キュアハッピー「キュアギルティ・・・」   作:4度°

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病院に到着したみゆきはショックで眠り続ける母の手を取り心に不安を募らせる。そして気を落とすみゆきの前にひとりの医師が現れて―。そしていったん秘密基地へと避難したあかねたちは、改めて対峙した難敵の悪行にに激しく怒りをおぼえてー


第9話【悲しみの木】

七色ヶ丘総合病院―病室

 

 

みゆき「お母さん・・・」

 

 

ガララララ・・・

 

 

?「あなたが、星空さんのご家族の方?」

 

みゆき「あなたは・・・」

 

?「私はこの病院で心療内科の医師をしている“柊あずさ”。あなたのお名前は?」

 

みゆき「みゆき・・・です。星空みゆき」

 

あずさ「そう・・・みゆきちゃん。よろしくね」スッ

 

みゆき「あ、はい・・・。」ギュッ

 

あずさ「今日は大変だったわね・・・」

 

みゆき「あの・・・!お、お母さんはいったい・・・!」

 

あずさ「だいじょうぶ。ちょっとビックリしすぎて疲れちゃっただけだから、すこし休めばすぐに目を醒ますわ」

 

みゆき「ほんとですか!?」

 

あずさ「ええ、だから安心して?」

 

みゆき「は、はい・・・」ホッ

 

みゆき「でも、ビックリしたって・・・どうして・・・」

 

あずさ「それは・・・」

 

みゆき「お母さん、買い物にいくって出て行ったのに・・・それっきりで。待ってたら電話がかかってきてっ」

 

あずさ「・・・ええ」

 

みゆき「なにかあったん・・・ですよね」

 

あずさ「・・・」

 

みゆき「それで・・・あの・・・」

 

みゆき「あの・・・その・・・」

 

みゆき「お・・・」

 

 

みゆき「お父さんは・・・どこに」

 

 

あずさ「・・・」

 

みゆき「あの・・・」

 

あずさ「みゆきちゃん」

 

みゆき「はい・・・」

 

あずさ「すこし、お散歩しましょうか」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

男性医師『まったく・・・もう今月で何件目だ・・・』

 

あずさ『ふぅ・・・勘弁して欲しいわね。わたしまで借り出されるんだから』

 

男性医師『外傷の激しさからいって、また例の事件の被害者だろうな』

 

あずさ『毎度毎度・・・こっちはお肉が食べられなくなるっていうのにね』

 

男性医師『ダイエットになるんじゃないか?』

 

あずさ『あのね・・・』

 

男性医師『で。そっちの家族の方は?奥さんが一緒だったんだろ?』

 

あずさ『鎮静剤を投与したから、今は落ち着いて眠ってくれたけど・・・』

 

男性医師『無理もないな・・・旦那があんな状態だったんだ』

 

あずさ『ええ・・・』

 

男性医師『家族は奥さんだけ?』

 

あずさ『いえ、たしかお子さんが・・・』

 

 

ガチャッ

 

 

看護師『柊先生!いらっしゃいますか!?』

 

あずさ『あら・・・加藤さん、どうしたの?ノックもしないで』

 

看護師『あ、す、すいませんっ・・・』

 

あずさ『それで?』

 

看護師『先生・・・!さきほど運ばれてきた星空さんの娘さんが・・・』

 

あずさ『・・・っ』

 

 

 

あずさ『娘さん・・・年はいくつ?』カツッカツッカツッ

 

看護師『年齢は聞いてないんですが・・・たぶん、中学生ぐらいです』

 

あずさ『そう・・・お父さんのことは・・・?』

 

看護師『いえ。・・・言えません。あんな・・・』

 

あずさ『賢明ね・・・。中学生であれは酷すぎる』

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

あずさ「みゆきちゃんは、今はいくつ?」

 

みゆき「14歳です」

 

あずさ「じゃあ中学・・・」

 

みゆき「2年生です」

 

あずさ「そっかー。若いわねぇ」

 

みゆき「先生は何歳なんですか?」

 

あずさ「あら。そうゆうこと聞いちゃうの?」

 

みゆき「え、聞いちゃダメなんですか?」

 

あずさ「うふふ。男の子なら・・・かなぁ。わたしは28歳」

 

みゆき「大人ですね」

 

あずさ「大人すぎるぐらいかな・・・毎日仕事仕事だし。みゆきちゃんは学校たのしい?」

 

みゆき「はい。友達もいっぱいいて、今日だって一緒で。あ・・・あかねちゃん、心配してるかな」

 

あずさ「・・・そっか。大切なお友達ね」

 

みゆき「はい」

 

あずさ「いいなぁ・・・先生も若い頃はねぇ」

 

みゆき「あの」

 

あずさ「・・・?」

 

みゆき「先生は・・・お医者さんなんですよね?」

 

あずさ「あら、べつにこの白衣は飾りじゃないのよ?」

 

みゆき「あはは・・・その、女の先生なんだなって」

 

あずさ「うふふ、お医者さんはだいたい男の人だと思った?」

 

みゆき「はい・・・。こう、なんてゆーか・・・」

 

あずさ「眼鏡をかけて賢そうな感じとか?」

 

みゆき「そうそう!」

 

あずさ「うふふ。いるいる、そうゆう先生」

 

みゆき「え!いるんですかっ?」

 

あずさ「ええ。何人もね。イメージがついちゃうのも仕方ないわ」

 

みゆき「先生はそういう感じじゃないですよね」

 

あずさ「そう?まぁ今は心療内科にいるし。なるべく堅い雰囲気は出したくないなってね」

 

みゆき「しんりょーないかって、どんなお仕事なんですか?」

 

あずさ「うーん、そうね・・・簡単に言えば、心の病気を治すお手伝いをする仕事、かな」

 

みゆき「心の・・・?」

 

あずさ「そう。患者さんはなにもカラダにケガを負った人だけじゃないわ。精神・・・心にも、ケガしちゃう人はたくさんいるの」

 

みゆき「心に・・・ケガ。・・・お母さんも、ですか?」

 

あずさ「そうね。すこしケガしちゃったのかも・・・ね」

 

みゆき「・・・」

 

あずさ「そんな顔しないで?これからお母さんの診察は、わたしがさせてもらいます」

 

みゆき「先生が・・・?」

 

あずさ「ええ。お母さんはすぐに良くなるから。みゆきちゃんもお母さんを信じて?」

 

みゆき「はい・・・」

 

あずさ「・・・よかった」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

七色ヶ丘総合病院-中庭

 

 

みゆき「うわぁ・・・」

 

 

≪病院の中庭にはよく手入れされた綺麗な花壇に囲まれた大きな木が立っていて≫

 

 

みゆき「こんなところがあったんだ・・・」

 

あずさ「うふふ、中庭は初めて?」

 

みゆき「はい。ここの病院もあんまり来たことなかったから」

 

あずさ「普通は市民病院にいくものね。なかなか綺麗でしょ?」

 

みゆき「はいっ・・・すっごく素敵ですっ」

 

 

フワァァァァァアアアア ザァザァザァ

≪一陣の風が木々を揺らして≫

 

 

みゆき「・・・」

 

あずさ「・・・」

 

みゆき「今日って、ほんとはお父さんの誕生日だったんです」

 

あずさ「・・・そう」

 

みゆき「うちって毎年、みんなの誕生日にはお祝いしてて。それで今日もお父さんの誕生日だからって、お母さんと準備してて」

 

あずさ「楽しそうね」

 

みゆき「お母さんと一緒においしいって有名なケーキを買ってて。それをみんなで食べようって。わたしもお父さんにプレゼント作ってて」

 

あずさ「あら。いったいなにをつくったの?」

 

みゆき「絵本です。わたし絵本とかファンタジーの世界が大好きで、お父さんにもわたしの大好きなものをプレゼントしたいなって思って」

 

あずさ「素敵ね・・・」

 

みゆき「えへへ・・・。そのプレゼント、実は・・・その、ちょっとしてことで破れちゃって。どうしようかって思ったら、わたしの友達みんなが“直そう”って言ってくれて。徹夜して直して・・・」

 

あずさ「そう・・・よかったわね」

 

みゆき「これで・・・お、お父さんに・・・よろこんで、もらえるって・・・」

 

あずさ「・・・」

 

みゆき「・・・先生ぇ」

 

 

 

みゆき「お、おと・・・おとうさん・・・」

 

 

 

みゆき「しん・・・しんじゃ・・・しんじゃったんです、よね・・・?」

 

 

 

あずさ「・・・」キュッ

 

みゆき「お父さん・・・死んじゃったんですよねぇっ・・・」

 

あずさ「・・・」

 

みゆき「電話で・・・ひっく・・・言ってました・・・。ぜ、ぜったいウソだって・・・そ、そんなの・・・ウソに決まってるって・・・お、おもってました・・・えぐ、ひっく・・・でも、でも・・・っ」

 

あずさ「みゆきちゃん・・・」

 

みゆき「お、お父さん・・・死んじゃったんですよねっ!ひっぐ・・・も、もう・・・あえ、会えないんですよねっ!?」

 

あずさ「・・・っ」

 

みゆき「ひっく、えくっ・・・お、おとうさん、もう・・・わたしと一緒に・・・ごほんも、食べてくれなくって・・・!えぐっ・・・絵本も読んで・・・くれないんですよねっ!?わたし・・・わたしっ・・・そんなのヤダよぉっ!!」

 

あずさ「・・・みゆきちゃんっ!!」ギュッ

 

みゆき「・・・ッ」

 

あずさ「ごめんなさい・・・ごめんね、なにもしてあげられなくて・・・っ」

 

みゆき「せん、せ・・・」

 

あずさ「わたし、お医者さんなのにね・・・。ごめんね。お父さんになんにもしてあげられなくて。お父さんを助けてあげられなくて・・・」

 

みゆき「ど、うして・・・」

 

あずさ「もし、もしみゆきちゃんが・・・誰かに怒りをぶつけたくなったら、わたしを恨んでくれていい。役立たずの医者はお父さんを助けてくれなかったって、思ってくれていい・・・」

 

みゆき「うっうっ・・・」

 

あずさ「でも、でもね・・・。絶対に自分を責めたりしないで。希望を失ったりしないで。自暴自棄にならないで。みゆきちゃんには・・・お母さんも、お友達もいるから」

 

みゆき「うぁっ・・・」

 

あずさ「みゆきちゃんは、全部無くなったわけじゃない・・・。大切なものは、きっと心の中に残ってる。それを見失わないで・・・お父さんは、みゆきちゃんの中で・・・」

 

 

 

みゆき「うわぁぁぁぁああああああああああああんっ」

 

あずさ「・・・」ギュゥ

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

ふしぎ図書館―秘密基地

 

 

あかね「・・・」

 

やよい「・・・」

 

なお「・・・」

 

れいか「・・・」

 

 

ギルティ『あははははは♪なーにが仲間だよバッカじゃねーの!』

 

 

あかね「・・・っ」

 

 

ギルティ『こーんなつまんない絵本はー・・・こうしてあげる♪』

 

 

やよい「・・・っ」

 

 

ギルティ『それじゃあみなさん、サヨウナラー♪』

 

 

なお「・・・」

 

 

ギルティ『あはははははっはははっははっははは♪』

 

 

れいか「・・・」

 

 

あかね「なんでやねん・・・」

 

あかね「なんでこんなことになんねん・・・」

 

やよい「あかねちゃん・・・」

 

あかね「今日は、みゆきのプレゼントみんなで作り直して、学校いって、れいかの見舞いいって・・・そんでうちは店の手伝いやって、みゆきはおっちゃんの誕生日パーティやって。そんで終わるんやなかったんか・・・」

 

キャンディ「クルゥ・・・」

 

あかね「なんで、こんな・・・」

 

なお「・・・」

 

あかね「こんなことになるんやッ!!」バンッ

 

キャンディ「クルぅっ」

 

あかね「あんなん・・・なんてやつや・・・っ!!人間ちゃうわっ!!」

 

れいか「落ち着いてください、あかねさん。今は冷静になって・・・」

 

あかね「冷静になんてなれるかいっ!!みゆきのおっちゃんもおばちゃんも・・・家もっ!!ぜんぶアイツのせいやねんでっ!?」

 

れいか「それはわかっていますが・・・」

 

あかね「わかっとらん!だいたいなんであん時とめたんや!!れいかの力やったら火事かて治まったやろっ!!」

 

れいか「それは・・・あの場では」

 

あかね「4人でやったらアイツを倒せたんや!!やのになんで・・・っ」

 

なお「落ち着きなよあかねっ」

 

あかね「こんなことしとる間にも、アイツはまたどっか襲っとるかもしれへん・・・ッ!!」

 

やよい「あ・・・あかねちゃん・・・」

 

キャンディ「クルぅー・・・」

 

れいか「ですが、わたしたちが持っている彼女の情報はあまりに少ないです・・・。いったいどこの誰なのかも・・・」

 

あかね「そんなん関係あらへん・・・っ!!すぐに見つけ出して・・・っ!!」

 

れいか「ですが、いったいどうやって見つけ出せばいいのか・・・」

 

あかね「だぁぁもぉ!いちいちケチばっかつけんなやっ!!」

 

れいか「べつにケチをつけているわけでは・・・っ」

 

あかね「冷静になっとったらアイツに勝てるんか!?落ち着いてたらなんも起こらへんのか!?」

 

れいか「それは・・・っ」

 

あかね「れいかはそんなんやから・・・っ!!」

 

 

 

あかね「そんなんやからギルティなんかに負けるんやっ!!」

 

れいか「・・・っ!」

 

なお「ッ!」

 

 

 

パシンッ

≪激情が収まらないあかねをなおが乾いた音とともにその頬を叩いた≫

 

 

 

あかね「・・・っ」

 

なお「・・・」

 

やよい「・・・な、なおちゃん」

 

あかね「なにすんねん・・・」

 

なお「いい加減にしなよあかね。いくらなんでも言いすぎだ」

 

あかね「・・・っ」

 

なお「れいかの言ってること正しいよ。今怒ったって、どうしようもないじゃない」

 

あかね「せやから、のんびりここで次来るん待っとこって・・・?冗談や・・・」

 

なお「そうじゃないよ。冷静になれっていってるんだ。何回も」

 

あかね「・・・やから!!」

 

なお「れいかがあの時止めなきゃ!!わたしたちはみゆきちゃんの家で戦い続けてた!そしたらどうなってたっ!?」

 

あかね「・・・っ」

 

れいか「・・・」

 

なお「みゆきちゃんの家はもっと壊れて、わたしたちだってタダじゃすまない。それに消防隊の人だって入ってくるし、周りにいっぱい人だっていたはずだよ」

 

あかね「・・・」

 

なお「あれ以上戦ってたら、もっと状況は悪くなってたんだ」

 

やよい「だから・・・ビューティは力を使わなかったんだね」

 

れいか「・・・あの場で氷の力をつかい火を止めれば、ギルティと戦い続けることはできたでしょう。ですが、そうすればみゆきさんのお家は確実に全壊します。周りにも被害が及ぶ可能性だってあります・・・」

 

あかね「・・・っ」

 

なお「“そうゆう相手”だってことだよ、あかね。こっちのことなんてお構いナシだ」

 

あかね「せやから・・・うちは早く・・・」

 

なお「わかってる。でもそれ以上に、わたしたちがバラバラになってちゃ意味が無いよ。これじゃあ夕方と同じじゃない」

 

あかね「・・・」

 

なお「みゆきちゃんだって、今はどうしてるか・・・」

 

やよい「そうだよっ・・・はやく、みゆきちゃんのところへっ」

 

 

あかね「・・・」クルッ

 

 

キャンディ「あかね・・・どこいくクル・・・?」

 

あかね「ごめん、ちょぉ頭冷やしてくるわ・・・」

 

れいか「あかねさん・・・」

 

あかね「みゆきは病院にいるんやろ。みんなで先行っといてや」スタスタ

 

やよい「あかねちゃん・・・でも」

 

あかね「・・・」スタスタ

 

やよい「あ・・・」

 

なお「・・・」ポン

 

やよい「なおちゃん?」

 

なお「だいじょうぶ。すぐ戻ってくるさ」

 

やよい「・・・うん」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

ふしぎ図書館-裏側

 

 

なお「・・・ふぅ」

 

れいか「・・・なお?」

 

なお「・・・れいか」

 

れいか「なお、だいじょうぶ?」

 

なお「・・・」

 

れいか「・・・」

 

なお「・・・やよいちゃんとキャンディ、こっち見てない?」

 

れいか「・・・ええ。今は部屋のほうにいるけれど」

 

なお「そっか・・・」

 

なお「よかった」

 

 

 

なお「・・・くっ!!」ドンッ

 

 

 

なお「あかねに“落ち着け”なんて・・・言えた義理じゃないよ・・・っ!!」

 

れいか「・・・」

 

なお「れいかの話を聞いて・・・覚悟はしてるつもりだった。でも・・・あんなにヒドイとは思わなかった」

 

れいか「・・・なお」

 

なお「みゆきちゃんの言うとおり、もしかしたら・・・もしかしたら話し合えば分かり合えることがあるかもしれないって。思ってた・・・でも!!」

 

なお「あんなに簡単に人の大切なものを奪えるものなの・・・っ」

 

 

 

なお「許せないよ・・・」

 

 

 

なお「アイツを野放しにしておいたら・・・これよりもっとヒドイことになる」

 

れいか「・・・はい。止めないといけません。わたしたちが」

 

なお「うん」

 

 

 

やよい「・・・」キュッ

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

路地裏―

 

 

かなた「はぁっ、はぁっはぁ・・・」

 

かなた「あぁ・・・くっそ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 

かなた「あ・・・」ドサッ

 

 

かなた「さすがに・・・吸収なしで打ちすぎたか・・・はぁ、はぁっ」

 

かなた「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・力、入んないや・・・はぁっ」

 

 

サニー『毎日毎日・・・みんな一緒で楽しく笑顔で過ごせて、悲しいことなんかなんもないわ!』

 

 

かなた「・・・」

 

かなた「トモダチ・・・ね」

 

かなた「・・・」

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

・・・

 

 

 

『かなたちゃんかなたちゃん!今度いっしょに遊びにいきましょうよ♪』

 

 

かなた「・・・」

 

 

『あー!かなたちゃんったらまた給食のこしてる!ダメよちゃんと食べないと♪』

 

 

かなた「ぇろ・・・」

 

 

『え、かなたちゃん明日誕生日なの?うわぁそれはおめでとう♪それじゃあ明日はお祝いにしましょう♪』

 

 

かなた「消えろ・・・」

 

 

『ごめんね』

 

 

かなた「消えろ・・・ッ」

 

 

 

かなた「はぁ・・・はぁっ・・・うぜぇんだよ。いつまでも」

 

 

 

?「おやおヤ・・・」

 

かなた「・・・あ?」

 

 

 

 

 

?「これは可愛いお嬢サーン。このような場所でどうされましタ?」

 

 

 

 

 

To be continued...

 

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