 

?「はぁは・・・あ・・・う・・・あ・・・」ズル・・・ズル・・・

 

みゆき「お・・・」

 

 

みゆき「お母さんっ!!!!!!」

 

 

育代「みゆ、き・・・」

 

みゆき「え・・・」

 

育代「あ・・・」ドサッ

 

みゆき「おか・・・お・・・おかあさ・・・」

 

みゆき「ち・・・ち・・・」

 

育代「はぁ・・・は・・・」

 

みゆき「血がっ!!血がぁ・・・っ!!」

 

 

《よろよろと拙い足取りでみゆきの元へと歩み寄ってくる育代は力尽きたように倒れ込む。とっさに抱きかかえるみゆきの手には母の腹部から漏れ出た血が、べっとりと大きく赤い染みをつくっていて》

 

 

育代「はぁ・・・は・・・あ・・・う、あ・・・っ」

 

みゆき「お・・・か・・・」

 

育代「みゆ・・・みゆ、き・・・」

 

みゆき「お、おかあさ・・・あ・・・っ」

 

育代「みゆ、き・・・け、ケガは・・・あ・・・な、い・・・?」

 

みゆき「お・・・かぁ・・・さ・・・」

 

育代「こんなに・・・ボロボロに・・・なって・・・」

 

育代「ダメじゃないの・・・」

 

みゆき「ああ・・・あ・・・」

 

育代「みゆ・・・き・・・」

 

育代「・・・」

 

育代「みゆきぃ・・・」

 

みゆき「おかぁさ・・・あ・・・」

 

育代「お母さんを・・・ひとりに・・・しないで・・・」

 

みゆき「あ・・・あぁ・・・」

 

育代「もう・・・ひとりに・・・しないで・・・」

 

みゆき「やだ・・・」

 

育代「わたしには・・・もう、みゆきし・・・か・・・」

 

みゆき「やだ・・・やだ、やだやだ・・・」

 

育代「いな・・・」

 

みゆき「あ・・・」

 

育代「い・・・」

 

みゆき「あ」

 

育代「・・・」

 

みゆき「おかあ・・・さ・・・」

 

育代「・・・」

 

みゆき「あ」

 

みゆき「ああ」

 

みゆき「あああ」

 

育代「―――」

 

みゆき「い・・・」

 

みゆき「いや・・・だ・・・」

 

みゆき「いやだ・・・いやだよ・・・」

 

みゆき「お母さん・・・ねぇ・・・お母さん・・・」

 

みゆき「ねぇ・・・起きて・・・ね・・・お・・・おか・・・」

 

みゆき「あ・・・ああ・・・あ・・・」

 

みゆき「い・・・いや・・・」

 

みゆき「いやだ・・・」

 

みゆき「あ・・・」

 

みゆき「あああ・・・」

 

みゆき「い・・・」

 

 

みゆき「いやああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」

 

 

みゆき「おかあさ・・・お、お母さん!!」

 

みゆき「お母さん!お母さん!!お母さぁん!!」

 

育代「―――」

 

みゆき「あぁ・・・あ・・・あぁあぁぁああ!!」

 

みゆき「おかあさぁぁぁぁぁぁああんっ!!!」

 

みゆき「あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!」

 

みゆき「やだ・・・やだぁぁぁ!!」

 

みゆき「あぁぁぁ!うあぁぁあぁぁ!うわぁぁぁぁあぁぁあ!!」

 

 

ギルティ「星空・・・みゆき・・・」

 

 

みゆき「あ・・・ああ・・・あ・・・」

 

ギルティ「わたしがお前と同じだって言ったなぁ・・・?」ポタ・・・ポタ・・・

 

みゆき「あ・・・ああぁ・・・ああああ・・・っ!!」

 

ギルティ「これでも同じことが言えんのか?」

 

みゆき「う、うぅぅあ・・・あぁぁ!お、おかあ・・・おかあさ・・・っ!!」

 

ギルティ「お前のせいで・・・みんな傷つける」

 

みゆき「あぁ・・・あぁぁああ!お、おか、おかあさん!!お母さん・・・っ!!」

 

ギルティ「お前のせいでみんな死ぬ」

 

みゆき「いや!!いやだぁぁああ!!」

 

ギルティ「トモダチも」

 

みゆき「いや・・・いやだよっ!!いやぁ!!いやぁぁああ!!」

 

ギルティ「父親も」

 

みゆき「こんなの!!こんなの!!こんな・・・っ!!」

 

ギルティ「母親も」

 

みゆき「いやぁぁぁぁぁぁああ!!!」

 

ギルティ「全部・・・」

 

ギルティ「全部お前が悪いんだ」

 

みゆき「あああああああああああ・・・っ!!」

 

ギルティ「はは・・・あはは、あは・・・あははっ」

 

ギルティ「あぁ、そうか・・・」

 

ギルティ「そうだなァ・・・はは、あははは・・・っ」

 

 

ギルティ「星空みゆき・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ギルティ「これでお前も―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギルティ「わたしと“同じ”だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To be continued...

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